お義姉ちゃん無双! ~甘やかしお義姉ちゃんと没落王国~

茶山大地

文字の大きさ
2 / 22
序章

第二話 開戦

しおりを挟む
 帝歴四百九年六月二十一日 早朝



「抜け駆けか!」


 ランベルトが敵陣の様子を伺っていると、突如シュトラスの陣から両軍の中央へと一騎の騎兵が走って行くのが見えた瞬間叫んだ。


『やぁやぁ! 我こそは! シュトラスの勇士! ディエゴ・バディジョである!』


「いかん! バルナバス始まるぞ! 配置につけ! くそっ何故少しの時すら待てんのだ!」

「はっ!」


 同じ光景を目にしたバルナバスは、ランベルトの声を聞くよりも早く動き出すと、愛馬に飛び乗り自身の指揮する隊に向かって駆け出す。



『我こそはと思わん者は......何っ!』


 バババババババッ

 ディエゴの口上が終わらぬうちにエグル王国軍前線の弩兵より放たれた数十のボルトがディエゴの鎧を易々と貫く。


「「「一騎討ちを望む相手に飛び道具を用いるとはなんと卑怯な!」」」


 シュトラス兵達が憤る。
 針鼠のようになったディエゴの体が馬から転げ落ちる頃には、シュトラス兵が競い合うように正面のエグル王国軍に向けて進軍を開始していた。


「旗を掲げよ! 太鼓を叩け! 出陣だ! シュトラス軍を孤立させるな!」


 ランベルトの本陣に双頭の獅子の旗が掲げられる。
 青地に金糸で描かれた双頭獅子旗はライフアイゼン王家の旗印だ。
 兜を被り愛馬ラファエルに飛び乗るように跨ったランベルトは自軍の兵を見渡し、特に混乱なく進軍を開始したことにほっと息を吐く。
 もはや陣形も無くエグル軍前軍部隊に向けて進軍を始めたシュトラス軍より少し遅れながらも、ライフアイゼン軍は陣形を保ちつつ粛々と進む。


「殿下の旗印は最後方か。流石にシュトラスといえど殿下を最前線に立たせる程愚かでは無かったか」


 皇太子が最前線に居ないことに安心したランベルトは、再び前線を確認しシュトラス軍を孤立させないよう差配する。


「マインラートに伝令! 突出したシュトラス軍の側面を突こうとしているファルコ軍を牽制せよ!」

「はっ!」


 ランベルトの側に控える親衛隊から特に騎馬術に優れた者を選抜した十数騎の馬廻衆の内の一騎が、弓騎兵隊長マインラート・カウフマンの旗印に向かって飛び出していく。
 それを見たランベルトは自身の率いる軍を少しずつ前進させ、矢の射程距離内に敵前線部隊が入り始めたのを確認する。


「弓兵! 行進射撃用意! ファルコ軍前線部隊に制圧射撃を加えるぞ!」


 前後二列で進軍していた弓兵の前列が前進しながら矢を番えて指示を待つ。


「第一射! 撃て!」


 弓兵隊前列が撃った二千本の矢は放物線を描きながら雨のようにファルコ軍前線部隊に降り注ぐ。


「第二射! 撃て!」


 弓兵の後列が前列と入れ替わり矢を番え第二射を放つ。


「第三射! 撃て!」


 三度矢の雨が敵陣に降り注ぐのを確認すると即座に次の指示を出す。


「弓騎兵の牽制後に突撃し、一気に戦線を押し上げる! エルヴィン、突撃後の弓兵の指揮は任せる!」

「御意!」


 マインラートの弓騎兵が飛び出して敵前線に弓を放つ。


「ここだ! 突撃用意......」

<<わああああああああああああああああああああ>>

「何っ!」


 後方より突如湧き上がる上がる声にランベルトは振り返る。
 先程まで存在していた皇太子の旗が見当たらないのを確認した瞬間、敗戦を悟った。

 突出したシュトラス軍は長く縦に陣形が伸びていた為に、つい先ほどまで味方だったヴァーグ軍に真っ二つに分断されている。
 その勢いのままライフアイゼン軍右側面に布陣していたローゼ公率いる諸侯兵に迫っていた。

 ガビーノ軍は、前後に分断されたシュトラス軍の側面を衝くべく進軍方向を変え片翼包囲へと陣形を変える。
 ヴァーグ軍の突然の裏切りに、皇太子派の軍が一気に動揺を始める。
 だがその混乱の中、ローゼ公爵家の旗印である赤地に銀糸で描かれた獅子の旗は、一切乱れることなくヴァーグ軍に対し陣形を整えていた。


