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第十三章 ヘタレ教育制度改革
第二十八話 国境警備
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ジークとちわっこが食事を終えるまでずっと女官たちがざわついていた。
のちに『ジーク様の太巻き事件』と呼ばれる騒動があったのだが、非常に頭が痛いのでここでは割愛する。
「義兄上、まずはこちらをご覧ください」
呼吸の荒い女官たちがテーブルの上を片付けたあと、ジークはラインブルク王国の地図を自身のマジックボックスから取り出して広げる。
改めてこの世界の地図を見ると、俺の居た世界の欧州とかなり似ている。
ラインブルク王国はドイツあたりに位置し、亜人国家連合はポーランドからロシアに至るほどの広大な支配地域を持ち、西ガルバニア帝国はイベリア半島からフランスあたりまでを統一した巨大帝国だ。
とはいえ俺の居た世界とは完全に同じではない。ラインブルク王国と西ガルバニア帝国の国境にはマジノ山脈という俺の世界には無い山脈が存在するしな。
そしてそのマジノ山脈に存在する唯一の東西の交通路に繋がる都市がファルケンブルクなのだ。
「ファルケンブルクの地図よりかなり詳しいな」
「国内の地図というのは重要なものですからね。そして義兄上の指示通り、最北端の海に面する港町のブルメスターハーフェンにファルケンブルクより送られた魔導砲台の組み立てと設置を始めました」
「以前にちわっこにも話したが、当面は蒸気船への警戒は必要ないだろうしな」
もちろんこの世界にも海は存在する。亜人国家連合の北部から北東部にかけた海岸線に位置する小国の海産物は、今やラインブルク王国への主力輸出品だからな。
ラインブルク王国の北部にも海に面する土地はあるのだが、亜人国家連合ほどの恵まれた漁場が存在しないので、ごく限られた流通経路しか存在しない。
そしてこの世界共通の大きな問題として海に生息する魔獣の存在がある。
優秀な魔導士を護衛として船に乗せていても、水中から船底に穴をあけられただけで簡単に沈められてしまう。
対水棲魔獣用の装備なども研究、利用されているが、この世界において海上輸送が一般的ではない理由が水棲魔獣の存在なのだ。
ラインブルク王国の漁業は比較的安全な近海でのみ行われるので、漁獲量は少ないのだが、亜人国家連合の漁は泳ぎと腕っぷしに自信がある護衛を乗せて行うらしく、その漁獲量は比較にならない。
まあ泳ぐのが得意な亜人とかいそうだしな。
もちろん海ほどではないが川にも水棲魔獣が存在するため、川を使った水上輸送もあまり行われていない。
故に陸上輸送が主力のこの世界において、西ガルバニア帝国の蒸気機関車による鉄道輸送技術の取得は大きな影響を持つ。
「ラインブルク王国の海軍力は貧弱なので、どちらにせよ海岸線に防衛線を構築するしか無いのが現状ですが」
「一応爺さんたちに魔導力船と、今ラインブルク王国の所有する戦列艦やガレオン船、フリゲート船の強化案の研究もさせているがどちらも間に合わないだろうしな」
「水棲魔獣への対策をしたうえで、大船団で一気に攻めてくるということはないのですか?」
「蒸気機関が完成して蒸気船の開発に取り組んでいたとしても、この期間じゃ出てきてもいいとこ外輪船だろうしな。あれは外輪が破損しただけで動けなくなる戦闘には向かない船だから今はまだ大丈夫だと思う。潜入させたスパイからもスクリュー船どころか外輪船の存在は未だ確認されてないって報告があったばかりだし」
「通常の帆船であれば魔導砲で対処が可能なのですね」
「可能というか過剰だけどな」
木製の帆船、仮に鉄張りや鉄そのもので作られていたとしても、舷側に大穴が空いただけで沈んでしまう船で魔導砲に対処するのは不可能に近いだろう。
魔導砲を超える長射程の兵器でも搭載していれば別だが、西ガルバニア帝国の魔法技術はラインブルク王国より大きく遅れている。
更にこちらには超音速魔導ミサイルがある。もはや対艦ミサイルだ。
「では北部は現状で問題ないとして……」
「ああ、問題はこっちだな。ファルケンブルク西部宿場町の西方五キロ地点に防御要塞を作った。常駐兵はまだ規定数に達してないが、収穫祭が終われば集まる予定だ」
「でもいまだに小規模ながら民間で交易を行っているんですよね?」
「そうだな。スパイを警戒して検問を強化しているが、『戦争が起きそうなので通商禁止』ともまだ言えない状況だしな」
