幼なじみとルームシェアする事になりました。

メロン箱

文字の大きさ
87 / 127
将来について

指輪

しおりを挟む
4ヶ月の月日が流れて、ルームシェアを始めてから3回目のクリスマス。

チキンや手巻き寿司。
それにシャンパンを買って真夜と2人で過ごすクリスマス。

花梨はというと・・・・・

「花梨も今日は彼氏の家に行くんだってぇ!」
「花梨は付き合って1ヶ月かぁ。今回の彼氏は1つ下だったよな?」
「うん!真面目そうな感じの子だったよ!会った時にすごいオドオドされてたもん!」
「真夜が怖かったんじゃないか?」
「どこが??私が怖いわけないじゃん!!」
「いや・・・・・冗談抜きで、品定めみたいな感じで行ったんだろ?」
「うん、、まぁね・・・・・」
「俺達は花梨の幸せを願ってやろうよ?俺達は俺たちで今日は楽しもうな!」
「だねぇ!ご飯食べるだけだけどね。」

「まぁ、とりあえず…メリークリスマス!!」
「メリークリスマ~ス!」

「裕翔ちょっと待っててね!」

真夜は部屋に向かった。

多分プレゼントだろう。
俺も部屋のクローゼットからプレゼントを取ってきて、真夜より先にテーブルへ戻った。

今回は高いものでは無いけど、指輪をプレゼントしようと思う。

そして、真夜の部屋のドアがゆっくりと開いた。

「じゃーん!!」

そこには、ミニスカートのサンタのコスプレをする真夜がいた。

予想が外れた俺は慌てて指輪をクッションの下に隠したのだが・・・・・

「裕翔・・・・・反応してくれないの?」
「いや、普通にビックリしたぞ?」
「どうかな?」

クルっと一回転すると、白いパンツが見えた。
真夜が白のパンツなんて珍しいな…
胸元も開いていて、かなりセクシーなんだけど、プレゼント交換を予想してたから、十分なリアクションを取ってあげることが出来なかった…

「裕翔ってコスプレ興味ないんだね…可愛いのに」
「全然!可愛いぞ?可愛くてビックリして言葉を失っただけだぞ?」
「ほんとにぃ??」
「おう!ウソツカナイ」
「ふーん」

真夜は俺の隣に座って、パーティが始まった。

スカートなら、正面に座ってくれた方がロマンあるんだけどな・・・・・

「シャンパンも美味しいね!」
「だな!美味しくて飲みすぎて悪酔いするやつだな!」
「うん!気を付けようね・・・・・」

「裕翔チーズだよ!!あーん」

真夜に口にチーズを入れられたけど、真夜は指を抜かない…
「くへないごぉ」
「なんて言ってるか、わかんないよ~」

ムカつくから真夜の指を甘噛みしてやった!

「もぉ噛まないでねぇ」

「ほら真夜!チーズ食え」

俺も真夜の口の中に指を入れたままにしてやった。

真夜は俺の腕を掴んで指を舐め始めた・・・・・
そして、笑顔で見つめてくる・・・・・

「負けました・・・・・」
「私の勝ちね!」

あとは、ツマミ程度の料理を残して、シャンパンやビールを飲んでる。

「あれ?裕翔!!雪降ってるよ~!」
「まじか!!」

真夜と2人でベランダへ出ると、パラパラと雪が降ってきた。

「寒いけど、雪見てたいね」
「真夜・・・半袖とミニスカートだと寒いだろ・・・・・上着持ってくるか?」
「大丈夫!」
「酒飲んだけど、駅前のイルミネーションでも見に行くか?」
「えっ!行きたい!!行こうよ!!」
「よし、じゃ準備するか!」
「うん!上着取ってくるね!」
「いや、着替えろ!」
「え~!可愛いのに。」
「寒いだろ・・・・・」

