22 / 384
第1章 エイゼル領の伯爵
第1章第020話 タシニの街
しおりを挟む
第1章第020話 タシニの街
・Side:ツキシマ・レイコ
朝だ~。
明るくなってきたかな?という頃には皆さん起き出して、出発の準備に取りかかっているようだ。
まだもにゅもにゅしているアイリさんから抜け出して、馬車の戸を開ける。
皆さん、馬や馬鳥の餌と水やり。野営装備の片付け。朝食の準備と、忙しく動いている。
どうも私に気を使って、起こしに来なかったようです。レッドさん、アイリさん、エカテリンさん、そろそろ起きましょうよ。
ちなみに、タロウさんは私たちのために、馬車の前で寝ていたらしい。まぁこのキャラバンには不届き者はいないだろうとのことだけど。うん、紳士だね。
朝食は、パンと、干し肉や野菜にイモのスープで、簡単に済ませる。簡単でも、ちょっと肌寒い朝には、暖かい料理はありがたいですね。前日から仕込んであったスープは特に美味しかったです。
馬を馬車に繋げて、出発です。
天気は、少し雲が多いが良い感じに日も差すし、風も気持ちいい。街道は河沿いに延びています。
平野と森を挟んで、東西に山地が見え。さらに西の彼方には、雪を戴いた山脈も見える。赤井さんに送ってもらうときに越えてきた山脈だ。またあそこに行く日はいつになるのだろう?
ここまで自然しか無い風景ってのは、日本じゃ見れなかったですね。写真撮ってSNSに投稿したいくらいです。
今日は、馬車の中ではなく御者席に座らせてもらいました。レッドさんは、馬車の上に陣取って、馬車の揺れに合わせて「クック。クック」とご機嫌です。人より多くの感覚を持っている彼には、今見えている光景は私以上に興味津々のようです。
街道は、なるだけ凸凹を避け、河に近づいたり遠ざかったりして続く…
途中、キャラバンは昼休憩をとりますが。ここは宿営地ではないので休憩と保存食で済まします。あとは馬たちに水やりだけですね。
街道は少し西寄りに向きを変え、進んでいるとだんだん西の山地が近づいて来る。太陽が西に傾き始めたころ、低い丘を迂回したところで前方に街が見えてきました。
「あの山のくぼんだところあるだろ? あそこに街道が通っていたんだけど。んー、北斜面が崩れたって聞いたけど、その右にあるちょっと高い山な、多分あそこらへんだな、崩れたのは」
脇を馬に乗っていたエカテリンさんが、西の山地を指して説明してくれる。ちなみにアイリさんは馬車の中だ。
「ユルガルム領からは、あの山の向こう側を通った方が近道なんだけどな。崩れたところからちょっと離れたところに馬くらいら通れる道はあるんだけど、馬車はこちら側を遠回りさ。まぁそのおかげでレイコちゃんを拾えたわけだけどな。…偶然かな?これ。…赤竜神様、これ知っていたのかね?」
エカテリンさん鋭いね。…私も、たぶん赤井さんは知っていたと思います。
街道が少し高台にさしかかったところで、ここからはタシニの様子がよく分る。
河が中心を流れ、高くても三階建てくらいの建物が街の中心部に並んでいて、周囲に民家らしき家が囲んでいる。
街の周囲には畑が広がり、それを耕すだろう農家の集落が、ぽつぽつとかなりの範囲に散在している。件との山地と街の間には、傾斜しているだけに耕地には向かないのだろうが、牧場のようなものも見える。
街と言っても、人口は地球のそれとはだいぶ少ないのだろう、数千人いるかな?という感じではあるが。まさにヨーロッパの農村といった雰囲気だ。
河の支流に架かった橋が、検問所のようになっている。ジャックさんとダンテ隊長が、検問の兵と話すとすぐに通行許可が出たようです。
キャラバンの荷馬車は、待機所となっている町外れの広場に移動していくが。私たちが乗っている馬車の方はキャラバンから一旦別れて、街の中心に入ってく。馬に乗ったダンテ隊長とタルタス隊長、彼らの部下数人が周囲についている。
