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第4章 国主編
第134話 東方貿易 ~貿易ルートの開発
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第6回十字軍が一段落し、スエズ運河建設が進んでいる頃。
フリードリヒはヴェネツィア共和国を訪れていた。
総督のピアトロ・ツィアニと腹心のラニエリ・ダンドロがこれを出迎えた。
「大公閣下自らおいでとは、いったいどのような用件で?」
この時代、東方との貿易は黒海貿易を通じるルートが主流だった。
黒海貿易については、第4次十字軍によるラテン帝国の創設を始めとして、ヴェネツィア共和国がその利権の多くを握っていた。
そこでスエズに運河を建設すれば、船積みしたまま地中海と紅海を行き来することができる。
これは東方との貿易にとって画期的なことだったが、これにより大きな打撃をうけるのはヴェネツィア共和国であることは明白であった。
そこで、フリードリヒはスエズ運河建設のことを、まずはヴェネツィア共和国に伝えることを考えたのだ。
「実は貴国に伝えておかねばならないことがある」
「と、おっしゃいますと?」
「我が国はアイユーブ朝からスエズの地を割譲された。そのスエズの地に現在運河を建設中だ」
「運河ですか?」
「ああ。そうだ。この運河を使えば地中海から紅海へ船積みしたまま往来できるようになる」
「なんと…」
「東方貿易を海路で行う場合、黒海経由の場合よりも圧倒的に有利になるだろう」
「それは画期的なことですな。しかし…」
「ご想像のとおり、貴国における黒海貿易のアドバンテージというものが薄れることになるな」
「お察しのとおりで…」
「だが、海路の東方貿易はまだ開発途上だ。スエズ運河については特定の国を優遇するつもりはない。これからはいち早く東方貿易の海路を開発した国が東方貿易を制することになるだろう」
「それは身の引き締まる思いですな。この情報をいち早く伝えてくださり感謝いたします。閣下」
「なに。貴国をいじめるとファブリツィアがうるさいからな」
「恐れ入ります」
「それに海路の開発といっても一朝一夕にできるものではない。それまでは陸路による貿易のウエイトもかなりのものがあるはずだ。
これは釈迦に説法かもしれないが、東方には今、モンゴルの竜巻が吹き荒れている。しかし、これは商人から見ると余計な国の垣根をモンゴルが取っ払ってくれたと見ることも可能だ。モンゴルに逆らいさえしなければ、むしろ陸路の東方貿易はやりやすくなったとさえいえるだろう。
そういう意味では陸路のアドバンテージは貴国にまだ存在しており、これから重要性を増すという可能性も十分考えられる」
「なるほど。いろいろと貴重なご示唆をありがとうございます。これからラニエリとともに我が国の今後の方策を検討してみます」
これによりヴェネツィア商人は東方の陸路・海路の探索に奔走することになる。
その中にははるか東方の元=フビライ・ハーン国まで旅をして「東方見聞録」を書いたマルコ・ポーロもいた。
◆
スエズ運河のことをヴェネツィア共和国にだけ伝えてはフェアではないので、ライバルのジェノヴァ共和国にもスエズ運河のことを伝えることにした。
行政長官のフランソワ・グリマルディが出迎えた。
今回はせっかくの里帰りなのでマルグリットも伴っている。
「お父様。ご無沙汰しており、大変申し訳ございません」
「なんの。おまえと閣下の仲が良い証拠ではないか。気にすることはない」
「ありがとうございます。そう言っていただけると、気持ちが楽になります」
すっかりと貞淑な妻となったマルグリットを見てフランソワは目を白黒させている。
手紙では読んでいたが、いままで半信半疑だったのだろう。
フリードリヒは、意地悪でダメ押しをしてやった。
「今や公国内でもマルグリットほど貞潔・清貧・従順な妻はおりません。教会の修道女も真っ青ですよ」
「そ、そうですか…それは良かった」
フランソワは必死に冷や汗をぬぐっている。
まあ。この辺で勘弁してやるか…
「ところで、今日はどのようなご用件で?」
「貴国にあることを伝えに来た」
「と、おっしゃいますと?」
「我が国はアイユーブ朝からスエズの地を割譲された。そのスエズの地に現在運河を建設中だ」
「運河ですか?」
「ああ。そうだ…」
フリードリヒは、ヴェネツィア共和国と同様に今後の東方貿易に関しては陸路・海路の開発競争になるだろうことを伝えた。