「そうですね。義兄上すみません、外交の方は難航しています」
「向こうもこちらの情報はある程度手に入れてると思うんだがな。よほど自信があるのか、それともこちらがキャッチしてない新兵器でもあるのか……」
「こちらでも潜入調査員を大規模に派遣してますが、有力な情報は入ってきていませんね」
「防諜とかは登録証の確認以外何も考えてなかったからそのあたりも考えないとな」
あのオーバーテクノロジーのギルド登録証や市民登録証のおかげで、犯罪者のチェックが簡単にできてしまうからな。
実際、スパイに「お前はスパイか?」と言われて、登録証の職業欄にスパイ以外の職業を表示させるには、二重人格かよほど思い込みや意思の強い人間じゃないと不可能なのだ。
エリナみたいなちょっとアレな人間は登録証の記載事項を操作することが可能だが、これは例外中の例外だろう。他に見たこと無いし。
「では王国としては引き続き外交交渉の継続を行います」
「頼む」
「こちらからの増援は必要ないのですか?」
「マジノ山脈のどこかにトンネルを作って攻めてくるとか、獣道を通ってくるとか、ガチの山越えをしてくるとか色々考えられるからな。可能な限り国境の監視と警備を頼む」
「わかりました義兄上」
「国境線警戒用に魔導駆動偵察車両をこちらから何台か提供するか。どうだアイリーン」
「可能です閣下。今現在魔導駆動モーター搭載車両と入れ替えが始まっておりますので、旧型の魔導駆動エンジン搭載車両であれば魔導駆動偵察車両以外にも余剰があります」
「実際魔導駆動モーターの方は使えるのか? 随分開発期間が短かったようだが」
「機構自体は魔導駆動エンジンよりシンプルですからね」
魔導駆動エンジンは、簡単に言えば魔石に込められた魔力をガソリンのように反応させてピストンを動かして動力を得る機構で、魔導駆動モーターは魔導バッテリーに蓄えられた魔力を使ってモーターを回すという違いがある。
魔導バッテリーに充填する魔力は雷属性に限定される上、充填方法も長時間かけて魔素収集パネル経由で大気中に存在する魔素を変換して充填するか、雷属性でも高位の使い手が直接充填する方法しか存在しないため、非常に効率が悪いのだ。
もっと簡単に充填する方法や、魔石から直接魔力を取り出す方法は現在研究中で、極小魔石から直接魔力を抽出して動く新型魔導モーターを使った魔導ミニ四駆がやっと実用化に近い状況だ。
「あとは魔導通信機か。これも色々制限があるが」
「そうですね、中継局の設置が必要ですが、そちらも可能な限り検討いたします」
魔導通信機もなんとか小型化して車両に搭載できるようになった装置だ。
ただ基地局として、十メートル程度ある魔導アンテナを備えた基地局を設置する必要があるし、その基地局を中心として五キロ圏内でしか通信ができない制限もある。
コストもバカ高いので指揮官用の車両にのみ搭載されている状況だ。
「対策としては現状こんなもんか?」
「そうですね義兄上。色々援助などしていただきありがとうございます」
「気にしないでいい。それに国境と接している領地が王国直轄領とファルケンブルクだけっていうのは不幸中の幸いだったかもな。意思決定が早い」
「兵を招集するだけでもお金がかかりますからね」
「財政の立て直しが出来てなかったらヤバかったな」
「ええ、義兄上には本当に感謝しています」
「だから過剰評価だっての」
アイリーンがさらさらと紙に余剰兵器や備蓄食料の一覧を書き、それを一度俺に見せたあとで側近に渡す。
こいつ頭の中どうなってるんだろうな。
かなりの数の魔導駆動搭載車両や糧食の譲渡がこの場で決定し、すぐに輸送の指示を出すことになった。
防衛に関してはこれである程度の手配が出来たことになるが、西ガルバニア帝国の情勢がまだ完全にわかってるわけじゃないからな。
可能な限り情報を集めないと。
―――――――――――――――――――――――――――――――――
本作は小説家になろう、カクヨムでも掲載しております。
よろしければそちらでも応援いただけますと励みになります。
また、小説家になろう版は、序盤から新規に挿絵を大量に追加したうえで、一話当たりの文字数調整、加筆修正、縦読み対応の改稿版となります。
ファンアート、一部重複もありますが、総数で200枚近い挿絵を掲載し、九章以降ではほぼ毎話挿絵を掲載しております。
是非挿絵だけでもご覧くださいませ。
特に十一章の水着回と十三章の制服回は必見です!絵師様の渾身のヒロインたちの水着絵と制服絵を是非ご覧ください!
