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第12話 シロナガックス
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~織原朔真視点~
清掃のアルバイトから帰ってから直ぐに配信を開始した僕だが一体どのくらいの時間が経ったのだろうか。外の景色は夜から朝に替わっていた。
意識が朦朧としている。判断が遅く、脳から送り出された信号を身体が上手く受け取っていないようだ。僕は現在、Vチューバーのエドヴァルドとなって耐久配信を行っている。
『アーペックスで頂点とるまで終われない配信』
アーペックスとはバトルロイヤル形式のファーストパーソン・シューティングゲーム、所謂FPSだ。
3人1チームとなって、徐々に狭められるエリアの中で生き残りを賭けて戦うゲーム。最後の1チームになった者達が勝つ。これは日本の高見広春の小説『バトル・ロワイアル』が元となっているとも言われており、その形式のゲームがこれまでにたくさんリリースされている。個人的にはハドソンのボンバーマンのルールにも近いとも思うのだが、それはまた今度配信で話すとしよう。
もう配信をしてから10時間が経とうとしていた。僕は水分を接種しながら乾いた喉と空腹を満たす。遅くても4~5時間で頂点がとれると思っていた僕だが、配信中は何が起こるかわからない。同時接続数も最初の方の800人から今では100人に減少している。ララさんである音咲さんも始めは観ていてくれたが、24時を回った辺りでコメント欄に現れなくなった。おそらく眠ってしまったのだろう。
「だぁ~!!見えんかったわ!!」
僕の画面がカラーからモノクロへと移り変わる。画面の中央にデカデカと赤い文字でGAMEOVERの文字が浮き出た。画面の右端には僕の顔、エドヴァルドが落胆している。そしてその上を視聴者達のコメントが流れた。
〉gg
〉それはしゃあない
〉もう寝な
僕はそのゲームから退出して、待機画面へと移動した。次のゲームへ行くためにチームを組む他プレイヤーを待っているのだ。
どうしてここまで沼っているのか、それは今日の出来事──いやもう昨日か──のせいだろう。音咲さんのお父さんが経営するホテルで清掃員として働き、音咲さんの宿泊していた部屋を掃除していたらストーカーと間違われた。
ホテルの清掃員として働いて1年経つくらいだが、あのホテルの経営者、鏡三さんの娘が音咲さんだったなんて初めて知った。
──それに清掃員の間でも有名なあの汚い部屋が音咲さんの泊まる部屋だったなんて……しかもその人がララさんだったなんて……
人は見かけによらないのだと心底思った。
そして僕は自分がストーカーであると疑われたことを思い出す。なるほど確かに筋は通っている。通学路と違う道を歩いていたのもスマホを覗き込むようなまねをしたのも、あの部屋を掃除していたのも、それに彼女のスマホを握りしめいていたのも全て、僕がストーカーであることを示しているように見える。
しかしそれらは全て偶然だ。
あの後、支配人の白州さんが音咲さんをどう説得したのかわからない。もしかしたら僕は明日、清掃員をクビになるのかもしれない。
『彼をクビにしてちょうだい』
廊下から僅かに聞こえた言葉のせいで、目の前のゲームに集中できない。
──くそ……違うバイト探さなきゃダメか?
そんなことを思っていると僕以外の2人のプレイヤーのマッチングが決まった。そしてまた新たに生き残りをかけたゲームが始まろうとしていた。するとコメント欄が結構な速度で流れ始める。つまり、多くの視聴者がコメントをしてきているということだ。
〉え?本人?
〉本物?
〉シロナガックス?
〉シロナガックスだぁぁぁ!!
僕はコメントを読んでから発言する。
「え!?マジで本人!?でもシロナガックスさんだったらフォトトゥナじゃない?」
シロナガックスとは、最近現れた謎のプレイヤーだ。プロゲーマーではないのだが、その実力はプロをも凌ぐと言われている。以前、フォートトゥナイトというアーペックスとは別のバトルロワイヤル形式のゲーム──フォトトゥナはTPS──の大会優勝者の配信に彗星の如く現れ、その優勝者を難なく倒したのだ。
〉シロナガックス今配信してない
〉本人だったら連絡先聞こう!
〉最近アペやってるって呟いてた
〉野良でやってんのか!?
