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第二章 神器
ボッチ
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いきなり僕の両隣が言いと告げ、強引に僕の席の両隣を分捕った転校生二人。
その後の二人はすぐに教頭先生へと呼ばれ、教室からいなくなってしまった。
本題であった転校生が二人がいなくなったのなら、もう朝のHRであるやるようなことも特にない。すぐに担任の先生がHRの終了を告げ、解散になった。
「おーいおい!優斗はあの二人とどんな関係なんだよ!?」
「何で急にあの転校生の二人から隣の席をご所望されているんだ!」
「俺の席がとられたんだぞ!代わりにお前が俺と席を変わるべきだ!」
「いや、待て。お前はどっか行け、って言われている側だから、席を変えても避けられるだけだろ。明確に避けられる方がキツくね?」
「うぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!?」
そして、解散になると当時に僕は一気にクラスメートたち……特に男子たちから囲まれ、あの二人との関係性について糾弾されていた。
もう僕がボッチで、相手の方もどう接すればいいのかわからない。なんていうような仕草は一切なかった。
一切の遠慮なしに全員が僕の方へと迫ってきていた。
「な、何でだろう……?僕もわからないかなぁ?」
全員から追求され始める僕だけど、それを聞かれても僕に答えられるようなことは何もないと言っていい。だって、僕もわからないもの。
誰?あの二人は。
本当に初めましてなのだから。
「いやいや!?あの対応でわからないことはないだろ!?」
「そうだそうだ!」
「どんな関係なんだよ!?」
「どんな関係も何も、本当に始めましてなんだけどぉ……」
「ちょっと男子~」
僕が自分の元に寄せられる圧に引いていた中で、その輪の中から離れたところにいる女子たちの方が声をあげてくれる。
「いきなり押しかけ過ぎよ。びっくりしちゃっているじゃない」
「そんなにあの二人が優斗くんに接触したのがおかしいことなのかしら?」
そして、その女子たちは僕への助け船を出してくれる。
「何で、みんなにしてその子に群がるんだか。普通は転校生の方に集まるんじゃない?まぁ、いないからどうしようもないけど」
いや、ほんま、それな。
何で僕の方にみんな群がるんだよ。絶対に何かを間違えているって……間違えているのはあれか?教頭先生か?本来は注目を浴びるはずであったあの二人をこの場から引き離したあいつ。
あの教頭先生が戦犯な気がしてきた。教頭先生許すまじ。
「それで?本当に優斗くんの方はあの二人について知らないの?」
「う、うん。知らないよ?始めましてだもの」
「なら、あれじゃないかしら?今日は学校に来ていない涼音の知りあいじゃない?」
そんな会話をしていた中で、涼音と一緒にこっくりさんをやってきたギャルの少女が声を上げる。
「涼音は結構顔広いよね?」
「確かに、涼音の知りあいとかはあるそう」
「ん?だとしても、優斗くんとの繋がりが不思議じゃない?」
「ん?ほら、優斗と涼音って幼馴染らしいし。それ伝いじゃない?」
「えぇ~そうなの!?」
ギャルの人の発言に反応し、クラスの人たちの視線が一気に僕の方へと向けられる。
「……ま、まぁ、そうだね」
否定するのも変なので、僕はそれについて肯定する。
「えぇ!?そうなの!?」
「え~、幼馴染!なんか良いの?」
「結構良さそうに見えるよ?あいつの口からは割と名前聞くし」
えっ?一軍ギャルの会話でボッチである僕についての話題が出てくるの?
辞めてほしいんですけど。
涼音は一体何を話しているんだ……っ。
女子たちが僕と涼音が幼馴染であるとという事実にキャッキャしている中で、僕は内心でおそれおののく。
「……おま、お前っ。あの、涼音さんとも仲が良いのか?」
「はぁぁぁあああああああああああ!?うっそだろっ!?あの、あの土御門さんの幼馴染なん!?」
「高校、まで同じ幼馴染だとぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおお!?」
そして、男子たちから向けられる視線は更に強くなっていく。
涼音の見た目は良い。その為、男子諸君からよくおモテになる。これまで、散々と僕はあいつから告白された自慢を受けてきたからね。あいつのモテっぷりはよくわかる。
そんなモテモテの涼音の幼馴染で仲もいいらしい……その事実はただ、男子たちにとって嫉妬の薪になってしまった。ちょっと勘弁して欲しい。
僕も立場が逆だったら、同じようなことをする気もするけど。
『二年三組の有馬優斗くん。校長の先生がお呼びです。校長室に来てください」
周りからの視線が痛くなってきた中で、いきなり自分の名前が放送される。
「あっ!呼ばれたから僕行くね!」
「「「あっ!?」」」
それを受け、僕はこれ幸いとばかりに席から立ち上がり、クラスを逃げるように後として僕はそのまま校長室の方へと向かって行く。
「……」
そして、冷静に考えて校長先生から呼ばれるって大事過ぎない?ってことを考えながら校長室にまでやってきた僕はその中で広がっていた光景。
