21 / 139
本編
十九歳②
しおりを挟む
「何かあった? ユーファ」
日課である就寝前の体調チェックの為にフラムアークの部屋を訪れていた私は、彼にそう声をかけられて少し驚いた。
「えっ?」
「何だか元気がないように見えたから。昼間もどことなく物思いに沈んでいるふうだったし」
「そう―――ですか?」
いけない。昼間のスレンツェとのやり取りがずっと頭の中にあって、ぐるぐる思考が渦巻いてしまっていた。表には出さないようにしていたつもりだったのに、どうやら漏れてしまっていたらしい。
フラムアークに余計な心配をかけてしまうなんて……ダメね、しっかりしなければ。
「特に何もありませんよ。すみません、ここのところ少し寝不足気味だったので、そう見えてしまったのかもしれませんね。今日は早く寝るようにします」
「……そう? ならいいけど」
全てを見透かすようなインペリアルトパーズの瞳を意識的に受け止めて、私は表情を取り繕った。
「フラムアーク様の体調はここのところずっと良好ですね」
「優秀な宮廷薬師が管理してくれているからね」
「お褒めの言葉、ありがたくちょうだいしておきます。でも、フラムアーク様ご自身の努力も大きいですよ」
心からそう思う。本人の努力あってこそ、私のサポートは活きてくるのだ。
「ありがとう。ユーファも体調を万全にしてね。もし疲れが溜まっているようなら、明日一日休養を取ってもらっても構わないけど」
「大丈夫です、ひと晩ぐっすり眠れば回復しますから」
「何ならここで一緒に寝ていく? 人肌には安眠効果があるっていうし」
冗談めかして広いベッドを示すフラムアークに私は苦笑を返した。
「確かに昔からそう言われていますけど、大問題になってしまいますのでご遠慮申し上げます」
「つれないな。ユーファは昔からどんなに頼んでも一緒に寝てくれない」
幼い頃、母親の温もりを恋しがるフラムアークは私に添い寝してほしいとせがむことがあった。気持ち的にはそうしてあげたいところだったけれど、第四皇子という身分にある彼にそんなことを出来るはずもなく、私は泣く泣く断って、せいぜい枕元で小さな手を握り、泣き疲れた彼が眠るのを見届けてやるのが精一杯だった。
「心情的には、一緒に寝て差し上げたかったんですよ」
「今ならユーファの立場も分かるよ。称号って、邪魔だな。どんな血筋に生まれようが、子どもは等しく子どもなのに。オレはユーファの温もりに包まれて眠りたかった」
フラムアークが当時の心境を語っているのだと分かっていても、昼間のスレンツェとのやり取りが引っ掛かって変に意識してしまった私は、余計なことを口走ってしまった。
「これからは、アデリーネ様にお願いしたらいいんじゃないですか?」
「えっ?」
フラムアークがあんまりビックリした顔をしたものだから、それに驚いた私は慌てて自らの発言を詫びた。
「あっ……すみません。冗談にしても、出過ぎました」
私のバカ、デリケートなところへ考えなしに……!
内心で不用意な自分の発言を戒めていると、短い沈黙を置いてフラムアークはこう返してきた。
「……どうしてそこにアデリーネ嬢が出てくるの?」
気のせいか、彼の声がいつもよりも硬さを帯びている気がする。不快な気持ちにさせてしまったのだろうかと、私は口ごもりながら彼の表情を窺った。
「え……それは、その……最近のお二人を見ていて、とてもいい雰囲気のように見受けられたものですから……」
「ユーファの目にも、そう映った?」
「はい……」
「ふぅん……そうか。いい雰囲気に、見えたのか」
一人納得するように頷いた彼の顔は、微笑しているようにも、どこか愁いを帯びているようにも見えて、それをどう捉えたらいいのか読み切れず、私は無難な方向に逃げた。
「……お優しくて、素敵な方ですよね」
「そうだね。彼女とは何だか気が合うんだ。考え方が似ているからかな……一緒にいて、自然体でいられるんだ。聡明で信頼出来る、可愛い人だよ」
不意にぎゅっ、と胸が詰まった。心臓が軋んで、その辺りがひんやり冷たくなっていくような感覚に、私は戸惑い、内心で息を飲む。
―――何、これ……。
「傍から見ていい雰囲気に見えたなら、向こうもこちらに対して、同じような気持ちでいてくれてるのかもしれないな」
「そうですね。……そう思います」
動揺を抑えて相槌を打ちながら、この場にいることが猛烈にいたたまれなくなった私は、フラムアークが飲み終えた薬湯の椀を手早く片付け、話を打ち切った。
「―――では、また明朝、伺いますね。おやすみなさいませ」
「……うん。おやすみ、ユーファ」
一礼して、逃げるように彼の部屋を後にしながら、私は激しい自己嫌悪に苛まれた。
―――何!? 何なの!? 何なの、私!?
