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大人への入口
お出かけ
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家族会議の結果によって、俺たちは買い物にきたんだけど…
ぶっちゃけ、荷物持ちイベントだし待ってる時間が長すぎて苦痛なんだよな…
節約生活してるけど、真夜のファッションだけは節約してない気がするし、言えないけど。
でも、まぁ仕方ないから俺は真夜の後ろをついて行く。
「裕翔見て!こうゆうのはどうかな?」
タイトなニットのワンピースを手に持って来た。
右手には黒。左手にはネイビー。
「黒の方が良いんじゃない?」
もちろん適当なんだけど。
「理由は?」
こう来たらウザイ…
「よりスレンダーに見えるし、真夜は黒髪だからな。」
「わかったぁ」
適当に適当を重ねる事で買い物は若干早く終わる。
それは2年で得た知識だった。
2年間で得たことと言えば、真夜の取扱い方法と味噌汁の作り方だった。
味噌を混ぜて作ったら、ダシという物が必要らしい。
インスタントだと、具と味噌を混ぜるだけなのに。
作ってから真夜が手直しをしてくれたんだけど。
それからは頑張って作るようにしている。
「居酒屋さんでも行ってみる?」
「いや、まだ早くないか?俺たちは初心者で何が起こるか、分からないぞ?」
「それもそうだね。慣れたら行ってみようね!」
「慣れたらな!でも、飯食うだけでもいいんじゃないか?」
「だねっ!行ってみようよ!」
そして、俺たちは1件の居酒屋へ向かった。
「いらっしゃいませ~!お客さ・・・・・あれ?」
「おっす!涼太」
「裕翔に真夜ちゃんも!」
「涼太って、ここで働いてたんだぁ!」
「そっ!去年から働いてるよ!」
「そして、ここで彼女作ったんだよな!!コノヤロー」
「そうそう!今日も働いてるから後で会わせてあげるよ!裕翔だって真夜ちゃんがいるじゃん!でも、幸せっていいんだよ~!」
「真夜とは幼なじみだぞ!」
「へー」
「そうだよ?幼なじみだもん!一緒にいる事が多いだけだよ」
「へーへー」
「なんか、涼太に見下されてないか?」
「見下してるかは、わからないけど。なんか余裕そうだよね」
「名指しでクレーム入れとくか?」
「それはやめて!」
「怒られちゃうから席に連れて行ってくれた方がいいんじゃない?!」
「あっ、そうだねっ!! おふたり様ご案内しま~す」
「2人ともビールにする?」
「メロンソーダで」
「私は烏龍茶。」
「2人とも、何しに居酒屋に来たの?・・・・・」
「食べ物色々あるからな!楽しいだろ」
「へー。裕翔は飲めない…オッケー!」
「いや、飲めるぞ!」
「へー。メロンソーダね。お持ちしますね。」
「いや!レモンサワー2つ!」
「え?飲むの?」
「2人とも送ってあげられないよ?大丈夫かな??お子様さん達は・・・・・」
「余裕だぞ?」
「俺は帰りに彼女と会うから送れないからね!」
「大丈夫だ。俺が真夜を背負って帰るから!」
「私も…裕翔を支えるから大丈夫!」
・・・・・
「お待たせしました。レモンサワーです。男性の方のほうが濃いめですよね!どーぞ!!」
あのやろー!!
真夜のよりはちょっとだけ、濃い気がするけど。
美味しいし、なんかよく分からずに飲んだ。
お互い2杯ずつ飲んで、沢山食べて…
会計に向かった。
「2人とも帰るの?」
「おう!ご馳走様!!」
「涼太も頑張ってね~!!」
小柄な女の子がレジを担当してくれた。
「ありがとうございました!」
「ちなみに、この子が俺の彼女の瑠奈るなだよ!こっちは大学の友達の裕翔と真夜ちゃんだよ!」
「涼ちゃんのお友達だったんですね!よろしくお願いします!!」
「どうも、裕翔です!」
「ちょっと…裕翔です!ってホストみたい!!あっ、私は真夜ですよ!よろしくお願いしますね~仲良くしましょ!」
「裕翔君と真夜ちゃんですね!涼ちゃん共々よろしくお願いします!」
「涼太はチャラいから気を付けてね!」
「余計なこと言わないでくれ…」
「チャラいけど、ヘタレだから大丈夫!何かあったら言ってね!」
「ヘタレはそのままブーメランで返してやる!」
「2人ともヘタレ同士で仲良いんだもんね!」
「うるさい!俺は彼女を作らないだけだぞ?」
「出来たらいいねぇ~!」
「真夜だって、彼氏いないだろ!」
「私だって…作らないだけだもん!」
「裕翔くんと真夜ちゃんって、聞いてた通り仲良しなんですね!」
「まっ、幼なじみだしね。」
「これが言ってたヘタレ裕翔の口癖なんだよ。」
「余計なこと言うな!それより働けよ!!帰るからな!!」
「うん、気を付けて帰ってね!」
真夜は普通に話が出来ていた。
成長したのか??
