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第二章
79話:2人で迎える初めての朝③
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「一織くんって、ありすさんと付き合ってますか」
久遠のその言葉に、神永は目を見開き、動きを止めた。大きな瞳が久遠を捕らえるので、久遠はつい緊張してしまう。麗質をそなえた顔立ちが無表情になると、迫力がある。
「……ちなみに、いつからそう思ってたの?」
沈黙から脱して神永が言ったその問いは、なにかを抑えるような、ゆっくりとした口調だった。
「いつから……?いつからって言うと……1ヶ月、くらい前から」
「うん、なんで?」
久遠が目線を上げて時系列を思い出していると、矢継ぎ早に神永が訪ねた。
「はじめは谷口さんに教えてもらったんです。あと、霧島さ――」
「え待って、でも俺、昨日久遠に好きって言ったよね?」
言い終わる前に割り入ってきた神永の勢いに、首を竦める。
「は、はい。でも……もし、ありすさんと付き合っていらしてもその……」
「なに」
突然歯切れが悪くなった久遠に、神永がやや冷厳な声色で促す。
「言ったら怒られそうなんですけど」
久遠がそう言うと、神永はベッドから立ち上がりかけていた姿勢を戻し、布団の中に戻ってきて久遠の真横に座った。なんだか、強めの圧を感じる。
「言って」
澄んだ刃のような眼差しを受け、久遠は言い淀みながら覚悟の要ることを伝えた。
「その……2番手でもいいから、一緒にいたいなと思ってしまって……」
久遠の語尾が消え失せる。神永が呆れ果てたように顔を覆ったからだ。
「ごめんなさいなんか、非倫理的なこと言って」
昨夜、彼に抱かれる前、ベッドで首を吸われていた久遠は、天井を見ながらそんなことを考えていた。頭にちらついたありすの存在を無視するように、目を瞑った。
自分が最低の人間に堕ちてもいいから、彼に止まってほしくなかった。自分に向けてくれる関心があるなら、少しも取り逃したくなかった。
たとえ本命が別にいても、と考える自分に、我ながら驚いていた。今まで、自分がそんな悪徳な考えを抱く人間だとは知らなかったのだ。けれど、どうしてもあの時は彼を手放したくなくて、繋ぎ止めるように彼の首元を強く抱きすくめた。
2番手でも……なんて言うなんて、はしたないとがっかりされただろうか。
久遠は唇を内に巻き、気まずさから視線を逸らした。神永からどう返答が来るのかが怖かった。
神永は久遠の手を取り、握った。
「……そんな誤解があるなんて知らなかったとはいえ、久遠を不安にさせてごめん」
久遠が隣に並ぶ神永の顔を見ると、どこか翳りや疲れを帯びた顔つきだった。
「まず、俺は彼女とは全然そんな関係じゃない。友だちなんだ。出会ってからずっと、一度も何もなかったよ」
「え……そうなんですか?」
でも、だけど。
谷口……は憶測だったから置いておくとして、霧島だってそのようなことを言っていた。だから信じていたのだ。
それに――
「本人が、そう言ってたんですけど……」
階段でありすと話した時、ありす本人が明言していたのだ。
『だって普通、彼女を置いてあそこで他の女の子送ってく?何でもスマートそうに見えるのにああいうとこだけ鈍感だからあの人……』
『彼女として、ちょっと恥ずかしいくらい』
頭の中で再生されるありすの声を聞いていると、それに付随して他の重要な記憶も思い出した。
「あ!それに!!」
久遠が突然大きい声を出したので神永がたじろぐ。
「キスしてましたよね?」
久遠が責めるように神永を少し睨むと、当初は理解が追いつかない顔をしていたが、合点がいった瞬間、瞳がはっと大きくなる。
「なんで知ってるの?ありすから聞いたの? 」
否定されなかった。好きな人が他の人とキスしたという事実が、本人からも認められてしまい、既に自分の目で見ていた事実であるのにもかかわらず、改めて傷ついてしまう。
「いや、私あの日覗き見してました」
「あんな早い時間に!?」
"早い時間"。神永がありすとキスしたと記憶している日と久遠が指している日は共通しているらしい。
大人は、付き合っていない相手でもキスするものなんだろうか。そう考えると、この程度で騒ぐ私が世間知らずで幼い?
