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第九章 変わりゆくヘタレの世界
第六話 お気に入りのお皿
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料理が完成したのでリビングに戻ると、すでにガキんちょどもは着席していた。
そんなときに、ちょうど一号が帰宅した。
「お疲れ一号」
「兄ちゃんただいま。晩飯の時間に間に合ってよかったよ。今日は師匠に怒鳴られまくったせいで鍛冶場から出るの遅くなったし」
「あの親父は気難しいからな。あまりにも理不尽なこと言い出したら俺に言えよ?」
「ははっ! 理不尽なことで師匠から怒られるなんてことはないから安心していいよ兄ちゃん」
「あの親父の事だからな、信用できん」
「兄ちゃんは心配性だな。定期的に城からアイリーンさんが来て、進捗状況や俺たち弟子の待遇なんかもチェックしてるし、気になるならアイリーンさんから聞けばいいと思うぞ」
「アイリーンはそんなことまでやってるのか」
財務やアイリーンが担当していた任務を、選抜した各担当官に引き継ぎ、現在は領主代行として各業務の総括のみをさせているはずだったんだが……。
「アイリーンさんは城ではやることが無くて暇って言ってたぞ」
「そんなわけあるか」
各部門の総括ってだけで激務なんだがな。俺が楽してるせいでもあるが。
「兄ちゃん、俺に言われても」
「まあそうだな。アイリーンにはあとで言っておかないと」
「そんなことより腹が減ったよ兄ちゃん」
「もう並べるだけだから手を洗って来い」
「わかった!」
そう言うと一号はどたばたと洗面所に向かう。もう見習い扱いとはいえ社会人なのに相変わらず落ち着きがないのなあいつは。
一号が手を洗っている間にワンプレートに盛られた大人様ランチとビーフシチューを並べていく。
普段はメインのおかず以外は大皿に盛られた副菜を並べているせいで、人気の副菜の争奪戦が繰り広げられているのだが、目の前に盛られた料理が全て自分のものだという状況にガキんちょどもは大興奮だ。
「ほれ、ミコトとエマはこれな」
「「わー!」」
ミコトとエマの前に、今日魔導遊園地内のレストランで貰った皿を置く。ゼリーとか入っていた場所にはカットされたリンゴを載せたりと、ハンバーグ以外のメニューは変わっているが、料理自体にはあまり注目していないようで悲しい。
「兄ちゃんお待たせ!」
どたばたと戻ってきた一号が席に着いたので始めるか。ガキんちょどもが俺の合図をそわそわしながら待ってるし。
「今日のお代わりはドライカレーとビーフシチューだけだからな!」
「「「はーい!」」」
「じゃあ食っていいぞ!」
「「「いただきまーす!」」」
大皿料理が無いせいか、好きなおかずを真っ先に食べてお代わりを取りに行くようなガキんちょが皆無だ。
みんな席を立たずに目の前の大人様ランチに集中している。
「落ち着いて食えるからこの方式もたまにはいいのかもな」
「そうだねお兄ちゃん!」
「おいしーねエマちゃん!」
「うん!」
仲良く並んで食事をしているミコトとエマも大満足のようだ。
というか明日もこの皿で食べたいとか言い出しそうだな。
もしこの皿を割ったりなんかしたら……。「パパ! ミコトのおさらわっちゃったの⁉ だいきらい!」「えまも!」とか言われちゃうんじゃないのか?
恐ろしい! 壊れたものを修復する魔法なんか存在しないよな?
ヤバい! 万が一に備えて予備を買っておかないと。
しかし同じ柄とかあるのか? ミコトとエマの皿も違う柄だし、それぞれ予備を数枚ずつ用意しておいたほうが良いかもしれん。
明日にでも早速レストランに行って買ってくるか? 「お子様デラックスプレートを注文された方のみにしかお渡しできません」とか言われたらどうする? 子ども向けのメニューだから二食分ていど食べるなら問題ないが、柄が違ってたらどうしよう。
こうなったら城の連中全員連れて人海戦術でいくか? いやそもそもお子様にしか販売出来ませんとか言われたらどうする?
