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第2章 学園・学校編
第24話 バーデン=バーデンの危機(2) ~スケルトン軍団との死闘~
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「バイコーン軍団。突撃だ!」
ヴェロニアが叫ぶ。
「「「おーっ!」」」
左翼から外壁に取り付いているスケルトンめがけて突撃する。
「ひゃーっはっはっ!」
ヴェロニアは、こんな状況でも楽しんでいる。
ハルバートを振り回しながら、戦闘を行くヴェロニアがスケルトンの作るピラミッドに突撃した。
ピラミッドは崩れ落ち、スケルトンたちがヴェロニアめがけて襲ってくる。ヴェロニアは迎え撃つ体制をとった。
「止まるな。そのまま蹴散らせ!」
ヴェロニアに続くダニエラが叫ぶ。
それを聞いてヴェロニアは再びバイコーンを疾走させた。
「なるほど。あんたの方が騎馬戦慣れしているな」
「騎馬はスピードが命だ。騎馬のまま突進して蹴散らすのだ」
「わかったぜ」
バイコーン軍団に蹴散らされて外壁のピラミッドは次々と崩壊していく。
崩れ落ちたスケルトンは置き去りにしてそのまま疾走すると、スケルトンの群を突き抜けた。
そのまま反転して再度突撃する。
「なるほど。こうやって敵を削っていくわけだな」
とヴェロニアはダニエラに言う。
「そのとおりだ。わかりが早いな」
バイコーンはみな獰猛で、この状況に怯むものなど一頭もいない。軍馬としては極めて優秀だ。その特性を極限まで活かすのだ。
スケルトンたちには指揮官がおらず、各々が本能で向かってくるだけだ。組織だった行動は見られない。
ヴェロニアは、防御の薄いところを狙って突撃を繰り返していく。その度に左翼のスケルトンは数を削られていくのだった。
右翼では、火竜のユッタ、風竜のヒルデ、氷竜のマルタ、土竜のロジーナが空中からブレスを吐き、スケルトンたちを蹂躙していた。
スケルトンたちは空中にいる彼女たちには手出しができない。これはもう一方的な殺戮だが、相手は召喚されたスケルトンである。手心を加える必要はまったくない。
こうして右翼のスケルトンはみるみるその数を減らしていった。
ネライダ率いるペガサス軍団はまずはスケルトンの上空へと向かうと炸裂弾を投下する。
まずは重いものを投下して身軽になるのだ。
「今だっ。投下っ!」
ネライダの指示で炸裂弾が投下され、あちこちで爆炎が上がった。
しかし、スケルトンは骨で隙間だらけのうえ痛覚をもたないから腕を一本失った程度では活動を止められない。人間に対しては有効な炸裂弾も効果は薄かったようだ。
「続いて弓放て!」
ネライダが指示をする。
しかし、弓も効果は薄いようだ。スケルトンの骨の隙間にはまってしまう。
「的の大きい頭を狙うんだ。攻撃の手を緩めるな!」
ネライダのこの指示で攻撃の効果は上がり始めた。
ネライダ自身は、攻撃を土魔法のロックフォールに切り替えた。弓よりも打撃系の攻撃の方がスケルトンには有効と判断したからだ。
魔導士団も空中から攻撃しており敵の数を着々と減らしていた。
特に隊長のフランメは上位魔法のヘルファイアを連発し、ごっそりと数を削っていく。
プドリスもレインオブファイアで火の雨を降らせ、まとめてスケルトンを屠っていく。
「僕、本性に戻ってもいいかな?」
フランメがプドリスに聞いた。
「マルタたちもOKなんだから、いいんじゃない」
とプドリスは無責任な感じで答える。
「じゃあ、いくよ!」
そう言うとフランメはサラマンダー形態に変化した。
突然のサラマンダーの出現に団員たちは驚いた。しかし、それも一瞬のこと。この何でもありの食客集団で、これしきのことで驚いていたらきりがないと思い直したようだ。
フランメはしゃべれなくなったので、プドリスが変わって指揮をとる。
「隊長に続きなさい!」
フランメは調子に乗って口から炎を吐きまくり、スケルトンを大量に倒していく。
魔導士団はフランメを筆頭に着々とスケルトンの数を削っていった。
ちょうどそのころ、バーデンの領軍がようやく到着した。
戦闘には領主のヘルマンⅢ世が指揮をとり、傍らに嫡嗣のヘルマンⅣ世が控えている。その息子のヘルマンⅤ世もいるようだ。
ヘルマンⅢ世は、戦況を見て、食客軍団からみて後方から攻めることにしたようだ。
「敵の薄いところから突き崩していけ。では、突撃!」
領軍が一斉に攻めかかる。
敵はスケルトンウォリアーがBランク、スケルトンがCランク程度の強さだ。