「ぬかったわ。よもや皇太子妃を輩出する国が調略されていたとはな」

「陛下!」


 そこへ百騎程を率いたローゼ公配下の将、ゲオルクが巨大な白馬から転げ落ちるようにしてランベルトの前に跪く。


「ローゼ公からの伝令か」

「はっ、皇太子殿下の生死は不明ですが、誠に遺憾ながらこの戦、既に勝敗は決しました。陛下におかれましては速やかにお退き下さいとの事です」

「だが......」

「小道ですがここより北西に進んだ先に、南へ抜ける街道がございます」

「北西......中央突破か」

「御意」

「前掛かりになった軍の足を止め、転進をかけている間に挟撃されるよりはこの戦場より脱出できる可能性はあるな」

「ローゼ公はこれより、陛下の御為に時を稼ぐとの事」

「......わかった、其方の進言に従おう」

「はっ! 先導は私と精鋭百騎が務めます」

「伝令! 全軍に通達! これより我らは正面のファルコ王国軍を中央突破し、北西の街道を使って撤退する! バルナバスとマインラートにはその突破口を開けと伝えよ!」

「「「はっ!」」」


 馬廻衆の半分程が一気に飛び出していく。
 虎の子の重装騎兵を前面に押し立て、一気に敵軍を正面突破する意思を全軍に伝える。



「さて、始めるか」


 馬廻衆の一騎から槍を受け取ると、ランベルトは大きく息を吐く。


「......リーザ嬢の事は任せてくれ」


 小さくつぶやくとランベルトは高く槍を掲げる。


「弓兵、弩兵は抜剣! 突撃用意!」


 マインラート率いる弓騎兵が再度ファルコ軍前線部隊に矢を浴びせ、バルナバス率いる重装騎兵がファルコ王国軍前線部隊に突撃を仕掛ける。
 士気が低く、統率の取れていない兵で構成されたファルコ軍前線部隊はたったの一撃で綻びを作った。


「突撃!」


 それを見たランベルトが突撃命令を下す。

 抜剣した弓兵と弩兵は軽装歩兵と共にその綻びを広げる。
 既に戦場は白兵戦主体の乱戦状態だ。遠距離射撃での面制圧で最大の威力を発揮する弓兵は役に立たない。
 それでも弓に自信のあるものは長剣に持ち替えずに、直接照準の水平射撃で敵兵を狩って行く。
 熟練の弩兵は味方兵の隙間からボルトの続く限り敵兵を狙撃する。

 ランベルトがファルコ軍前線部隊を突破する頃には、バルナバスとマインラートはファルコ軍の中央部隊にまで達していた。


「ファルコ王の居る後方部隊は後退中か、いくさ巧者と噂される割には随分と臆病なのだな」

「グナイゼナウ将軍、王の首一つより、軍の中枢たる将官、将校を多数討ち取った方がファルコ王国にとっては痛手でしょう」

「ふむ、言われてみれば確かにカウフマン将軍のおっしゃられる通りですな」

「戦としては負けですが、ここで我らが大暴れした上で多数の将兵を帰国させれば......」

「実質的に我らの勝利という事ですな」

「そう言う事です、常勝将軍殿」

「ははは、その二つ名は返上せねばならんようです疾風将軍殿」


『シュトラス軍の意地を見せよ! 目指すはエグル王の首一つ! 我に続け! 突撃! 突撃!!』


 ヴァーグ軍に分断された上に右側面をガビーノ軍に突かれ、既に千にも満たない数まで減らしたシュトラス軍であったが、エグル軍は遂に前線部隊を突破され、混乱極まるファルコ軍に増援を送れないでいた。


「おっと、シュトラス軍に負けるわけにはいきませんな。グナイゼナウ将軍、援護をお願いいたします」

「お任せ下され」


 マインラート率いる部隊は、まさに疾風と呼ばれる速度でファルコ軍の中央部隊に迫っていく。


「シュトラス王もあの数で良くやる、これならなんとかなるやもしれんな」


 マインラートは騎射で中央部隊の敵指揮官を次々と射抜く。
 指揮官を失った兵は混乱し、統一された戦闘行動を取れない。
 時には急接近して長柄武器であるヘレバルデで白兵戦を仕掛け、高速で反転離脱しつつまた騎射を浴びせる。
 遠隔攻撃、時には白兵戦と変幻自在に攻撃を仕掛けるマインラート。
 マインラートに追従する騎兵も同様に攻撃を仕掛けるが、軽装ゆえに敵より放たれる矢やボルトで数を減らしていく。
 だがマインラートは何度もその一撃離脱戦法を繰り返し、敵陣をかく乱していく。


「流石疾風将軍、この乱戦の中であの用兵とは。第五小隊! カウフマン隊のかく乱した敵陣に突撃せよ!」


 重装騎兵の攻撃方法は馬上槍による突撃刺突ランスチャージが有名である。
 が、戦場で守備陣形を取る敵陣への攻撃方法は白兵乗馬襲撃、いわゆる体当たりだ。
 重装甲を纏った騎士と軍馬の重さに加え、速度が乗った勢いそのまま突撃し、敵兵を吹き飛ばすのだ。
 バルナバスはマインラートが敵陣地に作った綻びに、重装騎兵を十騎程突撃させる。


