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第4章 国主編
第161話 凱旋帰国(2) ~イタリアとアルル王国~
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凱旋行軍はセルビアを通過して、いよいよイタリアに至った。
ここには皇帝がいるから無視はできない。
真っ先に挨拶に向かう。
「陛下。お久しぶりです」
「おお。そうだな。ヴィオランテは息災か?」
「それはもちろんにございます」
「そうか。ところでこの度のモンゴル討伐。天晴であった。本来は朕が帝国軍を差し向けねばならぬところだった」
「いえ。陛下は教皇派との戦いの真最中だったのでしょう。動きがとれなかったことは理解いたします」
「そう言ってもらえるとありがたいが、朕が討伐軍を出さなかったことを非難する者も多いのだ」
「そこは娘婿が討伐したのですから、陛下が討伐したも同じと言ってやれば良いのです」
「朕はそこまで面の皮は厚くないぞ」
「いえ。皇帝ともなれば、それでよいのです」
「……………」
「……………」
話題が続かない…
──やはりあの話はしてこないのだな…
神聖帝国皇帝フリードリヒⅡ世の耳にもドイツを中心にロートリンゲン公フリードリヒを皇帝に担ごうという動きがあるのは知っているはずだ。
知っていれば、こちらの動きを牽制するなりなんなりしてきそうなものなのだが…
実はフリードリヒ本人は皇帝の座を争う気は毛頭なかった。
相手は義父ということもあるし、ヴィオランテと結婚できた以上、これ以上の出世を望んではいなかった。今の大公の地位でも十分に幸せだ。
結局、その日は皇帝争いの話には全く触れないまま会談を終えた。
◆
その後、ヴェネツィア共和国の総督のピエトロ・ツィアニと側近のエンリコ・ダンドロと会見を行った。
「大公閣下。今回の戦勝。誠に喜ばしく存じます。以前よりロートリンゲン軍の精強さは存じているつもりでしたが、まさかこれほどとは…認識を新たにいたしました」
「それはありがとう」
「ところで、早速で恐縮ですが、セルビアが同盟に加盟するようですね」
「ほう。情報が早いな。私の一存では決められないが、確かに次回会合で議題にすることにしている」
「実はジェノヴァ共和国を同盟に入れていただきたいのですが…」
──やはりそう来たか。商人は機を見るに敏だな…
「ほう。だが同盟のメインターゲットはモンゴル帝国だ。貴国は直接脅威にさらされている訳ではないと思うが?」
「キプチャク汗国だけを考えればそうです。我が国としては海外領土を考慮するとイル汗国の方が脅威なのです」
「なるほど。奴らはゆくゆくはトルコ半島のあたりまで進出してくる可能性があるからな…」
──確かに一理ある考えだ。それにヴェネツィアの海軍力はバカにならないからな…この際味方に引き入れておくか…
「ということで…いかかでしょうか?」
「わかった。次回会合の議題としてみよう」
◆
凱旋行軍はジェノヴァ共和国を通過し、イタリアで教皇派と皇帝派が争う地帯に入った。
ロートリンゲン公フリードリヒは皇帝の娘婿であるから、自然に皇帝派と目されている。現に第6次十字軍の時は教皇派の軍隊に痛い目を見せた実績もある。
この事態に、教皇派の都市や貴族たちは戦々恐々とした。
ロートリンゲン軍の強さは尾ひれがついて伝わっており、仮に戦闘となれば、とてもかないそうにない。
実際に3メートルに届こうかという巨躯で異形のダークナイトを始めに闇の者を見せつけられたのだ。
その恐怖は半端なかった。
教皇派の都市や貴族たちは、ロートリンゲン軍が通り過ぎるのを首をすくめて静観していた。
一方、フリードリヒの方は戦闘をする気など毛頭なかった。
ただ、軍威を見せつけることで将来的に起こるかもしれない無用な戦争を避けられればという思いだけだった。
民衆たちの反応は、ブルガリアやセルビアの時と同じだ。
興味津々で集まってはくるが、始めて見るダークナイトの異形には腰が引けて、遠巻きに見物していた。
◆
そしてジェノヴァ共和国に入る。
行政長官のフランソワ・グリマルディが出迎えてくれた。
「今回のモンゴル討伐。誠におめでとうございます」
「ああ。ありがとう」
「ところで聞きましたぞ。ジェノヴァ共和国が同盟に参加するそうですな」
「さすがライバルのことになると情報が早いな」
「まさか我が国を除け者にする気はないでしょうな?」
