面倒くさがり屋の異世界転生

自由人

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第13章 出会いと別れ

第448話 お迎えR

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 ケビンが24歳になる年の4月のこと、喪が明けて落ち着いてきた頃にサラから迎えに来て欲しいとケビンへ連絡が入る。そしてそれを受けたケビンは嫁たちに実家へ行くことを伝えたら、実家で待つサラの元へと転移した。

「久しぶりね、ケビン」

「久しぶり、母さん。調子はどう?」

「体調は万全よ。心も落ち着いているわ」

 そのような2人の会話にアインが横から割り込みを入れる。

「それじゃあケビン、母さんのことを頼んだよ」

「わかった。アイン兄さんも色々と大変だろうけど、体には充分に気をつけてね」

「ああ、リナが健康になっているのに僕が不健康になったら本末転倒だしね」

 アインが口にする内容を聞いたサラが、ハッと思い出したかのようにしてケビンへと声をかける。

「せっかくケビンがプレゼントしてくれたのに申し訳ないのだけど、サラとケビンをリナさんに譲ってあげてもいいかしら?」

「…………ん?」

 唐突にそう告げられたケビンはいったい何のことだか理解できずに考え込んでしまうが、アインが当事者の夫でもあるため気を利かしてケビンへわかりやすく説明を始める。

「ケビンの連れてきたうさぎのことだよ。リナがいたく気に入ってしまってね。母さんに許可をもらっては日がな一日中うさぎと戯れているんだよ」

「へぇー意外と言えば意外だけど、あの雰囲気からすると一緒に遊んでいるのが想像できるとも言えるかな」

「『モフモフがぁ~』って言って、すっかり虜になってしまったようだね」

「私はケビンのいない寂しさを紛らわすためだったし、これからはケビンとずっと一緒にいられるからリナさんが可愛がってくれるならあげようかなって思ったの」

「母さんがそう決めたなら別に俺としては構わないよ。もう母さんにあげたものだし」

「良かったわ。昨日からうさぎたちとお別れになると思っていたから、ずっと離さずに抱いているのよ」

 それを聞いたケビンが視線を向ける先には、部屋の片隅でうさぎたちを抱きかかえたまま、様子を見守るリナの姿が瞳に映し出されていた。

「我が子よりもうさぎって……」

「可愛いでしょう? リナさんごと連れて行きたくなるわ」

「いやいや、それは勘弁して欲しいかな。僕が寂しくなるよ。あと誤解のないように言っておくけど、子供の世話以外の時間をああして過ごしているだけだからね?」

「アイン兄さん放っておかれてるんだ……」

「……さすがにこれは仕方がないかなって……うさぎたちがいなくなるって思ってたみたいだから」

 そのようなところへカインたちがやって来て、サラへ別れの挨拶を済ませていく。

「母さん、ケビンと仲良くな。あとシーラによろしく伝えておいてくれ」

「お義母さんお元気で」

「カインもルージュさんと仲良くするのよ。ルージュさんも元気で過ごしてね。それとカインは鍛錬をサボらないようにね、弱い男は嫌われるわよ」

「それはサボらねぇよ。ルージュと2人でSランク冒険者を目指しているからな」

「そんなものドラゴンを殺せばいいだけじゃない」

「母さんの化け物じみた強さと一緒にしないでくれ。こっちは普通の人間なんだから」

「ぁ……」

 カインの失言に気づいたルージュが小さく声を出してしまうと、恐る恐るサラの顔色を窺いその表情を見た瞬間にすぐさま視線を逸らした。

「はぁぁ……カインは相変わらずだね」

「成長しないね、カイン兄さん……」

 アインとケビンが呆れていると、満面の笑みを浮かべたサラがカインへ話しかける。

「そう……お母さんは化け物なのね? 普通の人間ではないのね?」

 サラの発言によってカインが自分の失言に気づかされてしまうと、時すでに遅しとなりてサラがケビンへ少し出発が遅れることを伝えた。

 その後、サラはカインを引きずって庭の稽古場まで連行していくと、ルージュには止めることができないので、教育的指導が終わったあとのカインを救助するためその後を追うのだった。

 そして少し時間が空いたケビンがリナの元へ向かうとリナは身構えてしまうが、ケビンは気にせずにうさぎたちへ話しかけた。

「お前たちの主人は今から母さんじゃなくてリナさんだ。ちゃんと可愛がってもらうんだぞ」

「ケビン様っ!?」

「リナさん、この子たちのことをよろしく頼むよ」

「はいっ!」

 ケビンから告げられた内容によってリナはサラとは違う満面の笑みを浮かべたので、それを見たケビンはリナが安心してうさぎたちを解放するのかと思っていたのだが、予想が外れてしまい抱きかかえたままアインの所へ向かって嬉しそうに話し出したので、ケビンとしては苦笑いを浮かべるしかなかった。