自分から話を振っておきながら。無神経にデリケートな話題に触れておきながら。それでもフラムアークは応えてくれたのに、話を広げるでもなく、あんな形で打ち切るなんて、失礼極まりないじゃない!
ああ、最低だ。今朝までは、あんなにフラムアークとアデリーネ様の仲が気になって仕方がなかったのに。
いざ彼の口から、彼女を想う言葉が出てきた途端―――こんなにも、入り乱れた気持ちになってしまうだなんて。
その衝撃から逃れるように急ぎ足で調剤室へと戻ってきた私は、ドアを閉め肩で大きく息をつきながら、天井を仰いだ。
フラムアークがあんなふうに誰かのことを語るのを、初めて聞いた。アデリーネ様に対して「可愛い」という言葉を使っていた。
それに対し突如として湧き起こった、この浅ましい思い―――これは、この感情は……大人げのない、嫉妬だ。
「嫉妬って……」
自嘲気味に呟いて、私は自分の額に手を当てた。
自分の反応が、信じられない。予想だにしていなかっただけに、そんな自分の有り様がまた二重にショックだった。
―――情けない。フラムアークが「可愛い」と言ってくれるのを、いつの間にか自分だけの特権のように思っていたの? いつか彼が成長して私の元を離れていくのは、分かり切っていたことだったのに。そして私は、それを望んでいたはずだったのに。
私は心のどこかで、本当はそれを望んでいなかったのだろうか? 自分を慕ってくれる彼の幸せを願いながら、その実、彼の手を離す覚悟が出来ていなかったのだろうか?
―――何て身勝手で卑しいの、ユーファ。
彼はもう小さな子どもではなく、立派な青年になったのだ―――頭では、分かっていたつもりだったのに。
「……ああ、もう」
きゅっと唇を結んで、私は思うままにならない自分の心を叱咤する。
私も気持ちを切り替えて、成長しなければ。フラムアークが大人になって、私から離れていくことを気持ち良く祝福してあげられるように、この空虚な気持ちから脱出しなければならない―――……。
日課である就寝前の体調チェックの為にフラムアークの部屋を訪れていた私は、彼にそう声をかけられて少し驚いた。
「えっ?」
「何だか元気がないように見えたから。昼間もどことなく物思いに沈んでいるふうだったし」
「そう―――ですか?」
いけない。昼間のスレンツェとのやり取りがずっと頭の中にあって、ぐるぐる思考が渦巻いてしまっていた。表には出さないようにしていたつもりだったのに、どうやら漏れてしまっていたらしい。
フラムアークに余計な心配をかけてしまうなんて……ダメね、しっかりしなければ。
「特に何もありませんよ。すみません、ここのところ少し寝不足気味だったので、そう見えてしまったのかもしれませんね。今日は早く寝るようにします」
「……そう? ならいいけど」
全てを見透かすようなインペリアルトパーズの瞳を意識的に受け止めて、私は表情を取り繕った。
「フラムアーク様の体調はここのところずっと良好ですね」
「優秀な宮廷薬師が管理してくれているからね」
「お褒めの言葉、ありがたくちょうだいしておきます。でも、フラムアーク様ご自身の努力も大きいですよ」
心からそう思う。本人の努力あってこそ、私のサポートは活きてくるのだ。
「ありがとう。ユーファも体調を万全にしてね。もし疲れが溜まっているようなら、明日一日休養を取ってもらっても構わないけど」
「大丈夫です、ひと晩ぐっすり眠れば回復しますから」
「何ならここで一緒に寝ていく? 人肌には安眠効果があるっていうし」
冗談めかして広いベッドを示すフラムアークに私は苦笑を返した。
「確かに昔からそう言われていますけど、大問題になってしまいますのでご遠慮申し上げます」
「つれないな。ユーファは昔からどんなに頼んでも一緒に寝てくれない」
幼い頃、母親の温もりを恋しがるフラムアークは私に添い寝してほしいとせがむことがあった。気持ち的にはそうしてあげたいところだったけれど、第四皇子という身分にある彼にそんなことを出来るはずもなく、私は泣く泣く断って、せいぜい枕元で小さな手を握り、泣き疲れた彼が眠るのを見届けてやるのが精一杯だった。
「心情的には、一緒に寝て差し上げたかったんですよ」
「今ならユーファの立場も分かるよ。称号って、邪魔だな。どんな血筋に生まれようが、子どもは等しく子どもなのに。オレはユーファの温もりに包まれて眠りたかった」
フラムアークが当時の心境を語っているのだと分かっていても、昼間のスレンツェとのやり取りが引っ掛かって変に意識してしまった私は、余計なことを口走ってしまった。
「これからは、アデリーネ様にお願いしたらいいんじゃないですか?」
「えっ?」
フラムアークがあんまりビックリした顔をしたものだから、それに驚いた私は慌てて自らの発言を詫びた。
「あっ……すみません。冗談にしても、出過ぎました」
私のバカ、デリケートなところへ考えなしに……!
