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真夜のヒーロー
涼太の失言
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今日のバイトでは、忙しくて中村さんとお話はしなかった。
裕翔もバイトだから、私は先に帰ってご飯の支度をするのに着替えてすぐにお店をでた。
「あっ、真夜ちゃん。終わった?送っていくよ」
お店から出て少し歩いたら中村さんが待っていた。
「いや、買い物もあるから大丈夫ですよ」
「じゃあ、買い物も付き合うよ」
断っても、送ってくれた。
マンションに入ろうと思ったら、腕を掴まれて
「僕の家に来てココアもいるし、一緒に飲まないかい?」
「私は未成年だし、遠慮しておきます」
怖くなって、振りほどいてから逃げるようにマンションに入った。
次のバイトの時も中村さんは待っていた。
また、誘われたけど。もちろん断った。
花梨と一緒に帰る時は話しかけて来ない。
反対側から遠回りして帰るようになった。
中村さんからのメッセージも未読のままにしていたり、避けてるアピールをしてるけど、一日に何回もメッセージが届くようになった。
…今日は休み?…一緒に帰ろうよ…また、写真撮りたいな…今日の私服可愛かったね…遊ぼうよ…
段々と怖くなる内容に変わって行った。
そして。
…おかえり…
私が働いてる所やマンションに入る写メが来た。
怖い・・・・・
「ねぇ、裕翔。明日から迎えに来て欲しいな…」
「はっ?」
「だめ?」
「いや、いいよ。」
裕翔をバイト先で待っていると中村さんからメッセージが来た
「まだ、出てこないの?忙しい?」
「彼氏が迎えにくるから…」
「えっ?彼氏出来たの?」
「はい」
「僕の方が経済力あるよ!」
怖くなってスルーした。
裕翔がどうしても来れない日は裏口から走って帰るようにした。
心配かけちゃうから、裕翔や花梨には言いたくないし。
そのうち、収まるといいけど…
―――――――――――――――――――――
「なぁ、涼太。来週うちで手巻き寿司パーティーをや…」
「いくーーーーーー!」
「話終わる前に答えてくる、お前の反応速度には尊敬出来るわ」
「いや、やっと裕翔の妹に会えるからさっ!」
「あ~、妹なっ、、、多分びっくりするぞ?」
「そんな事、言って楽しみのハードルあがっちゃうぞ?」
それから、真夜のバイト終わりに合わせて迎えにいった。
パーティ当日。
花梨はお昼すぎに家に来て、真夜と買い物に行ったり準備を進めていた。
涼太は夕方に来る予定だ。
真夜は洗濯物を畳みに行った。
さすがに、涼太が来るのに干しっぱなしは嫌なんだろう。
花梨が近寄ってきて小声で話しかけてきて。
「何か真夜から聞いてる?」
「ん?なんの事?」
「ほらっ、最近は裕翔も迎えに来てるでしょ?」
「その事?迎えに来て欲しいって頼まれたからだけど。何かあるのか?」
「なんかね?変なお客さんが居て、真夜の事を付け回してるかもしれないの。真夜は何もいわないんだけど。」
「まじかっ!犬の写真撮ってる人に撮影されたらしいぞ?」
「えっ!!そうなの???知らないんだけど!」
「常連らしいけど?」
「赤ワインの事だよね…真夜の事だから私たちに気を使ってそうだよね」
「俺も気を付けて真夜を見てるから、花梨もよろしくな!」
夕方になって、涼太が家にやってきた。
エントランスの鍵を開けて、上に登ってくる間にちょっとだけ、イタズラを思いついた。
「真夜、お前は部屋に隠れてろよ」
「え?なんで??」
「妹に会うの楽しみにしてるらしいからさ」
「あっ、そんな設定だったよね!忘れてた」
涼太が玄関に来たから、俺と花梨で出迎えた。
「おじゃましま~す!花梨来てたんだね。で??妹はどこに??」
真夜がいない事より、妹が気になるらしい…
リビングに招いても、涼太はキョロキョロしてる。
それほど、妹が気になるって事なんだろう…
「どっちの扉が妹の部屋なの?」
「キッチン側だな。日当たりのいい方だ。」
「そんな、ジロジロドアみてたら、気持ち悪いよ…」
花梨が突っ込んでた
俺は真夜の部屋をノックして
「涼太が来たぞ!出てこい」
涼太を見ると正座して姿勢よくドアを見つめていた。
そして、ドアが開いて真夜が出てきた。
「なんだぁ~真夜ちゃんか。妹が来るかと思ってドキドキしちゃったよ」
「私の事だよ?」
「へ???どゆこと???」
「親に決められて、私たちルームシェアしてるから!」
「は?・・・・・」
涼太は俺と真夜の顔を交互に何回も見てきた。
「はぁーーーーー!!!!!!」
「びっくりするよね!わかるよ」
「花梨は知ってたの?」
「前に来た時に気付いたよ!」
「まじかぁ…」
真夜がいじわるそうに涼太に声をかけた。
「ねぇ、なんだぁ真夜ちゃんか。ってどゆこと?」
「えっ、いや、その…妹かと思ったからさぁ」
「私でごめんね」
「そーゆう意味じゃ…すいません失言でした。」
