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第二章 ルートⅡ
第24話 予期せぬ再会
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俺とアオイは襲撃されたという街の一つを起点に、魔力の痕跡を辿ってストレッチ王国襲撃犯を追跡していた。
ランデル侯爵が言った事は嘘ではなかったようで、行く所全てが焦土と化しており、碌な建物さえも残っていない状態だ。
恐らく、生き残った民というのは偶々街の外にいた人間なのだろう。
「次の街へ進む度に魔力の残り香が濃くなってる。これじゃまるで……。」
「あぁ。魔力が増えていってるみたいだ。それに移動する際も魔力を使いっ放しだぞ。」
殆ど休憩を挟まず、連続で次々と街や村を滅ぼしている?
そんな事、あり得るのか?
「広範囲にあっちこっち移動してるね。追跡するのは簡単だと思ったけど、これじゃあ追いつく頃にはかなりやられちゃうよ。余程恨んでたのか、この魔力からは凄まじいまでの憎悪が感じられる。」
「そうか……」
確かにこの魔力からは憎悪が伝わってくる。しかし一瞬、同時に妙な安心感を僅かばかり感じたような気がした。
俺は魔力に対してアオイ程敏感ではないので勘違いかもしれないが……。
「レイベルト? どうかした?」
「あ、いや。何でもない。」
気のせいか……
ん?
「赤い色の……煙、か?」
目を凝らしてみれば、赤い煙と思われる柱が等間隔で何本も空に向かって昇っている。
あんな物は見た事がない。
「あれはまさか、狼煙?」
のろし?
「なぁアオイ。のろしって……」
「あれは情報伝達の手段だよ。レイベルト、地図を見せて。」
「あ、あぁ。」
情報伝達だと?
何かを知らせるという事か。
「狼煙がストレッチ王国王都の方向からずっと続いてる。何かがあった……?」
おいおい。まさか。
「この状況で、となればすぐに思いつくのは一つだ。」
「……もしかして襲撃犯が王都に現れた!?」
「急ぐぞ!」
「うん! 襲撃犯が王都を潰しちゃったらあちこちで勝手に独立勢力が出来上がるかもしれない!」
心配するのそこなのか?
いや、それは確かに懸念すべきだが。
俺達は馬に乗り、赤い煙を辿って駆けていった。
とは言え、襲撃犯かどうかはまだ分からない。念には念を入れ、魔力の痕跡を調べながら追跡していた。
道中は魔力の痕跡を途切れ途切れで感じられた為、襲撃犯は村や街を襲撃しながらも王都を目標にしていたのだろうと予測が立つ。
自国を出発して二週間目、俺達はようやくストレッチ王国王都に辿り着いた。
「既に攻撃を受けていたか。最初から王都が目標だと気付いていれば……」
「あんなデタラメに襲撃を仕掛けられていたんだし、気付かないのも無理ないよ。」
目の前には一部が焦土と化した光景……都市の門があったであろう場所とその周囲が焼け野原になっていた。
幸いと言っていいのか、まだ全部がやられたわけではないようだ。
「凄い魔力を感じる。これは……。」
「急ぐぞ。」
「うん。」
魔力がこれだけ濃ければ、アオイ程魔力の流れに敏感でなくとも易々と追跡出来る。
道中には大魔法で吹き飛ばされたであろう区画も一部あり、急がなければ手遅れになるような気がした。
そうして辿り着いたのはかつて敵対し、散々地獄を見せられた国の王宮。
門番は潰れ、敷地内には衛兵達の死体と思われる物が散らばっている。
「敷地丸ごと結界が張られてる……壊すよ?」
「頼む。」
俺の返事に頷きを返したアオイは結界の一部を魔力で乱し始める。
「少し時間が掛かりそう。」
「アオイ、俺がやる。」
アオイに一旦下がってもらい、王より賜った宝剣に魔力を通して斬りつけると抵抗なく結界の一部を断つ事ができた。
「うわぁ……流石だね。宝剣を使ったとしても私じゃそんな事出来ないよ。」
「これくらいは出来ないとな。勇者に並べないだろ。」
魔法ではアオイに後れを取るが、剣技では俺が先を行く。
無事に結界を通り抜ける事が出来たので、俺達は魔力が濃い方へと進み続けた。
「凄いね。やっぱり襲撃犯は魔力だけなら私以上だ。」
走りながらアオイが聞き捨てならない事を言い放つ。
「危険だな。気を引き締めるぞ。」
「うん。でも、技量は私以下だね。力任せに魔法を使ってるような印象を受ける。制御しきれてないというか……。」