 その後はコテンパンにやられてしまったカインをケビンがルージュの一言によって回復したら、改めて4人へ挨拶をしてからサラを連れて帝城へと転移した。

 憩いの広場へ転移してきたケビンとサラを真っ先に出迎えたのは、家族であるシーラだ。シーラがサラへ声をかけて歓迎しているとマリアンヌもそこへ加わり、途端に憩いの広場は姦しくなっていく。

「お母様、もうお心の整理はよろしいのですか?」

「ええ、ギースにもちゃんと報告してきたわ」

「まさかサラの息子に揃って嫁入りするとは思わなかったわね」

「ケビンが魅力的だから仕方がないわよ。それにしても、マリーはまだ子供を産んでいないの? あなたが嫁入りして2年は経つでしょう?」

「ケビンに伝えたのよ。サラを先に妊娠させてって。当時はあなたより先んじることしか考えていなかったからソフィさんに怒られてね。ちゃんとケビンを愛しなさいって言われてしまったわ」

「あら、ソフィさんに怒られたのね。ケビンに関しては譲らない部分があるから仕方がないわね」

「そうね。サラを相手にしているようだったわ」

「それで? ケビンのことはちゃんと愛しているの?」

「さすがに今はちゃんと愛しているわよ。そうでなければソフィさんに怒られっぱなしよ」

「それはそれで見てみたい気もするけど?」

「嫌よ。アリスに情けないところは見せられないわ。そうなったらアリスにも怒られてしまうじゃない」

「マリー様、立ち話もなんですから座りましょう。お母様もこちらへいらしてください。みんな待ちかねていますよ」

 このままではずっと立ったままで会話を続けてしまいそうな雰囲気を察したシーラは、2人をうずうずとしている他の正妻たちの所へ誘導して腰を落ち着けるよう促すのであった。

 そしてその日の夕食時はケビンが改めてサラをみんなに紹介して、マリアンヌに引き続き正妻の座に加えることを発表した。

「あなた、序列はどうするの?」

「みんなと同じでいいんじゃないか?」

「お義母さんはあなたの母親でもあるのだし、みんなと同じように横ばいではお嫁さんたちが気を使ってしまうわ。それならいっそのこと明確にして区別しておいた方が、後々何かと都合がいいわよ」

 ソフィーリアの言葉に対して嫁たちも思うところがあるのか、うんうんと頷いては同意を示していた。

「ソフィの第1夫人は揺るがないから序列を付けるとしても、次の第2夫人に繰り上げるしかないけど……」

「ケビン、私はあとからお嫁さんにしてもらったのだし、序列がなくても構わないわよ。ケビンと一緒に過ごせるならそれで充分だから」

 サラは心底そう思っているようで特に序列に関しては頓着していないようであるが、それに対してソフィーリアが待ったをかける。

「お義母さん。今のケビンがあるのはお義母さんのおかげだから、私はそのお義母さんのことを尊敬しているのです。お義母さんがお相手であれば第1夫人だって譲ることも吝かではないのですよ? 本当はケビンの1番を譲るのは嫌だけど……」

 言葉尻の方がややボソボソと言った感じでソフィーリアの本心が漏れていたがその誠意はサラに伝わったらしく、消極的な意見を出すことはなくなった。その後はケビンが他の嫁たちに異論がないことを再度確かめたら、ソフィーリアとサラの意向も配慮しつつ第1ではなく第2夫人という立ち位置にすることをこの場で決めるのだった。

「ケビン様、この際ですからお母様も第3夫人にしていただけませんか?」

 そのような時にアリスが突拍子もない意見をケビンへ伝えると、ケビンは首を傾げてその意図を問いかける。

「何で?」

「お母様は元王妃という立場がありましたから、皆さんが“様”付けで呼ばれていて1歩引いているのです。今後もお母様に気兼ねなく接することができるのは極一部の人のみでしょう」

 アリスが言う極一部とはケビンを始めとする神のソフィーリアや旧友のサラ、誰が相手でも良い意味で態度を変えないクリス、元々人に対しては気兼ねなどほとんどしないクララ、生きている年数が極端に違うクズミ、端から誰に対しても気兼ねなどしないヴァレリアの本当に極少数に限られていたのだ。

「うーん……みんなも同じ意見?」

「確かにちょっと気軽に呼べるような相手ではないわね」
「王妃様の時からの付き合い」
「私もマリー様をマリーさんとは呼べないわ」
「私もそうですわ。元々騎士として王国に仕えていた身でもありますし」

 ティナの言葉を皮切りに昔からケビン絡みで付き合いのあったニーナや、貴族子女として生活していたシーラ、王国騎士として所属していたターニャがそれに続いた。

 そして一般人代表であるサーシャや、ギルド長という肩書きを持っていても人当たりの良過ぎるアビゲイルは言わずもがな。正妻組がこうなので側妻組は当然誰しもが普通に接するということが難しそうだと、考え込んでいたケビンは結論に至る。