俺も真夜もジーンズにフリースを着た。2人とも黒いフリースでペアルックといえばペアルックという感じになった。

真夜は俺の腕に掴まって、駅まで歩き始める。

「色んな所にイルミネーションあるねぇ」
「あるな。あまり気にしないで歩いてたから。ちゃんと見てなかったけど、綺麗だな。」
「うん!」

駅前の公園には色んな所にイルミネーションがあった。
イルミネーションの前で写メを撮るカップル達。
この木のイルミネーションには俺と真夜だけ。

「ねぇ、私達も写メしようよ!」
「うん、いいぞ!」

真夜のスマホで何枚か写メを撮って花梨や母さん達にも送っていた。

花梨からも写メが返ってきて、見てみると彼氏と2人で写した写メだった。

「てか、お前ら2人でサンタコスプレ買ったのかよ…」
「うん!そうだよ!可愛いんだもん!!」

花梨に彼氏が出来てなかったら、2人でサンタコスプレしてパーティしたのかと思うと残念なような、助かったような。微妙な気持ちになった。

「真夜!」
「ん?」

イルミネーションの前で・・・・・
離れてはいるけど、周りに人がいる状態で・・・・・

俺は真夜を抱きしめてキスをした。

「裕翔・・・・・」
「真夜・・・・・」

名前を呼びあってから。
再びキスをした。

「真夜…メリークリスマス」

俺は箱から指輪を取り出して、真夜の左手の薬指に指輪を通した。

「えっ?」

驚く真夜・・・・・

真夜もポケットから何かを取り出した。

「裕翔・・・・・被ったね」

真夜も指輪を買ったらしくて俺の左手の薬指に付けた。

俺が贈った指輪はシルバーとゴールドがクロスしていて、生活面で支障が出ないように凹凸の無いリングにした。
内側には…H to Mayo の彫刻を入れている。

真夜もシルバーの少し太めのリングをプレゼントしてくれた。

「まさか裕翔も指輪買うと思わなかったよ…」
「俺もだな。」

「裕翔?内側見てみて?」

言われた通り外して見てみると。

M to Hiroto

あっ。被った

「真夜も見てみろよ」
「え?うん」

指輪を外して真夜は固まってる・・・・・

「私が彫刻入れたのとか知ってた??」
「知る訳ないよな?指輪が被ったのもビビったのに」
「こんな事ってあるんだね…」
「思考回路が似てんじゃね?」
「うん・・・・・」

お互いの手を並べて、真夜は写メを母さん達に送った。

思考回路一緒に過ぎてビビった。のコメント付きで。

すぐに返事が来た。

「左手の薬指なのね。婚約おめでとう!」

は?

「左手の薬指ってそんな意味なのか?1番邪魔にならなさそうだから左手の薬指にしたんだけどな」
「うーん、一応そうらしいけど。1番邪魔にならないって理由は私もだよ?」
「だよな。出来たら付けて欲しいし、邪魔にならない所がいいよな。」

帰りは腕組みじゃなく、手を繋いで帰った。

手を上げると、2人の指の指輪が輝いて見えた。


しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~

恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」 そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。 私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。 葵は私のことを本当はどう思ってるの? 私は葵のことをどう思ってるの? 意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。 こうなったら確かめなくちゃ! 葵の気持ちも、自分の気持ちも! だけど甘い誘惑が多すぎて―― ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。

幼馴染の生徒会長にポンコツ扱いされてフラれたので生徒会活動を手伝うのをやめたら全てがうまくいかなくなり幼馴染も病んだ

猫カレーฅ^•ω•^ฅ
恋愛
ずっと付き合っていると思っていた、幼馴染にある日別れを告げられた。 そこで気づいた主人公の幼馴染への依存ぶり。 たった一つボタンを掛け違えてしまったために、 最終的に学校を巻き込む大事件に発展していく。 主人公は幼馴染を取り戻すことが出来るのか!?

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】

田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。 俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。 「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」 そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。 「あの...相手の人の名前は?」 「...汐崎真凛様...という方ですね」 その名前には心当たりがあった。 天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。 こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。

イケボすぎる兄が、『義妹の中の人』をやったらバズった件について

のびすけ。
恋愛
春から一人暮らしを始めた大学一年生、天城コウは――ただの一般人だった。 だが、再会した義妹・ひよりのひと言で、そんな日常は吹き飛ぶ。 「お兄ちゃんにしか頼めないの、私の“中の人”になって!」 ひよりはフォロワー20万人超えの人気Vtuber《ひよこまる♪》。 だが突然の喉の不調で、配信ができなくなったらしい。 その代役に選ばれたのが、イケボだけが取り柄のコウ――つまり俺!? 仕方なく始めた“妹の中の人”としての活動だったが、 「え、ひよこまるの声、なんか色っぽくない!?」 「中の人、彼氏か?」 視聴者の反応は想定外。まさかのバズり現象が発生!? しかも、ひよりはそのまま「兄妹ユニット結成♡」を言い出して―― 同居、配信、秘密の関係……って、これほぼ恋人同棲じゃん!? 「お兄ちゃんの声、独り占めしたいのに……他の女と絡まないでよっ!」 代役から始まる、妹と秘密の“中の人”Vライフ×甘々ハーレムラブコメ、ここに開幕!

妻の遺品を整理していたら

家紋武範
恋愛
妻の遺品整理。 片づけていくとそこには彼女の名前が記入済みの離婚届があった。

マッサージ

えぼりゅういち
恋愛
いつからか疎遠になっていた女友達が、ある日突然僕の家にやってきた。 背中のマッサージをするように言われ、大人しく従うものの、しばらく見ないうちにすっかり成長していたからだに触れて、興奮が止まらなくなってしまう。 僕たちはただの友達……。そう思いながらも、彼女の身体の感触が、冷静になることを許さない。

処理中です...