45 / 241
45話 秋祭り
しおりを挟む
「へえー! これが秋祭りの出店なのですね。賑やかですわ」
私は王都の大通りに来ていた。
エドワード殿下、カイン、オスカーも一緒だ。
今は四人で、屋台を見て回っているところだ。
「はぐれないように注意して下さいよ、イザベラ殿」
オスカーが心配そうな顔で言う。
「分かっていますわ。そんなに子供じゃありませんよ」
私がそう返すと、オスカーは苦笑していた。
「イザベラ嬢は、どこか抜けているところがあるからな。俺達からはぐれたら、大変なことになりそうだぜ。なあ? エド」
カインがエドワード殿下に話を振る。
「全くだ。この前も、一人で出歩いて迷子になっていただろう?」
「あれは……! 仕方がなかったのです。人混みに紛れて、知らないうちに一人になってしまっていて。気づいたら、全然見覚えのない場所にいたんですもの。それで仕方なく、近くの人に道を聞いただけですよ」
私はその時のことを思い出して、顔を赤くする。
恥ずかしいところを見られてしまっていたようだ。
あの時は本当に困っていたのだ。
「イザベラ嬢は方向音痴なんだ。自覚しろよ? まあ、そういうところが放っておけないんだけどさ」
カインの言葉に、私はますます赤面してしまう。
「うっ……。善処します……」
私はそれだけ言うと、そっと視線を逸らす。
「おっと。照れているイザベラも可愛いな」
「殿下、あまりからかわないであげてください。イザベラ殿は純情なところもお持ちなのだから」
オスカーがやんわりと嗜める。
だが、その口調は柔らかかった。
「ははは。いや、すまないな。つい可愛くて、いじめたくなってしまうのだ」
エドワード殿下が笑いながらそう返すと、今度は私の方を向く。
「イザベラは本当に可愛い。そして、美人だ。思わず見惚れてしまうほどにな」
「ひゃ、はいぃ!」
突然のことに、私は思わず変な声で返事をしてしまった。
それを聞いて、また皆が笑う。
私は皆の笑顔を見ながら、幸せを感じていた。
(このまま、こんな日が続くといいのだけど)
だが、私には分かっていた。
この幸せな日々が、いつまでも続くはずがないということを……。
私は『ドララ』の悪役令嬢なのだ。
いずれは、破滅の道を辿ることになる。
バッドエンドの回避に向けていろいろと頑張っているのだけれど、果たして上手くいくのだろうか……。
私は時おり、言いようのない不安に襲われることがある。
(ううん! 弱気になっちゃ駄目よね! 今日は楽しまないと!)
私は不安を振り払うように、首を横に振る。
そして、大通りを見渡す。
秋祭りの会場は、多くの人々で溢れている。
食べ物屋や装飾品を売る店、服や靴などの衣類、さらには武器や防具などを売っている店もある。
「わぁ! 綺麗なアクセサリーね。あっ、美味しそうな焼き菓子があるわ」
私は目についたものを指差しながら、三人に声をかける。
「どれだ? 買ってきてやるぞ」
「いえ、大丈夫です。自分で買いますから」
私はエドワード殿下にそう言う。
王族をパシらせるわけにはいかない。
「遠慮は不要ですよ? 何なら、私が奢りましょうか?」
オスカーが爽やかな笑みを浮かべて言った。
「えぇ!? そんな! 悪いですわよ」
「へへっ。なら、俺が出すぜ。これでも、結構余裕はあるんだ。休日は魔獣狩りで小遣い稼ぎをしているからな」
カインまでもがそんなことを言い出す。
「うう……。そこまで言うのなら……」
あんまり遠慮しすぎるのも、それはそれで失礼だ。
私は厚意に甘えることにした。
「おう! んじゃあ、あの焼き菓子を買ってきてやるよ!」
カインが張り切って走り出した。
「ふむ。では、私はあちらのカキ氷を持ってきましょう。イザベラ殿に発案していただいたシルフォード伯爵領の名物です」
オスカーが少し離れたところにあるカキ氷屋を指差し、歩き始める。
カキ氷の製造には、氷魔法が必要だ。
この世界は氷を作り出せるほどの科学文明が発達していないからね。
氷魔法と言えば、シルフォード伯爵家だ。
オスカーが主導して開発した氷の魔道具を使用すれば、普段は氷魔法を使えない人でも、カキ氷に使う程度の大きさの氷を作り出すことが出来る。
この祭りにも、それが活用されているようだ。
「ぐぬっ! ならば俺は、あのアップルを買ってやろう。イザベラの好きな食べ物だと聞いている」
エドワード殿下は悔しそうにしながらも、屋台の方へと走っていった。
私はエドワード殿下の言葉に驚く。
(あれ? 私がリンゴを好きだって話したかしら?)