しばらく行くと、庭付き三階建て、周囲より立派な屋敷のある敷地に入っていきます。
建物の入り口に馬車が付けられ戸が開く。足場が持ってこられて、ダンテ隊長に手を出された。
まるでお姫様?と思いつつ、その手を取り降りると。屋敷の入り口のところに一人の紳士が立っていました。
歳は50台くらいだろうか。デザインの雰囲気は地球とは違うが、かなり品の良い服を着ている。生地は違うけど、ジャック会頭の服とデザインはそっくり。
右手で杖を持っている当たり、イギリス紳士の異世界版という感じだろうか。白髪交じりの髪の毛はバックに整えられていて。
容姿で目立つのは、右頬の傷。目の下から顎に至るまで、刃物によるような痕がある。
肩から胸元までを覆う、銀色のプレートを付けている。顎当とかゴルゲットとか呼ばれる鎧のパーツがでかくなった感じです。紋章とか、うーん多分だけど勲章の略章みたいなものが付けられていて。そう言えば、ダンテ隊長のは他の騎士より立派だった。どうもこれが、この国で身分を示すもののようですね。
「赤竜神の巫女様。脚を痛めておりまして、この場で傅くことが能わぬことをお許しください。私、ネイルコード王国にて、伯爵位を賜り、エイゼル領を治めておりますバッシュ・エイゼル・アイズンと申します」
杖で支えつつ、頭を深く下げて来る。
私も慌てて、頭の後ろにいるレッドさんを前に抱っこしなおして挨拶に応える。
「ツキシマ・レイコと申します。この子が赤井…赤竜神から預かったレッドさんです。ツキシマがファミリーネームですが、私は貴族とかではないので。えっと、無理をせずに楽な姿勢になってください」
流石に、脚が悪い人をそのかっこのまま待たせるのは忍びない。
そっと、顔を上げた紳士が意外そうな顔をする。身長差があるから、私の目をじっと見下ろしてくる。
「お気遣いありがとうございます。ツキシマ・レイコ様」
ニコッとする…本人はしたつもりなのだろうが。多分、頬の傷のせいだろう、作った笑顔がすごい悪人顔のニヤっとなる。うーん、怪我している人にそういう印象持ったらいけないんだろうけど。
「私なんかには、様も要らないです!」
「…では、レイコ殿では?」
「はい…それでいいです」
なんかこのやり取り、前にやったな。
なにかを見透かそうという感じで、じっと見てくる。ちょっと胡散臭い物を見る目になっている…ような気もする。
…嫌われたかな?
「…レイコちゃんでいいんじゃね?」
後ろで護衛についていたエカテリンさんがつぶやいた。ダンテ隊長に頭を軽く小突かれていた。
・Side:ツキシマ・レイコ
朝だ~。
明るくなってきたかな?という頃には皆さん起き出して、出発の準備に取りかかっているようだ。
まだもにゅもにゅしているアイリさんから抜け出して、馬車の戸を開ける。
皆さん、馬や馬鳥の餌と水やり。野営装備の片付け。朝食の準備と、忙しく動いている。
どうも私に気を使って、起こしに来なかったようです。レッドさん、アイリさん、エカテリンさん、そろそろ起きましょうよ。
ちなみに、タロウさんは私たちのために、馬車の前で寝ていたらしい。まぁこのキャラバンには不届き者はいないだろうとのことだけど。うん、紳士だね。
朝食は、パンと、干し肉や野菜にイモのスープで、簡単に済ませる。簡単でも、ちょっと肌寒い朝には、暖かい料理はありがたいですね。前日から仕込んであったスープは特に美味しかったです。
馬を馬車に繋げて、出発です。
天気は、少し雲が多いが良い感じに日も差すし、風も気持ちいい。街道は河沿いに延びています。
平野と森を挟んで、東西に山地が見え。さらに西の彼方には、雪を戴いた山脈も見える。赤井さんに送ってもらうときに越えてきた山脈だ。またあそこに行く日はいつになるのだろう?