帰り道も普通に話をして帰ったんだが…
「あの2人仲良さそうで良かったな」
「うん。恋人かぁ…」
「涼太も、よかったよな。」
「裕翔が彼女作ったらどうなるのかな…」
「どうなる?ん~。変わんないんじゃないか?作るつもりはないけど。それより真夜に彼氏出来たらルームシェアも解消だよな。」
「私も作らないから大丈夫だよ!もし裕翔に彼女出来たら裕翔は私の事構わなくなるよね?高校の時みたいに…」
「は?構わなくなったわけじゃなくね?それは真夜もだろ?」
「私は受験勉強してたから…」
「俺もだし…だから、あまり親たちの飲み会にいかなくなったんだけどな。」
「私もだし!」
「彼女作ったとしても、真夜の方が大切な気がするんだよな」
「わかるかも、、私も裕翔と一緒にいた方が良いような気がするもん。」
「家族、友達、恋人。そんな関係とは違う幼なじみって凄いよな」
「うん。友達みたいに遊べるし!恋人みたいにもなれるし!家族のように一緒にも暮らせるもんね!」
「恋人みたいって、いつの事だよ?」
「うるさい…」
真夜は照れたように腕にしがみついて来た。
まぁ、ベットの中の事を考えたんだろうな。
そんな真夜の頭を撫でて腕を外して抱き寄せると、真夜も腕を回してきた。
気分的に冬の夜道が暖かく思えた。
これは恋人ではなく、昔からやってる幼なじみの部類にはいる。
真夜は家に着いたら酔いが回って、ら行が言えなくなった。
「ひりょと!ねりゅよ~!」
ぶっちゃけ、荷物持ちイベントだし待ってる時間が長すぎて苦痛なんだよな…
節約生活してるけど、真夜のファッションだけは節約してない気がするし、言えないけど。
でも、まぁ仕方ないから俺は真夜の後ろをついて行く。
「裕翔見て!こうゆうのはどうかな?」
タイトなニットのワンピースを手に持って来た。
右手には黒。左手にはネイビー。
「黒の方が良いんじゃない?」
もちろん適当なんだけど。
「理由は?」
こう来たらウザイ…
「よりスレンダーに見えるし、真夜は黒髪だからな。」
「わかったぁ」
適当に適当を重ねる事で買い物は若干早く終わる。
それは2年で得た知識だった。
2年間で得たことと言えば、真夜の取扱い方法と味噌汁の作り方だった。
味噌を混ぜて作ったら、ダシという物が必要らしい。
インスタントだと、具と味噌を混ぜるだけなのに。
作ってから真夜が手直しをしてくれたんだけど。
それからは頑張って作るようにしている。
「居酒屋さんでも行ってみる?」
「いや、まだ早くないか?俺たちは初心者で何が起こるか、分からないぞ?」
「それもそうだね。慣れたら行ってみようね!」
「慣れたらな!でも、飯食うだけでもいいんじゃないか?」
「だねっ!行ってみようよ!」
そして、俺たちは1件の居酒屋へ向かった。
「いらっしゃいませ~!お客さ・・・・・あれ?」
「おっす!涼太」
「裕翔に真夜ちゃんも!」
「涼太って、ここで働いてたんだぁ!」
「そっ!去年から働いてるよ!」
「そして、ここで彼女作ったんだよな!!コノヤロー」
「そうそう!今日も働いてるから後で会わせてあげるよ!裕翔だって真夜ちゃんがいるじゃん!でも、幸せっていいんだよ~!」
「真夜とは幼なじみだぞ!」
「へー」
「そうだよ?幼なじみだもん!一緒にいる事が多いだけだよ」
「へーへー」
「なんか、涼太に見下されてないか?」
「見下してるかは、わからないけど。なんか余裕そうだよね」
「名指しでクレーム入れとくか?」
「それはやめて!」
「怒られちゃうから席に連れて行ってくれた方がいいんじゃない?!」
「あっ、そうだねっ!! おふたり様ご案内しま~す」
「2人ともビールにする?」
「メロンソーダで」
「私は烏龍茶。」
「2人とも、何しに居酒屋に来たの?・・・・・」
「食べ物色々あるからな!楽しいだろ」
「へー。裕翔は飲めない…オッケー!」
「いや、飲めるぞ!」
「へー。メロンソーダね。お持ちしますね。」
「いや!レモンサワー2つ!」
「え?飲むの?」
「2人とも送ってあげられないよ?大丈夫かな??お子様さん達は・・・・・」
「余裕だぞ?」
「俺は帰りに彼女と会うから送れないからね!」
「大丈夫だ。俺が真夜を背負って帰るから!」
「私も…裕翔を支えるから大丈夫!」
・・・・・
「お待たせしました。レモンサワーです。男性の方のほうが濃いめですよね!どーぞ!!」
あのやろー!!