「それは我が国にとっても大きなチャンスですな」
「そのとおりだ。だが、スエズ運河については、どの国も優遇するつもりはないからな」
「わかっております。閣下のご性格を考えれば当然のことです」
その夜。フランソワ・マルグリット親子は深夜まで何やら語り合っていたようだ。紆余曲折あったので、積る話もあるのだろう。
◆
ナンツィヒに戻ったフリードリヒは、早速、経済産業卿のゴットハルト・フォン・ギルマンを呼びだした。
「スエズ運河の開通により、これから東方貿易はいち早く海路の開発をしたところにアドバンテージが生じる。
我が国もタンバヤ商会と連携して開発を急ぐのだ。
また、海路の開発は一朝一夕ではできないからな、比較的開発が進んでいる陸路の方も並行して開発して欲しい」
「しかし、東方にはモンゴルの竜巻が吹き荒れておりますが…」
「彼らは従順に従う者に対しては危害を加えない。金蔓になるからな…その点を考慮して付き合えば、それほどおそれる必要はない。
逆に気に入られ過ぎて拉致されないようにしないとな。奴らは絶対的な人材不足なのだ」
「はい。わかりました」
「東方に関しては、ハク・リー老師にいろいろ聞くといい」
「はい」
◆
ソフィア、ハク・リー、アリエルの3人は久しぶりに集まって話をしていた。
ハク・リー老師は言った。
「今度、大公閣下のご命令で東方貿易の陸路開発のための探索部隊が派遣されるそうですじゃ」
「えっ! そうなの。じゃあ、お父様たちの消息がわからないかしら」
「わしは老体故に探索部隊には参加しませんが、いろいろと情報提供は求められております。探索部隊に手紙を託してみてはいかがですかな?」
「それは良い考えね。早速用意するわ。生きてらっしゃるといいのだけれど…」
◆
ナイマン部族は、結果としてチンギス・ハーンとの戦いに敗れた。だが皆殺しというようなことはなく、チンギス・ハーンの傘下に吸収されることとなった。モンゴルは、その支配領域の広さに対してモンゴル人の絶対数が少なく、貴重だったからである。
ソフィアの父も戦には負けたものの命は安堵され、チンギス・ハーンの傘下に組み入れられることとなった。
しかし、それは結果論であって、ソフィアが国に留まり続けていたらどんなめにあったかわからない。
命があったとしても、乱暴をされたうえ、下級の者の奴隷にでもされる可能性もあったのだ。
事実、ソフィアの姉たちの何人かは乱暴をされたあげくに殺され、生き残ったものも奴隷とされた
ソフィアの父は、あの選択は間違っていなかったのだと信じたかったのだ。
そんな時。
遥か西方からの隊商が面会を求めてきた。
──私のような小物に面会とは…いったい何だ?
隊商のリーダーは「公女様からのお手紙を預っております」というと、手紙を差し出してきた。
まさか…ソフィアなのか?
手紙を読むと、ソフィアは西方のロートリンゲン公とかいう諸侯の側室となり、幸福に暮らしているという。アリエルやハク・リー老師も一緒に幸福に暮らしているということだった。
それを読んだソフィアの父は大粒の涙を流した。
すっと長い間悩んできたが、自分の選択は間違っていなかった。
そう思うと涙が止まらなかった。
◆
ゴットハルト・フォン・ギルマンはアルジェを訪れていた。
総督のハイレッディン・バルバロッサを呼びだす。
「なんでえ。俺様を呼びだすたあ何者かと思えば、大将んとこの三下かい」
「わいはロートリンゲン大公国経済産業卿のゴットハルト・フォン・ギルマンや」
「へえ。そのギルマン卿が何の用で?」
「大公閣下におかれてはスエズ運河を使った東方貿易の海路を至急開発せよとのご命令だ。これはヴェネツィアやジェノヴァとの競争となる。心してやれとのお達しだ」
「ほう。東方貿易ねえ。俺たちゃ黒海までは行ったことがあるが、紅海やインド洋には行ったことがねえ。実のところどこまでの航路を開発しろっていうんだ?」
「インドのその先のタイ国を越えた宋という国まで、そしてその先の倭という島国までだ」
「そいつは途方もねえ話だな。大将らしい」
「スエズ運河を使えば地中海から紅海・インド洋へとショートカットできる。大型船が荷物を積んだまま行き来できるのだ」
「そんなことが本当にできるので?」
「ああ。もうすぐ完成することになっている。完成したらいち早く出発してもらうから、あらかじめ準備を進めておいてくれ」
「へえ。わかりやした」