ヤバい、怖くなってきた。
「エリナーー!!」
「なぁにお兄ちゃん。またいつもの発作? というか横に座ってるんだから大きな声で呼ばないでよ」
隣に座るエリナが抗議の声をあげるがそれどころじゃない。
「エリナ、皿の予備が必要だから早速、明日にでも魔導遊園地のレストランに行きたいんだが、お前ガキんちょの知り合いはいるか? 二、三十人くらいは動員したほうが良いかもしれん。柄の種類がどれだけあるかわからんからその調査も必要か。メイドさんに調査させるか?」
「? 何言ってるのかわからないよお兄ちゃん。何かの病気? 緊急事態だから魔法を使うね! 治癒!」
「いやいや、病気じゃないって。ヤバいんだって。ミコトとエマに嫌われちゃうんだって」
「お兄ちゃん......」
そういうとエリナは立ち上がり、あぐらで座ってる俺の頭を優しく抱きしめる。
「はいはい、お兄ちゃん落ち着いて。お兄ちゃんは良い子ですねー」
うーむ、なんとなく落ち着いてきた気がする。
授乳期間が終わったらあっという間に元のサイズに戻ったせいでそれほど柔らかくはないけど、相変わらず良い匂いがする。
あの時のエリナのがっかりした顔は忘れられないな。授乳期間のサイズは幻想だぞともっと早めに教えておくべきだったかも。
しばらくエリナに頭をなでられていると、やっと気分が落ち着いて来た。
「ありがとうエリナ、やっと落ち着いたよ。最高の嫁だなお前は。お兄ちゃんちょっと錯乱してた」
「でしょ⁉ お兄ちゃんの扱いなら誰にも負けないから!」
「とはいえ嫁よ、もしミコトとエマの皿を割っちゃったりしたら大事件なんだぞ? 予備を用意しておくべきじゃないのか?」
「割っちゃったらまた貰いに行けばいいんじゃないの? どちらにしても一枚ずつしかないと柄に飽きちゃったりしそうだし、また遊園地に行ったら同じメニューを頼んだほうが良いかなって思ってたしね」
「えっ? そういうものなの? この柄じゃなきゃ嫌だとか、あの時にもらったお皿じゃなきゃヤダとか言うんじゃないのか?」
「大丈夫だよお兄ちゃん。ミコトちゃんとエマちゃんはお揃いの形をしてるお皿で一緒にご飯を食べたいだけだから」
「柄を気に入ってるとかは無いのか?」
「少しはあるかもしれないけど、そこまでこだわってるわけじゃないと思うよ?」
嬉しそうにイチャイチャしながら食事をしているミコトとエマを見てみる。
うん、よくわからん。
「うーん、エリナがそういうならそうなのかもな」
「今度また魔導遊園地に行ったら、別のお皿を貰ってくればいいと思うよ」
「ほかの形の皿のメニューもあったしな。色々揃えてやるのもありかもな。メニューによって変えられるし」
「そうだね!」
なんとなく納得した俺は、ようやく食事を再開する。
「そういやまだお土産を渡してないんだよな」
「ご飯食べ終わった子から渡していこうか?」
「そうだな」
「じゃあ私が渡していきますよ。兄さまと姉さまはお食事を続けてください」
たしかに俺が錯乱したせいで俺とエリナはまだほとんど食事に手を付けていない状態だからな。
マジックボックスに入ったお土産をクレアに渡して、俺とエリナは食事を続ける。
「みんなー! お土産がありますから、食べ終わった人は取りに来てくださいね!」
「「「はーい!」」」
女子にはぬいぐるみ、男子には木刀がクレアの手から渡されていく。
「わー! 可愛いねニコラ!」
「うんお姉ちゃん!」
「うおおお、これかっけー!」
「とうやこってなーに?」
お土産は大好評だった。
修学旅行でお土産に木刀を買うのは男子なら当たり前だからな。
「お前ら木刀を振るときは外に出て周囲に人がいないのを確認してから振るんだぞ!」
「「「はーい!」」」
木刀を持ってはしゃいでいる男子連中に注意すると、食事を終えたらしいシルが俺のそばまでやってくる。
「お兄様、私の木刀は無いのでしょうか?」
「お前には一期一振・影打ちがあるだろ」
「そうなのですが、鍛錬にちょうどいいかと」
「いや、あれ安い木材を使ってるから滅茶苦茶軽いぞ。大人しく一期一振で鍛錬しろ、というか一期一振で鍛錬しないと実戦で意味がないだろ」
「バトルトーナメントでは実剣の使用が禁止されてますからね」
「そういやそろそろバトルトーナメントの時期か。それでもあの木刀じゃ軽すぎて意味がないからバトルトーナメント用の武器で鍛錬しろって」
「ですが……」
「わかったわかった、今度買って来てやるから。その代わり鍛錬には使うなよ」
「本当ですか! ありがとう存じますお兄様!」
結局バトルトーナメントとか言い出してるけどお前も木刀が欲しいだけじゃねーか。
しかしそろそろ採用試験とバトルトーナメントの時期か、去年は魔法あり部門でシルは惜しくも準優勝だったが今年はどうなるのかね。
そんなときに、ちょうど一号が帰宅した。
「お疲れ一号」
「兄ちゃんただいま。晩飯の時間に間に合ってよかったよ。今日は師匠に怒鳴られまくったせいで鍛冶場から出るの遅くなったし」
「あの親父は気難しいからな。あまりにも理不尽なこと言い出したら俺に言えよ?」
「ははっ! 理不尽なことで師匠から怒られるなんてことはないから安心していいよ兄ちゃん」
「あの親父の事だからな、信用できん」
「兄ちゃんは心配性だな。定期的に城からアイリーンさんが来て、進捗状況や俺たち弟子の待遇なんかもチェックしてるし、気になるならアイリーンさんから聞けばいいと思うぞ」
「アイリーンはそんなことまでやってるのか」
財務やアイリーンが担当していた任務を、選抜した各担当官に引き継ぎ、現在は領主代行として各業務の総括のみをさせているはずだったんだが……。
「アイリーンさんは城ではやることが無くて暇って言ってたぞ」
「そんなわけあるか」
各部門の総括ってだけで激務なんだがな。俺が楽してるせいでもあるが。
「兄ちゃん、俺に言われても」
「まあそうだな。アイリーンにはあとで言っておかないと」
「そんなことより腹が減ったよ兄ちゃん」
「もう並べるだけだから手を洗って来い」
「わかった!」
そう言うと一号はどたばたと洗面所に向かう。もう見習い扱いとはいえ社会人なのに相変わらず落ち着きがないのなあいつは。
一号が手を洗っている間にワンプレートに盛られた大人様ランチとビーフシチューを並べていく。
普段はメインのおかず以外は大皿に盛られた副菜を並べているせいで、人気の副菜の争奪戦が繰り広げられているのだが、目の前に盛られた料理が全て自分のものだという状況にガキんちょどもは大興奮だ。
「ほれ、ミコトとエマはこれな」
「「わー!」」
ミコトとエマの前に、今日魔導遊園地内のレストランで貰った皿を置く。ゼリーとか入っていた場所にはカットされたリンゴを載せたりと、ハンバーグ以外のメニューは変わっているが、料理自体にはあまり注目していないようで悲しい。
「兄ちゃんお待たせ!」
どたばたと戻ってきた一号が席に着いたので始めるか。ガキんちょどもが俺の合図をそわそわしながら待ってるし。
「今日のお代わりはドライカレーとビーフシチューだけだからな!」
「「「はーい!」」」
「じゃあ食っていいぞ!」
「「「いただきまーす!」」」
大皿料理が無いせいか、好きなおかずを真っ先に食べてお代わりを取りに行くようなガキんちょが皆無だ。
みんな席を立たずに目の前の大人様ランチに集中している。
「落ち着いて食えるからこの方式もたまにはいいのかもな」
「そうだねお兄ちゃん!」
「おいしーねエマちゃん!」
「うん!」
仲良く並んで食事をしているミコトとエマも大満足のようだ。
というか明日もこの皿で食べたいとか言い出しそうだな。
もしこの皿を割ったりなんかしたら……。「パパ! ミコトのおさらわっちゃったの⁉ だいきらい!」「えまも!」とか言われちゃうんじゃないのか?
恐ろしい! 壊れたものを修復する魔法なんか存在しないよな?
ヤバい! 万が一に備えて予備を買っておかないと。
しかし同じ柄とかあるのか? ミコトとエマの皿も違う柄だし、それぞれ予備を数枚ずつ用意しておいたほうが良いかもしれん。
明日にでも早速レストランに行って買ってくるか? 「お子様デラックスプレートを注文された方のみにしかお渡しできません」とか言われたらどうする? 子ども向けのメニューだから二食分ていど食べるなら問題ないが、柄が違ってたらどうしよう。
こうなったら城の連中全員連れて人海戦術でいくか? いやそもそもお子様にしか販売出来ませんとか言われたらどうする?