ここまで自然しか無い風景ってのは、日本じゃ見れなかったですね。写真撮ってSNSに投稿したいくらいです。
今日は、馬車の中ではなく御者席に座らせてもらいました。レッドさんは、馬車の上に陣取って、馬車の揺れに合わせて「クック。クック」とご機嫌です。人より多くの感覚を持っている彼には、今見えている光景は私以上に興味津々のようです。
街道は、なるだけ凸凹を避け、河に近づいたり遠ざかったりして続く…
途中、キャラバンは昼休憩をとりますが。ここは宿営地ではないので休憩と保存食で済まします。あとは馬たちに水やりだけですね。
街道は少し西寄りに向きを変え、進んでいるとだんだん西の山地が近づいて来る。太陽が西に傾き始めたころ、低い丘を迂回したところで前方に街が見えてきました。
「あの山のくぼんだところあるだろ? あそこに街道が通っていたんだけど。んー、北斜面が崩れたって聞いたけど、その右にあるちょっと高い山な、多分あそこらへんだな、崩れたのは」
脇を馬に乗っていたエカテリンさんが、西の山地を指して説明してくれる。ちなみにアイリさんは馬車の中だ。
「ユルガルム領からは、あの山の向こう側を通った方が近道なんだけどな。崩れたところからちょっと離れたところに馬くらいら通れる道はあるんだけど、馬車はこちら側を遠回りさ。まぁそのおかげでレイコちゃんを拾えたわけだけどな。…偶然かな?これ。…赤竜神様、これ知っていたのかね?」
エカテリンさん鋭いね。…私も、たぶん赤井さんは知っていたと思います。
街道が少し高台にさしかかったところで、ここからはタシニの様子がよく分る。
河が中心を流れ、高くても三階建てくらいの建物が街の中心部に並んでいて、周囲に民家らしき家が囲んでいる。
街の周囲には畑が広がり、それを耕すだろう農家の集落が、ぽつぽつとかなりの範囲に散在している。件との山地と街の間には、傾斜しているだけに耕地には向かないのだろうが、牧場のようなものも見える。
街と言っても、人口は地球のそれとはだいぶ少ないのだろう、数千人いるかな?という感じではあるが。まさにヨーロッパの農村といった雰囲気だ。
河の支流に架かった橋が、検問所のようになっている。ジャックさんとダンテ隊長が、検問の兵と話すとすぐに通行許可が出たようです。
キャラバンの荷馬車は、待機所となっている町外れの広場に移動していくが。私たちが乗っている馬車の方はキャラバンから一旦別れて、街の中心に入ってく。馬に乗ったダンテ隊長とタルタス隊長、彼らの部下数人が周囲についている。
しばらく行くと、庭付き三階建て、周囲より立派な屋敷のある敷地に入っていきます。
建物の入り口に馬車が付けられ戸が開く。足場が持ってこられて、ダンテ隊長に手を出された。
まるでお姫様?と思いつつ、その手を取り降りると。屋敷の入り口のところに一人の紳士が立っていました。
歳は50台くらいだろうか。デザインの雰囲気は地球とは違うが、かなり品の良い服を着ている。生地は違うけど、ジャック会頭の服とデザインはそっくり。
右手で杖を持っている当たり、イギリス紳士の異世界版という感じだろうか。白髪交じりの髪の毛はバックに整えられていて。
容姿で目立つのは、右頬の傷。目の下から顎に至るまで、刃物によるような痕がある。