内心で不用意な自分の発言を戒めていると、短い沈黙を置いてフラムアークはこう返してきた。
「……どうしてそこにアデリーネ嬢が出てくるの?」
気のせいか、彼の声がいつもよりも硬さを帯びている気がする。不快な気持ちにさせてしまったのだろうかと、私は口ごもりながら彼の表情を窺った。
「え……それは、その……最近のお二人を見ていて、とてもいい雰囲気のように見受けられたものですから……」
「ユーファの目にも、そう映った?」
「はい……」
「ふぅん……そうか。いい雰囲気に、見えたのか」
一人納得するように頷いた彼の顔は、微笑しているようにも、どこか愁いを帯びているようにも見えて、それをどう捉えたらいいのか読み切れず、私は無難な方向に逃げた。
「……お優しくて、素敵な方ですよね」
「そうだね。彼女とは何だか気が合うんだ。考え方が似ているからかな……一緒にいて、自然体でいられるんだ。聡明で信頼出来る、可愛い人だよ」
不意にぎゅっ、と胸が詰まった。心臓が軋んで、その辺りがひんやり冷たくなっていくような感覚に、私は戸惑い、内心で息を飲む。
―――何、これ……。
「傍から見ていい雰囲気に見えたなら、向こうもこちらに対して、同じような気持ちでいてくれてるのかもしれないな」
「そうですね。……そう思います」
動揺を抑えて相槌を打ちながら、この場にいることが猛烈にいたたまれなくなった私は、フラムアークが飲み終えた薬湯の椀を手早く片付け、話を打ち切った。
「―――では、また明朝、伺いますね。おやすみなさいませ」
「……うん。おやすみ、ユーファ」
一礼して、逃げるように彼の部屋を後にしながら、私は激しい自己嫌悪に苛まれた。
―――何!? 何なの!? 何なの、私!?
自分から話を振っておきながら。無神経にデリケートな話題に触れておきながら。それでもフラムアークは応えてくれたのに、話を広げるでもなく、あんな形で打ち切るなんて、失礼極まりないじゃない!
ああ、最低だ。今朝までは、あんなにフラムアークとアデリーネ様の仲が気になって仕方がなかったのに。
いざ彼の口から、彼女を想う言葉が出てきた途端―――こんなにも、入り乱れた気持ちになってしまうだなんて。
その衝撃から逃れるように急ぎ足で調剤室へと戻ってきた私は、ドアを閉め肩で大きく息をつきながら、天井を仰いだ。
フラムアークがあんなふうに誰かのことを語るのを、初めて聞いた。アデリーネ様に対して「可愛い」という言葉を使っていた。
それに対し突如として湧き起こった、この浅ましい思い―――これは、この感情は……大人げのない、嫉妬だ。
「嫉妬って……」
自嘲気味に呟いて、私は自分の額に手を当てた。
自分の反応が、信じられない。予想だにしていなかっただけに、そんな自分の有り様がまた二重にショックだった。
―――情けない。フラムアークが「可愛い」と言ってくれるのを、いつの間にか自分だけの特権のように思っていたの? いつか彼が成長して私の元を離れていくのは、分かり切っていたことだったのに。そして私は、それを望んでいたはずだったのに。
私は心のどこかで、本当はそれを望んでいなかったのだろうか? 自分を慕ってくれる彼の幸せを願いながら、その実、彼の手を離す覚悟が出来ていなかったのだろうか?
―――何て身勝手で卑しいの、ユーファ。
彼はもう小さな子どもではなく、立派な青年になったのだ―――頭では、分かっていたつもりだったのに。
「……ああ、もう」
きゅっと唇を結んで、私は思うままにならない自分の心を叱咤する。
私も気持ちを切り替えて、成長しなければ。フラムアークが大人になって、私から離れていくことを気持ち良く祝福してあげられるように、この空虚な気持ちから脱出しなければならない―――……。
2
あなたにおすすめの小説
獣人の世界に落ちたら最底辺の弱者で、生きるの大変だけど保護者がイケオジで最強っぽい。
真麻一花
恋愛
私は十歳の時、獣が支配する世界へと落ちてきた。
狼の群れに襲われたところに現れたのは、一頭の巨大な狼。そのとき私は、殺されるのを覚悟した。
私を拾ったのは、獣人らしくないのに町を支配する最強の獣人だった。
なんとか生きてる。
でも、この世界で、私は最低辺の弱者。
『身長185cmの私が異世界転移したら、「ちっちゃくて可愛い」って言われました!? 〜女神ルミエール様の気まぐれ〜』
透子(とおるこ)
恋愛
身長185cmの女子大生・三浦ヨウコ。
「ちっちゃくて可愛い女の子に、私もなってみたい……」
そんな密かな願望を抱えながら、今日もバイト帰りにクタクタになっていた――はずが!
