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最終話
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一方ディアヌは、とある商家と芳香剤商品化の相談をしていた。
何度か通ううちに商家の嫡男ジュリオと情を交わす仲になった。
純朴な人柄と商人としての辣腕さにディアヌは惹かれていく。気が付けば婚約をしていた。
「不思議ね、一生独身のつもりでいたのよ」
「そんな勿体無い、キミの魅力を世の男性が見逃すわけがないよ。ボクは一目で恋に落ちたんだぞ」
歯の浮くようなことをさらりというジュリオに呆気にとられるディアヌ。
そういう扱いに慣れてない彼女は狼狽えてしまう。
「揶揄わないで、わたしは醜女と罵られていたのよ。信じてあげない!」
頬を染めてプイっと顔を逸らすディアヌ。
「そんなー、褒めてるのに拗ねないでよ。可愛いボクの子猫♡」
会議中に甘ったるい雰囲気をだすふたりに、従業員たちが咳払いして窘めた。
平民街の小さな雑貨店が商才を発揮して、大店に育っていくのは後の話。
END
何度か通ううちに商家の嫡男ジュリオと情を交わす仲になった。
純朴な人柄と商人としての辣腕さにディアヌは惹かれていく。気が付けば婚約をしていた。
「不思議ね、一生独身のつもりでいたのよ」
「そんな勿体無い、キミの魅力を世の男性が見逃すわけがないよ。ボクは一目で恋に落ちたんだぞ」
歯の浮くようなことをさらりというジュリオに呆気にとられるディアヌ。
そういう扱いに慣れてない彼女は狼狽えてしまう。
「揶揄わないで、わたしは醜女と罵られていたのよ。信じてあげない!」
頬を染めてプイっと顔を逸らすディアヌ。
「そんなー、褒めてるのに拗ねないでよ。可愛いボクの子猫♡」
会議中に甘ったるい雰囲気をだすふたりに、従業員たちが咳払いして窘めた。
平民街の小さな雑貨店が商才を発揮して、大店に育っていくのは後の話。
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