「しかし、貴国はモンゴルの脅威からは遠いと思うが…」
「確かにそうではありますが、ヴェネツィアまで参加するとなると対モンゴルの目的を越えて、同盟はロートリンゲン公への忠誠を計る試金石のようなものに変質しつつあると考えますが、いかがですかな?」
──さすが狡猾と言われるだけのことはあるな…そこまで読み切ったか…
確かに、フリードリヒは将来的に同盟のエリアを広げ、かつ、協力分野も経済分野などに広げ、国家共同体のようなものに発展させることを考えてはいた。ただ、それは今すぐということではない。
「そこまで言うならば是非もない。貴国の同盟参加については前向きに検討しよう」
「そう来なくては…婿殿」
◆
そして凱旋行軍はアルル王国に入った。
まずは、プロヴァンス伯国である。
側室で共同統治者のベアトリーチェがいきなり抱きついてきた。
「急にモンゴル軍と戦うなんて話を聞いて心配していたんだから。もう…」
ベアトリーチェはうっすらと涙ぐんでいる。
「モンゴル軍は20万人もいるとか、負けたら皆殺しだとかいやな話ばかりが伝わってきて、大変だったんだから」
「それは大袈裟だな。モンゴル軍は全部合わせても10万人強だった。
しかも部隊を分けていたからな。レグニツァの戦いなど相手は2万人だったぞ」
「そういう問題じゃないわよ。皆怖がっていたんだから…」
「確かにモンゴル軍は未知の軍隊だったからな。よくわからないものを必要以上に怖がるというのはよくあることだ。
だが、もう相手の底は知れた。完全に脅威が去った訳ではないが、東欧同盟も成ったことだし、しばらくは大丈夫だろう」
「でも旦那様のことも皆が怖がっていたわ。魔法一発で何万人も殺したって…」
「はっはっはっ。それは大袈裟だな。桁が一つ違うよ」
「えっ! では数千は殺したということ?」
「…まあ…そういうことには、なるかな…」
──複数回やったから足し算すれば万にはなるんだけどね…
前々から怒らせたら怖い人だとは思っていたが、これほどとは…でも、スケールが大きすぎて理解できない…
しかし、ベアトリーチェは思うのだ。
この優しい人をどうやったら怒らせることができるのだろう?
少なくともベアトリーチェはフリードリヒに感情をあらわにして怒られたことは一度も経験がなかった。
──モンゴル軍というのは、きっとよほど酷いことをしたのだわ…
◆
続いてアルル諸国を行軍して軍威を示すと、ブルゴーニュ伯国に入った。
側室で共同統治者のベアトリクスが出迎えてくれた。
「さすがは我が旦那様。モンゴル軍を撃退してしまうとはたいしたものだ」
「まあな」
その場にはブローニュ女公のアリックスとヌーベル女伯のアニェスも来ていた。
両国は行軍経路から外れていたので、わざわざ会いに来てくれたのだ。
2人を順番にハグする。
アリックスが言う。
「もう心配したんですからね。いくら旦那様が強いといっても心配なものは心配なんです!」
アニェスも続けて言う。
「そうです。もう無茶な戦いはこれきりにしてくださいね」
「今回の戦争もこちらがやりたくてやった訳ではないからな。苦情はモンゴル軍に言ってくれ」
「でも、旦那様がわざわざポーランドやハンガリーに行く必要はあったんですか?」
「ロートリンゲンが出張っていかなかったら、ポーランドやハンガリーはモンゴル軍に蹂躙されただろう。その次は帝国のボヘミアやオーストリアだ。
要するに『唇亡びて歯寒し』ということだな」
「なんですか…それ?」
──さすがに中国の故事成語は通じないか…
◆
最後にロートリンゲンの首都ナンツィヒに凱旋した。
実はこの日のために、悪魔たちに命じて現代のパリにあるような立派な凱旋門を作らせていた。
この次に使う機会があるかもわからないが、パリのように観光名所になれば元は取れると踏んだのだ。
市民たちはほぼ総出で出迎えてくれた。
サービスで日暈を出現させると、興奮はピークに達し、市民たちから声があがった。
「大公万歳」
「大公万歳」
「大公万歳」
「大公万歳」
フリードリヒは、手を振って笑顔で応える。
──こういう時の笑顔って難しいんだよな。皇室の人ってたぶん練習しているんだろうなあ…
最後に城で妻・愛妾たちが出迎えてくれた。
人数は多いが、全員とハグをする。
最後に正妻のヴィオランテだ。
「フーちゃん。お帰りなさい。よくご無事で…」
「ああ。ただいま」
ヴィオランテは感極まってフリードリヒに抱きついてきた。