肩から胸元までを覆う、銀色のプレートを付けている。顎当とかゴルゲットとか呼ばれる鎧のパーツがでかくなった感じです。紋章とか、うーん多分だけど勲章の略章みたいなものが付けられていて。そう言えば、ダンテ隊長のは他の騎士より立派だった。どうもこれが、この国で身分を示すもののようですね。
「赤竜神の巫女様。脚を痛めておりまして、この場で傅くことが能わぬことをお許しください。私、ネイルコード王国にて、伯爵位を賜り、エイゼル領を治めておりますバッシュ・エイゼル・アイズンと申します」
杖で支えつつ、頭を深く下げて来る。
私も慌てて、頭の後ろにいるレッドさんを前に抱っこしなおして挨拶に応える。
「ツキシマ・レイコと申します。この子が赤井…赤竜神から預かったレッドさんです。ツキシマがファミリーネームですが、私は貴族とかではないので。えっと、無理をせずに楽な姿勢になってください」
流石に、脚が悪い人をそのかっこのまま待たせるのは忍びない。
そっと、顔を上げた紳士が意外そうな顔をする。身長差があるから、私の目をじっと見下ろしてくる。
「お気遣いありがとうございます。ツキシマ・レイコ様」
ニコッとする…本人はしたつもりなのだろうが。多分、頬の傷のせいだろう、作った笑顔がすごい悪人顔のニヤっとなる。うーん、怪我している人にそういう印象持ったらいけないんだろうけど。
「私なんかには、様も要らないです!」
「…では、レイコ殿では?」
「はい…それでいいです」
なんかこのやり取り、前にやったな。
なにかを見透かそうという感じで、じっと見てくる。ちょっと胡散臭い物を見る目になっている…ような気もする。
…嫌われたかな?
「…レイコちゃんでいいんじゃね?」
後ろで護衛についていたエカテリンさんがつぶやいた。ダンテ隊長に頭を軽く小突かれていた。
78
あなたにおすすめの小説
建国のアルトラ ~魔界の天使 (?)の国造り奮闘譚~
ヒロノF
ファンタジー
死後に転生した魔界にて突然無敵の身体を与えられた地野改(ちの かい)。
その身体は物理的な攻撃に対して金属音がするほど硬く、マグマや高電圧、零度以下の寒さ、猛毒や強酸、腐食ガスにも耐え得る超高スペックの肉体。
その上で与えられたのはイメージ次第で命以外は何でも作り出せるという『創成魔法』という特異な能力。しかし、『イメージ次第で作り出せる』というのが落とし穴! それはイメージ出来なければ作れないのと同義! 生前職人や技師というわけでもなかった彼女には機械など生活を豊かにするものは作ることができない! 中々に持て余す能力だったが、周囲の協力を得つつその力を上手く使って魔界を住み心地良くしようと画策する。
近隣の村を拠点と定め、光の無かった世界に疑似太陽を作り、川を作り、生活基盤を整え、家を建て、魔道具による害獣対策や収穫方法を考案。
更には他国の手を借りて、水道を整備し、銀行・通貨制度を作り、発電施設を作り、村は町へと徐々に発展、ついには大国に国として認められることに!?
何でもできるけど何度も失敗する。
成り行きで居ついてしまったケルベロス、レッドドラゴン、クラーケン、歩く大根もどき、元・書物の自動人形らと共に送る失敗と試行錯誤だらけの魔界ライフ。
様々な物を創り出しては実験実験また実験。果たして住み心地は改善できるのか?
誤字脱字衍字の指摘、矛盾の指摘大歓迎です! 見つけたらご報告ください!
