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番外編 第五皇子側用人は見た!
bittersweet5③
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その日の夜、自身の居室で就寝前のひと時を楽しもうと、ハンスに葡萄酒を持ってくるよう頼んだエドゥアルトは、ノックの音と共にそれを運んできたのがラウルだったことに驚いた。
「ラウル? ハンスはどうした?」
既に入浴を済ませ後は寝るばかりの彼は、素肌にバスローブを一枚纏っただけの姿である。就寝時は全裸で寝る主義なので、バスローブの下は肌着も身に着けていない。
そんなエドゥアルトから少し視線を逸らしながらラウルは言った。
「ハンスに代わってもらうよう、私が無理言って頼みました。……その、どうしてもエドゥアルト様に確認したいことがあって」
「ふぅん?」
エドゥアルトが招き入れる仕草をしたので、ラウルは葡萄酒とチーズスティックを載せたカートを押して室内に入った。
足を組み、ゆったりとした椅子に背もたれたエドゥアルトは肘掛けに頬杖をつき、テーブルにそれらを移すラウルを眺めやりながら単刀直入に尋ねた。
「昼間のゲームの件か?」
ズバリ言い当てられてしまったラウルは、少しすねたような顔になって、言いにくそうに口を開いた。
「どうにも釈然としなくて。……最後、私はエドゥアルト様が加速すると思って、急制動かけたけど間に合わなくて、正直ぶつかるかと思いました。でも実際は加速すると見せかけたフェイクで、本来なら私の方が一歩早く食べるのをやめてしまっていたから、負けになるはずだったんです。にもかかわらず、引き分けになるよう帳尻を合わせてくれたのはどうしてですか?」
そんなラウルの解釈は現実とは少々異なっていた。
あの瞬間、理性が揺らいだエドゥアルトは確かに本気で加速しかけたのだ。ラウルの野生の勘はそれを捉えたのだろう。
だが、彼女を真剣に想う彼は瞬時に理性を取り戻した。そしてラウルが一瞬の隙を見せたわずかな内にブレーキをかけ、事なきを得た―――それが引き分けの真相だ。
無論ギリギリを見計らいはしたものの、結果的に引き分けで済んだというような内容だったのだ。
「どうしてですか? 普段なら勝負にすごくこだわる人なのに」
重ねて尋ねるラウルにエドゥアルトは軽く肩を竦めてみせた。
「僕の方でも色々と目算が狂ったんだよ。結果は正直偶然だ」
だがラウルは腑に落ちない様子で、疑わしげにエドゥアルトを見つめている。そんな彼女にひとつ息をついて、彼はこう問いかけた。
「お前こそ、最後に一瞬止まったのはどうしてだ? 勝負の最中に集中力を欠くなんて珍しいじゃないか」
「! あれは―――」
ラウルは途端に言葉に詰まった。
エドゥアルトの表情に目を奪われていたから、とはとても言えない。
彼女としてはあの時の彼の表情も大いに胸に引っ掛かっていて、ひどく気にはなっていたのだが、どう切り出して尋ねたら良いものなのか、皆目見当がつかなかった。
あの時、どうしてあんな顔をしていたんですか?
あの表情には、どんな理由があったんですか―――?