私がリンゴを好きなことに間違いはない。
だけど、エドワード殿下にそれを言った記憶はない。
不思議に思いながらも、私はその場でしばらく待つ。
そして、カイン、オスカー、エドワード殿下の三人が、両手いっぱいに抱えきれないほどたくさんのお土産を手に持って戻ってきた。
「いやいや、ちょっと買いすぎじゃないですか!?」
私は思わず突っ込んでしまう。
焼き菓子、カキ氷、リンゴ。
それぞれ一つずつ買ってくれるのだと思っていた。
さすがにこれは多すぎる。
「まあまあ、いいじゃねえか。イザベラ嬢なら、これぐらい余裕だろ?」
「その通りですね。イザベラ殿の大食漢ぶりは、周知の事実です」
「たくさん食べるがいい。俺はお前が幸せそうに食べている顔を見るのが好きなのだ」
三人がそんなことを言う。
私は大食いキャラになったつもりはないのだけれど。
いや、でも……。
そう言えば、食堂に行く度に周囲から好奇の目で見られていた気がする。
あれはそういうことだったのか……。
「そ、そうですか。ありがとうございます」
私は引き攣った笑顔で、三人にお礼を言う。
そして、みんなでワイワイ騒ぎながら、お祭りを楽しんでいったのだった。
私は王都の大通りに来ていた。
エドワード殿下、カイン、オスカーも一緒だ。
今は四人で、屋台を見て回っているところだ。
「はぐれないように注意して下さいよ、イザベラ殿」
オスカーが心配そうな顔で言う。
「分かっていますわ。そんなに子供じゃありませんよ」
私がそう返すと、オスカーは苦笑していた。
「イザベラ嬢は、どこか抜けているところがあるからな。俺達からはぐれたら、大変なことになりそうだぜ。なあ? エド」
カインがエドワード殿下に話を振る。
「全くだ。この前も、一人で出歩いて迷子になっていただろう?」
「あれは……! 仕方がなかったのです。人混みに紛れて、知らないうちに一人になってしまっていて。気づいたら、全然見覚えのない場所にいたんですもの。それで仕方なく、近くの人に道を聞いただけですよ」
私はその時のことを思い出して、顔を赤くする。
恥ずかしいところを見られてしまっていたようだ。
あの時は本当に困っていたのだ。
「イザベラ嬢は方向音痴なんだ。自覚しろよ? まあ、そういうところが放っておけないんだけどさ」
カインの言葉に、私はますます赤面してしまう。
「うっ……。善処します……」
私はそれだけ言うと、そっと視線を逸らす。
「おっと。照れているイザベラも可愛いな」
「殿下、あまりからかわないであげてください。イザベラ殿は純情なところもお持ちなのだから」
オスカーがやんわりと嗜める。
だが、その口調は柔らかかった。
「ははは。いや、すまないな。つい可愛くて、いじめたくなってしまうのだ」
エドワード殿下が笑いながらそう返すと、今度は私の方を向く。
「イザベラは本当に可愛い。そして、美人だ。思わず見惚れてしまうほどにな」
「ひゃ、はいぃ!」
突然のことに、私は思わず変な声で返事をしてしまった。
それを聞いて、また皆が笑う。
私は皆の笑顔を見ながら、幸せを感じていた。
(このまま、こんな日が続くといいのだけど)
だが、私には分かっていた。
この幸せな日々が、いつまでも続くはずがないということを……。
私は『ドララ』の悪役令嬢なのだ。
いずれは、破滅の道を辿ることになる。
バッドエンドの回避に向けていろいろと頑張っているのだけれど、果たして上手くいくのだろうか……。
私は時おり、言いようのない不安に襲われることがある。
(ううん! 弱気になっちゃ駄目よね! 今日は楽しまないと!)
