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運動会の前の日みたい
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温泉は6月に行く事にした。
微々たる額だと思うが、真夜は人生での初給料。
俺も大学では初給料の為、親にも親孝行として誘ってみた。
電話で話するのも照れくさいから、メッセージでだ。
母親も仕事中のはずなので、メッセージの方が都合良いだろう。
「6月の中旬の週末予定あるか?」
「どうかしたの?」
すぐに既読が着いて返事が来た。
「初給料出るから、温泉でも連れていこうかな?って真夜と話してたんだよ」
「え~!嬉しいわね。でも、6月は週末も忙しいのよ。真夜と2人で行っておいでよ。」
母親とはスムーズにメッセージをやり取りしていたんだが…
真夜に声を掛けられた。
「突然ママからメッセージ来て2人でいっておいで!だってぇ。」
「一緒にいるのかな?」
「真夜母と一緒にいたの?」
「いないわよ?裕翔と真夜の事は瞬時に共有する事にしてるのよ!2人で楽しんでいらっしゃいよ。」
母親とのメッセージは終わらせた。
「この2人に下手な事言えないな」
「だね…ニヤニヤしてるのが目に浮かぶよ…」
「一緒に誘ったのは失敗だったかもな…」
「でも、やっぱりうちの家と裕翔の家とで行きたいよ。」
「それもそうだな。」
明日は予定していた温泉に泊まりがけで行く。
「裕翔と2人で泊まりがけで旅行って初めてだよねっ!」
何の準備があるのかは分からないけど、真夜はピンクのボストンバッグに荷物を押し入れていた。
「何そんなに必要なんだよ?」
「えっ、着替えとかあるじゃん。どうせなら鞄はひとつの方がいいし、裕翔の、着替えも入れてるからね」
「なるほど、サンキュー!」
「起きれなかったら困るから、早めに寝ようね!」
22時にはベッドに入った。
なんか、楽しみで眠れない。
「裕翔は眠れそう?」
「いや、なんか眠れないな。」
「運動会の前の日みたいで眠れないよね…」
俺は真夜の身体を起こした。
「ん?」
ベッドの足元に連れて行って、ベッドに座りながらカーテンを開けて薄らと輝く星を見た。
「梅雨の時期でも晴れの日ってあるんだもんね~綺麗だね!」
「運動会の前の日に集まった時も2人でベランダで星見た事あるよな。」
「裕翔も覚えてたんだ!意外だねっ」
「ふと、思い出して見たくなっただけだよ。」
星を眺める真夜の横顔がとても綺麗で。
思わず、抱き寄せてしまった。
「楽しみだね…」
「うん、明日はもっと綺麗な星空を見せてあげられるぞ?」
「うん。」
見つめ合うと、自然とチューをしていた。
真夜は俺の手に指を絡めてきて、手を繋いだ。
チューってより、キスっぽくなって。
少し照れくさかった。
顔が火照ってきたが、暗いし星空を眺めて誤魔化したつもりだ。
ちょっと、いつもとは違う感覚で真夜を抱きしめて眠る事にした。
微々たる額だと思うが、真夜は人生での初給料。
俺も大学では初給料の為、親にも親孝行として誘ってみた。
電話で話するのも照れくさいから、メッセージでだ。
母親も仕事中のはずなので、メッセージの方が都合良いだろう。
「6月の中旬の週末予定あるか?」
「どうかしたの?」
すぐに既読が着いて返事が来た。
「初給料出るから、温泉でも連れていこうかな?って真夜と話してたんだよ」
「え~!嬉しいわね。でも、6月は週末も忙しいのよ。真夜と2人で行っておいでよ。」
母親とはスムーズにメッセージをやり取りしていたんだが…
真夜に声を掛けられた。
「突然ママからメッセージ来て2人でいっておいで!だってぇ。」
「一緒にいるのかな?」
「真夜母と一緒にいたの?」
「いないわよ?裕翔と真夜の事は瞬時に共有する事にしてるのよ!2人で楽しんでいらっしゃいよ。」
母親とのメッセージは終わらせた。
「この2人に下手な事言えないな」
「だね…ニヤニヤしてるのが目に浮かぶよ…」
「一緒に誘ったのは失敗だったかもな…」
「でも、やっぱりうちの家と裕翔の家とで行きたいよ。」
「それもそうだな。」
明日は予定していた温泉に泊まりがけで行く。
「裕翔と2人で泊まりがけで旅行って初めてだよねっ!」
何の準備があるのかは分からないけど、真夜はピンクのボストンバッグに荷物を押し入れていた。
「何そんなに必要なんだよ?」
「えっ、着替えとかあるじゃん。どうせなら鞄はひとつの方がいいし、裕翔の、着替えも入れてるからね」
「なるほど、サンキュー!」
「起きれなかったら困るから、早めに寝ようね!」
22時にはベッドに入った。
なんか、楽しみで眠れない。
「裕翔は眠れそう?」
「いや、なんか眠れないな。」
「運動会の前の日みたいで眠れないよね…」
俺は真夜の身体を起こした。
「ん?」
ベッドの足元に連れて行って、ベッドに座りながらカーテンを開けて薄らと輝く星を見た。
「梅雨の時期でも晴れの日ってあるんだもんね~綺麗だね!」
「運動会の前の日に集まった時も2人でベランダで星見た事あるよな。」
「裕翔も覚えてたんだ!意外だねっ」
「ふと、思い出して見たくなっただけだよ。」
星を眺める真夜の横顔がとても綺麗で。
思わず、抱き寄せてしまった。
「楽しみだね…」
「うん、明日はもっと綺麗な星空を見せてあげられるぞ?」
「うん。」
見つめ合うと、自然とチューをしていた。
真夜は俺の手に指を絡めてきて、手を繋いだ。
チューってより、キスっぽくなって。
少し照れくさかった。
顔が火照ってきたが、暗いし星空を眺めて誤魔化したつもりだ。
ちょっと、いつもとは違う感覚で真夜を抱きしめて眠る事にした。
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