「……あれは―――加速がフェイクだったことにちょっと驚いて……」
尋ねたいのに尋ねられないジレンマに駆られたラウルは、それをごまかすように葡萄酒のコルクを抜き、優美なフォルムのグラスに勢いよくドボドボと注いだ。それを見たエドゥアルトがぎょっとした声を上げる。
「おい、何て注ぎ方をするんだ」
「えっ?」
「グラスの三分の一程度を目安に、丁寧に少しずつ注ぐのが常識だろう。知らないのか?」
「えっ、そうなんですか?」
グラスになみなみと注がれた赤い液体を見やり渋面になるエドゥアルトに、知らなかったラウルは目を丸くして謝罪した。
「すみません……知りませんでした。下戸なので……」
「飲める飲めないの問題じゃない、教養の問題だ。僕の傍にいる以上は覚えておけ、ハンスでもティーナでもいいから、その辺り一度キチンと教授してもらえよ」
「はい……申し訳ありません」
ラウルはしゅん、と獣耳を伏せた。
情けないなぁ……エドゥアルト様のところに仕えてかれこれ結構な年数が経つのに、こういうのをハンス達に任せっきりで覚えようとしてこなかったから、何の成長もしていない。これじゃいけないよね……いい加減、専門分野以外のことも学ばないと。
これまでの自分を顧みて反省したラウルは、素朴な疑問をエドゥアルトに投げかけた。
「でも、どうして三分の一なんですかね? なみなみ注いだ方がたくさん飲めるし、注ぐ回数も少なくていいのに」
「香りを楽しむためだよ。充分に香りを溜めるにはグラスの中の空間が必要になるんだ」
「へえ……」
「まあ狼犬族のお前からすれば、この状態でも充分香りは楽しめるんだろうから、その必要はないのかもしれないけどな」
「葡萄は好きですけど、葡萄酒の匂いはちょっと……正直、何がいいのかよく分かりません」
「はは。お前にかかっては年代物の葡萄酒も形無しだな」
声を立てて笑ったエドゥアルトは、至極残念そうにこう言った。
「お前が下戸でなかったら、この場で一緒にグラスを傾けることも出来たんだがな」
まあ仕方がない、と瞳を伏せて、エドゥアルトはラウルに退出を促した。
「後は自分で適当にやるから下がっていいぞ」
「えっ……でも、あの」
「ゲームの話ならあれで全部だ。何も忖度したりしてない。純粋な引き分けだよ」
「……。分かりました」
エドゥアルトにそう言われてしまっては引き下がらざるを得なかったが、胸のモヤモヤが何ひとつ解決せずスッキリしないままのラウルは、まだこの場を後にしたくなかった。
「……。ジュースなら」
「ん?」
「ジュースなら、付き合えますよ!」
「は?」
勢い込んで言ったラウルにトパーズの瞳をいっぱいに見開いたエドゥアルトは、まじまじと彼女を見て正気を疑った。
「まさかとは思うが、香りだけで酔っているのか?」
「いくら何でもンなワケないじゃないですか!」
「……あー、お前には遠回しに言っても伝わらないからハッキリ言うぞ? 僕はお前に退出してほしいと言っているんだ」
その言葉にラウルは少なからぬショックを受けた。
「えっ……そんなに私のことが邪魔、というか嫌いだっ」
「違う、そういうことじゃない」
身体をわななかせる彼女を遮ってエドゥアルトは真意を述べた。
「僕がこの下素っ裸なのはお前も知ってるだろ? 主従とはいえ、こんな夜更けにそんな格好の男の部屋へ一人でのこのこやって来るのは、倫理的に考えてどうなんだ? しかも僕はこれから酒をたしなむんだぞ? お前はこの状況に危機感を覚えないのか?」
「男って……だって、相手はエドゥアルト様じゃないですか。そんな大袈裟な」
そう言った瞬間、目の前の相手の機嫌が目に見えて悪くなったのが分かった。
「ふーん……大袈裟、ね」
チリッと肌を刺すような空気に、言葉の選択をまずったとラウルは悟ったが、時すでに遅し。剣呑な表情になったエドゥアルトに苛立ち混じりの苦言を呈されてしまった。
「お前はさ、下手に腕が立つから、こういうことに関して危機意識が欠如している傾向にあるよな。他でも何の気なしにこういう真似をしてるんじゃないだろうな?」
「えっ……そんなことないですよ。お酒を飲まないから深夜まで出歩くこともそうそうないですし、そもそも私はそういう目で見られることがないので、そんな状況にまずなり得ないというか、ご心配いただく必要は何も」
「僕は前に言ったよな。お前は綺麗だって」
「!」
カッ、とラウルの頬に朱が散った。
思い出すと恥ずかしくてたまらなくて、変に意識してギクシャクしてしまうから、思い出さないように今の今まで努めていたのに……!