私は不安を振り払うように、首を横に振る。
そして、大通りを見渡す。
秋祭りの会場は、多くの人々で溢れている。
食べ物屋や装飾品を売る店、服や靴などの衣類、さらには武器や防具などを売っている店もある。
「わぁ! 綺麗なアクセサリーね。あっ、美味しそうな焼き菓子があるわ」
私は目についたものを指差しながら、三人に声をかける。
「どれだ? 買ってきてやるぞ」
「いえ、大丈夫です。自分で買いますから」
私はエドワード殿下にそう言う。
王族をパシらせるわけにはいかない。
「遠慮は不要ですよ? 何なら、私が奢りましょうか?」
オスカーが爽やかな笑みを浮かべて言った。
「えぇ!? そんな! 悪いですわよ」
「へへっ。なら、俺が出すぜ。これでも、結構余裕はあるんだ。休日は魔獣狩りで小遣い稼ぎをしているからな」
カインまでもがそんなことを言い出す。
「うう……。そこまで言うのなら……」
あんまり遠慮しすぎるのも、それはそれで失礼だ。
私は厚意に甘えることにした。
「おう! んじゃあ、あの焼き菓子を買ってきてやるよ!」
カインが張り切って走り出した。
「ふむ。では、私はあちらのカキ氷を持ってきましょう。イザベラ殿に発案していただいたシルフォード伯爵領の名物です」
オスカーが少し離れたところにあるカキ氷屋を指差し、歩き始める。
カキ氷の製造には、氷魔法が必要だ。
この世界は氷を作り出せるほどの科学文明が発達していないからね。
氷魔法と言えば、シルフォード伯爵家だ。
オスカーが主導して開発した氷の魔道具を使用すれば、普段は氷魔法を使えない人でも、カキ氷に使う程度の大きさの氷を作り出すことが出来る。
この祭りにも、それが活用されているようだ。
「ぐぬっ! ならば俺は、あのアップルを買ってやろう。イザベラの好きな食べ物だと聞いている」
エドワード殿下は悔しそうにしながらも、屋台の方へと走っていった。
私はエドワード殿下の言葉に驚く。
(あれ? 私がリンゴを好きだって話したかしら?)
私がリンゴを好きなことに間違いはない。
だけど、エドワード殿下にそれを言った記憶はない。
不思議に思いながらも、私はその場でしばらく待つ。
そして、カイン、オスカー、エドワード殿下の三人が、両手いっぱいに抱えきれないほどたくさんのお土産を手に持って戻ってきた。
「いやいや、ちょっと買いすぎじゃないですか!?」
私は思わず突っ込んでしまう。
焼き菓子、カキ氷、リンゴ。
それぞれ一つずつ買ってくれるのだと思っていた。
さすがにこれは多すぎる。
「まあまあ、いいじゃねえか。イザベラ嬢なら、これぐらい余裕だろ?」
「その通りですね。イザベラ殿の大食漢ぶりは、周知の事実です」
「たくさん食べるがいい。俺はお前が幸せそうに食べている顔を見るのが好きなのだ」
三人がそんなことを言う。
私は大食いキャラになったつもりはないのだけれど。
いや、でも……。
そう言えば、食堂に行く度に周囲から好奇の目で見られていた気がする。
あれはそういうことだったのか……。
「そ、そうですか。ありがとうございます」
私は引き攣った笑顔で、三人にお礼を言う。
そして、みんなでワイワイ騒ぎながら、お祭りを楽しんでいったのだった。
23
あなたにおすすめの小説
転生令嬢の涙 〜泣き虫な悪役令嬢は強気なヒロインと張り合えないので代わりに王子様が罠を仕掛けます〜
矢口愛留
恋愛
【タイトル変えました】
公爵令嬢エミリア・ブラウンは、突然前世の記憶を思い出す。
この世界は前世で読んだ小説の世界で、泣き虫の日本人だった私はエミリアに転生していたのだ。
小説によるとエミリアは悪役令嬢で、婚約者である王太子ラインハルトをヒロインのプリシラに奪われて嫉妬し、悪行の限りを尽くした挙句に断罪される運命なのである。
だが、記憶が蘇ったことで、エミリアは悪役令嬢らしからぬ泣き虫っぷりを発揮し、周囲を翻弄する。
どうしてもヒロインを排斥できないエミリアに代わって、実はエミリアを溺愛していた王子と、その側近がヒロインに罠を仕掛けていく。
それに気づかず小説通りに王子を籠絡しようとするヒロインと、その涙で全てをかき乱してしまう悪役令嬢と、間に挟まれる王子様の学園生活、その意外な結末とは――?
*異世界ものということで、文化や文明度の設定が緩めですがご容赦下さい。
*「小説家になろう」様、「カクヨム」様にも掲載しています。
悪役令嬢に転生したので地味令嬢に変装したら、婚約者が離れてくれないのですが。
槙村まき
恋愛
スマホ向け乙女ゲーム『時戻りの少女~ささやかな日々をあなたと共に~』の悪役令嬢、リシェリア・オゼリエに転生した主人公は、処刑される未来を変えるために地味に地味で地味な令嬢に変装して生きていくことを決意した。
それなのに学園に入学しても婚約者である王太子ルーカスは付きまとってくるし、ゲームのヒロインからはなぜか「私の代わりにヒロインになって!」とお願いされるし……。
挙句の果てには、ある日隠れていた図書室で、ルーカスに唇を奪われてしまう。
そんな感じで悪役令嬢がヤンデレ気味な王子から逃げようとしながらも、ヒロインと共に攻略対象者たちを助ける? 話になるはず……!
第二章以降は、11時と23時に更新予定です。
他サイトにも掲載しています。
よろしくお願いします。
25.4.25 HOTランキング(女性向け)四位、ありがとうございます!
悪役令嬢になりたくないので、攻略対象をヒロインに捧げます
久乃り
恋愛
乙女ゲームの世界に転生していた。
その記憶は突然降りてきて、記憶と現実のすり合わせに毎日苦労する羽目になる元日本の女子高校生佐藤美和。
1周回ったばかりで、2週目のターゲットを考えていたところだったため、乙女ゲームの世界に入り込んで嬉しい!とは思ったものの、自分はヒロインではなく、ライバルキャラ。ルート次第では悪役令嬢にもなってしまう公爵令嬢アンネローゼだった。
しかも、もう学校に通っているので、ゲームは進行中!ヒロインがどのルートに進んでいるのか確認しなくては、自分の立ち位置が分からない。いわゆる破滅エンドを回避するべきか?それとも、、勝手に動いて自分がヒロインになってしまうか?
自分の死に方からいって、他にも転生者がいる気がする。そのひとを探し出さないと!
自分の運命は、悪役令嬢か?破滅エンドか?ヒロインか?それともモブ?
ゲーム修正が入らないことを祈りつつ、転生仲間を探し出し、この乙女ゲームの世界を生き抜くのだ!
他サイトにて別名義で掲載していた作品です。
転生しましたが悪役令嬢な気がするんですけど⁉︎
水月華
恋愛
ヘンリエッタ・スタンホープは8歳の時に前世の記憶を思い出す。最初は混乱したが、じきに貴族生活に順応し始める。・・・が、ある時気づく。
もしかして‘’私‘’って悪役令嬢ポジションでは?整った容姿。申し分ない身分。・・・だけなら疑わなかったが、ある時ふと言われたのである。「昔のヘンリエッタは我儘だったのにこんなに立派になって」と。
振り返れば記憶が戻る前は嫌いな食べ物が出ると癇癪を起こし、着たいドレスがないと癇癪を起こし…。私めっちゃ性格悪かった!!
え?記憶戻らなかったらそのままだった=悪役令嬢!?いやいや確かに前世では転生して悪役令嬢とか流行ってたけどまさか自分が!?
でもヘンリエッタ・スタンホープなんて知らないし、私どうすればいいのー!?
と、とにかく攻略対象者候補たちには必要以上に近づかない様にしよう!
前世の記憶のせいで恋愛なんて面倒くさいし、政略結婚じゃないなら出来れば避けたい!
だからこっちに熱い眼差しを送らないで!
答えられないんです!
これは悪役令嬢(?)の侯爵令嬢があるかもしれない破滅フラグを手探りで回避しようとするお話。
または前世の記憶から臆病になっている彼女が再び大切な人を見つけるお話。
小説家になろうでも投稿してます。
こちらは全話投稿してますので、先を読みたいと思ってくださればそちらからもよろしくお願いします。
悪役令嬢ですが、当て馬なんて奉仕活動はいたしませんので、どうぞあしからず!
たぬきち25番
恋愛
気が付くと私は、ゲームの中の悪役令嬢フォルトナに転生していた。自分は、婚約者のルジェク王子殿下と、ヒロインのクレアを邪魔する悪役令嬢。そして、ふと気が付いた。私は今、強大な権力と、惚れ惚れするほどの美貌と身体、そして、かなり出来の良い頭を持っていた。王子も確かにカッコイイけど、この世界には他にもカッコイイ男性はいる、王子はヒロインにお任せします。え? 当て馬がいないと物語が進まない? ごめんなさい、王子殿下、私、自分のことを優先させて頂きまぁ~す♡
※マルチエンディングです!!
コルネリウス(兄)&ルジェク(王子)好きなエンディングをお迎えください m(_ _)m
2024.11.14アイク(誰?)ルートをスタートいたしました。
楽しんで頂けると幸いです。
※他サイト様にも掲載中です
悪役令嬢でも素材はいいんだから楽しく生きなきゃ損だよね!
ペトラ
恋愛
ぼんやりとした意識を覚醒させながら、自分の置かれた状況を考えます。ここは、この世界は、途中まで攻略した乙女ゲームの世界だと思います。たぶん。
戦乙女≪ヴァルキュリア≫を育成する学園での、勉強あり、恋あり、戦いありの恋愛シミュレーションゲーム「ヴァルキュリア デスティニー~恋の最前線~」通称バル恋。戦乙女を育成しているのに、なぜか共学で、男子生徒が目指すのは・・・なんでしたっけ。忘れてしまいました。とにかく、前世の自分が死ぬ直前まではまっていたゲームの世界のようです。
前世は彼氏いない歴イコール年齢の、ややぽっちゃり(自己診断)享年28歳歯科衛生士でした。
悪役令嬢でもナイスバディの美少女に生まれ変わったのだから、人生楽しもう!というお話。
他サイトに連載中の話の改訂版になります。
断罪の準備は完璧です!国外追放が楽しみすぎてボロが出る
黒猫かの
恋愛
「ミモリ・フォン・ラングレイ! 貴様との婚約を破棄し、国外追放に処す!」
パルマ王国の卒業パーティー。第一王子アリオスから突きつけられた非情な断罪に、公爵令嬢ミモリは……内心でガッツポーズを決めていた。
(ついにきたわ! これで堅苦しい王妃教育も、無能な婚約者の世話も、全部おさらばですわ!)
異世界転生した私は甘味のものがないことを知り前世の記憶をフル活用したら、甘味長者になっていた~悪役令嬢なんて知りません(嘘)~
詩河とんぼ
恋愛
とあるゲームの病弱悪役令嬢に異世界転生した甘味大好きな私。しかし、転生した世界には甘味のものないことを知る―――ないなら、作ろう!と考え、この世界の人に食べてもらうと大好評で――気づけば甘味長者になっていた!?
小説家になろう様でも投稿させていただいております
8月29日 HOT女性向けランキングで10位、恋愛で49位、全体で74位
8月30日 HOT女性向けランキングで6位、恋愛で24位、全体で26位
8月31日 HOT女性向けランキングで4位、恋愛で20位、全体で23位
に……凄すぎてびっくりしてます!ありがとうございますm(_ _)m
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる