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プロローグ
第一話
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桜田門学院高等学校
それがこれから僕の通うこの高校の名前だ。この学校は日本中の大金持ちの子息子女が通っている。僕も例外ではなく日本一の大きさを誇る医療法人西蓮寺会の理事長、西蓮寺和彦の息子、西蓮寺恭介だ
今日はこの学院の入学式だ。周りをキョロキョロと見回すと何故か分からないが美男美女が揃っている
(なんか僕、場違いな所に来ちゃったかも)
世間一般でも十分に美男といえる容姿をしているのだが恭介は自己評価が何故か物凄く低いのだ
恭介は緊張しながらも学院の無駄に豪華な通用門を通過して入学式の会場になっている記念ホールに到着した。指定された席に行くと保護者席の方にチラッと両親がいるのが見え少し手を振ると両親も手を振ってくれた
しばらくすると入学式が始まった
◆◇◆
入学式が終わると二十代後半くらいの担任の教師が教室まで案内してくれた
「ここが君たちの使う教室だ。一年C組だからな。忘れて迷子になるなよ」
男性教師は教卓に立つとそう言った
ちなみに僕の席は窓側の列の前から3番目だ
「俺の名前は月城相馬だ。よろしくな。よし、じゃあ自己紹介をして貰おうか。廊下側の生徒から順に頼むぞ」
月城先生はそう言って廊下側の列の一番前の生徒に自己紹介を促した。ちょっとツリ目の気の強そうなイケメンの男子生徒だった
「俺は西条誠だ。よろしく」
「もしかして西条自動車の西条か?」
「……そうです」
「なるほど、ちなみに俺も西条自動車の軽自動車だぞ」
「はぁ…それはどうも?」
西条くんは困惑しながら返事をしていた
ていうか西条自動車って凄いな。日本一、いや世界トップクラスの自動車会社じゃないか。ていうことは他にも……
「俺は城賀本樹です。よろしくお願いします」
メガネをかけた知的そうなイケメンくんだ!
なんでこの学校の人ってイケメンばっかりなんだろう?
「城賀本ってもしかして城賀本銀行か?」
「はい。父は城賀本銀行の頭取です」
「そっかそっか。あの銀行にはお世話になってるぜ。これからも利用させてもらうぜ」
「は、はい。今後ともどうぞご贔屓に」
すると次はロングヘアで髪をドリルのように巻いた女子生徒の番だった
「おっ、次はいよいよ女子か」
「一条晴美ですわ。どうぞ以以後お見知りおきを」
「一条って言うとアレか?一条グループの?」
「あら!先生もご存知でしたのね!そうですわ。私は一条グループ令嬢、一条晴美ですわ」
「この学院マジでスゲーな」
月城先生何を感心してるんですか?
そうこうしているうちに僕の番が回ってきた。一つ前の子が自己紹介を終えると次は僕の番だ。
でもすっごく緊張する。
「えと、僕は西蓮寺恭介です。よろしくお願いします!」
僕も他の人と同じような挨拶をした
「西蓮寺…西蓮寺……」
するとこれまで苗字だけで生徒の両親の企業名などをペラペラと言っていた月城先生は僕の名前を聞いても中々次の一言を言わない
「さ、西蓮寺恭介だな。よろしく!じゃ、次の人!」
えっ、なんで僕だけなにも言われないんだろう?
まさか医療法人西蓮寺会をしらない?
でも日本中にウチの病院あるし、ホントに知らないのかなぁ?
しばらく考えて恭介は気づいた
ウチの病院って地名が名前になってるから西蓮寺って名前を知らないんだ!
