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第二章 神器
身体能力
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昨日は陰陽寮を涼音の案内で観光してその日は終わった。
「今日も普通に学校あるんだけど」
涼音がオススメの飯屋で夕食を食べ、そのまま夜の買い物を楽しんだ後、僕は陰陽寮の宿屋で一晩を明かした。
そんな僕は朝早くから起きて高校へと向かおうとしていた。
「ダメよ。貴方はこれから陰陽術について学んでもらうんだから」
でも、そんな僕の前に立ちふさがったのは涼音だった。
「えぇー」
「別に高校を休んだところで何か大きな罰則があるわけじゃないでしょ?」
「成績が下がるじゃん」
「貴方は問題ないでしょう?推薦を取ろうとしているわけじゃないじゃない。貴方なら素の学力だけでどんな大学にだっていけるじゃない。それに陰陽師で大学に行く人はごく少数よ?専門分野を学ぶための大学に陰陽師が何をしに行くのよ」
「……まぁ」
割と僕はお姉ちゃんを治せさえすれば陰陽師を辞めるつもりではあるけど。
訳も分からぬ仕事に生涯をかけられるような気はしない。
「貴方は陰陽術を学ぶべきなのよっ!」
「……まぁ、しょうがないかなぁ」
とはいえ、僕に明確な夢があるわけではない。
ここは退いてしまってもいいだろう。早く強くなれればお姉ちゃんを助けるのも早くなるだおるからね。きっと。
「じゃあ、行くわよ!」
一度頷いた僕は涼音へと引きずられるような形である建物の中へと入っていく。
「ここでやるわよ!」
建物を通りすぎ、かなり広い中庭へと出てきた涼音は僕の前でそう宣言する。
「……いや、広すぎじゃね?」
かなり広い中庭。
これがどれくらい広いかと言えば、普通に大きな学校の体育館くらいはある。いや、もう……中庭とかいうレベルじゃなくね?デカいにもほどがある。
「これくらい普通よ。今更驚くようなことじゃないわよ」
「……驚きはするでしょ」
確かに、色々な怪異にあった後だと、そこまで驚くようなことじゃないのかもしれないけど……。
「そんなことよりも本題に入っていくべきよ。とりあえず、まずは身体能力について改めて確認していくわ」
「りょ」
僕は涼音の言葉に頷く。
「それで?何をすればいいの?」
「まずは握力からね。はい。これを使って」
「……おっ?」
涼音からまず、渡されたのは学校でもよく見る握力計だった。
「これで握力を測るわ」
「……こんな学校チックなの?」
「えぇ、そうよ?知るにはこれが一番じゃない」
「……そっか」
なんか全然ファンシーじゃない。
めちゃくちゃ現実的だ。まぁ、現実世界でやっているのだから当然とも言えるんだけど。
「さっ。一つずつやっていくわよ」
「ほーい」
僕は涼音の言葉に従い、淡々と計測を進めていった。
「……あなたの身体能力。やっぱり今、こうして思うとありえないわよねぇー」
一時間足らずですべての計測を終えることが出来た。
ちなみにシャトルランはもう終わることないので省略した。
「まぁ、良いわ。それじゃあ、本題の陰陽術に……」
サラッとこの結果を流し、次に行こうとした涼音に対し。
「いやいや!?何をそんなサクッと流そうとしているのよっ!?一般家生まれとは思えない、あまりにもおかしな身体能力じゃない!?なんで流そうとしたのっ!?」
「何よ」
「100m走が三秒なのにちょっとくらいツッコミを入れなさいよ!?馬鹿なの!?他にもすべて、頭がおかしかったわ!?改めて……改めておかしすぎるでしょっ!?」
何処からか現れた真莉愛が急にツッコミの言葉を入れてきた。
「今日も普通に学校あるんだけど」
涼音がオススメの飯屋で夕食を食べ、そのまま夜の買い物を楽しんだ後、僕は陰陽寮の宿屋で一晩を明かした。
そんな僕は朝早くから起きて高校へと向かおうとしていた。
「ダメよ。貴方はこれから陰陽術について学んでもらうんだから」
でも、そんな僕の前に立ちふさがったのは涼音だった。
「えぇー」
「別に高校を休んだところで何か大きな罰則があるわけじゃないでしょ?」
「成績が下がるじゃん」
「貴方は問題ないでしょう?推薦を取ろうとしているわけじゃないじゃない。貴方なら素の学力だけでどんな大学にだっていけるじゃない。それに陰陽師で大学に行く人はごく少数よ?専門分野を学ぶための大学に陰陽師が何をしに行くのよ」
「……まぁ」
割と僕はお姉ちゃんを治せさえすれば陰陽師を辞めるつもりではあるけど。
訳も分からぬ仕事に生涯をかけられるような気はしない。
「貴方は陰陽術を学ぶべきなのよっ!」
「……まぁ、しょうがないかなぁ」
とはいえ、僕に明確な夢があるわけではない。
ここは退いてしまってもいいだろう。早く強くなれればお姉ちゃんを助けるのも早くなるだおるからね。きっと。
「じゃあ、行くわよ!」
一度頷いた僕は涼音へと引きずられるような形である建物の中へと入っていく。
「ここでやるわよ!」
建物を通りすぎ、かなり広い中庭へと出てきた涼音は僕の前でそう宣言する。
「……いや、広すぎじゃね?」
かなり広い中庭。
これがどれくらい広いかと言えば、普通に大きな学校の体育館くらいはある。いや、もう……中庭とかいうレベルじゃなくね?デカいにもほどがある。
「これくらい普通よ。今更驚くようなことじゃないわよ」
「……驚きはするでしょ」
確かに、色々な怪異にあった後だと、そこまで驚くようなことじゃないのかもしれないけど……。
「そんなことよりも本題に入っていくべきよ。とりあえず、まずは身体能力について改めて確認していくわ」
「りょ」
僕は涼音の言葉に頷く。
「それで?何をすればいいの?」
「まずは握力からね。はい。これを使って」
「……おっ?」
涼音からまず、渡されたのは学校でもよく見る握力計だった。
「これで握力を測るわ」
「……こんな学校チックなの?」
「えぇ、そうよ?知るにはこれが一番じゃない」
「……そっか」
なんか全然ファンシーじゃない。
めちゃくちゃ現実的だ。まぁ、現実世界でやっているのだから当然とも言えるんだけど。
「さっ。一つずつやっていくわよ」
「ほーい」
僕は涼音の言葉に従い、淡々と計測を進めていった。
「……あなたの身体能力。やっぱり今、こうして思うとありえないわよねぇー」
一時間足らずですべての計測を終えることが出来た。
ちなみにシャトルランはもう終わることないので省略した。
「まぁ、良いわ。それじゃあ、本題の陰陽術に……」
サラッとこの結果を流し、次に行こうとした涼音に対し。
「いやいや!?何をそんなサクッと流そうとしているのよっ!?一般家生まれとは思えない、あまりにもおかしな身体能力じゃない!?なんで流そうとしたのっ!?」
「何よ」
「100m走が三秒なのにちょっとくらいツッコミを入れなさいよ!?馬鹿なの!?他にもすべて、頭がおかしかったわ!?改めて……改めておかしすぎるでしょっ!?」
何処からか現れた真莉愛が急にツッコミの言葉を入れてきた。
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