そして長いキスをした。
側室・愛妾たちは、「あーっ。ズルい」と声を上げていたが、これぞ正妻権限というものだ。
ここには皇帝がいるから無視はできない。
真っ先に挨拶に向かう。
「陛下。お久しぶりです」
「おお。そうだな。ヴィオランテは息災か?」
「それはもちろんにございます」
「そうか。ところでこの度のモンゴル討伐。天晴であった。本来は朕が帝国軍を差し向けねばならぬところだった」
「いえ。陛下は教皇派との戦いの真最中だったのでしょう。動きがとれなかったことは理解いたします」
「そう言ってもらえるとありがたいが、朕が討伐軍を出さなかったことを非難する者も多いのだ」
「そこは娘婿が討伐したのですから、陛下が討伐したも同じと言ってやれば良いのです」
「朕はそこまで面の皮は厚くないぞ」
「いえ。皇帝ともなれば、それでよいのです」
「……………」
「……………」
話題が続かない…
──やはりあの話はしてこないのだな…
神聖帝国皇帝フリードリヒⅡ世の耳にもドイツを中心にロートリンゲン公フリードリヒを皇帝に担ごうという動きがあるのは知っているはずだ。
知っていれば、こちらの動きを牽制するなりなんなりしてきそうなものなのだが…
実はフリードリヒ本人は皇帝の座を争う気は毛頭なかった。
相手は義父ということもあるし、ヴィオランテと結婚できた以上、これ以上の出世を望んではいなかった。今の大公の地位でも十分に幸せだ。
結局、その日は皇帝争いの話には全く触れないまま会談を終えた。
◆
その後、ヴェネツィア共和国の総督のピエトロ・ツィアニと側近のエンリコ・ダンドロと会見を行った。
「大公閣下。今回の戦勝。誠に喜ばしく存じます。以前よりロートリンゲン軍の精強さは存じているつもりでしたが、まさかこれほどとは…認識を新たにいたしました」
「それはありがとう」
「ところで、早速で恐縮ですが、セルビアが同盟に加盟するようですね」
「ほう。情報が早いな。私の一存では決められないが、確かに次回会合で議題にすることにしている」
「実はジェノヴァ共和国を同盟に入れていただきたいのですが…」
──やはりそう来たか。商人は機を見るに敏だな…
「ほう。だが同盟のメインターゲットはモンゴル帝国だ。貴国は直接脅威にさらされている訳ではないと思うが?」
「キプチャク汗国だけを考えればそうです。我が国としては海外領土を考慮するとイル汗国の方が脅威なのです」
「なるほど。奴らはゆくゆくはトルコ半島のあたりまで進出してくる可能性があるからな…」
──確かに一理ある考えだ。それにヴェネツィアの海軍力はバカにならないからな…この際味方に引き入れておくか…
「ということで…いかかでしょうか?」
「わかった。次回会合の議題としてみよう」
◆
凱旋行軍はジェノヴァ共和国を通過し、イタリアで教皇派と皇帝派が争う地帯に入った。
ロートリンゲン公フリードリヒは皇帝の娘婿であるから、自然に皇帝派と目されている。現に第6次十字軍の時は教皇派の軍隊に痛い目を見せた実績もある。
この事態に、教皇派の都市や貴族たちは戦々恐々とした。
ロートリンゲン軍の強さは尾ひれがついて伝わっており、仮に戦闘となれば、とてもかないそうにない。
実際に3メートルに届こうかという巨躯で異形のダークナイトを始めに闇の者を見せつけられたのだ。
その恐怖は半端なかった。
教皇派の都市や貴族たちは、ロートリンゲン軍が通り過ぎるのを首をすくめて静観していた。
一方、フリードリヒの方は戦闘をする気など毛頭なかった。
ただ、軍威を見せつけることで将来的に起こるかもしれない無用な戦争を避けられればという思いだけだった。
民衆たちの反応は、ブルガリアやセルビアの時と同じだ。
興味津々で集まってはくるが、始めて見るダークナイトの異形には腰が引けて、遠巻きに見物していた。
◆
そしてジェノヴァ共和国に入る。
行政長官のフランソワ・グリマルディが出迎えてくれた。
「今回のモンゴル討伐。誠におめでとうございます」
「ああ。ありがとう」
「ところで聞きましたぞ。ジェノヴァ共和国が同盟に参加するそうですな」
「さすがライバルのことになると情報が早いな」
「まさか我が国を除け者にする気はないでしょうな?」
「しかし、貴国はモンゴルの脅威からは遠いと思うが…」
「確かにそうではありますが、ヴェネツィアまで参加するとなると対モンゴルの目的を越えて、同盟はロートリンゲン公への忠誠を計る試金石のようなものに変質しつつあると考えますが、いかがですかな?」
──さすが狡猾と言われるだけのことはあるな…そこまで読み切ったか…
確かに、フリードリヒは将来的に同盟のエリアを広げ、かつ、協力分野も経済分野などに広げ、国家共同体のようなものに発展させることを考えてはいた。ただ、それは今すぐということではない。
「そこまで言うならば是非もない。貴国の同盟参加については前向きに検討しよう」
「そう来なくては…婿殿」
◆
そして凱旋行軍はアルル王国に入った。
まずは、プロヴァンス伯国である。
側室で共同統治者のベアトリーチェがいきなり抱きついてきた。
「急にモンゴル軍と戦うなんて話を聞いて心配していたんだから。もう…」
ベアトリーチェはうっすらと涙ぐんでいる。
「モンゴル軍は20万人もいるとか、負けたら皆殺しだとかいやな話ばかりが伝わってきて、大変だったんだから」
「それは大袈裟だな。モンゴル軍は全部合わせても10万人強だった。
しかも部隊を分けていたからな。レグニツァの戦いなど相手は2万人だったぞ」
「そういう問題じゃないわよ。皆怖がっていたんだから…」
「確かにモンゴル軍は未知の軍隊だったからな。よくわからないものを必要以上に怖がるというのはよくあることだ。
だが、もう相手の底は知れた。完全に脅威が去った訳ではないが、東欧同盟も成ったことだし、しばらくは大丈夫だろう」
「でも旦那様のことも皆が怖がっていたわ。魔法一発で何万人も殺したって…」
「はっはっはっ。それは大袈裟だな。桁が一つ違うよ」
「えっ! では数千は殺したということ?」
「…まあ…そういうことには、なるかな…」
──複数回やったから足し算すれば万にはなるんだけどね…
前々から怒らせたら怖い人だとは思っていたが、これほどとは…でも、スケールが大きすぎて理解できない…
しかし、ベアトリーチェは思うのだ。
この優しい人をどうやったら怒らせることができるのだろう?
少なくともベアトリーチェはフリードリヒに感情をあらわにして怒られたことは一度も経験がなかった。
──モンゴル軍というのは、きっとよほど酷いことをしたのだわ…
◆
続いてアルル諸国を行軍して軍威を示すと、ブルゴーニュ伯国に入った。
側室で共同統治者のベアトリクスが出迎えてくれた。
「さすがは我が旦那様。モンゴル軍を撃退してしまうとはたいしたものだ」
「まあな」
その場にはブローニュ女公のアリックスとヌーベル女伯のアニェスも来ていた。
両国は行軍経路から外れていたので、わざわざ会いに来てくれたのだ。
2人を順番にハグする。
アリックスが言う。
「もう心配したんですからね。いくら旦那様が強いといっても心配なものは心配なんです!」
アニェスも続けて言う。
「そうです。もう無茶な戦いはこれきりにしてくださいね」
「今回の戦争もこちらがやりたくてやった訳ではないからな。苦情はモンゴル軍に言ってくれ」
「でも、旦那様がわざわざポーランドやハンガリーに行く必要はあったんですか?」
「ロートリンゲンが出張っていかなかったら、ポーランドやハンガリーはモンゴル軍に蹂躙されただろう。その次は帝国のボヘミアやオーストリアだ。
要するに『唇亡びて歯寒し』ということだな」
「なんですか…それ?」
──さすがに中国の故事成語は通じないか…
◆
最後にロートリンゲンの首都ナンツィヒに凱旋した。
実はこの日のために、悪魔たちに命じて現代のパリにあるような立派な凱旋門を作らせていた。
この次に使う機会があるかもわからないが、パリのように観光名所になれば元は取れると踏んだのだ。
市民たちはほぼ総出で出迎えてくれた。
サービスで日暈を出現させると、興奮はピークに達し、市民たちから声があがった。
「大公万歳」
「大公万歳」
「大公万歳」
「大公万歳」
フリードリヒは、手を振って笑顔で応える。
──こういう時の笑顔って難しいんだよな。皇室の人ってたぶん練習しているんだろうなあ…
最後に城で妻・愛妾たちが出迎えてくれた。
人数は多いが、全員とハグをする。
最後に正妻のヴィオランテだ。
「フーちゃん。お帰りなさい。よくご無事で…」
「ああ。ただいま」
ヴィオランテは感極まってフリードリヒに抱きついてきた。
そして長いキスをした。
側室・愛妾たちは、「あーっ。ズルい」と声を上げていたが、これぞ正妻権限というものだ。
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