その際に、小説家になろう版やカクヨム版ヘタレ転移者の方でもブクマ、評価の方を頂けましたら幸いです。
のちに『ジーク様の太巻き事件』と呼ばれる騒動があったのだが、非常に頭が痛いのでここでは割愛する。
「義兄上、まずはこちらをご覧ください」
呼吸の荒い女官たちがテーブルの上を片付けたあと、ジークはラインブルク王国の地図を自身のマジックボックスから取り出して広げる。
改めてこの世界の地図を見ると、俺の居た世界の欧州とかなり似ている。
ラインブルク王国はドイツあたりに位置し、亜人国家連合はポーランドからロシアに至るほどの広大な支配地域を持ち、西ガルバニア帝国はイベリア半島からフランスあたりまでを統一した巨大帝国だ。
とはいえ俺の居た世界とは完全に同じではない。ラインブルク王国と西ガルバニア帝国の国境にはマジノ山脈という俺の世界には無い山脈が存在するしな。
そしてそのマジノ山脈に存在する唯一の東西の交通路に繋がる都市がファルケンブルクなのだ。
「ファルケンブルクの地図よりかなり詳しいな」
「国内の地図というのは重要なものですからね。そして義兄上の指示通り、最北端の海に面する港町のブルメスターハーフェンにファルケンブルクより送られた魔導砲台の組み立てと設置を始めました」
「以前にちわっこにも話したが、当面は蒸気船への警戒は必要ないだろうしな」
もちろんこの世界にも海は存在する。亜人国家連合の北部から北東部にかけた海岸線に位置する小国の海産物は、今やラインブルク王国への主力輸出品だからな。
ラインブルク王国の北部にも海に面する土地はあるのだが、亜人国家連合ほどの恵まれた漁場が存在しないので、ごく限られた流通経路しか存在しない。
そしてこの世界共通の大きな問題として海に生息する魔獣の存在がある。
優秀な魔導士を護衛として船に乗せていても、水中から船底に穴をあけられただけで簡単に沈められてしまう。
対水棲魔獣用の装備なども研究、利用されているが、この世界において海上輸送が一般的ではない理由が水棲魔獣の存在なのだ。
ラインブルク王国の漁業は比較的安全な近海でのみ行われるので、漁獲量は少ないのだが、亜人国家連合の漁は泳ぎと腕っぷしに自信がある護衛を乗せて行うらしく、その漁獲量は比較にならない。
まあ泳ぐのが得意な亜人とかいそうだしな。
もちろん海ほどではないが川にも水棲魔獣が存在するため、川を使った水上輸送もあまり行われていない。
故に陸上輸送が主力のこの世界において、西ガルバニア帝国の蒸気機関車による鉄道輸送技術の取得は大きな影響を持つ。
「ラインブルク王国の海軍力は貧弱なので、どちらにせよ海岸線に防衛線を構築するしか無いのが現状ですが」
「一応爺さんたちに魔導力船と、今ラインブルク王国の所有する戦列艦やガレオン船、フリゲート船の強化案の研究もさせているがどちらも間に合わないだろうしな」
「水棲魔獣への対策をしたうえで、大船団で一気に攻めてくるということはないのですか?」
「蒸気機関が完成して蒸気船の開発に取り組んでいたとしても、この期間じゃ出てきてもいいとこ外輪船だろうしな。あれは外輪が破損しただけで動けなくなる戦闘には向かない船だから今はまだ大丈夫だと思う。潜入させたスパイからもスクリュー船どころか外輪船の存在は未だ確認されてないって報告があったばかりだし」
「通常の帆船であれば魔導砲で対処が可能なのですね」
「可能というか過剰だけどな」
木製の帆船、仮に鉄張りや鉄そのもので作られていたとしても、舷側に大穴が空いただけで沈んでしまう船で魔導砲に対処するのは不可能に近いだろう。
魔導砲を超える長射程の兵器でも搭載していれば別だが、西ガルバニア帝国の魔法技術はラインブルク王国より大きく遅れている。
更にこちらには超音速魔導ミサイルがある。もはや対艦ミサイルだ。
「では北部は現状で問題ないとして……」
「ああ、問題はこっちだな。ファルケンブルク西部宿場町の西方五キロ地点に防御要塞を作った。常駐兵はまだ規定数に達してないが、収穫祭が終われば集まる予定だ」
「でもいまだに小規模ながら民間で交易を行っているんですよね?」
「そうだな。スパイを警戒して検問を強化しているが、『戦争が起きそうなので通商禁止』ともまだ言えない状況だしな」
「そうですね。義兄上すみません、外交の方は難航しています」
「向こうもこちらの情報はある程度手に入れてると思うんだがな。よほど自信があるのか、それともこちらがキャッチしてない新兵器でもあるのか……」