ちょうど海賊家業をやめて何か物足りなさを感じていたところだ。
未知の東方航路。しかも途方もない遠くまでの航路の開発だ。
ハイレッディンの胸はワクワクした。
フリードリヒはヴェネツィア共和国を訪れていた。
総督のピアトロ・ツィアニと腹心のラニエリ・ダンドロがこれを出迎えた。
「大公閣下自らおいでとは、いったいどのような用件で?」
この時代、東方との貿易は黒海貿易を通じるルートが主流だった。
黒海貿易については、第4次十字軍によるラテン帝国の創設を始めとして、ヴェネツィア共和国がその利権の多くを握っていた。
そこでスエズに運河を建設すれば、船積みしたまま地中海と紅海を行き来することができる。
これは東方との貿易にとって画期的なことだったが、これにより大きな打撃をうけるのはヴェネツィア共和国であることは明白であった。
そこで、フリードリヒはスエズ運河建設のことを、まずはヴェネツィア共和国に伝えることを考えたのだ。
「実は貴国に伝えておかねばならないことがある」
「と、おっしゃいますと?」
「我が国はアイユーブ朝からスエズの地を割譲された。そのスエズの地に現在運河を建設中だ」
「運河ですか?」
「ああ。そうだ。この運河を使えば地中海から紅海へ船積みしたまま往来できるようになる」
「なんと…」
「東方貿易を海路で行う場合、黒海経由の場合よりも圧倒的に有利になるだろう」
「それは画期的なことですな。しかし…」
「ご想像のとおり、貴国における黒海貿易のアドバンテージというものが薄れることになるな」
「お察しのとおりで…」
「だが、海路の東方貿易はまだ開発途上だ。スエズ運河については特定の国を優遇するつもりはない。これからはいち早く東方貿易の海路を開発した国が東方貿易を制することになるだろう」
「それは身の引き締まる思いですな。この情報をいち早く伝えてくださり感謝いたします。閣下」
「なに。貴国をいじめるとファブリツィアがうるさいからな」
「恐れ入ります」
「それに海路の開発といっても一朝一夕にできるものではない。それまでは陸路による貿易のウエイトもかなりのものがあるはずだ。
これは釈迦に説法かもしれないが、東方には今、モンゴルの竜巻が吹き荒れている。しかし、これは商人から見ると余計な国の垣根をモンゴルが取っ払ってくれたと見ることも可能だ。モンゴルに逆らいさえしなければ、むしろ陸路の東方貿易はやりやすくなったとさえいえるだろう。
そういう意味では陸路のアドバンテージは貴国にまだ存在しており、これから重要性を増すという可能性も十分考えられる」
「なるほど。いろいろと貴重なご示唆をありがとうございます。これからラニエリとともに我が国の今後の方策を検討してみます」
これによりヴェネツィア商人は東方の陸路・海路の探索に奔走することになる。
その中にははるか東方の元=フビライ・ハーン国まで旅をして「東方見聞録」を書いたマルコ・ポーロもいた。
◆
スエズ運河のことをヴェネツィア共和国にだけ伝えてはフェアではないので、ライバルのジェノヴァ共和国にもスエズ運河のことを伝えることにした。
行政長官のフランソワ・グリマルディが出迎えた。
今回はせっかくの里帰りなのでマルグリットも伴っている。
「お父様。ご無沙汰しており、大変申し訳ございません」
「なんの。おまえと閣下の仲が良い証拠ではないか。気にすることはない」
「ありがとうございます。そう言っていただけると、気持ちが楽になります」
すっかりと貞淑な妻となったマルグリットを見てフランソワは目を白黒させている。
手紙では読んでいたが、いままで半信半疑だったのだろう。
フリードリヒは、意地悪でダメ押しをしてやった。
「今や公国内でもマルグリットほど貞潔・清貧・従順な妻はおりません。教会の修道女も真っ青ですよ」
「そ、そうですか…それは良かった」
フランソワは必死に冷や汗をぬぐっている。
まあ。この辺で勘弁してやるか…
「ところで、今日はどのようなご用件で?」
「貴国にあることを伝えに来た」
「と、おっしゃいますと?」
「我が国はアイユーブ朝からスエズの地を割譲された。そのスエズの地に現在運河を建設中だ」
「運河ですか?」
「ああ。そうだ…」
フリードリヒは、ヴェネツィア共和国と同様に今後の東方貿易に関しては陸路・海路の開発競争になるだろうことを伝えた。
「それは我が国にとっても大きなチャンスですな」
「そのとおりだ。だが、スエズ運河については、どの国も優遇するつもりはないからな」