領軍にはAランクの者もいるが、ほとんどの兵士はBかCランクで中にはそれ以下の者もいる。
勝負としてはどっこいどっこいで一進一退の攻防が続く。
こちらについては、フリードリヒ私兵団頼みの我慢比べといった展開になった。
残るダークナイト軍団と歩兵軍団は、フリードリヒの指示通り、ダークナイト軍団が道を切り開き、混乱に乗じて歩兵軍団が敵を蹂躙するという戦法をとる。
「突撃!すすみなさい!」と普段はトーンの低いオスクリタが声を張り上げている。
これを受けてダークナイトたちがスケルトンの群に突入していく。ダークナイトは体格も優に2メートルを超えており、強さ的にもアダマンタイトに匹敵するので、スケルトンの攻撃など児戯に等しい。
スケルトンの群に次々と穴が開いていく。
そこに歩兵軍団が突撃する。
「穴が開いたところを狙え。突撃!」
隊長のカロリーナが叫ぶ。
歩兵軍団が各々の得物を手に突撃していく。
ローザ、カタリーナ、ヘルミーネも歩兵軍団の一員として戦っていた。
ローザのクレイモア(大剣)はスケルトンとの相性がいいらしく、ほぼ一撃で次々と粉砕していく。
カタリーナも一撃とは言わないまでも的確に敵を屠っている。
かたや、ヘルミーネは若干苦戦気味だ。
レイピアは刺突武器なので、骨で隙間だらけのスケルトンとは戦いにくいのだ。
「ヘルミーネ。頭を狙え!」
カロリーナが指示する。
──そうか。頭なら隙間がない。
「わかったわ」
実際、骨になっても頭は急所らしく、頭部を失うと無力化できた。これで要領を得たとばかり、ヘルミーネも次々と敵を屠っていく。
中でも獅子奮迅の活躍を見せたのがタラサである。
彼女が使うモルゲンスタインは打撃武器であり、スケルトンにとっては天敵といっていいほどの破壊力があった。
タラサは、そのバカ力で超重量級のモルゲンスタインを左右に一本ずつ持ち、一撃でスケルトンを粉々にしていった。格上のスケルトンウォリアーも例外ではなかった。
「えへっ。私、強い?」とタラサが満悦に浸っていると「ばか者。油断するとやられるぞ」とカロリーナにしっ責された。
「ごめんなさ~い」
相変わらず、緊張感のないタラサだった。
残るベアトリスは、今回はヒーラー役に徹していた。
相手がB・Cランクということもあって、私兵団に死者や重傷者はなく、軽症の者のみだった。これも日ごろの訓練の賜物である。
いずれもベアトリスに治療されると早々に戦線に復帰していった。私兵団の士気は相当に高いようだ。
ヴェロニアが叫ぶ。
「「「おーっ!」」」
左翼から外壁に取り付いているスケルトンめがけて突撃する。
「ひゃーっはっはっ!」
ヴェロニアは、こんな状況でも楽しんでいる。
ハルバートを振り回しながら、戦闘を行くヴェロニアがスケルトンの作るピラミッドに突撃した。
ピラミッドは崩れ落ち、スケルトンたちがヴェロニアめがけて襲ってくる。ヴェロニアは迎え撃つ体制をとった。
「止まるな。そのまま蹴散らせ!」
ヴェロニアに続くダニエラが叫ぶ。
それを聞いてヴェロニアは再びバイコーンを疾走させた。
「なるほど。あんたの方が騎馬戦慣れしているな」
「騎馬はスピードが命だ。騎馬のまま突進して蹴散らすのだ」
「わかったぜ」
バイコーン軍団に蹴散らされて外壁のピラミッドは次々と崩壊していく。
崩れ落ちたスケルトンは置き去りにしてそのまま疾走すると、スケルトンの群を突き抜けた。
そのまま反転して再度突撃する。
「なるほど。こうやって敵を削っていくわけだな」
とヴェロニアはダニエラに言う。
「そのとおりだ。わかりが早いな」
バイコーンはみな獰猛で、この状況に怯むものなど一頭もいない。軍馬としては極めて優秀だ。その特性を極限まで活かすのだ。
スケルトンたちには指揮官がおらず、各々が本能で向かってくるだけだ。組織だった行動は見られない。
ヴェロニアは、防御の薄いところを狙って突撃を繰り返していく。その度に左翼のスケルトンは数を削られていくのだった。
右翼では、火竜のユッタ、風竜のヒルデ、氷竜のマルタ、土竜のロジーナが空中からブレスを吐き、スケルトンたちを蹂躙していた。
スケルトンたちは空中にいる彼女たちには手出しができない。これはもう一方的な殺戮だが、相手は召喚されたスケルトンである。手心を加える必要はまったくない。
こうして右翼のスケルトンはみるみるその数を減らしていった。
ネライダ率いるペガサス軍団はまずはスケルトンの上空へと向かうと炸裂弾を投下する。
まずは重いものを投下して身軽になるのだ。
「今だっ。投下っ!」
ネライダの指示で炸裂弾が投下され、あちこちで爆炎が上がった。