「次!」


 バルナバスは次々と重装騎兵を突撃させ、あちこちにできた綻びを更に広げていく。
 既にバルナバスは部隊の損耗などを考慮していない。
 少しでも早く、後続の為に突破口を開く為に、通常の戦闘では絶対に選択しない戦法を用いた。

 十騎を突撃させて、その場で重装甲を纏った馬と共に暴れさせ、弓騎兵によって混乱した敵陣を更に混乱させるのだ。
 既に何人もの兵が馬から引きずりおろされて引き倒されている。
 重装甲を纏った兵は、倒されると、重い鎧で身動きが取れなくなり、鎧の隙間に剣を突き立てられ次々と命を落としていく。

 だが、帰還を考慮していない決死の突撃命令と言えど、臆する兵などいない。
 ライフアイゼン王国の誇る最精鋭部隊、それがバルナバス率いる重装騎兵隊なのだ。

 数十騎をあっという間に失いながらも、バルナバスは敵の中央部隊が既に戦線を維持できなくなっているのを見て取り、全部隊に突撃命令を出す。


「よし、全重装騎兵突撃せよ! 敵陣突破後、反転して敵兵の後背を衝く!」





 自身の放った偵騎から報告を受けたゲオルクがランベルトに進言する。


「陛下、ファルコ軍中央部隊はグナイゼナウ将軍の重装騎兵隊とカウフマン将軍の弓騎兵隊の攻撃で極度の混乱状態に陥っています。ファルコ王を守る後方部隊は後退中、またエグル軍も未だ奮闘中のシュトラスの対応に手いっぱいで、ファルコ軍に増援を送る余裕は無さそうです。このまま一気にファルコ軍中央部隊を突破し北西へと抜けましょう」

「シュトラス軍もエグル軍前線を突破したと言っても流石にあの数だ。無傷のガビーノ軍に食いつかれた以上、流石にもう持たんだろう」

「ヴァーグ軍はローゼ公が足止めをしています。今が好機です」

「よし、ファルコ軍中央部隊を一気に突破する!」

「私は最前線のグナイゼナウ将軍と合流し先導致します、陛下は我が精鋭がお守りしますのでご安心ください」

「頼んだぞ」

「はっ」


 そう言うとゲオルクは数騎を引き連れて前線へと向かって行く。
 それを見たランベルトは最後の号令を発した。


「これより我らは最後の突撃を敢行し、王都ルーヴェンブルクに帰還する! 我らが行く先をふさぐ全てを斬り捨てよ!
 ついて来られぬ者はその場にとどまり敵兵の足止めをせよ! 命を無駄に使うな! 国で待つ愛する家族の為にその命を捨てろ!」

「「「応っ!!!」」」

「突撃!!」











 史上最大の動員数で行われたこの戦いは僅か半日で終結した。
 ハリード皇太子はヴァーグ軍の攻撃により戦死。
 シュトラス軍は王自ら敵陣に突撃し全滅。
 ローゼ公率いる諸侯兵はヴァーグ軍相手に互角以上に渡り合うが、ガビーノ軍、更に立ち直ったファルコ軍に囲まれ奮闘するもローゼ公が戦死した事により壊滅。
 ライフアイゼン軍はその数を半数以下に減らすも、王ランベルトと将官、将校、歴戦の下士官の多数は生還した。

 後に継承戦争と呼ばれるこの大戦は、皇太子派の敗北で幕を閉じた。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます

菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。 嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。 「居なくていいなら、出ていこう」 この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし

冤罪で辺境に幽閉された第4王子

satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。 「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。 辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。

【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く

ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。 5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。 夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…

敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています

藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。 結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。 聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。 侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。 ※全11話 2万字程度の話です。

【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜

一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m ✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。 【あらすじ】 神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!   そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!  事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます! 仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。 カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。

処刑された王女、時間を巻き戻して復讐を誓う

yukataka
ファンタジー
断頭台で首を刎ねられた王女セリーヌは、女神の加護により処刑の一年前へと時間を巻き戻された。信じていた者たちに裏切られ、民衆に石を投げられた記憶を胸に、彼女は証拠を集め、法を武器に、陰謀の網を逆手に取る。復讐か、赦しか——その選択が、リオネール王国の未来を決める。 これは、王弟の陰謀で処刑された王女が、一年前へと時間を巻き戻され、証拠と同盟と知略で玉座と尊厳を奪還する復讐と再生の物語です。彼女は二度と誰も失わないために、正義を手続きとして示し、赦すか裁くかの決断を自らの手で下します。舞台は剣と魔法の王国リオネール。法と証拠、裁判と契約が逆転の核となり、感情と理性の葛藤を経て、王女は新たな国の夜明けへと歩を進めます。

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる

竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。 評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。 身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。

処理中です...