「わかった。それじゃあマリーは第3夫人ってことで」 

「なんだかあとから妻になったのに申し訳ないわ」

「仕方がないさ。元王妃という肩書きがあるからそこは我慢してくれ」

「でも、必要以上に畏まらないでよ。私たちは等しくケビンのお嫁さんなんだから、妻同士で溝ができるのは嫌よ」

 マリアンヌがそう締めくくると、周りにいた嫁たちは一様に頷いて同意の意思を示した。

 その後は他愛のない話を続けていたら頃合いとなって、ケビンが風呂に行くと恒例行事となるカルガモの赤子のように、その後をゾロゾロと家族が追いかけて行った。そして風呂が終わってしばらくすると、寝室にいたケビンの所へサラがやってくる。

「ケビン、来たわよ」

「いらっしゃい」

 部屋を訪れたサラは扇情的なネグリジェに身を包んでおり、下着をつけていないのか地肌が透けて見えていた。そのような挑発的な格好をしたままベッドの上へと移動して、座っているケビンへしなだれかかる。

「エロい格好だね」

「格好だけではないわ。ケビンに抱かれると思うとここもエッチになったの」

 サラがケビンの手を取ると自身の股へ持っていき、既に濡れている秘部を触らせるのだった。ケビンはその手を動かして、くちゅりと音を鳴らしながら愛撫を始める。

「ん……」

「こんなに濡らしたままでここまで来たの?」

「だって……ケビンに抱かれるのは7年ぶりなのよ? あんっ……期待しちゃうじゃない」

「そこは申し訳ないとしか……」

「いいの。んっ……ギースに気を使っていたのがわかっていたから」

「お詫びというか何と言うか、サラの全てを俺のものにするよ」

「ぁ……名前で呼んでくれた……あんっ……」

 ケビンがサラを名前で呼んだことに対してサラが身を悶えさせると、ケビンはサラのネグリジェを脱がして自身も服を脱いだら、口づけをしつつサラを横にした。

 そしてケビンがサラの胸を揉みながら舌を這わせて味わっていたら、サラが我慢できないとばかりにケビンの愚息を欲する。

「お願いケビン……もう入れて……久しぶりにケビンのおちんちんを私の中に入れて欲しいの」

 サラに請われたケビンは愚息を秘部へ宛てがうと、少しずつ腰を進めていく。

「ん……焦らさないで……はぁん……」

「いくよ?」

「きて……私のケビン……」

 ケビンが一気に腰を押し進めるたら、ブチッと破る感触とともにサラの最奥まで到達する。

「っ……痛っ……」

「これでサラの処女はもらったよ。これからは俺だけの女になってくれ」

「ッ……ケビン……」

「だけど、父さんとの思い出は母さんだけのものだから、それ以外をもらうよ」

 さすがに元夫であるギースのことまで忘れさせるのは息子として気が引ける思いであるため、そこは配慮しつつもサラに言い訳じみたことを告げるケビンだった。そのような言葉を投げかけられたサラは、涙を流してケビンを抱きしめる。

「愛してる……愛してるわ、ケビン……ギースを想う心以外は全てあなたのものよ」

「俺も愛してるよ、サラ」

「ああっ、嬉しい……きて……私の体の隅々まで愛して!」

 それからケビンはサラを抱きしめて腰を振り、ぬちゅぬちゅと卑猥な音を鳴らしながらサラを攻め立てていく。

「ああっ、あんっ、んっ……ケビン、ケビンっ!」

「サラ、サラっ!」

「出して、中に出して! 今度こそ私を孕ませて……あなたの子供を産ませてぇ!」

「ああっ、出すぞ。サラの中にたっぷり出すぞ!」

 いつもより気持ちが昂っている2人はサラのミミズ千匹がケビンの愚息を絡めとり、ケビンの愚息がサラの膣内をどんどん刺激していき、お互いが示し合わせたかのように同時に絶頂する。

「出すぞ! 孕め……孕めっ、サラっ!」

「はいっ、孕みます! あなたの子を孕みます! んあっ、はぁっ、ああっ……イク……イクイク……イックぅぅぅぅ――!」

「出る!」

 ケビンが最奥に愚息を突き立てたらドピュドピュと大量に噴射して、サラの膣内を白く染めあげていく。サラはそれをビクンビクンと痙攣しながら受け止めていき、幸せな絶頂を繰り返すのだった。

「ぁ……ぁ……んっ、イクっ――! あ……また……んん――!」

 しばらくしてようやくサラの絶頂が終わると、ケビンの顔を引き寄せて舌を絡ませては濃厚な口づけを繰り返していく。

「んちゅ、くちゅくちゅ、ぬちゅ、ぬちゃ……んはぁ……もっと、もっと愛してケビン……めちゃくちゃにしていいからあなたの子種をいっぱい注ぎ込んで……魔法を使わなくても確実に孕むように子宮を精子だらけにして……真っ白に埋めつくしてぇ」

「もう止まれないからな。明日になろうと孕むまでやめないからな」

「孕むまで絶対に抜かないでそのまま出し続けてぇ」

 こうしてサラの要望とケビンの希望が合致したことによりケビンは愚息を抜かないまま、たとえ白濁液が逆流して溢れだそうともずっとサラの膣内へ射精を繰り返して、サラはそれを絶頂しながら受け止め続けていくのであった。
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