突然現れたテンションMAXの女神ルミエールに「今度はこの子に決〜めた☆」と宣言され、理由もなく異世界に強制転移!?
気づけば、森の中で虫に囲まれ、何もわからずパニック状態!
けれど、そこは“3メートル超えの巨人たち”が暮らす世界で――
「なんて可憐な子なんだ……!」
……え、私が“ちっちゃくて可愛い”枠!?
これは、背が高すぎて自信が持てなかった女子大生が、異世界でまさかのモテ無双(?)!?
ちょっと変わった視点で描く、逆転系・異世界ラブコメ、ここに開幕☆
【完結】秀才の男装治療師が女性恐怖症のわんこ弟子に溺愛されるまで
禅
恋愛
「神に祈るだけで曖昧にしか治らない。そんなものは治療とは言わない」
男尊女卑が強い国で、女であることを隠し、独自の魔法を使いトップクラスの治療師となり治療をしていたクリス。
ある日、新人のルドがやってきて教育係を押し付けられる。ルドは魔法騎士団のエースだが治療魔法が一切使えない。しかも、女性恐怖症。
それでも治療魔法が使えるようになりたいと懇願するルドに根負けしたクリスは特別な治療魔法を教える。
クリスを男だと思い込み、純粋に師匠として慕ってくるルド。
そんなルドに振り回されるクリス。
こんな二人が無自覚両片思いになり、両思いになるまでの話。
※最初の頃はガチ医療系、徐々に恋愛成分多めになっていきます
※主人公は現代に近い医学知識を使いますが、転生者ではありません
※一部変更&数話追加してます(11/24現在)
※※小説家になろうで完結まで掲載
改稿して投稿していきます
転生してモブだったから安心してたら最恐王太子に溺愛されました。
琥珀
恋愛
ある日突然小説の世界に転生した事に気づいた主人公、スレイ。
ただのモブだと安心しきって人生を満喫しようとしたら…最恐の王太子が離してくれません!!
スレイの兄は重度のシスコンで、スレイに執着するルルドは兄の友人でもあり、王太子でもある。
ヒロインを取り合う筈の物語が何故かモブの私がヒロインポジに!?
氷の様に無表情で周囲に怖がられている王太子ルルドと親しくなってきた時、小説の物語の中である事件が起こる事を思い出す。ルルドの為に必死にフラグを折りに行く主人公スレイ。
このお話は目立ちたくないモブがヒロインになるまでの物語ーーーー。
転生したので推し活をしていたら、推しに溺愛されました。
ラム猫
恋愛
異世界に転生した|天音《あまね》ことアメリーは、ある日、この世界が前世で熱狂的に遊んでいた乙女ゲームの世界であることに気が付く。
『煌めく騎士と甘い夜』の攻略対象の一人、騎士団長シオン・アルカス。アメリーは、彼の大ファンだった。彼女は喜びで飛び上がり、推し活と称してこっそりと彼に贈り物をするようになる。
しかしその行為は推しの目につき、彼に興味と執着を抱かれるようになったのだった。正体がばれてからは、あろうことか美しい彼の側でお世話係のような役割を担うことになる。
彼女は推しのためならばと奮闘するが、なぜか彼は彼女に甘い言葉を囁いてくるようになり……。
※この作品は、『小説家になろう』様『カクヨム』様にも投稿しています。
元貧乏貴族の大公夫人、大富豪の旦那様に溺愛されながら人生を謳歌する!
楠ノ木雫
恋愛
貧乏な実家を救うための結婚だった……はずなのに!?
貧乏貴族に生まれたテトラは実は転生者。毎日身を粉にして領民達と一緒に働いてきた。だけど、この家には借金があり、借金取りである商会の商会長から結婚の話を出されてしまっている。彼らはこの貴族の爵位が欲しいらしいけれど、結婚なんてしたくない。
けれどとある日、奴らのせいで仕事を潰された。これでは生活が出来ない。絶体絶命だったその時、とあるお偉いさんが手紙を持ってきた。その中に書いてあったのは……この国の大公様との結婚話ですって!?
※他サイトにも投稿しています。
処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜
放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!?
「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」
不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。
記憶喪失の私はギルマス(強面)に拾われました【バレンタインSS投下】
かのこkanoko
恋愛
記憶喪失の私が強面のギルドマスターに拾われました。
名前も年齢も住んでた町も覚えてません。
ただ、ギルマスは何だか私のストライクゾーンな気がするんですが。
プロット無しで始める異世界ゆるゆるラブコメになる予定の話です。
小説家になろう様にも公開してます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる