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最終章 幸せな日々
番外編 第46話 過去と現在の邂逅
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「ねえ。時間移動だとしたら、ここに私達がいるのはマズいんじゃない?」
「そうよね。」
「一度どこかに身を隠さないと……。」
「もう遅いみたいだぞ。」
エイミーと同等かそれ以上の魔力を持った人物がすぐそこまで近づいてきていた。
その人物はアオイに似た雰囲気のある30代に見える女性。どうやら警戒されているようで、視線が俺達から一切逸れる事がない。
「膨大な魔力を感知したから来てみたんだけど……貴方達何者?」
この人物が勇者サクラか?
近距離で見ると圧が凄いな。流石は伝説と言われるだけのことはある。
しかしやけに暗いというか、疲れた表情をしている。
「あー……。もう誤魔化せないかもね。」
「うん。」
「これは私でも逃げられないわ。」
「そのようだ。」
目の前にいる人物を相手に勝てると思う程俺も馬鹿じゃない。
剣の腕に関しては実際に見ないと把握出来ないが、強者特有の凄みはエイミーと比べてさえ段違いだ。
「既に知っていると思うけど、私はこの国の王妃であり勇者。名前はサクラと言います。あなた達は何者なの? 常識では考えられない魔力を持ってるよね?」
「えっと……なんと言いますか。」
「う、うん。たまたま強い旅の人? みたいな。」
エイミーとサクラはしどろもどろになりながらもなんとか返答している。
そしてアオイは……。
「たまたま強いという事もあるナリよ。」
「ナリ?」
アオイは両眼を中央に寄せ、両手で両頬を潰して唇を突き出しとんでもない顔になっている。
既に見慣れたとは言え、今でも時々ハッとさせられる程の美人であるアオイが……信じられない程の不細工さだ。
「お前、何やってるんだ?」
「拙者、いつもこうナリよ。忘れたアルか?」
俺の記憶している限り、アオイがこんな顔をしているところは一度も見たことがない。
ついでに言えば口調も違うし声も若干変わっている。
「貴女……どこかで会った事ない?」
「な、ないナリよ。新手のナンパで御座るか? 拙者、そういうのは受け付けてないナリ。」
成る程。
アオイと伝説の勇者サクラは従姉妹だと聞いている。相手に正体を知られたくないということか。
「なんか怪しいね。ちょっと両手を下ろしてみてよ。」
「な、なんの事ナリか? 拙者の故郷では両手をこうして挨拶するのが礼儀ナリ。これぞブシドー。ゲイシャ、スシ、テンプラのタマシイ。」
「本当に何言ってんの? ブシドーなんて言葉はこっちには無いよ。貴女、日本から来たでしょ?」
「ワターシ、ニホンゴワカラナイ。アーワカラナイワカラナイ。」
お、お前……誤魔化す気あるのか? いくらなんでもこれは酷い。
だが顔面を崩す以外に誤魔化す方法が無かったのも確か。
勇者サクラからは恐らく逃げることすら出来ないだろう。接触してしまった時点で詰みだったという事だ。
「顔面を無理矢理崩すところを見ると、私の知り合いということか。」
す、鋭い。
冷静な時のアオイみたいだ。
「あなた達がどうして正体を隠すのかは分からない。でも、下手な誤魔化しや嘘は身の破滅を招くよ? 今の私はすこぶる機嫌が悪いからね。」
勇者サクラの疲れた表情とは裏腹に、ギラギラとした闘志が伝わってくる。
「アーチガウヨ。チガウンダーヨ。」
「待て。本当に危害を加えるつもりはない。あとお前はもう喋らなくて良いぞ。」
これ以上アオイに話をさせるとボロが出そうだ。
現時点でかなり怪しまれているというのに。
「勇者級戦力が三人と私程ではないにしてもかなり強い人間が一人。素性も知れない。しかも訳の分からない顔で誤魔化そうとしている。叩き潰す理由としては十分。」
ゴウっとエイミー以上の魔力を体から放出し、完全に戦闘態勢に移行する伝説の勇者。
「勇者様お待ち下さい!!」
「何?」
止めに入った門番をギロリと睨みつける勇者。
「あ、あの……。ここで戦闘されてしまうと王宮に被害が……。」
「被害? あー被害ね。はいはい。」
門番が諌めると勇者サクラは面倒くさそうに片手をひらひらと振り、戦闘する意思を一度引っ込める。
本当に助かった。正直生きた心地がしなかったぞ。
周りに目を向ければ他三人も俺と同様に冷や汗を流していた。
「良かったね。命拾いして。」
「あ、あぁ。しっかりと事情は話す。」
もう何もかもを話すしかないだろう。
どうしてアオイが正体を知られたくないのかは知らんが、このままでは俺達の命が危うい。
「別に話さなくて良いよ?」
俺の耳元から疲れ切ったような声が聞こえた。
「なっ!?」
一瞬で背後に移動した勇者が俺に対して剣を振っている。
間に合えっ!!
ズドンッ!!!!
「ぐぅっ!」
あまりの威力に吹き飛ばされるが、なんとか凌ぐことは出来た。
今のは本気で危なかったな。
「へぇ? 軽めに振ったんだけど、それでも私の剣を止めたんだ?」
「ギリギリだけどな。」
咄嗟に加減無しで返した為、勇者サクラが持つ剣にはヒビが入っている。
「その程度の魔力量で私の攻撃を受け止め、しかも剣にヒビまで入れてくるなんて……貴方本当に人間?」
「人間だ。」
俺はこんな時まで人間かどうかを疑われるのか……?
「待って! ちゃんと言うから!」
「今更何を言っても遅いよ。もう信用なんて出来な……碧ちゃん?」
「久しぶりだね桜ちゃん。」
いつの間にやら不細工な顔をやめたアオイが頬をかきながら立っていた。
勇者サクラはアオイを見て固まっている。
知り合いかもしれないとは見抜けても、アオイが現れることは想定外だったということか。
「何で? いや、ここに碧ちゃんがいるはずは……。」
「私も話せば長くなるんだけどさ。ちょっと人払いして話さない?」
「碧ちゃんの偽物? 潰さなきゃ……。」
物騒な台詞で再び剣を構えようとする勇者サクラ。
「ストップストップ!! あなた、中学の頃付き合った彼氏に初日で浮気されて顔面にグーパンチした桜ちゃんでしょ?」
初日で浮気されるとは悲惨な勇者だ。
「なっ……それを知っているという事は……。」
「だからさっきから言ってんじゃん。長月碧だよ。」
「本当に本物?」
「本物。ちなみに貴女の名前は佐倉桜。サクラが二つって馬鹿じゃない? っていつも自分で言ってたよね。」
「……嘘じゃないみたい。碧ちゃん、久しぶり。」
「いきなり斬りかかられるところだったけどね。」
こうして二人が並んでいると、確かに似てるな。
従姉妹だというのも頷ける。
「碧ちゃんがブッサイクな顔で誤魔化すからだよ。」
「桜ちゃんもやってみる? 変装するなら効果的だよ?」
「遠慮しとく。積もる話もあるから入って。」
「オッケー。こっちも正体がバレた以上は色々と話さなきゃいけないし。」
俺達は勇者サクラに案内され、王宮内に入った。
「本当に……色々あったんだよ碧ちゃん。」
応接室のソファーにどかりと座った勇者サクラの表情から察するに、相当な苦労をしてきたのだろう。
あれ程の強さを持っているにもかかわらず、何かを焦っているような切羽詰まっているような妙に余裕がない印象を受けた。
「まぁ、私も多少は聞いて知ってるけど、細かいところまでは正直知らない。だから教えて。」
「勿論。えっと……始まりはさ。私がバイトしてる時だったんだ。こんな事になるだなんて思ってもみなかった。」
暗い顔でポツリポツリと勇者サクラが語り出す。
「そうよね。」
「一度どこかに身を隠さないと……。」
「もう遅いみたいだぞ。」
エイミーと同等かそれ以上の魔力を持った人物がすぐそこまで近づいてきていた。
その人物はアオイに似た雰囲気のある30代に見える女性。どうやら警戒されているようで、視線が俺達から一切逸れる事がない。
「膨大な魔力を感知したから来てみたんだけど……貴方達何者?」
この人物が勇者サクラか?