しかし、スケルトンは骨で隙間だらけのうえ痛覚をもたないから腕を一本失った程度では活動を止められない。人間に対しては有効な炸裂弾も効果は薄かったようだ。
「続いて弓放て!」
ネライダが指示をする。
しかし、弓も効果は薄いようだ。スケルトンの骨の隙間にはまってしまう。
「的の大きい頭を狙うんだ。攻撃の手を緩めるな!」
ネライダのこの指示で攻撃の効果は上がり始めた。
ネライダ自身は、攻撃を土魔法のロックフォールに切り替えた。弓よりも打撃系の攻撃の方がスケルトンには有効と判断したからだ。
魔導士団も空中から攻撃しており敵の数を着々と減らしていた。
特に隊長のフランメは上位魔法のヘルファイアを連発し、ごっそりと数を削っていく。
プドリスもレインオブファイアで火の雨を降らせ、まとめてスケルトンを屠っていく。
「僕、本性に戻ってもいいかな?」
フランメがプドリスに聞いた。
「マルタたちもOKなんだから、いいんじゃない」
とプドリスは無責任な感じで答える。
「じゃあ、いくよ!」
そう言うとフランメはサラマンダー形態に変化した。
突然のサラマンダーの出現に団員たちは驚いた。しかし、それも一瞬のこと。この何でもありの食客集団で、これしきのことで驚いていたらきりがないと思い直したようだ。
フランメはしゃべれなくなったので、プドリスが変わって指揮をとる。
「隊長に続きなさい!」
フランメは調子に乗って口から炎を吐きまくり、スケルトンを大量に倒していく。
魔導士団はフランメを筆頭に着々とスケルトンの数を削っていった。
ちょうどそのころ、バーデンの領軍がようやく到着した。
戦闘には領主のヘルマンⅢ世が指揮をとり、傍らに嫡嗣のヘルマンⅣ世が控えている。その息子のヘルマンⅤ世もいるようだ。
ヘルマンⅢ世は、戦況を見て、食客軍団からみて後方から攻めることにしたようだ。
「敵の薄いところから突き崩していけ。では、突撃!」
領軍が一斉に攻めかかる。
敵はスケルトンウォリアーがBランク、スケルトンがCランク程度の強さだ。
領軍にはAランクの者もいるが、ほとんどの兵士はBかCランクで中にはそれ以下の者もいる。
勝負としてはどっこいどっこいで一進一退の攻防が続く。
こちらについては、フリードリヒ私兵団頼みの我慢比べといった展開になった。
残るダークナイト軍団と歩兵軍団は、フリードリヒの指示通り、ダークナイト軍団が道を切り開き、混乱に乗じて歩兵軍団が敵を蹂躙するという戦法をとる。
「突撃!すすみなさい!」と普段はトーンの低いオスクリタが声を張り上げている。
これを受けてダークナイトたちがスケルトンの群に突入していく。ダークナイトは体格も優に2メートルを超えており、強さ的にもアダマンタイトに匹敵するので、スケルトンの攻撃など児戯に等しい。
スケルトンの群に次々と穴が開いていく。
そこに歩兵軍団が突撃する。
「穴が開いたところを狙え。突撃!」
隊長のカロリーナが叫ぶ。
歩兵軍団が各々の得物を手に突撃していく。
ローザ、カタリーナ、ヘルミーネも歩兵軍団の一員として戦っていた。
ローザのクレイモア(大剣)はスケルトンとの相性がいいらしく、ほぼ一撃で次々と粉砕していく。
カタリーナも一撃とは言わないまでも的確に敵を屠っている。
かたや、ヘルミーネは若干苦戦気味だ。
レイピアは刺突武器なので、骨で隙間だらけのスケルトンとは戦いにくいのだ。
「ヘルミーネ。頭を狙え!」
カロリーナが指示する。
──そうか。頭なら隙間がない。
「わかったわ」
実際、骨になっても頭は急所らしく、頭部を失うと無力化できた。これで要領を得たとばかり、ヘルミーネも次々と敵を屠っていく。
中でも獅子奮迅の活躍を見せたのがタラサである。
彼女が使うモルゲンスタインは打撃武器であり、スケルトンにとっては天敵といっていいほどの破壊力があった。
タラサは、そのバカ力で超重量級のモルゲンスタインを左右に一本ずつ持ち、一撃でスケルトンを粉々にしていった。格上のスケルトンウォリアーも例外ではなかった。
「えへっ。私、強い?」とタラサが満悦に浸っていると「ばか者。油断するとやられるぞ」とカロリーナにしっ責された。
「ごめんなさ~い」
相変わらず、緊張感のないタラサだった。
残るベアトリスは、今回はヒーラー役に徹していた。
相手がB・Cランクということもあって、私兵団に死者や重傷者はなく、軽症の者のみだった。これも日ごろの訓練の賜物である。
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