去年ベイゼルンの王宮でエドゥアルトにそう言われて以来、ラウルはしばらく彼を意識しまくってしまい、業務がやりにくくて仕方がなかったのだ。
そんな彼女を面白がって相手は度々「綺麗だ」と不意打ちのように言ってくるし、おかげで彼と二人で相対することに妙な緊張感を覚えるようになった彼女は、それを紛らわす為にどうでもいい話をやたらペラペラと喋るクセがついてしまった。
ティーナとハンスから言わせると今までとさして変わらないそうなのだそうだが、ラウルの中では大きく意識が違う。
「あ、ありがとうございます。でも、それはエドゥアルト様が特殊なだけで」
笑顔でそれとなくかわそうとしたものの、即座に相手に切り返されて撃沈してしまった。
「ふぅん。お前は今、その特殊な男の部屋にいるわけだが」
しまったあぁ、藪蛇だった。
「ラウル? ハンスはどうした?」
既に入浴を済ませ後は寝るばかりの彼は、素肌にバスローブを一枚纏っただけの姿である。就寝時は全裸で寝る主義なので、バスローブの下は肌着も身に着けていない。
そんなエドゥアルトから少し視線を逸らしながらラウルは言った。
「ハンスに代わってもらうよう、私が無理言って頼みました。……その、どうしてもエドゥアルト様に確認したいことがあって」
「ふぅん?」
エドゥアルトが招き入れる仕草をしたので、ラウルは葡萄酒とチーズスティックを載せたカートを押して室内に入った。
足を組み、ゆったりとした椅子に背もたれたエドゥアルトは肘掛けに頬杖をつき、テーブルにそれらを移すラウルを眺めやりながら単刀直入に尋ねた。
「昼間のゲームの件か?」
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「どうにも釈然としなくて。……最後、私はエドゥアルト様が加速すると思って、急制動かけたけど間に合わなくて、正直ぶつかるかと思いました。でも実際は加速すると見せかけたフェイクで、本来なら私の方が一歩早く食べるのをやめてしまっていたから、負けになるはずだったんです。にもかかわらず、引き分けになるよう帳尻を合わせてくれたのはどうしてですか?」
そんなラウルの解釈は現実とは少々異なっていた。
あの瞬間、理性が揺らいだエドゥアルトは確かに本気で加速しかけたのだ。ラウルの野生の勘はそれを捉えたのだろう。
だが、彼女を真剣に想う彼は瞬時に理性を取り戻した。そしてラウルが一瞬の隙を見せたわずかな内にブレーキをかけ、事なきを得た―――それが引き分けの真相だ。
無論ギリギリを見計らいはしたものの、結果的に引き分けで済んだというような内容だったのだ。
「どうしてですか? 普段なら勝負にすごくこだわる人なのに」
重ねて尋ねるラウルにエドゥアルトは軽く肩を竦めてみせた。
「僕の方でも色々と目算が狂ったんだよ。結果は正直偶然だ」
だがラウルは腑に落ちない様子で、疑わしげにエドゥアルトを見つめている。そんな彼女にひとつ息をついて、彼はこう問いかけた。
「お前こそ、最後に一瞬止まったのはどうしてだ? 勝負の最中に集中力を欠くなんて珍しいじゃないか」
「! あれは―――」
ラウルは途端に言葉に詰まった。
エドゥアルトの表情に目を奪われていたから、とはとても言えない。
彼女としてはあの時の彼の表情も大いに胸に引っ掛かっていて、ひどく気にはなっていたのだが、どう切り出して尋ねたら良いものなのか、皆目見当がつかなかった。
あの時、どうしてあんな顔をしていたんですか?
あの表情には、どんな理由があったんですか―――?