近距離で見ると圧が凄いな。流石は伝説と言われるだけのことはある。
しかしやけに暗いというか、疲れた表情をしている。
「あー……。もう誤魔化せないかもね。」
「うん。」
「これは私でも逃げられないわ。」
「そのようだ。」
目の前にいる人物を相手に勝てると思う程俺も馬鹿じゃない。
剣の腕に関しては実際に見ないと把握出来ないが、強者特有の凄みはエイミーと比べてさえ段違いだ。
「既に知っていると思うけど、私はこの国の王妃であり勇者。名前はサクラと言います。あなた達は何者なの? 常識では考えられない魔力を持ってるよね?」
「えっと……なんと言いますか。」
「う、うん。たまたま強い旅の人? みたいな。」
エイミーとサクラはしどろもどろになりながらもなんとか返答している。
そしてアオイは……。
「たまたま強いという事もあるナリよ。」
「ナリ?」
アオイは両眼を中央に寄せ、両手で両頬を潰して唇を突き出しとんでもない顔になっている。
既に見慣れたとは言え、今でも時々ハッとさせられる程の美人であるアオイが……信じられない程の不細工さだ。
「お前、何やってるんだ?」
「拙者、いつもこうナリよ。忘れたアルか?」
俺の記憶している限り、アオイがこんな顔をしているところは一度も見たことがない。
ついでに言えば口調も違うし声も若干変わっている。
「貴女……どこかで会った事ない?」
「な、ないナリよ。新手のナンパで御座るか? 拙者、そういうのは受け付けてないナリ。」
成る程。
アオイと伝説の勇者サクラは従姉妹だと聞いている。相手に正体を知られたくないということか。
「なんか怪しいね。ちょっと両手を下ろしてみてよ。」
「な、なんの事ナリか? 拙者の故郷では両手をこうして挨拶するのが礼儀ナリ。これぞブシドー。ゲイシャ、スシ、テンプラのタマシイ。」
「本当に何言ってんの? ブシドーなんて言葉はこっちには無いよ。貴女、日本から来たでしょ?」
「ワターシ、ニホンゴワカラナイ。アーワカラナイワカラナイ。」
お、お前……誤魔化す気あるのか? いくらなんでもこれは酷い。
だが顔面を崩す以外に誤魔化す方法が無かったのも確か。
勇者サクラからは恐らく逃げることすら出来ないだろう。接触してしまった時点で詰みだったという事だ。
「顔面を無理矢理崩すところを見ると、私の知り合いということか。」
す、鋭い。
冷静な時のアオイみたいだ。
「あなた達がどうして正体を隠すのかは分からない。でも、下手な誤魔化しや嘘は身の破滅を招くよ? 今の私はすこぶる機嫌が悪いからね。」
勇者サクラの疲れた表情とは裏腹に、ギラギラとした闘志が伝わってくる。
「アーチガウヨ。チガウンダーヨ。」
「待て。本当に危害を加えるつもりはない。あとお前はもう喋らなくて良いぞ。」
これ以上アオイに話をさせるとボロが出そうだ。
現時点でかなり怪しまれているというのに。
「勇者級戦力が三人と私程ではないにしてもかなり強い人間が一人。素性も知れない。しかも訳の分からない顔で誤魔化そうとしている。叩き潰す理由としては十分。」
ゴウっとエイミー以上の魔力を体から放出し、完全に戦闘態勢に移行する伝説の勇者。
「勇者様お待ち下さい!!」
「何?」
止めに入った門番をギロリと睨みつける勇者。
「あ、あの……。ここで戦闘されてしまうと王宮に被害が……。」
「被害? あー被害ね。はいはい。」
門番が諌めると勇者サクラは面倒くさそうに片手をひらひらと振り、戦闘する意思を一度引っ込める。
本当に助かった。正直生きた心地がしなかったぞ。
周りに目を向ければ他三人も俺と同様に冷や汗を流していた。
「良かったね。命拾いして。」
「あ、あぁ。しっかりと事情は話す。」
もう何もかもを話すしかないだろう。
どうしてアオイが正体を知られたくないのかは知らんが、このままでは俺達の命が危うい。
「別に話さなくて良いよ?」
俺の耳元から疲れ切ったような声が聞こえた。
「なっ!?」
一瞬で背後に移動した勇者が俺に対して剣を振っている。
間に合えっ!!