涼太にとっては、驚きや焦りで疲れたっぽいけど。
これで涼太にもルームシェアを伝える事ができた。
その後は、楽しく手巻き寿司パーティを開いた。
裕翔もバイトだから、私は先に帰ってご飯の支度をするのに着替えてすぐにお店をでた。
「あっ、真夜ちゃん。終わった?送っていくよ」
お店から出て少し歩いたら中村さんが待っていた。
「いや、買い物もあるから大丈夫ですよ」
「じゃあ、買い物も付き合うよ」
断っても、送ってくれた。
マンションに入ろうと思ったら、腕を掴まれて
「僕の家に来てココアもいるし、一緒に飲まないかい?」
「私は未成年だし、遠慮しておきます」
怖くなって、振りほどいてから逃げるようにマンションに入った。
次のバイトの時も中村さんは待っていた。
また、誘われたけど。もちろん断った。
花梨と一緒に帰る時は話しかけて来ない。
反対側から遠回りして帰るようになった。
中村さんからのメッセージも未読のままにしていたり、避けてるアピールをしてるけど、一日に何回もメッセージが届くようになった。
…今日は休み?…一緒に帰ろうよ…また、写真撮りたいな…今日の私服可愛かったね…遊ぼうよ…
段々と怖くなる内容に変わって行った。
そして。
…おかえり…
私が働いてる所やマンションに入る写メが来た。
怖い・・・・・
「ねぇ、裕翔。明日から迎えに来て欲しいな…」
「はっ?」
「だめ?」
「いや、いいよ。」
裕翔をバイト先で待っていると中村さんからメッセージが来た
「まだ、出てこないの?忙しい?」
「彼氏が迎えにくるから…」
「えっ?彼氏出来たの?」
「はい」
「僕の方が経済力あるよ!」
怖くなってスルーした。
裕翔がどうしても来れない日は裏口から走って帰るようにした。
心配かけちゃうから、裕翔や花梨には言いたくないし。
そのうち、収まるといいけど…
―――――――――――――――――――――
「なぁ、涼太。来週うちで手巻き寿司パーティーをや…」
「いくーーーーーー!」
「話終わる前に答えてくる、お前の反応速度には尊敬出来るわ」
「いや、やっと裕翔の妹に会えるからさっ!」
「あ~、妹なっ、、、多分びっくりするぞ?」
「そんな事、言って楽しみのハードルあがっちゃうぞ?」
それから、真夜のバイト終わりに合わせて迎えにいった。
パーティ当日。
花梨はお昼すぎに家に来て、真夜と買い物に行ったり準備を進めていた。
涼太は夕方に来る予定だ。
真夜は洗濯物を畳みに行った。
さすがに、涼太が来るのに干しっぱなしは嫌なんだろう。
花梨が近寄ってきて小声で話しかけてきて。
「何か真夜から聞いてる?」
「ん?なんの事?」
「ほらっ、最近は裕翔も迎えに来てるでしょ?」
「その事?迎えに来て欲しいって頼まれたからだけど。何かあるのか?」
「なんかね?変なお客さんが居て、真夜の事を付け回してるかもしれないの。真夜は何もいわないんだけど。」
「まじかっ!犬の写真撮ってる人に撮影されたらしいぞ?」
「えっ!!そうなの???知らないんだけど!」
「常連らしいけど?」
「赤ワインの事だよね…真夜の事だから私たちに気を使ってそうだよね」
「俺も気を付けて真夜を見てるから、花梨もよろしくな!」
夕方になって、涼太が家にやってきた。
エントランスの鍵を開けて、上に登ってくる間にちょっとだけ、イタズラを思いついた。
「真夜、お前は部屋に隠れてろよ」
「え?なんで??」
「妹に会うの楽しみにしてるらしいからさ」
「あっ、そんな設定だったよね!忘れてた」
涼太が玄関に来たから、俺と花梨で出迎えた。
「おじゃましま~す!花梨来てたんだね。で??妹はどこに??」
真夜がいない事より、妹が気になるらしい…
リビングに招いても、涼太はキョロキョロしてる。
それほど、妹が気になるって事なんだろう…
「どっちの扉が妹の部屋なの?」
「キッチン側だな。日当たりのいい方だ。」
「そんな、ジロジロドアみてたら、気持ち悪いよ…」
花梨が突っ込んでた
俺は真夜の部屋をノックして
「涼太が来たぞ!出てこい」
涼太を見ると正座して姿勢よくドアを見つめていた。
そして、ドアが開いて真夜が出てきた。
「なんだぁ~真夜ちゃんか。妹が来るかと思ってドキドキしちゃったよ」
「私の事だよ?」
「へ???どゆこと???」
「親に決められて、私たちルームシェアしてるから!」
「は?・・・・・」
涼太は俺と真夜の顔を交互に何回も見てきた。
「はぁーーーーー!!!!!!」
「びっくりするよね!わかるよ」
「花梨は知ってたの?」
「前に来た時に気付いたよ!」
「まじかぁ…」
真夜がいじわるそうに涼太に声をかけた。
「ねぇ、なんだぁ真夜ちゃんか。ってどゆこと?」
「えっ、いや、その…妹かと思ったからさぁ」
「私でごめんね」
「そーゆう意味じゃ…すいません失言でした。」
涼太にとっては、驚きや焦りで疲れたっぽいけど。
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