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学園
神様
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その日リリアは協会に来ていた。
「神様・・・」
リリアが祈りを始めたとき、周りが何かに包まれた感じがして気が付いたら真っ白な空間にいた。
『リリアよ』
「神様?」
『辛かっただろう。すまなかったな』
「いえ、そんな」
『リリア、もう1つ言わなければならないことがある』
「なんでしょうか?」
『これから君は大きな禍に巻き込まれる、だがこれだけは忘れないで欲しい。私は君を見守っている』
「禍・・・。あの、私はどうしたら良いのでしょか?」
『リリアは自分の意思の通りに動きなさい。君にはその権利と力がある』
「分かりました」
『君は私の愛し子で子どもだ。いつでも帰ってきなさい。ステータスに天使族と書いてあったのを覚えているか?』
「はい、人間族のはずなのにと思ってました。それに私以外には見えてないようだったし・・・」
『あれは、君に選択肢をあげたかったんだ。これまで大変だったから』
「神様・・・」
『勝手な真似をしてすまない。これが、君の枷になる日が来るかもしれないと言うのに』
「いえ、ありがとうございます。私は私で頑張ります。見守って下さるんですよね?」
『もちろんだ。また来てくれ、待っている。そろそろ時間だな。またな、愛し子よ』
「・・・神様?」
「リリアどうかしたのか?」
「お兄様・・・何かあったのでしょうか?」
「いや、何もなかったぞ」
「そう・・・ですか」
何だったの?何が起こって・・・。禍・・・。
リリアはさっきまでのことが現実か分からなくなっていた。
「疲れたのか?そろそろ帰ろう」
「はい」
馬車に手を引かれ、リリアは馬車に乗り込んだ。
馬車の中でリリアは考え込んでいた。
「あれは・・・」
「ん?どうしたリリア」
「あ、いえ何でもないわ」
「そうか、悩み事があるなら相談してくれ」
「ありがとうお兄様。・・・あっ、そうだこの後ステラの家にお邪魔する予定なの」
「トリク伯爵家の令嬢か・・・。一回家に帰るだろう?」
「はい、宿題を取りに帰らなくてはいけないから」
「ふーん」
「お兄様?」
「何でもないよ。急いで帰ろうか。おい!」
「分かりました」
「ありがとうお兄様」
リリアは家に着いて宿題を取り、ステラのもとを訪ねた。
「いらっしゃいリリア」
「ステラ!お邪魔します」
リリアはその日宿題を全て終わらせる気でいた。
「リリア、ここ分からない」
「それはね・・・」
「なるほど、ありがとう。リリアがいるとはかどるわ」
「照れるわ」
「そろそろ休憩しない?」
「そうね、私ステラのこともっと知りたいわ」
「えっ、私のこと?そうね・・・」
リリアはお茶を飲みながらステラの話を聞いた。
「その友だち私にも紹介してね」
「もう、リリアったら」
「へへ」
リリアはもっと色んな人と話がしたいと思っていた。
「そろそろ帰らなくちゃ、今日はありがとう。宿題は・・・終わらなかったけど。あと1日もあれば大丈夫よね」
「もうそんな時間?宿題ね・・・。私もお話できて楽しかったから」
「ふふ、またね」ばいばーい
「お帰りリリア」
「ただいまお兄様。私ね学園のこともっと知りたいわ」
「どうしたんだい、急に。まぁ、リリアの頼みなら喜んで」
「ありがとう」
それからリリアは学園について様々な知識を得た。
「明後日が楽しみだわ」
「ふふ、リリアは・・・。でも、気を付けないといけないよ」
「分かってるわ。きっと束の間でしょうけど」
「俺にもっと力があったらな」
ガレンは悔しそうに呟いた。
「お兄様?」
「大丈夫だよ、疲れただろ?お休み」
「ふふ、変なお兄様。そうね、お休みなさい」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
世界の説明 part7
・神様・・・リリアの住んでいる星の神様。リリアを愛し子として大切に扱っている。