ヤバい、怖くなってきた。
「エリナーー!!」
「なぁにお兄ちゃん。またいつもの発作? というか横に座ってるんだから大きな声で呼ばないでよ」
隣に座るエリナが抗議の声をあげるがそれどころじゃない。
「エリナ、皿の予備が必要だから早速、明日にでも魔導遊園地のレストランに行きたいんだが、お前ガキんちょの知り合いはいるか? 二、三十人くらいは動員したほうが良いかもしれん。柄の種類がどれだけあるかわからんからその調査も必要か。メイドさんに調査させるか?」
「? 何言ってるのかわからないよお兄ちゃん。何かの病気? 緊急事態だから魔法を使うね! 治癒!」
「いやいや、病気じゃないって。ヤバいんだって。ミコトとエマに嫌われちゃうんだって」
「お兄ちゃん......」
そういうとエリナは立ち上がり、あぐらで座ってる俺の頭を優しく抱きしめる。
「はいはい、お兄ちゃん落ち着いて。お兄ちゃんは良い子ですねー」
うーむ、なんとなく落ち着いてきた気がする。
授乳期間が終わったらあっという間に元のサイズに戻ったせいでそれほど柔らかくはないけど、相変わらず良い匂いがする。
あの時のエリナのがっかりした顔は忘れられないな。授乳期間のサイズは幻想だぞともっと早めに教えておくべきだったかも。
しばらくエリナに頭をなでられていると、やっと気分が落ち着いて来た。
「ありがとうエリナ、やっと落ち着いたよ。最高の嫁だなお前は。お兄ちゃんちょっと錯乱してた」
「でしょ⁉ お兄ちゃんの扱いなら誰にも負けないから!」
「とはいえ嫁よ、もしミコトとエマの皿を割っちゃったりしたら大事件なんだぞ? 予備を用意しておくべきじゃないのか?」
「割っちゃったらまた貰いに行けばいいんじゃないの? どちらにしても一枚ずつしかないと柄に飽きちゃったりしそうだし、また遊園地に行ったら同じメニューを頼んだほうが良いかなって思ってたしね」
「えっ? そういうものなの? この柄じゃなきゃ嫌だとか、あの時にもらったお皿じゃなきゃヤダとか言うんじゃないのか?」
「大丈夫だよお兄ちゃん。ミコトちゃんとエマちゃんはお揃いの形をしてるお皿で一緒にご飯を食べたいだけだから」
「柄を気に入ってるとかは無いのか?」
「少しはあるかもしれないけど、そこまでこだわってるわけじゃないと思うよ?」
嬉しそうにイチャイチャしながら食事をしているミコトとエマを見てみる。
うん、よくわからん。
「うーん、エリナがそういうならそうなのかもな」
「今度また魔導遊園地に行ったら、別のお皿を貰ってくればいいと思うよ」
「ほかの形の皿のメニューもあったしな。色々揃えてやるのもありかもな。メニューによって変えられるし」
「そうだね!」
なんとなく納得した俺は、ようやく食事を再開する。
「そういやまだお土産を渡してないんだよな」
「ご飯食べ終わった子から渡していこうか?」
「そうだな」
「じゃあ私が渡していきますよ。兄さまと姉さまはお食事を続けてください」
たしかに俺が錯乱したせいで俺とエリナはまだほとんど食事に手を付けていない状態だからな。
マジックボックスに入ったお土産をクレアに渡して、俺とエリナは食事を続ける。
「みんなー! お土産がありますから、食べ終わった人は取りに来てくださいね!」
「「「はーい!」」」
女子にはぬいぐるみ、男子には木刀がクレアの手から渡されていく。
「わー! 可愛いねニコラ!」
「うんお姉ちゃん!」
「うおおお、これかっけー!」
「とうやこってなーに?」
お土産は大好評だった。
修学旅行でお土産に木刀を買うのは男子なら当たり前だからな。
「お前ら木刀を振るときは外に出て周囲に人がいないのを確認してから振るんだぞ!」
「「「はーい!」」」
木刀を持ってはしゃいでいる男子連中に注意すると、食事を終えたらしいシルが俺のそばまでやってくる。
「お兄様、私の木刀は無いのでしょうか?」
「お前には一期一振・影打ちがあるだろ」
「そうなのですが、鍛錬にちょうどいいかと」
「いや、あれ安い木材を使ってるから滅茶苦茶軽いぞ。大人しく一期一振で鍛錬しろ、というか一期一振で鍛錬しないと実戦で意味がないだろ」
「バトルトーナメントでは実剣の使用が禁止されてますからね」
「そういやそろそろバトルトーナメントの時期か。それでもあの木刀じゃ軽すぎて意味がないからバトルトーナメント用の武器で鍛錬しろって」
「ですが……」
「わかったわかった、今度買って来てやるから。その代わり鍛錬には使うなよ」
「本当ですか! ありがとう存じますお兄様!」
結局バトルトーナメントとか言い出してるけどお前も木刀が欲しいだけじゃねーか。
しかしそろそろ採用試験とバトルトーナメントの時期か、去年は魔法あり部門でシルは惜しくも準優勝だったが今年はどうなるのかね。
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