「……はにゃ?」
校長室の中で広がっていた意味わからない状況を前に、僕は首をかしげるのだった。
その後の二人はすぐに教頭先生へと呼ばれ、教室からいなくなってしまった。
本題であった転校生が二人がいなくなったのなら、もう朝のHRであるやるようなことも特にない。すぐに担任の先生がHRの終了を告げ、解散になった。
「おーいおい!優斗はあの二人とどんな関係なんだよ!?」
「何で急にあの転校生の二人から隣の席をご所望されているんだ!」
「俺の席がとられたんだぞ!代わりにお前が俺と席を変わるべきだ!」
「いや、待て。お前はどっか行け、って言われている側だから、席を変えても避けられるだけだろ。明確に避けられる方がキツくね?」
「うぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!?」
そして、解散になると当時に僕は一気にクラスメートたち……特に男子たちから囲まれ、あの二人との関係性について糾弾されていた。
もう僕がボッチで、相手の方もどう接すればいいのかわからない。なんていうような仕草は一切なかった。
一切の遠慮なしに全員が僕の方へと迫ってきていた。
「な、何でだろう……?僕もわからないかなぁ?」
全員から追求され始める僕だけど、それを聞かれても僕に答えられるようなことは何もないと言っていい。だって、僕もわからないもの。
誰?あの二人は。
本当に初めましてなのだから。
「いやいや!?あの対応でわからないことはないだろ!?」
「そうだそうだ!」
「どんな関係なんだよ!?」
「どんな関係も何も、本当に始めましてなんだけどぉ……」
「ちょっと男子~」
僕が自分の元に寄せられる圧に引いていた中で、その輪の中から離れたところにいる女子たちの方が声をあげてくれる。
「いきなり押しかけ過ぎよ。びっくりしちゃっているじゃない」
「そんなにあの二人が優斗くんに接触したのがおかしいことなのかしら?」
そして、その女子たちは僕への助け船を出してくれる。
「何で、みんなにしてその子に群がるんだか。普通は転校生の方に集まるんじゃない?まぁ、いないからどうしようもないけど」
いや、ほんま、それな。
何で僕の方にみんな群がるんだよ。絶対に何かを間違えているって……間違えているのはあれか?教頭先生か?本来は注目を浴びるはずであったあの二人をこの場から引き離したあいつ。
あの教頭先生が戦犯な気がしてきた。教頭先生許すまじ。
「それで?本当に優斗くんの方はあの二人について知らないの?」
「う、うん。知らないよ?始めましてだもの」
「なら、あれじゃないかしら?今日は学校に来ていない涼音の知りあいじゃない?」
そんな会話をしていた中で、涼音と一緒にこっくりさんをやってきたギャルの少女が声を上げる。
「涼音は結構顔広いよね?」
「確かに、涼音の知りあいとかはあるそう」
「ん?だとしても、優斗くんとの繋がりが不思議じゃない?」
「ん?ほら、優斗と涼音って幼馴染らしいし。それ伝いじゃない?」
「えぇ~そうなの!?」
ギャルの人の発言に反応し、クラスの人たちの視線が一気に僕の方へと向けられる。
「……ま、まぁ、そうだね」
否定するのも変なので、僕はそれについて肯定する。
「えぇ!?そうなの!?」
「え~、幼馴染!なんか良いの?」
「結構良さそうに見えるよ?あいつの口からは割と名前聞くし」
えっ?一軍ギャルの会話でボッチである僕についての話題が出てくるの?
辞めてほしいんですけど。
涼音は一体何を話しているんだ……っ。
女子たちが僕と涼音が幼馴染であるとという事実にキャッキャしている中で、僕は内心でおそれおののく。
「……おま、お前っ。あの、涼音さんとも仲が良いのか?」
「はぁぁぁあああああああああああ!?うっそだろっ!?あの、あの土御門さんの幼馴染なん!?」
「高校、まで同じ幼馴染だとぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおお!?」
そして、男子たちから向けられる視線は更に強くなっていく。
涼音の見た目は良い。その為、男子諸君からよくおモテになる。これまで、散々と僕はあいつから告白された自慢を受けてきたからね。あいつのモテっぷりはよくわかる。
そんなモテモテの涼音の幼馴染で仲もいいらしい……その事実はただ、男子たちにとって嫉妬の薪になってしまった。ちょっと勘弁して欲しい。
僕も立場が逆だったら、同じようなことをする気もするけど。
『二年三組の有馬優斗くん。校長の先生がお呼びです。校長室に来てください」
周りからの視線が痛くなってきた中で、いきなり自分の名前が放送される。
「あっ!呼ばれたから僕行くね!」
「「「あっ!?」」」
それを受け、僕はこれ幸いとばかりに席から立ち上がり、クラスを逃げるように後として僕はそのまま校長室の方へと向かって行く。
「……」
そして、冷静に考えて校長先生から呼ばれるって大事過ぎない?ってことを考えながら校長室にまでやってきた僕はその中で広がっていた光景。
「……はにゃ?」
校長室の中で広がっていた意味わからない状況を前に、僕は首をかしげるのだった。
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