俺はその言葉を聞き、少しだけ安堵した。
万が一こちらよりも強さが上なら、撤退も視野にいれなければならない。
「着いたようだな。」
「うん。この部屋の向こうにいるね。ピリピリしたプレッシャーを感じるよ。」
確かに、アオイ以上の魔力量だ。
アオイの言う通り肌を焼くようなプレッシャーを感じる……が、どこか懐かしさのような、安心感のような……。
「行くよ。」
今はとにかく、問題の解決にあたらなければ。
「あぁ。」
俺が部屋の扉を開くと中はむせるような血の臭いが立ち込め、そこら中がどす黒い赤に染まっていた。
中心には明るく笑っている女性、そして隅には恐らく高貴な身分であろう男四人が肩を寄せて震えている。
扉を開けた事に気が付いたのか、女性がこちらをゆっくりと振り向いた。
襲撃犯が一見華奢な女性であった事も意外だ。
ただそれ以上に、長年の間何度も見てきたはずの顔がそこにあった事が、俺の心をざわめかせる。
「エイミー……なの、か?」
嘘だ。
信じられない。
「エイミーって、元婚約者の!?」
どうして、こんな所に……。
「な、なん……で?」
やはりエイミーだ。
こちらを見て明らかに動揺している。
その声も、顔も、雰囲気も……絶対に人違いではない。
「な、なぜ……君がここにいる。」
頭では理解している。
恐らく、彼女が伝説の勇者の先祖返りであり、ストレッチ王国襲撃犯だったのだろう。
しかし、俺の心が追い付かない。
だって、君にはストレッチ王国を襲撃する動機なんて……ないはずだ。
「英雄夫婦だ……助かった。我々はイットリウム王国の要求に従う! だから、襲撃犯を倒して、助けてくれ!」
黙れ。
そんな事より、事情を聞かなければ……。
「レイベルトが……私を、倒しに……?」
彼女の目は何かを諦めたような色が浮かんでいる。
「エイミー。君はどうして……この惨劇は一体……。」
このような光景を見せられても未だ信じられない。
彼女がこんな事をするなんて。
「レイベルト、私ね……」
視線を彷徨わせ、躊躇いながらもなんとか話そうとしてくれる彼女。
放たれる魔力は膨大で、本当に人かどうかすら疑わしい程のものだが、俺と相対する彼女は……最後に別れたあの時以上に弱弱しい雰囲気だった。
「た、頼む! 英雄と勇者なら……」
「お前は黙れ!」
先程から会話を遮ってくる男を黙らせる為、俺も抑えていた魔力を放出して威圧する。アオイやエイミー程ではないがこれでも英雄。
うるさい人間一人を黙らせるには十分だった。
「私は騙されて、た。ストレッチ王国のスパイが貴方と私の婚約を解消するよう動いて、暗示や薬まで使われて体を許した。」
なんだよ……それ。
「……だからこの国に復讐しているの。」
「え、英雄よ。そいつは嘘を……嘘を言っているんだ! 早く……早く倒してくれ!」
名も知らぬ貴族がまた喚いているが、頭に何も入って来ない。
「もう……信じて貰えないよね。私が裏切ったのは事実だもん。」
エイミー……本当なのか?
彼女の目は、これから叱られる事が分かっている幼子のように弱弱しい。
「何をしている! 早くそいつを倒……」
「うるさいよ! 外野は引っ込んでろ!」
アオイからも尋常ではない魔力が解き放たれると同時に、うるさかった貴族は俺達の圧に押され、青い顔で後ろに下がる。
「バ、バケモノが三人……? こんな国に戦争を仕掛けていた、のか……。」
「ヴァイセン侯爵、黙れ。頼むから……黙ってくれ。」
震えながらも何かを話している男達を無視し、アオイがエイミーを問いただす。
「ねぇ、エイミーさん。その話は本当なの?」
「あ、貴女は……勇者様?」
「そうそう。その話が事実なら私達は協力出来るよね? 何か証拠とか……」
「証拠なら、イットリウム王国の王に送っています。後は……」
エイミーは振り返り、震えていた四人の中の一人に視線を向ける。
ランデル侯爵が言った事は嘘ではなかったようで、行く所全てが焦土と化しており、碌な建物さえも残っていない状態だ。
恐らく、生き残った民というのは偶々街の外にいた人間なのだろう。
「次の街へ進む度に魔力の残り香が濃くなってる。これじゃまるで……。」
「あぁ。魔力が増えていってるみたいだ。それに移動する際も魔力を使いっ放しだぞ。」
殆ど休憩を挟まず、連続で次々と街や村を滅ぼしている?