神永は息を吸いながら天井を見上げたかと思うと、声を出してため息をついた。肩同士で触れている彼の素肌が上下する。
「はぁ。……あれは、不意をつかれたんだよ。俺あの日、あいつに、どうして久遠を合コンに誘ったんだ、なんか考えがあったのか、なんか知ってるんじゃないかって詰めるためにありす呼び出したんだ。それで、ほぼ喧嘩になりながら話してたんだけど……なるほどね」
「なにが、なるほどなんですか? 」
「いや、あの日ありすがやけに外を気にしてるなとは思ってたんだ。そん時は、詰められるのが嫌で早く逃げたいんだろうなと思ってたんだけど……ありすは久遠に気づいてたんだね。それで急にキスしてきたんだ。巧妙だなあいつ……」
納得顔の神永に、こちらが驚かされて目を見開く。
「こ、巧妙だなって!何そんな他人事みたいに言ってるんですか!唇奪われてるんですよあなた」
「まあ俺は生娘でもないから平気だけど……でも、そうだよね。久遠が嫌だよね。消毒してこようか?もう昨日たくさんキスしたから今さらかもしれないけど……」
「いやいいですいいですそんなことしなくて」
ありすが一方的に行ったことだと知れただけで十分だった。被害者の彼は可哀想だし、ありすについては良くない印象の方がどんどん増悪してはいく。けれど、彼に穢れを感じることはない。あのキスに神永からの気持ちがなにも籠められていなかったのなら、それでよいのだ。
「いや、俺が久遠の立場だったら嫌だもん。なんか洗ってくる……」
神永が本当にそのままベッドを降りようとしたので、久遠はその腕を掴んで引き止めた。振り向く彼の顔にぐっと顔を近づけて、唇めがけて口を押し当ててみる。
「……これで、消毒」
久遠からキスをするのはこれがはじめてだった。狙いよりも位置が少しずれてしまったような気がする。照れを隠しきれず、視線を上げられない。
「……なにいまの?ねえ、もう一回して」
神永が、自分の左腕を掴んでいる久遠の手を右手で掴み、握る。
「もうしません」
「して。ねえ久遠、して?唇剥けるくらい消毒して」
「しません!わっ」
肩を押されたかと思うとあっという間に視界がひっくり返り、天井を背に神永に見下ろされる。彼の口元は優しく緩んでいて、瞳もシロップのように甘く潤んでいる。
「可愛い……。大好きだよ久遠。俺、久遠のことしか好きになれないから」
そこまで言うと、顔に翳りが差し、不服そうな色が浮かぶ。
「他の人に向ける分の気持ちなんて残ってない」
2番手だなんてそんな発想が出ること自体が心外だと、久遠を咎める調子で告げた。
やっぱりまだ夢心地の久遠が頷くと、神永は念押しした。
「久遠のことだけずっと、大事だよ」
言葉の終わりと同時に首元へ顔が埋められ、一瞬、深く吸われた。そこに痕がついたら見えてしまう、と注意する間もなく、今度は唇へ口づけが降ってきた。その後はしばらく、言葉の代わりに、互いの唇が何度も思いを交わしたのだった。
久遠のその言葉に、神永は目を見開き、動きを止めた。大きな瞳が久遠を捕らえるので、久遠はつい緊張してしまう。麗質をそなえた顔立ちが無表情になると、迫力がある。
「……ちなみに、いつからそう思ってたの?」
沈黙から脱して神永が言ったその問いは、なにかを抑えるような、ゆっくりとした口調だった。
「いつから……?いつからって言うと……1ヶ月、くらい前から」
「うん、なんで?」
久遠が目線を上げて時系列を思い出していると、矢継ぎ早に神永が訪ねた。
「はじめは谷口さんに教えてもらったんです。あと、霧島さ――」
「え待って、でも俺、昨日久遠に好きって言ったよね?」
言い終わる前に割り入ってきた神永の勢いに、首を竦める。
「は、はい。でも……もし、ありすさんと付き合っていらしてもその……」
「なに」
突然歯切れが悪くなった久遠に、神永がやや冷厳な声色で促す。
「言ったら怒られそうなんですけど」
久遠がそう言うと、神永はベッドから立ち上がりかけていた姿勢を戻し、布団の中に戻ってきて久遠の真横に座った。なんだか、強めの圧を感じる。
「言って」
澄んだ刃のような眼差しを受け、久遠は言い淀みながら覚悟の要ることを伝えた。
「その……2番手でもいいから、一緒にいたいなと思ってしまって……」
久遠の語尾が消え失せる。神永が呆れ果てたように顔を覆ったからだ。
「ごめんなさいなんか、非倫理的なこと言って」
昨夜、彼に抱かれる前、ベッドで首を吸われていた久遠は、天井を見ながらそんなことを考えていた。頭にちらついたありすの存在を無視するように、目を瞑った。
自分が最低の人間に堕ちてもいいから、彼に止まってほしくなかった。自分に向けてくれる関心があるなら、少しも取り逃したくなかった。
たとえ本命が別にいても、と考える自分に、我ながら驚いていた。今まで、自分がそんな悪徳な考えを抱く人間だとは知らなかったのだ。けれど、どうしてもあの時は彼を手放したくなくて、繋ぎ止めるように彼の首元を強く抱きすくめた。