「わかっております。閣下のご性格を考えれば当然のことです」
その夜。フランソワ・マルグリット親子は深夜まで何やら語り合っていたようだ。紆余曲折あったので、積る話もあるのだろう。
◆
ナンツィヒに戻ったフリードリヒは、早速、経済産業卿のゴットハルト・フォン・ギルマンを呼びだした。
「スエズ運河の開通により、これから東方貿易はいち早く海路の開発をしたところにアドバンテージが生じる。
我が国もタンバヤ商会と連携して開発を急ぐのだ。
また、海路の開発は一朝一夕ではできないからな、比較的開発が進んでいる陸路の方も並行して開発して欲しい」
「しかし、東方にはモンゴルの竜巻が吹き荒れておりますが…」
「彼らは従順に従う者に対しては危害を加えない。金蔓になるからな…その点を考慮して付き合えば、それほどおそれる必要はない。
逆に気に入られ過ぎて拉致されないようにしないとな。奴らは絶対的な人材不足なのだ」
「はい。わかりました」
「東方に関しては、ハク・リー老師にいろいろ聞くといい」
「はい」
◆
ソフィア、ハク・リー、アリエルの3人は久しぶりに集まって話をしていた。
ハク・リー老師は言った。
「今度、大公閣下のご命令で東方貿易の陸路開発のための探索部隊が派遣されるそうですじゃ」
「えっ! そうなの。じゃあ、お父様たちの消息がわからないかしら」
「わしは老体故に探索部隊には参加しませんが、いろいろと情報提供は求められております。探索部隊に手紙を託してみてはいかがですかな?」
「それは良い考えね。早速用意するわ。生きてらっしゃるといいのだけれど…」
◆
ナイマン部族は、結果としてチンギス・ハーンとの戦いに敗れた。だが皆殺しというようなことはなく、チンギス・ハーンの傘下に吸収されることとなった。モンゴルは、その支配領域の広さに対してモンゴル人の絶対数が少なく、貴重だったからである。
ソフィアの父も戦には負けたものの命は安堵され、チンギス・ハーンの傘下に組み入れられることとなった。
しかし、それは結果論であって、ソフィアが国に留まり続けていたらどんなめにあったかわからない。
命があったとしても、乱暴をされたうえ、下級の者の奴隷にでもされる可能性もあったのだ。
事実、ソフィアの姉たちの何人かは乱暴をされたあげくに殺され、生き残ったものも奴隷とされた
ソフィアの父は、あの選択は間違っていなかったのだと信じたかったのだ。
そんな時。
遥か西方からの隊商が面会を求めてきた。
──私のような小物に面会とは…いったい何だ?
隊商のリーダーは「公女様からのお手紙を預っております」というと、手紙を差し出してきた。
まさか…ソフィアなのか?
手紙を読むと、ソフィアは西方のロートリンゲン公とかいう諸侯の側室となり、幸福に暮らしているという。アリエルやハク・リー老師も一緒に幸福に暮らしているということだった。
それを読んだソフィアの父は大粒の涙を流した。
すっと長い間悩んできたが、自分の選択は間違っていなかった。
そう思うと涙が止まらなかった。
◆
ゴットハルト・フォン・ギルマンはアルジェを訪れていた。
総督のハイレッディン・バルバロッサを呼びだす。
「なんでえ。俺様を呼びだすたあ何者かと思えば、大将んとこの三下かい」
「わいはロートリンゲン大公国経済産業卿のゴットハルト・フォン・ギルマンや」
「へえ。そのギルマン卿が何の用で?」
「大公閣下におかれてはスエズ運河を使った東方貿易の海路を至急開発せよとのご命令だ。これはヴェネツィアやジェノヴァとの競争となる。心してやれとのお達しだ」
「ほう。東方貿易ねえ。俺たちゃ黒海までは行ったことがあるが、紅海やインド洋には行ったことがねえ。実のところどこまでの航路を開発しろっていうんだ?」
「インドのその先のタイ国を越えた宋という国まで、そしてその先の倭という島国までだ」
「そいつは途方もねえ話だな。大将らしい」
「スエズ運河を使えば地中海から紅海・インド洋へとショートカットできる。大型船が荷物を積んだまま行き来できるのだ」
「そんなことが本当にできるので?」
「ああ。もうすぐ完成することになっている。完成したらいち早く出発してもらうから、あらかじめ準備を進めておいてくれ」
「へえ。わかりやした」
ちょうど海賊家業をやめて何か物足りなさを感じていたところだ。
未知の東方航路。しかも途方もない遠くまでの航路の開発だ。
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