2024/05/02改題しました。旧タイトル
『魔界の天使 (?)アルトラの国造り奮闘譚』
2023/07/22改題しました。旧々タイトル
『天使転生?~でも転生場所は魔界だったから、授けられた強靭な肉体と便利スキル『創成魔法』でシメて住み心地よくしてやります!~』
この作品は以下の投稿サイトにも掲載しています。
『小説家になろう(https://ncode.syosetu.com/n4480hc/)』
『ノベルバ(https://novelba.com/indies/works/929419)』
『アルファポリス(https://www.alphapolis.co.jp/novel/64078938/329538044)』
『カクヨム(https://kakuyomu.jp/works/16818093076594693131)』
異世界で目が覚めたら目の前で俺が死んでました。この世界でオリジナルの俺はとっくに死んでたみたいです
青山喜太
ファンタジー
主人公桜間トオル17歳は家族との旅行中、車の中ではなく突然なんの脈絡もなく遺跡の中で目が覚めてしまう。
混乱する桜間トオルの目の前にいたのは自分と瓜二つ、服装さえ一緒のもう一人の桜間トオルだった。
もう一人の桜間トオルは全身から出血し血を吐きながら、乞う。
「父さんと、母さん……妹をアカリを頼む……!!」
思わず、頷いた桜間トオルはもう一人の自分の最後を看取った。
その時、見知らぬ声が響く。
「私のことがわかるか? 13人の桜間トオル?」
これはただの高校生である桜間トオルが英雄たちとの戦争に巻き込まれていく物語
転生特典〈無限スキルポイント〉で無制限にスキルを取得して異世界無双!?
スピカ・メロディアス
ファンタジー
目が覚めたら展開にいた主人公・凸守優斗。
女神様に死後の案内をしてもらえるということで思春期男子高生夢のチートを貰って異世界転生!と思ったものの強すぎるチートはもらえない!?
ならば程々のチートをうまく使って夢にまで見た異世界ライフを楽しもうではないか!
これは、只人の少年が繰り広げる異世界物語である。
やさしい異世界転移
みなと
ファンタジー
妹の誕生日ケーキを買いに行く最中 謎の声に導かれて異世界へと転移してしまった主人公
神洞 優斗。
彼が転移した世界は魔法が発達しているファンタジーの世界だった!
元の世界に帰るまでの間優斗は学園に通い平穏に過ごす事にしたのだが……?
この時の優斗は気付いていなかったのだ。
己の……いや"ユウト"としての逃れられない定めがすぐ近くまで来ている事に。
この物語は 優斗がこの世界で仲間と出会い、共に様々な困難に立ち向かい希望 絶望 別れ 後悔しながらも進み続けて、英雄になって誰かに希望を託すストーリーである。
ダンジョンでオーブを拾って『』を手に入れた。代償は体で払います
とみっしぇる
ファンタジー
スキルなし、魔力なし、1000人に1人の劣等人。
食っていくのがギリギリの冒険者ユリナは同じ境遇の友達3人と、先輩冒険者ジュリアから率のいい仕事に誘われる。それが罠と気づいたときには、絶対絶命のピンチに陥っていた。
もうあとがない。そのとき起死回生のスキルオーブを手に入れたはずなのにオーブは無反応。『』の中には何が入るのだ。
ギリギリの状況でユリアは瀕死の仲間のために叫ぶ。
ユリナはスキルを手に入れ、ささやかな幸せを手に入れられるのだろうか。
倒した魔物が消えるのは、僕だけのスキルらしいです
桐山じゃろ
ファンタジー
日常のなんでもないタイミングで右眼の色だけ変わってしまうという特異体質のディールは、魔物に止めを刺すだけで魔物の死骸を消してしまえる能力を持っていた。世間では魔物を消せるのは聖女の魔滅魔法のみ。聖女に疎まれてパーティを追い出され、今度は魔滅魔法の使えない聖女とパーティを組むことに。瞳の力は魔物を消すだけではないことを知る頃には、ディールは世界の命運に巻き込まれていた。
スキル【ファミレス】を使っていたら伝説になりました。
キンモクセイ
ファンタジー
スキル「ファミレス」を手にした。
ハズレスキルかと思い、主人公の思うがまま行動している。
そんな時に1人の少女と出会い、運命が変わる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる