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その1
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煌びやかなダンスホール。流れる円舞曲。輝くシャンデリアの下、笑いさざめく人々。
そうして、フィーネス魔法高等学校の卒業パーティーはつつがなく終わる――はずだった。
「ディーナ=ラインハルト伯爵令嬢!」
艶やかな黒髪をシニヨンに編み、薄緑色のドレスを着たディーナと呼ばれた娘は、翡翠色の瞳を瞬いて声の主の方を見た。金髪碧眼、白と金の詰襟の軍服を着た美青年が厳しい表情を浮かべて立っていた。その左ひじに縋っているのは、ふわっとした茶色の髪に青い瞳の小柄な少女。薄いピンク色の可愛らしいドレスが彼女に似合っていた。
「お止め下さい、ディラン様!」
少女が青年に向かって懇願しているようだったが、青年は少女を愛おしげに見るだけで、首を横に振った。
「フィアナは優しいな、あんな性悪女を庇うなんて。だが、これは必要な事なのだから」
そう言ったディランと呼ばれた青年は、ディーナを憎々し気に睨み付けた。
「お前は伯爵令嬢という立場を悪用し、ここにいるフィアナが平民だからと非道な行いをしただろう。証拠も証人もいる」
ディランがくいと顎をしゃくると、ディランとフィアナの後ろに立っている青年達のうち一人が頷いた。
「ええ、ディラン王子。ラインハルト伯爵令嬢が金で雇った輩にフィアナ嬢に怪我をさせるよう依頼した、という証拠もあります」
そう言ったのは宰相の息子だ。彼を始めとする有力貴族の息子たちがそこにいた。その皆が、ディーナを蔑むように睨んでいた。
ディーナは口元にあてた扇をゆっくりと下ろし、ディラン王子に言った。
「何のお話でしょうか。私には身の覚えのない事ですわ」
「白々しい! フィアナの持ち物をずたずたに切り裂いたり、人気のない倉庫に閉じ込めたり、階段から突き落としたりもしたそうだな。そんな卑怯な女を王妃にする訳にはいかない。お前との婚約はこの場で破棄する!」
「ディラン様!」
悲鳴を上げたのは、フィアナの方だった。真っ青な顔をして、がたがたと震えている。一方、ディーナの方は、ほとんど表情は変わらなかった。
「私が何もしていない、と申し上げても信じてもらえませんの?」
僅かに声が震えていたが、それにディラン王子が気付いた様子はなかった。
「お前の言う事など信じられるか! さっさとこの場から立ち去れ」
ディーナはフィアナを見た。フィアナは悲しそうな瞳でディーナを見ていた。が、その唇が一瞬弧をえがいた事をディーナは見逃さなかった。
「……分かりましたわ。陛下にはディラン様からお伝えくださいませ。婚約破棄の件は、父には私から伝えます」
ディーナは毅然と美しくお辞儀をした後、騒然とする人々の間を抜けて、ダンスホールを後にしたのだった。
***
「……本当にありがとう。あんなに上手くいくとは思っていなかったわ」
ディーナは晴れ晴れとした表情で言った。
「王子に婚約破棄をされた事で、私の評判は地に落ちてしまったわ。お父様もそれはそれはお怒りになって、私を勘当し王都から追放するっておっしゃったの。私は執事と乳母の三人で、ラインハルト伯爵家が保有する荘園に行って、そこで平民として暮らすことになったわ」
ディーナは自分の隣に立つ、黒いスーツを着た青年を愛おしげに見上げた。青年もディーナの手を取り、その甲にキスをした。
「本当にあなたは恩人です」
青年も頭を下げて言った。
「私はただの執事。身分違いだと諦めていました。お嬢様は殿下の婚約者、私など手の届かない存在だと。お嬢様から『許されないけれど、あなたが好き』だと言われた時、どれほど胸の張り裂ける思いをした事か」
にっこりと笑った青年はとても綺麗だった。
「でも、あなたのおかげで、こうしてお嬢様と一緒にいられる。ありがとうございました」
ふとディーナが眉を顰めていった。
「でも、あなたは大丈夫なの? あんな大騒ぎになってしまって」
くすりと笑う声が少女から漏れた。
「ご心配なさらず。殿下を始めとする皆さまから求婚されましたけれど、所詮身分違いですもの、周囲の賛成など得られません。その後も続く嫌がらせに参ったフリをして、『どうか、あなたに相応しい方とお幸せになって下さいませ。私は遠くからあなたの幸せをお祈りしています』と涙を一粒落として、全て終わりましたわ」
すでに少女はその魔力で王宮魔術団への入団を果たしていた。これから国中のあちらこちらに派遣される事が決まっている。王子を始めとする青年たちもそのうち諦めるだろう。そこまで計算していた。