ズドンッ!!!!
「ぐぅっ!」
あまりの威力に吹き飛ばされるが、なんとか凌ぐことは出来た。
今のは本気で危なかったな。
「へぇ? 軽めに振ったんだけど、それでも私の剣を止めたんだ?」
「ギリギリだけどな。」
咄嗟に加減無しで返した為、勇者サクラが持つ剣にはヒビが入っている。
「その程度の魔力量で私の攻撃を受け止め、しかも剣にヒビまで入れてくるなんて……貴方本当に人間?」
「人間だ。」
俺はこんな時まで人間かどうかを疑われるのか……?
「待って! ちゃんと言うから!」
「今更何を言っても遅いよ。もう信用なんて出来な……碧ちゃん?」
「久しぶりだね桜ちゃん。」
いつの間にやら不細工な顔をやめたアオイが頬をかきながら立っていた。
勇者サクラはアオイを見て固まっている。
知り合いかもしれないとは見抜けても、アオイが現れることは想定外だったということか。
「何で? いや、ここに碧ちゃんがいるはずは……。」
「私も話せば長くなるんだけどさ。ちょっと人払いして話さない?」
「碧ちゃんの偽物? 潰さなきゃ……。」
物騒な台詞で再び剣を構えようとする勇者サクラ。
「ストップストップ!! あなた、中学の頃付き合った彼氏に初日で浮気されて顔面にグーパンチした桜ちゃんでしょ?」
初日で浮気されるとは悲惨な勇者だ。
「なっ……それを知っているという事は……。」
「だからさっきから言ってんじゃん。長月碧だよ。」
「本当に本物?」
「本物。ちなみに貴女の名前は佐倉桜。サクラが二つって馬鹿じゃない? っていつも自分で言ってたよね。」
「……嘘じゃないみたい。碧ちゃん、久しぶり。」
「いきなり斬りかかられるところだったけどね。」
こうして二人が並んでいると、確かに似てるな。
従姉妹だというのも頷ける。
「碧ちゃんがブッサイクな顔で誤魔化すからだよ。」
「桜ちゃんもやってみる? 変装するなら効果的だよ?」
「遠慮しとく。積もる話もあるから入って。」
「オッケー。こっちも正体がバレた以上は色々と話さなきゃいけないし。」
俺達は勇者サクラに案内され、王宮内に入った。
「本当に……色々あったんだよ碧ちゃん。」
応接室のソファーにどかりと座った勇者サクラの表情から察するに、相当な苦労をしてきたのだろう。
あれ程の強さを持っているにもかかわらず、何かを焦っているような切羽詰まっているような妙に余裕がない印象を受けた。
「まぁ、私も多少は聞いて知ってるけど、細かいところまでは正直知らない。だから教えて。」
「勿論。えっと……始まりはさ。私がバイトしてる時だったんだ。こんな事になるだなんて思ってもみなかった。」
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