2番手でも……なんて言うなんて、はしたないとがっかりされただろうか。
久遠は唇を内に巻き、気まずさから視線を逸らした。神永からどう返答が来るのかが怖かった。
神永は久遠の手を取り、握った。
「……そんな誤解があるなんて知らなかったとはいえ、久遠を不安にさせてごめん」
久遠が隣に並ぶ神永の顔を見ると、どこか翳りや疲れを帯びた顔つきだった。
「まず、俺は彼女とは全然そんな関係じゃない。友だちなんだ。出会ってからずっと、一度も何もなかったよ」
「え……そうなんですか?」
でも、だけど。
谷口……は憶測だったから置いておくとして、霧島だってそのようなことを言っていた。だから信じていたのだ。
それに――
「本人が、そう言ってたんですけど……」
階段でありすと話した時、ありす本人が明言していたのだ。
『だって普通、彼女を置いてあそこで他の女の子送ってく?何でもスマートそうに見えるのにああいうとこだけ鈍感だからあの人……』
『彼女として、ちょっと恥ずかしいくらい』
頭の中で再生されるありすの声を聞いていると、それに付随して他の重要な記憶も思い出した。
「あ!それに!!」
久遠が突然大きい声を出したので神永がたじろぐ。
「キスしてましたよね?」
久遠が責めるように神永を少し睨むと、当初は理解が追いつかない顔をしていたが、合点がいった瞬間、瞳がはっと大きくなる。
「なんで知ってるの?ありすから聞いたの? 」
否定されなかった。好きな人が他の人とキスしたという事実が、本人からも認められてしまい、既に自分の目で見ていた事実であるのにもかかわらず、改めて傷ついてしまう。
「いや、私あの日覗き見してました」
「あんな早い時間に!?」
"早い時間"。神永がありすとキスしたと記憶している日と久遠が指している日は共通しているらしい。
大人は、付き合っていない相手でもキスするものなんだろうか。そう考えると、この程度で騒ぐ私が世間知らずで幼い?
神永は息を吸いながら天井を見上げたかと思うと、声を出してため息をついた。肩同士で触れている彼の素肌が上下する。
「はぁ。……あれは、不意をつかれたんだよ。俺あの日、あいつに、どうして久遠を合コンに誘ったんだ、なんか考えがあったのか、なんか知ってるんじゃないかって詰めるためにありす呼び出したんだ。それで、ほぼ喧嘩になりながら話してたんだけど……なるほどね」
「なにが、なるほどなんですか? 」
「いや、あの日ありすがやけに外を気にしてるなとは思ってたんだ。そん時は、詰められるのが嫌で早く逃げたいんだろうなと思ってたんだけど……ありすは久遠に気づいてたんだね。それで急にキスしてきたんだ。巧妙だなあいつ……」
納得顔の神永に、こちらが驚かされて目を見開く。
「こ、巧妙だなって!何そんな他人事みたいに言ってるんですか!唇奪われてるんですよあなた」
「まあ俺は生娘でもないから平気だけど……でも、そうだよね。久遠が嫌だよね。消毒してこようか?もう昨日たくさんキスしたから今さらかもしれないけど……」
「いやいいですいいですそんなことしなくて」
ありすが一方的に行ったことだと知れただけで十分だった。被害者の彼は可哀想だし、ありすについては良くない印象の方がどんどん増悪してはいく。けれど、彼に穢れを感じることはない。あのキスに神永からの気持ちがなにも籠められていなかったのなら、それでよいのだ。
「いや、俺が久遠の立場だったら嫌だもん。なんか洗ってくる……」
神永が本当にそのままベッドを降りようとしたので、久遠はその腕を掴んで引き止めた。振り向く彼の顔にぐっと顔を近づけて、唇めがけて口を押し当ててみる。
「……これで、消毒」
久遠からキスをするのはこれがはじめてだった。狙いよりも位置が少しずれてしまったような気がする。照れを隠しきれず、視線を上げられない。
「……なにいまの?ねえ、もう一回して」
神永が、自分の左腕を掴んでいる久遠の手を右手で掴み、握る。
「もうしません」
「して。ねえ久遠、して?唇剥けるくらい消毒して」
「しません!わっ」
肩を押されたかと思うとあっという間に視界がひっくり返り、天井を背に神永に見下ろされる。彼の口元は優しく緩んでいて、瞳もシロップのように甘く潤んでいる。
「可愛い……。大好きだよ久遠。俺、久遠のことしか好きになれないから」
そこまで言うと、顔に翳りが差し、不服そうな色が浮かぶ。
「他の人に向ける分の気持ちなんて残ってない」
2番手だなんてそんな発想が出ること自体が心外だと、久遠を咎める調子で告げた。
やっぱりまだ夢心地の久遠が頷くと、神永は念押しした。
「久遠のことだけずっと、大事だよ」
言葉の終わりと同時に首元へ顔が埋められ、一瞬、深く吸われた。そこに痕がついたら見えてしまう、と注意する間もなく、今度は唇へ口づけが降ってきた。その後はしばらく、言葉の代わりに、互いの唇が何度も思いを交わしたのだった。
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