そんな事、あり得るのか?
「広範囲にあっちこっち移動してるね。追跡するのは簡単だと思ったけど、これじゃあ追いつく頃にはかなりやられちゃうよ。余程恨んでたのか、この魔力からは凄まじいまでの憎悪が感じられる。」
「そうか……」
確かにこの魔力からは憎悪が伝わってくる。しかし一瞬、同時に妙な安心感を僅かばかり感じたような気がした。
俺は魔力に対してアオイ程敏感ではないので勘違いかもしれないが……。
「レイベルト? どうかした?」
「あ、いや。何でもない。」
気のせいか……
ん?
「赤い色の……煙、か?」
目を凝らしてみれば、赤い煙と思われる柱が等間隔で何本も空に向かって昇っている。
あんな物は見た事がない。
「あれはまさか、狼煙?」
のろし?
「なぁアオイ。のろしって……」
「あれは情報伝達の手段だよ。レイベルト、地図を見せて。」
「あ、あぁ。」
情報伝達だと?
何かを知らせるという事か。
「狼煙がストレッチ王国王都の方向からずっと続いてる。何かがあった……?」
おいおい。まさか。
「この状況で、となればすぐに思いつくのは一つだ。」
「……もしかして襲撃犯が王都に現れた!?」
「急ぐぞ!」
「うん! 襲撃犯が王都を潰しちゃったらあちこちで勝手に独立勢力が出来上がるかもしれない!」
心配するのそこなのか?
いや、それは確かに懸念すべきだが。
俺達は馬に乗り、赤い煙を辿って駆けていった。
とは言え、襲撃犯かどうかはまだ分からない。念には念を入れ、魔力の痕跡を調べながら追跡していた。
道中は魔力の痕跡を途切れ途切れで感じられた為、襲撃犯は村や街を襲撃しながらも王都を目標にしていたのだろうと予測が立つ。
自国を出発して二週間目、俺達はようやくストレッチ王国王都に辿り着いた。
「既に攻撃を受けていたか。最初から王都が目標だと気付いていれば……」
「あんなデタラメに襲撃を仕掛けられていたんだし、気付かないのも無理ないよ。」
目の前には一部が焦土と化した光景……都市の門があったであろう場所とその周囲が焼け野原になっていた。
幸いと言っていいのか、まだ全部がやられたわけではないようだ。
「凄い魔力を感じる。これは……。」
「急ぐぞ。」
「うん。」
魔力がこれだけ濃ければ、アオイ程魔力の流れに敏感でなくとも易々と追跡出来る。
道中には大魔法で吹き飛ばされたであろう区画も一部あり、急がなければ手遅れになるような気がした。
そうして辿り着いたのはかつて敵対し、散々地獄を見せられた国の王宮。
門番は潰れ、敷地内には衛兵達の死体と思われる物が散らばっている。
「敷地丸ごと結界が張られてる……壊すよ?」
「頼む。」
俺の返事に頷きを返したアオイは結界の一部を魔力で乱し始める。
「少し時間が掛かりそう。」
「アオイ、俺がやる。」
アオイに一旦下がってもらい、王より賜った宝剣に魔力を通して斬りつけると抵抗なく結界の一部を断つ事ができた。
「うわぁ……流石だね。宝剣を使ったとしても私じゃそんな事出来ないよ。」
「これくらいは出来ないとな。勇者に並べないだろ。」
魔法ではアオイに後れを取るが、剣技では俺が先を行く。
無事に結界を通り抜ける事が出来たので、俺達は魔力が濃い方へと進み続けた。
「凄いね。やっぱり襲撃犯は魔力だけなら私以上だ。」
走りながらアオイが聞き捨てならない事を言い放つ。
「危険だな。気を引き締めるぞ。」
「うん。でも、技量は私以下だね。力任せに魔法を使ってるような印象を受ける。制御しきれてないというか……。」
俺はその言葉を聞き、少しだけ安堵した。
万が一こちらよりも強さが上なら、撤退も視野にいれなければならない。
「着いたようだな。」
「うん。この部屋の向こうにいるね。ピリピリしたプレッシャーを感じるよ。」