真夜のよりはちょっとだけ、濃い気がするけど。
美味しいし、なんかよく分からずに飲んだ。
お互い2杯ずつ飲んで、沢山食べて…
会計に向かった。
「2人とも帰るの?」
「おう!ご馳走様!!」
「涼太も頑張ってね~!!」
小柄な女の子がレジを担当してくれた。
「ありがとうございました!」
「ちなみに、この子が俺の彼女の瑠奈るなだよ!こっちは大学の友達の裕翔と真夜ちゃんだよ!」
「涼ちゃんのお友達だったんですね!よろしくお願いします!!」
「どうも、裕翔です!」
「ちょっと…裕翔です!ってホストみたい!!あっ、私は真夜ですよ!よろしくお願いしますね~仲良くしましょ!」
「裕翔君と真夜ちゃんですね!涼ちゃん共々よろしくお願いします!」
「涼太はチャラいから気を付けてね!」
「余計なこと言わないでくれ…」
「チャラいけど、ヘタレだから大丈夫!何かあったら言ってね!」
「ヘタレはそのままブーメランで返してやる!」
「2人ともヘタレ同士で仲良いんだもんね!」
「うるさい!俺は彼女を作らないだけだぞ?」
「出来たらいいねぇ~!」
「真夜だって、彼氏いないだろ!」
「私だって…作らないだけだもん!」
「裕翔くんと真夜ちゃんって、聞いてた通り仲良しなんですね!」
「まっ、幼なじみだしね。」
「これが言ってたヘタレ裕翔の口癖なんだよ。」
「余計なこと言うな!それより働けよ!!帰るからな!!」
「うん、気を付けて帰ってね!」
真夜は普通に話が出来ていた。
成長したのか??
帰り道も普通に話をして帰ったんだが…
「あの2人仲良さそうで良かったな」
「うん。恋人かぁ…」
「涼太も、よかったよな。」
「裕翔が彼女作ったらどうなるのかな…」
「どうなる?ん~。変わんないんじゃないか?作るつもりはないけど。それより真夜に彼氏出来たらルームシェアも解消だよな。」
「私も作らないから大丈夫だよ!もし裕翔に彼女出来たら裕翔は私の事構わなくなるよね?高校の時みたいに…」
「は?構わなくなったわけじゃなくね?それは真夜もだろ?」
「私は受験勉強してたから…」
「俺もだし…だから、あまり親たちの飲み会にいかなくなったんだけどな。」
「私もだし!」
「彼女作ったとしても、真夜の方が大切な気がするんだよな」
「わかるかも、、私も裕翔と一緒にいた方が良いような気がするもん。」
「家族、友達、恋人。そんな関係とは違う幼なじみって凄いよな」
「うん。友達みたいに遊べるし!恋人みたいにもなれるし!家族のように一緒にも暮らせるもんね!」
「恋人みたいって、いつの事だよ?」
「うるさい…」
真夜は照れたように腕にしがみついて来た。
まぁ、ベットの中の事を考えたんだろうな。
そんな真夜の頭を撫でて腕を外して抱き寄せると、真夜も腕を回してきた。
気分的に冬の夜道が暖かく思えた。
これは恋人ではなく、昔からやってる幼なじみの部類にはいる。
真夜は家に着いたら酔いが回って、ら行が言えなくなった。
「ひりょと!ねりゅよ~!」
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