「……本当に偶然でしたわね。完璧な伯爵令嬢のディーナ様が、人目の付かぬ中庭のベンチで泣いておられた時、私もその場に居合わせた事」
ただし、少女はそのベンチの傍の大きな木の上にいたのだが。元々パン屋の娘だった少女は、その類いまれな魔力を見込まれ、男爵家の養子となった。平民出身だからと陰険ないじめをする貴族達にどう仕返ししてやろうかと考えながら、気晴らしに木登りをしていたら――その下でディーナが泣いていた、という訳だ。いつも冷静なディーナが泣き腫らした目を少女に向けた時、少女はああ貴族のこの方も自分と同じような感情があるのか、と思った。
ディーナから事情を聞いた少女は、ある提案をした。王子から婚約破棄をさせるように仕向ければいい――と。ディーナは迷った末、少女の話に乗った。
少女がした事は簡単だった。まずは王子にさりげなく近付き、貴族令嬢とは違う振る舞いをしてみせ、彼の興味を惹いた。それから、元々されていた嫌がらせを、『あたかもディーナが指図した』かのように誤解させた(もっとも教科書をびりびりに破いたのは少女自身だったが)。もちろん、『ディーナがやった』などとは一言も口にしていない。『ディラン様のお傍にいると、悲しむ方がおられるのでは……』『やはり私は身分違いなのです。ディラン様にはもう相応しい方が』などと言っただけだ。ディラン王子の周囲の貴族の息子たちにも、同じように悲し気に言っただけ。それだけで、王子を始めとする青年たちは、『ディーナが悪い』と思い込んだ。元々王子は自分より優秀なディーナに劣等感を持っていたのではないか、と思う。だからこそ、自分よりも弱い存在の嘘にころりと引っ掛かったのだから。
「お幸せになって下さいませ、ディーナ様」
「ありがとう、フィアナ」
まだ朝早い時間帯、王都から外に出る街道は、人気もなくひっそりとしていた。質素なマントに身を包んだディーナと執事の青年、そして年老いた乳母が質素な馬車に乗った。そして静かに出発した馬車に、フィアナは大きく手を振った。馬車からも白い手がいつまでも振られていた。
魔術団のローブを羽織ったフィアナは、大きく伸びをした。噂で耳にしたところによると、ディラン王子はフィアナを虐めていた公爵令嬢に捕まったらしい。まあ、いい組み合わせよね、と他人事のように思う。
「さーてと! こちらも出発しますか!」
最初の赴任地に向かう馬車に乗る為、フィアナは足元に置いていた大きな鞄を持ち上げ、一人で石畳の道を歩き始めたのだった。
そうして、フィーネス魔法高等学校の卒業パーティーはつつがなく終わる――はずだった。
「ディーナ=ラインハルト伯爵令嬢!」
艶やかな黒髪をシニヨンに編み、薄緑色のドレスを着たディーナと呼ばれた娘は、翡翠色の瞳を瞬いて声の主の方を見た。金髪碧眼、白と金の詰襟の軍服を着た美青年が厳しい表情を浮かべて立っていた。その左ひじに縋っているのは、ふわっとした茶色の髪に青い瞳の小柄な少女。薄いピンク色の可愛らしいドレスが彼女に似合っていた。
「お止め下さい、ディラン様!」
少女が青年に向かって懇願しているようだったが、青年は少女を愛おしげに見るだけで、首を横に振った。
「フィアナは優しいな、あんな性悪女を庇うなんて。だが、これは必要な事なのだから」
そう言ったディランと呼ばれた青年は、ディーナを憎々し気に睨み付けた。
「お前は伯爵令嬢という立場を悪用し、ここにいるフィアナが平民だからと非道な行いをしただろう。証拠も証人もいる」
ディランがくいと顎をしゃくると、ディランとフィアナの後ろに立っている青年達のうち一人が頷いた。
「ええ、ディラン王子。ラインハルト伯爵令嬢が金で雇った輩にフィアナ嬢に怪我をさせるよう依頼した、という証拠もあります」
そう言ったのは宰相の息子だ。彼を始めとする有力貴族の息子たちがそこにいた。その皆が、ディーナを蔑むように睨んでいた。
ディーナは口元にあてた扇をゆっくりと下ろし、ディラン王子に言った。
「何のお話でしょうか。私には身の覚えのない事ですわ」
「白々しい! フィアナの持ち物をずたずたに切り裂いたり、人気のない倉庫に閉じ込めたり、階段から突き落としたりもしたそうだな。そんな卑怯な女を王妃にする訳にはいかない。お前との婚約はこの場で破棄する!」
「ディラン様!」
悲鳴を上げたのは、フィアナの方だった。真っ青な顔をして、がたがたと震えている。一方、ディーナの方は、ほとんど表情は変わらなかった。
「私が何もしていない、と申し上げても信じてもらえませんの?」
僅かに声が震えていたが、それにディラン王子が気付いた様子はなかった。
「お前の言う事など信じられるか! さっさとこの場から立ち去れ」
ディーナはフィアナを見た。フィアナは悲しそうな瞳でディーナを見ていた。が、その唇が一瞬弧をえがいた事をディーナは見逃さなかった。
「……分かりましたわ。陛下にはディラン様からお伝えくださいませ。婚約破棄の件は、父には私から伝えます」
ディーナは毅然と美しくお辞儀をした後、騒然とする人々の間を抜けて、ダンスホールを後にしたのだった。
***
「……本当にありがとう。あんなに上手くいくとは思っていなかったわ」
ディーナは晴れ晴れとした表情で言った。
「王子に婚約破棄をされた事で、私の評判は地に落ちてしまったわ。お父様もそれはそれはお怒りになって、私を勘当し王都から追放するっておっしゃったの。私は執事と乳母の三人で、ラインハルト伯爵家が保有する荘園に行って、そこで平民として暮らすことになったわ」
ディーナは自分の隣に立つ、黒いスーツを着た青年を愛おしげに見上げた。青年もディーナの手を取り、その甲にキスをした。
「本当にあなたは恩人です」
青年も頭を下げて言った。
「私はただの執事。身分違いだと諦めていました。お嬢様は殿下の婚約者、私など手の届かない存在だと。お嬢様から『許されないけれど、あなたが好き』だと言われた時、どれほど胸の張り裂ける思いをした事か」
にっこりと笑った青年はとても綺麗だった。
「でも、あなたのおかげで、こうしてお嬢様と一緒にいられる。ありがとうございました」
ふとディーナが眉を顰めていった。
「でも、あなたは大丈夫なの? あんな大騒ぎになってしまって」
くすりと笑う声が少女から漏れた。
「ご心配なさらず。殿下を始めとする皆さまから求婚されましたけれど、所詮身分違いですもの、周囲の賛成など得られません。その後も続く嫌がらせに参ったフリをして、『どうか、あなたに相応しい方とお幸せになって下さいませ。私は遠くからあなたの幸せをお祈りしています』と涙を一粒落として、全て終わりましたわ」
すでに少女はその魔力で王宮魔術団への入団を果たしていた。これから国中のあちらこちらに派遣される事が決まっている。王子を始めとする青年たちもそのうち諦めるだろう。そこまで計算していた。
「……本当に偶然でしたわね。完璧な伯爵令嬢のディーナ様が、人目の付かぬ中庭のベンチで泣いておられた時、私もその場に居合わせた事」
ただし、少女はそのベンチの傍の大きな木の上にいたのだが。元々パン屋の娘だった少女は、その類いまれな魔力を見込まれ、男爵家の養子となった。平民出身だからと陰険ないじめをする貴族達にどう仕返ししてやろうかと考えながら、気晴らしに木登りをしていたら――その下でディーナが泣いていた、という訳だ。いつも冷静なディーナが泣き腫らした目を少女に向けた時、少女はああ貴族のこの方も自分と同じような感情があるのか、と思った。
ディーナから事情を聞いた少女は、ある提案をした。王子から婚約破棄をさせるように仕向ければいい――と。ディーナは迷った末、少女の話に乗った。
少女がした事は簡単だった。まずは王子にさりげなく近付き、貴族令嬢とは違う振る舞いをしてみせ、彼の興味を惹いた。それから、元々されていた嫌がらせを、『あたかもディーナが指図した』かのように誤解させた(もっとも教科書をびりびりに破いたのは少女自身だったが)。もちろん、『ディーナがやった』などとは一言も口にしていない。『ディラン様のお傍にいると、悲しむ方がおられるのでは……』『やはり私は身分違いなのです。ディラン様にはもう相応しい方が』などと言っただけだ。ディラン王子の周囲の貴族の息子たちにも、同じように悲し気に言っただけ。それだけで、王子を始めとする青年たちは、『ディーナが悪い』と思い込んだ。元々王子は自分より優秀なディーナに劣等感を持っていたのではないか、と思う。だからこそ、自分よりも弱い存在の嘘にころりと引っ掛かったのだから。
「お幸せになって下さいませ、ディーナ様」
「ありがとう、フィアナ」
まだ朝早い時間帯、王都から外に出る街道は、人気もなくひっそりとしていた。質素なマントに身を包んだディーナと執事の青年、そして年老いた乳母が質素な馬車に乗った。そして静かに出発した馬車に、フィアナは大きく手を振った。馬車からも白い手がいつまでも振られていた。
魔術団のローブを羽織ったフィアナは、大きく伸びをした。噂で耳にしたところによると、ディラン王子はフィアナを虐めていた公爵令嬢に捕まったらしい。まあ、いい組み合わせよね、と他人事のように思う。
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