幼なじみとルームシェアする事になりました。

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真夜の激怒

真夜とゲーム

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「裕翔・・・・・暇だね。」
「あぁ・・・・・暇だな」

夏休みのある日、気温は35℃を超えて猛暑日だった。
そんな日は商業施設に行って、避暑するのだが。
まだ午前の10時だし、家から出る事さえ、億劫になっていた。

「どこかに行く?」
「行ってもいいけど…家から出た瞬間に溶けるかもしれないぞ?」
「バケツ持っていかなきゃね…」

「昼飯時に行くか。」
「うん。じゃあさぁ、2人で遊べるゲームやってみたいな。」
「真夜がゲーム?やれるのか??」
「スマホのパズルゲームは得意だよ!」
「ジャンルが違うけどな…ん~と、じゃあ…カートのレースゲームでもやるか?」
「あっ!そのケース見た事ある!!」
「こっちに来てからやってないけど、家に置いてたし見た事くらいあるだろ…」

テレビとゲームを繋げて、セットした。
「コントローラーの持ち方は分かるか?」
「それくらい、わかるよ!!」
「なら、いいけど。」

「私はこの女の子のキャラにする~!」
「初心者には良いかもな。出だしの加速はあるから、クラッシュしても大丈夫だぞ」
「うん!わかんないけど、わかった!」

真夜と腕が当たる近さに居たから俺は少し距離をあけた。
初心者は身体が傾く事はやる前から決まっている。言わば王道パターンだからだ。

「なんで離れるの?」
「まず、暑い!第2に真夜は絶対にゲームに合わせて動くからだ!」
「暑いのは理解!それから動くわけないじゃん。動かすのはキャラでしょ??」

はいっ! フラグ立てたぁ!!

「始まるぞ?大丈夫か??」
「うん!いつでもいいよ!!」

3…2…1…START!!

「ちょっとぉ!裕翔はやいよ!!」
「スタートダッシュってやつだ!真夜も上手いだろ!」

カーブで真夜を観察。

身体がピクっとしたけど、耐えているようだ。

「動かないもん!」

ぎこちなく、硬直する真夜・・・・・

当たり前だけど、結果はCPUにも負けてビリ。

「むぅ~」

「ちょっと練習するか?」
「うん…する」

そこから、1番弱いCPU相手に真夜の戦いが始まった。

「そういえば、裕翔は曲がる時に飛んでたよね?」
「うん、ドリフトだな!」
「私もそれやったら早くなる?」
「早くなるな!やるか?」
「うん!!」

「曲がる時に飛ぶんだぞ?飛んで十字キーを曲がる方に押すんだ!」
「うん!がんばる!!」

カーブの手前・・・・・

「真夜…今だ飛べ!!」



ドンッ!!


「痛ァい…」

「真夜が飛ぶな!!」

「だってぇ」

「次も飛べ!」

動く真夜…

「やっぱりこうなったか・・・・・」
「仕方ないじゃん…」
「でも、ちょっとだけドリフト出来るようになったな!」
「でしょ?褒めて!!」

「よく頑張った!」

キスをしてやった。

すると、俺の上に座って。

「やろうよ!」
「いや・・・・・邪魔だろ」
「ハンデね!」

真夜は成長して、CPUには勝てるようになったけど、暑くて結局は早めに商業施設へ逃げ込んだのだった。




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