・ステラ・・・トリク伯爵家の令嬢。黒髪に紺色の瞳を持つ。リリアの姿に一目惚れし、敬愛している。
「神様・・・」
リリアが祈りを始めたとき、周りが何かに包まれた感じがして気が付いたら真っ白な空間にいた。
『リリアよ』
「神様?」
『辛かっただろう。すまなかったな』
「いえ、そんな」
『リリア、もう1つ言わなければならないことがある』
「なんでしょうか?」
『これから君は大きな禍に巻き込まれる、だがこれだけは忘れないで欲しい。私は君を見守っている』
「禍・・・。あの、私はどうしたら良いのでしょか?」
『リリアは自分の意思の通りに動きなさい。君にはその権利と力がある』
「分かりました」
『君は私の愛し子で子どもだ。いつでも帰ってきなさい。ステータスに天使族と書いてあったのを覚えているか?』
「はい、人間族のはずなのにと思ってました。それに私以外には見えてないようだったし・・・」
『あれは、君に選択肢をあげたかったんだ。これまで大変だったから』
「神様・・・」
『勝手な真似をしてすまない。これが、君の枷になる日が来るかもしれないと言うのに』
「いえ、ありがとうございます。私は私で頑張ります。見守って下さるんですよね?」
『もちろんだ。また来てくれ、待っている。そろそろ時間だな。またな、愛し子よ』
「・・・神様?」
「リリアどうかしたのか?」
「お兄様・・・何かあったのでしょうか?」
「いや、何もなかったぞ」
「そう・・・ですか」
何だったの?何が起こって・・・。禍・・・。
リリアはさっきまでのことが現実か分からなくなっていた。
「疲れたのか?そろそろ帰ろう」
「はい」
馬車に手を引かれ、リリアは馬車に乗り込んだ。
馬車の中でリリアは考え込んでいた。
「あれは・・・」
「ん?どうしたリリア」
「あ、いえ何でもないわ」
「そうか、悩み事があるなら相談してくれ」
「ありがとうお兄様。・・・あっ、そうだこの後ステラの家にお邪魔する予定なの」
「トリク伯爵家の令嬢か・・・。一回家に帰るだろう?」
「はい、宿題を取りに帰らなくてはいけないから」
「ふーん」
「お兄様?」
「何でもないよ。急いで帰ろうか。おい!」
「分かりました」
「ありがとうお兄様」
リリアは家に着いて宿題を取り、ステラのもとを訪ねた。
「いらっしゃいリリア」
「ステラ!お邪魔します」
リリアはその日宿題を全て終わらせる気でいた。
「リリア、ここ分からない」
「それはね・・・」
「なるほど、ありがとう。リリアがいるとはかどるわ」
「照れるわ」
「そろそろ休憩しない?」
「そうね、私ステラのこともっと知りたいわ」
「えっ、私のこと?そうね・・・」
リリアはお茶を飲みながらステラの話を聞いた。
「その友だち私にも紹介してね」
「もう、リリアったら」
「へへ」
リリアはもっと色んな人と話がしたいと思っていた。
「そろそろ帰らなくちゃ、今日はありがとう。宿題は・・・終わらなかったけど。あと1日もあれば大丈夫よね」
「もうそんな時間?宿題ね・・・。私もお話できて楽しかったから」
「ふふ、またね」ばいばーい
「お帰りリリア」
「ただいまお兄様。私ね学園のこともっと知りたいわ」
「どうしたんだい、急に。まぁ、リリアの頼みなら喜んで」
「ありがとう」
それからリリアは学園について様々な知識を得た。
「明後日が楽しみだわ」
「ふふ、リリアは・・・。でも、気を付けないといけないよ」
「分かってるわ。きっと束の間でしょうけど」
「俺にもっと力があったらな」
ガレンは悔しそうに呟いた。
「お兄様?」
「大丈夫だよ、疲れただろ?お休み」
「ふふ、変なお兄様。そうね、お休みなさい」
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世界の説明 part7
・神様・・・リリアの住んでいる星の神様。リリアを愛し子として大切に扱っている。
・ステラ・・・トリク伯爵家の令嬢。黒髪に紺色の瞳を持つ。リリアの姿に一目惚れし、敬愛している。
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