「こちらでも潜入調査員を大規模に派遣してますが、有力な情報は入ってきていませんね」
「防諜とかは登録証の確認以外何も考えてなかったからそのあたりも考えないとな」
あのオーバーテクノロジーのギルド登録証や市民登録証のおかげで、犯罪者のチェックが簡単にできてしまうからな。
実際、スパイに「お前はスパイか?」と言われて、登録証の職業欄にスパイ以外の職業を表示させるには、二重人格かよほど思い込みや意思の強い人間じゃないと不可能なのだ。
エリナみたいなちょっとアレな人間は登録証の記載事項を操作することが可能だが、これは例外中の例外だろう。他に見たこと無いし。
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「頼む」
「こちらからの増援は必要ないのですか?」
「マジノ山脈のどこかにトンネルを作って攻めてくるとか、獣道を通ってくるとか、ガチの山越えをしてくるとか色々考えられるからな。可能な限り国境の監視と警備を頼む」
「わかりました義兄上」
「国境線警戒用に魔導駆動偵察車両をこちらから何台か提供するか。どうだアイリーン」
「可能です閣下。今現在魔導駆動モーター搭載車両と入れ替えが始まっておりますので、旧型の魔導駆動エンジン搭載車両であれば魔導駆動偵察車両以外にも余剰があります」
「実際魔導駆動モーターの方は使えるのか? 随分開発期間が短かったようだが」
「機構自体は魔導駆動エンジンよりシンプルですからね」
魔導駆動エンジンは、簡単に言えば魔石に込められた魔力をガソリンのように反応させてピストンを動かして動力を得る機構で、魔導駆動モーターは魔導バッテリーに蓄えられた魔力を使ってモーターを回すという違いがある。
魔導バッテリーに充填する魔力は雷属性に限定される上、充填方法も長時間かけて魔素収集パネル経由で大気中に存在する魔素を変換して充填するか、雷属性でも高位の使い手が直接充填する方法しか存在しないため、非常に効率が悪いのだ。
もっと簡単に充填する方法や、魔石から直接魔力を取り出す方法は現在研究中で、極小魔石から直接魔力を抽出して動く新型魔導モーターを使った魔導ミニ四駆がやっと実用化に近い状況だ。
「あとは魔導通信機か。これも色々制限があるが」
「そうですね、中継局の設置が必要ですが、そちらも可能な限り検討いたします」
魔導通信機もなんとか小型化して車両に搭載できるようになった装置だ。
ただ基地局として、十メートル程度ある魔導アンテナを備えた基地局を設置する必要があるし、その基地局を中心として五キロ圏内でしか通信ができない制限もある。
コストもバカ高いので指揮官用の車両にのみ搭載されている状況だ。
「対策としては現状こんなもんか?」
「そうですね義兄上。色々援助などしていただきありがとうございます」
「気にしないでいい。それに国境と接している領地が王国直轄領とファルケンブルクだけっていうのは不幸中の幸いだったかもな。意思決定が早い」
「兵を招集するだけでもお金がかかりますからね」
「財政の立て直しが出来てなかったらヤバかったな」
「ええ、義兄上には本当に感謝しています」
「だから過剰評価だっての」
アイリーンがさらさらと紙に余剰兵器や備蓄食料の一覧を書き、それを一度俺に見せたあとで側近に渡す。
こいつ頭の中どうなってるんだろうな。
かなりの数の魔導駆動搭載車両や糧食の譲渡がこの場で決定し、すぐに輸送の指示を出すことになった。
防衛に関してはこれである程度の手配が出来たことになるが、西ガルバニア帝国の情勢がまだ完全にわかってるわけじゃないからな。
可能な限り情報を集めないと。
―――――――――――――――――――――――――――――――――
本作は小説家になろう、カクヨムでも掲載しております。
よろしければそちらでも応援いただけますと励みになります。
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ファンアート、一部重複もありますが、総数で200枚近い挿絵を掲載し、九章以降ではほぼ毎話挿絵を掲載しております。
是非挿絵だけでもご覧くださいませ。
特に十一章の水着回と十三章の制服回は必見です!絵師様の渾身のヒロインたちの水着絵と制服絵を是非ご覧ください!
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