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第一章 陰陽師
古武術
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妖魔がうようよしているという裏世界。
そこに迷いこみ、途方に暮れていた僕の前に現れた謎の黒い毛玉……妖魔だと警戒した相手。
「おぉ……」
だが、そいつは僕にとっての救世主だった。
「ナァ!」
その黒い毛玉はその口から一振りの剣を僕へと差し出してくれたのだ。
「武器さえあれば何とかなるかも!」
さっきまで何も持っていなかった僕は剣を持ち、なんか行ける気がしてきていた。
攻撃手段を何も持っていないのと、少しばかりの武器を持っているのでは、大きく違う。
「よしっ。それじゃあ、行こうか」
裏世界にきっと、ここで戦っている陰陽師もいるだろう。
その人達を探すために僕はこの裏世界を進んでいけばいいのだ。
「ナァ!」
僕は自分の頭の上に黒い毛玉を乗せ、裏世界の中を進んでいく。
「ガァァァアアアアアアアアアアッ!」
流石は妖魔が住んでいるという裏世界。
数分その中を進むだけで、自分の前へと妖魔が立ちふさがった。
形容しがたい怪物。そいつが僕へと飛びついてくる。
「むーだ」
そんな怪物。妖魔に対し、僕は自分の手にある剣を振るう。
無駄にデカい図体による無駄だらけの大ぶりな攻撃は半歩後ろに下がるだけよけられた。
自分へと妖魔の攻撃が直撃する寸前で、僕より振るわれた剣はいとも容易く妖魔を斬り裂いた。
「ガァ……」
「おぉ、よく切れる」
黒い毛玉から貰った剣は圧倒的な切れ味だった。
ここまで簡単に切れるとは思わなかった。想像以上の切れ味だ。
「ナァ!」
「ふふふ。僕はちゃんと強いんだよ。妖魔も僕の敵じゃないね」
これでも僕は古武術を習っていたこともある。これくらいであればお茶の子さいさいだ。
……いや、うん。こんなに妖魔って弱いんだね。そこまで強くないや。黒い毛玉がくれた剣の切れ味がいいのもあると思うんだけど。
これなら簡単に行ける。裏世界を進むのだって怖くはない。
「このまま行きますかぁー」
僕はずんずんと裏世界の中を進んでいく。
「なんか、数多いなぁー」
進めば進むほど多くなっていく妖魔の数。
それらを僕は剣一本で斬り捨てながら突き進んでいく。
「ガァァァァァァア」
「グルるルルルルル」
「う、うぅん……」
や、ヤバい。妖魔が思っていたよりも多い。
「……ちょっ」
もうほぼ絶え間なく自分へと襲い掛かってくる妖魔を前に僕は頬を引きつらせていく。
こんなところに陰陽師は普通にいるのか……?いない気がしてきたんだけどぉ。
「くっ……いい加減倒れなさいっ!」
「……ッ!?」
人には会えないかもしれない。
そんなことを僕が思い、絶望していた中で、僕の耳へと一人の声が飛び込んできた。
そこに迷いこみ、途方に暮れていた僕の前に現れた謎の黒い毛玉……妖魔だと警戒した相手。
「おぉ……」
だが、そいつは僕にとっての救世主だった。
「ナァ!」
その黒い毛玉はその口から一振りの剣を僕へと差し出してくれたのだ。
「武器さえあれば何とかなるかも!」
さっきまで何も持っていなかった僕は剣を持ち、なんか行ける気がしてきていた。
攻撃手段を何も持っていないのと、少しばかりの武器を持っているのでは、大きく違う。
「よしっ。それじゃあ、行こうか」
裏世界にきっと、ここで戦っている陰陽師もいるだろう。
その人達を探すために僕はこの裏世界を進んでいけばいいのだ。
「ナァ!」
僕は自分の頭の上に黒い毛玉を乗せ、裏世界の中を進んでいく。
「ガァァァアアアアアアアアアアッ!」
流石は妖魔が住んでいるという裏世界。
数分その中を進むだけで、自分の前へと妖魔が立ちふさがった。
形容しがたい怪物。そいつが僕へと飛びついてくる。
「むーだ」
そんな怪物。妖魔に対し、僕は自分の手にある剣を振るう。
無駄にデカい図体による無駄だらけの大ぶりな攻撃は半歩後ろに下がるだけよけられた。
自分へと妖魔の攻撃が直撃する寸前で、僕より振るわれた剣はいとも容易く妖魔を斬り裂いた。
「ガァ……」
「おぉ、よく切れる」
黒い毛玉から貰った剣は圧倒的な切れ味だった。
ここまで簡単に切れるとは思わなかった。想像以上の切れ味だ。
「ナァ!」
「ふふふ。僕はちゃんと強いんだよ。妖魔も僕の敵じゃないね」
これでも僕は古武術を習っていたこともある。これくらいであればお茶の子さいさいだ。
……いや、うん。こんなに妖魔って弱いんだね。そこまで強くないや。黒い毛玉がくれた剣の切れ味がいいのもあると思うんだけど。
これなら簡単に行ける。裏世界を進むのだって怖くはない。
「このまま行きますかぁー」
僕はずんずんと裏世界の中を進んでいく。
「なんか、数多いなぁー」
進めば進むほど多くなっていく妖魔の数。
それらを僕は剣一本で斬り捨てながら突き進んでいく。
「ガァァァァァァア」
「グルるルルルルル」
「う、うぅん……」
や、ヤバい。妖魔が思っていたよりも多い。
「……ちょっ」
もうほぼ絶え間なく自分へと襲い掛かってくる妖魔を前に僕は頬を引きつらせていく。
こんなところに陰陽師は普通にいるのか……?いない気がしてきたんだけどぉ。
「くっ……いい加減倒れなさいっ!」
「……ッ!?」
人には会えないかもしれない。
そんなことを僕が思い、絶望していた中で、僕の耳へと一人の声が飛び込んできた。
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