確かに、アオイ以上の魔力量だ。
アオイの言う通り肌を焼くようなプレッシャーを感じる……が、どこか懐かしさのような、安心感のような……。
「行くよ。」
今はとにかく、問題の解決にあたらなければ。
「あぁ。」
俺が部屋の扉を開くと中はむせるような血の臭いが立ち込め、そこら中がどす黒い赤に染まっていた。
中心には明るく笑っている女性、そして隅には恐らく高貴な身分であろう男四人が肩を寄せて震えている。
扉を開けた事に気が付いたのか、女性がこちらをゆっくりと振り向いた。
襲撃犯が一見華奢な女性であった事も意外だ。
ただそれ以上に、長年の間何度も見てきたはずの顔がそこにあった事が、俺の心をざわめかせる。
「エイミー……なの、か?」
嘘だ。
信じられない。
「エイミーって、元婚約者の!?」
どうして、こんな所に……。
「な、なん……で?」
やはりエイミーだ。
こちらを見て明らかに動揺している。
その声も、顔も、雰囲気も……絶対に人違いではない。
「な、なぜ……君がここにいる。」
頭では理解している。
恐らく、彼女が伝説の勇者の先祖返りであり、ストレッチ王国襲撃犯だったのだろう。
しかし、俺の心が追い付かない。
だって、君にはストレッチ王国を襲撃する動機なんて……ないはずだ。
「英雄夫婦だ……助かった。我々はイットリウム王国の要求に従う! だから、襲撃犯を倒して、助けてくれ!」
黙れ。
そんな事より、事情を聞かなければ……。
「レイベルトが……私を、倒しに……?」
彼女の目は何かを諦めたような色が浮かんでいる。
「エイミー。君はどうして……この惨劇は一体……。」
このような光景を見せられても未だ信じられない。
彼女がこんな事をするなんて。
「レイベルト、私ね……」
視線を彷徨わせ、躊躇いながらもなんとか話そうとしてくれる彼女。
放たれる魔力は膨大で、本当に人かどうかすら疑わしい程のものだが、俺と相対する彼女は……最後に別れたあの時以上に弱弱しい雰囲気だった。
「た、頼む! 英雄と勇者なら……」
「お前は黙れ!」
先程から会話を遮ってくる男を黙らせる為、俺も抑えていた魔力を放出して威圧する。アオイやエイミー程ではないがこれでも英雄。
うるさい人間一人を黙らせるには十分だった。
「私は騙されて、た。ストレッチ王国のスパイが貴方と私の婚約を解消するよう動いて、暗示や薬まで使われて体を許した。」
なんだよ……それ。
「……だからこの国に復讐しているの。」
「え、英雄よ。そいつは嘘を……嘘を言っているんだ! 早く……早く倒してくれ!」
名も知らぬ貴族がまた喚いているが、頭に何も入って来ない。
「もう……信じて貰えないよね。私が裏切ったのは事実だもん。」
エイミー……本当なのか?
彼女の目は、これから叱られる事が分かっている幼子のように弱弱しい。
「何をしている! 早くそいつを倒……」
「うるさいよ! 外野は引っ込んでろ!」
アオイからも尋常ではない魔力が解き放たれると同時に、うるさかった貴族は俺達の圧に押され、青い顔で後ろに下がる。
「バ、バケモノが三人……? こんな国に戦争を仕掛けていた、のか……。」
「ヴァイセン侯爵、黙れ。頼むから……黙ってくれ。」
震えながらも何かを話している男達を無視し、アオイがエイミーを問いただす。
「ねぇ、エイミーさん。その話は本当なの?」
「あ、貴女は……勇者様?」
「そうそう。その話が事実なら私達は協力出来るよね? 何か証拠とか……」
「証拠なら、イットリウム王国の王に送っています。後は……」
エイミーは振り返り、震えていた四人の中の一人に視線を向ける。
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