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新しい日常
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「おはよう、セシア」朝起きるとクリスが私のお世話をしてくれます。近く卒業を控えている学園にはもう通っていません。試験に合格し、卒業を待つばかりです。
「ん?あ、今日はね君の好きなケーキを用意したんだよ」早く君の喜ぶ顔が見たいなぁ。
クリスは私のこととなると対応が異なるようで、片時も離れず寄り添ってくれる、愛されていると実感できるこの瞬間が私の心を満たしてくれます。
「あれ?香がもうすぐ終りそうだ、新しいのを準備しなくちゃ」いつからあるのかも分からない香は私を気持ちよくしてくれる、今となっては欠かせないものです。
「蕩けたか顔も可愛いね」焦点が定まっていない目でも私だけを頼って生きているセシアは本当に可愛い。
正直クリスの話す内容は私には理解できません。でもクリスが笑顔で幸せそうならそれが私の幸せで、それでいいのです。
「愛してるって?僕も愛しているよ」世界の誰よりも…
「ん?あ、今日はね君の好きなケーキを用意したんだよ」早く君の喜ぶ顔が見たいなぁ。
クリスは私のこととなると対応が異なるようで、片時も離れず寄り添ってくれる、愛されていると実感できるこの瞬間が私の心を満たしてくれます。
「あれ?香がもうすぐ終りそうだ、新しいのを準備しなくちゃ」いつからあるのかも分からない香は私を気持ちよくしてくれる、今となっては欠かせないものです。
「蕩けたか顔も可愛いね」焦点が定まっていない目でも私だけを頼って生きているセシアは本当に可愛い。
正直クリスの話す内容は私には理解できません。でもクリスが笑顔で幸せそうならそれが私の幸せで、それでいいのです。
「愛してるって?僕も愛しているよ」世界の誰よりも…
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