「……あれは―――加速がフェイクだったことにちょっと驚いて……」
尋ねたいのに尋ねられないジレンマに駆られたラウルは、それをごまかすように葡萄酒のコルクを抜き、優美なフォルムのグラスに勢いよくドボドボと注いだ。それを見たエドゥアルトがぎょっとした声を上げる。
「おい、何て注ぎ方をするんだ」
「えっ?」
「グラスの三分の一程度を目安に、丁寧に少しずつ注ぐのが常識だろう。知らないのか?」
「えっ、そうなんですか?」
グラスになみなみと注がれた赤い液体を見やり渋面になるエドゥアルトに、知らなかったラウルは目を丸くして謝罪した。
「すみません……知りませんでした。下戸なので……」
「飲める飲めないの問題じゃない、教養の問題だ。僕の傍にいる以上は覚えておけ、ハンスでもティーナでもいいから、その辺り一度キチンと教授してもらえよ」
「はい……申し訳ありません」
ラウルはしゅん、と獣耳を伏せた。
情けないなぁ……エドゥアルト様のところに仕えてかれこれ結構な年数が経つのに、こういうのをハンス達に任せっきりで覚えようとしてこなかったから、何の成長もしていない。これじゃいけないよね……いい加減、専門分野以外のことも学ばないと。
これまでの自分を顧みて反省したラウルは、素朴な疑問をエドゥアルトに投げかけた。
「でも、どうして三分の一なんですかね? なみなみ注いだ方がたくさん飲めるし、注ぐ回数も少なくていいのに」
「香りを楽しむためだよ。充分に香りを溜めるにはグラスの中の空間が必要になるんだ」
「へえ……」
「まあ狼犬族のお前からすれば、この状態でも充分香りは楽しめるんだろうから、その必要はないのかもしれないけどな」
「葡萄は好きですけど、葡萄酒の匂いはちょっと……正直、何がいいのかよく分かりません」
「はは。お前にかかっては年代物の葡萄酒も形無しだな」
声を立てて笑ったエドゥアルトは、至極残念そうにこう言った。
「お前が下戸でなかったら、この場で一緒にグラスを傾けることも出来たんだがな」
まあ仕方がない、と瞳を伏せて、エドゥアルトはラウルに退出を促した。
「後は自分で適当にやるから下がっていいぞ」
「えっ……でも、あの」
「ゲームの話ならあれで全部だ。何も忖度したりしてない。純粋な引き分けだよ」
「……。分かりました」
エドゥアルトにそう言われてしまっては引き下がらざるを得なかったが、胸のモヤモヤが何ひとつ解決せずスッキリしないままのラウルは、まだこの場を後にしたくなかった。
「……。ジュースなら」
「ん?」
「ジュースなら、付き合えますよ!」
「は?」
勢い込んで言ったラウルにトパーズの瞳をいっぱいに見開いたエドゥアルトは、まじまじと彼女を見て正気を疑った。
「まさかとは思うが、香りだけで酔っているのか?」
「いくら何でもンなワケないじゃないですか!」
「……あー、お前には遠回しに言っても伝わらないからハッキリ言うぞ? 僕はお前に退出してほしいと言っているんだ」
その言葉にラウルは少なからぬショックを受けた。
「えっ……そんなに私のことが邪魔、というか嫌いだっ」
「違う、そういうことじゃない」
身体をわななかせる彼女を遮ってエドゥアルトは真意を述べた。
「僕がこの下素っ裸なのはお前も知ってるだろ? 主従とはいえ、こんな夜更けにそんな格好の男の部屋へ一人でのこのこやって来るのは、倫理的に考えてどうなんだ? しかも僕はこれから酒をたしなむんだぞ? お前はこの状況に危機感を覚えないのか?」
「男って……だって、相手はエドゥアルト様じゃないですか。そんな大袈裟な」
そう言った瞬間、目の前の相手の機嫌が目に見えて悪くなったのが分かった。
「ふーん……大袈裟、ね」
チリッと肌を刺すような空気に、言葉の選択をまずったとラウルは悟ったが、時すでに遅し。剣呑な表情になったエドゥアルトに苛立ち混じりの苦言を呈されてしまった。
「お前はさ、下手に腕が立つから、こういうことに関して危機意識が欠如している傾向にあるよな。他でも何の気なしにこういう真似をしてるんじゃないだろうな?」
「えっ……そんなことないですよ。お酒を飲まないから深夜まで出歩くこともそうそうないですし、そもそも私はそういう目で見られることがないので、そんな状況にまずなり得ないというか、ご心配いただく必要は何も」
「僕は前に言ったよな。お前は綺麗だって」
「!」
カッ、とラウルの頬に朱が散った。
思い出すと恥ずかしくてたまらなくて、変に意識してギクシャクしてしまうから、思い出さないように今の今まで努めていたのに……!
去年ベイゼルンの王宮でエドゥアルトにそう言われて以来、ラウルはしばらく彼を意識しまくってしまい、業務がやりにくくて仕方がなかったのだ。
そんな彼女を面白がって相手は度々「綺麗だ」と不意打ちのように言ってくるし、おかげで彼と二人で相対することに妙な緊張感を覚えるようになった彼女は、それを紛らわす為にどうでもいい話をやたらペラペラと喋るクセがついてしまった。
ティーナとハンスから言わせると今までとさして変わらないそうなのだそうだが、ラウルの中では大きく意識が違う。
「あ、ありがとうございます。でも、それはエドゥアルト様が特殊なだけで」
笑顔でそれとなくかわそうとしたものの、即座に相手に切り返されて撃沈してしまった。
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