そう、西蓮寺会の所有する病院は全て地名が病院の名前となっている。例えば板橋区の分院なら『医療法人西蓮寺会 板橋区分院』だ。つまりわざわざ医療法人西蓮寺会という名前を覚える必要が無いのだ
そっかぁ、数は多くても知名度はあんまりないのか、特別自慢したい訳では無いが月城先生が知らないのはちょっと残念だなぁ
そんなことを考えていると自己紹介は全員終わり今日は解散となった
それがこれから僕の通うこの高校の名前だ。この学校は日本中の大金持ちの子息子女が通っている。僕も例外ではなく日本一の大きさを誇る医療法人西蓮寺会の理事長、西蓮寺和彦の息子、西蓮寺恭介だ
今日はこの学院の入学式だ。周りをキョロキョロと見回すと何故か分からないが美男美女が揃っている
(なんか僕、場違いな所に来ちゃったかも)
世間一般でも十分に美男といえる容姿をしているのだが恭介は自己評価が何故か物凄く低いのだ
恭介は緊張しながらも学院の無駄に豪華な通用門を通過して入学式の会場になっている記念ホールに到着した。指定された席に行くと保護者席の方にチラッと両親がいるのが見え少し手を振ると両親も手を振ってくれた
しばらくすると入学式が始まった
◆◇◆
入学式が終わると二十代後半くらいの担任の教師が教室まで案内してくれた
「ここが君たちの使う教室だ。一年C組だからな。忘れて迷子になるなよ」
男性教師は教卓に立つとそう言った
ちなみに僕の席は窓側の列の前から3番目だ
「俺の名前は月城相馬だ。よろしくな。よし、じゃあ自己紹介をして貰おうか。廊下側の生徒から順に頼むぞ」
月城先生はそう言って廊下側の列の一番前の生徒に自己紹介を促した。ちょっとツリ目の気の強そうなイケメンの男子生徒だった
「俺は西条誠だ。よろしく」
「もしかして西条自動車の西条か?」
「……そうです」
「なるほど、ちなみに俺も西条自動車の軽自動車だぞ」
「はぁ…それはどうも?」
西条くんは困惑しながら返事をしていた
ていうか西条自動車って凄いな。日本一、いや世界トップクラスの自動車会社じゃないか。ていうことは他にも……
「俺は城賀本樹です。よろしくお願いします」
メガネをかけた知的そうなイケメンくんだ!
なんでこの学校の人ってイケメンばっかりなんだろう?
「城賀本ってもしかして城賀本銀行か?」
「はい。父は城賀本銀行の頭取です」
「そっかそっか。あの銀行にはお世話になってるぜ。これからも利用させてもらうぜ」
「は、はい。今後ともどうぞご贔屓に」
すると次はロングヘアで髪をドリルのように巻いた女子生徒の番だった
「おっ、次はいよいよ女子か」
「一条晴美ですわ。どうぞ以以後お見知りおきを」
「一条って言うとアレか?一条グループの?」
「あら!先生もご存知でしたのね!そうですわ。私は一条グループ令嬢、一条晴美ですわ」
「この学院マジでスゲーな」
月城先生何を感心してるんですか?
そうこうしているうちに僕の番が回ってきた。一つ前の子が自己紹介を終えると次は僕の番だ。
でもすっごく緊張する。
「えと、僕は西蓮寺恭介です。よろしくお願いします!」
僕も他の人と同じような挨拶をした
「西蓮寺…西蓮寺……」
するとこれまで苗字だけで生徒の両親の企業名などをペラペラと言っていた月城先生は僕の名前を聞いても中々次の一言を言わない
「さ、西蓮寺恭介だな。よろしく!じゃ、次の人!」
えっ、なんで僕だけなにも言われないんだろう?
まさか医療法人西蓮寺会をしらない?
でも日本中にウチの病院あるし、ホントに知らないのかなぁ?
しばらく考えて恭介は気づいた
ウチの病院って地名が名前になってるから西蓮寺って名前を知らないんだ!
そう、西蓮寺会の所有する病院は全て地名が病院の名前となっている。例えば板橋区の分院なら『医療法人西蓮寺会 板橋区分院』だ。つまりわざわざ医療法人西蓮寺会という名前を覚える必要が無いのだ
そっかぁ、数は多くても知名度はあんまりないのか、特別自慢したい訳では無いが月城先生が知らないのはちょっと残念だなぁ
そんなことを考えていると自己紹介は全員終わり今日は解散となった
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