〉シロナガックスのアペなんて今まで見たことない
シロナガックスさんは最近配信も始めていた。声はボイスチェンジで低くくぐもった声に変えてはいるものの、そのプレイングで多くの視聴者を魅了していた。
「配信してないなら、偽物かもね。本物ならアーペックスをするシロナガックスさんの貴重映像だなこれ!」
〉がんばれ
〉頑張って
〉レジェンド残せ
〉流石に偽物
興奮冷めやらぬ状態で、僕は気合いを入れ直した。仮に本物だとしたら、この耐久配信を終わらせることができるだけでなく、僕にとって忘れられない1日となる。それを睡眠不足のせいで不甲斐ない結果にだけはしたくなかった。
空から戦場となる島に降り立つ僕らの部隊。雁の群れのようにして滑空していく。辺りを見回すと僕らの他に2部隊が付近に降り立っている。
「うわぁ、来んなって……」
地上につくと、すぐに武器と弾、防具、武器につけるアタッチメント類、回復アイテムを回収しなければならない。敵の部隊も近くに降り立ってしまったことから、良い武器を早く回収した者達が生き残る運要素の強いゲームが始まる。
僕は素早く武器を拾い、上級の紫防具を手に入れた。
「っしゃあ!ついてるぅ!!」
しかし、右側から銃声が聞こえると同時に、画面の右から左へ無数の弾丸が一筋の線となって僕に襲い掛かる。
「もう来たんか!?」
僕は、後退しながら武器を構えて、発砲音のした方を見やる。敵が小刻みに動きながら此方に向かって発砲してくるのが見えた。
僕も負けじと応戦する。
しかし、背後からもう1人の敵が現れ、僕を撃ち抜く。
何度も画面がひび割れるような被弾演出が僕を焦らせる。防具の耐久とライフが減っていきとうとう、僕は倒れてしまった。
「うわぁ、ダウンした」
ダウンしてしまったら味方の助けがなければ再び戦闘に参加することができない。僕は僅かな可能性にかけてシールドを張りながら延命した。
すると、バシュッ、バシュッと新たな発砲音が聞こえる。その放たれた弾は僕に止めを刺そうと近付いてきた敵に命中する。打たれた敵は混乱しながらも新たな獲物に照準を移すも、もう一度発砲されて僕と同じようにダウンした。
「うんまっ!!」
〉えぐっ
〉本人確定
〉うますぎ
僕を助けに来たキャラクターの頭の上にはシロナガックスの文字が浮かんでいる。
シロナガックスさんは敵をダウンさせるとそのまま、2人目の敵──始めに僕に発砲してきた敵──に襲い掛かる。
僕はその一部始終を戦場カメラマンのごとく画面に写した。
シロナガックスさんは敵に向かって跳躍しながら弾を躱し、着地と同時にスライディングをして敵との距離を詰める。そしてスライディングの勢いを使って再び上空に飛んだ状態で一発放った。その弾は見事敵に命中する。着地すると今度は敵の方が弾を躱すように跳躍しながら発砲してくるがしかし、相手が跳躍していてもシロナガックスさんは冷静に狙いを定めて仕止める。ダウンした相手にすかさずシロナガックスさんは止めを刺した。
「うますぎ!」
〉やばっ
〉エイムどうなってんの?
〉6発で2人仕止めてんじゃん
僕とリスナー達は高揚する。
シロナガックスさんはダウン中の僕に近づき、しゃがみ込んでは立ち上がる所作を小刻みにし始めた。
「ありがとうございます!ありがとうございます!」
僕は本物のシロナガックスさんに興奮しながら礼を言った。
〉いや、煽られてね?
〉煽ってるw
〉煽られてて草
そんなコメント欄に僕は気付かず、シロナガックスさんはダウンしている僕に処置を施す。僕はもう一度お礼を言った。
「ありがとうございます!」
起き上がった僕は、先程シロナガックスさんのやっていたしゃがみこんでは立ち上がる、屈伸運動をキャラにさせた。これは僕にとっては感謝の印だった。
シロナガックスさんもまた同じような所作をする。僕は言った。
「勝ちましょう!」
このゲームで僕らの部隊は見事頂点をとった。つまり、勝利したのだ。
待機画面で僕はシロナガックスさんともう1人のプレイヤーに再度お礼を言って、最後まで見てくれたリスナーにも感謝と別れを告げて配信を終えた。
その後、僕は泥のように眠った。ホテルでの一件も、いまや記憶の彼方に飛んでいった。
清掃のアルバイトから帰ってから直ぐに配信を開始した僕だが一体どのくらいの時間が経ったのだろうか。外の景色は夜から朝に替わっていた。
意識が朦朧としている。判断が遅く、脳から送り出された信号を身体が上手く受け取っていないようだ。僕は現在、Vチューバーのエドヴァルドとなって耐久配信を行っている。
『アーペックスで頂点とるまで終われない配信』
アーペックスとはバトルロイヤル形式のファーストパーソン・シューティングゲーム、所謂FPSだ。
3人1チームとなって、徐々に狭められるエリアの中で生き残りを賭けて戦うゲーム。最後の1チームになった者達が勝つ。これは日本の高見広春の小説『バトル・ロワイアル』が元となっているとも言われており、その形式のゲームがこれまでにたくさんリリースされている。個人的にはハドソンのボンバーマンのルールにも近いとも思うのだが、それはまた今度配信で話すとしよう。
もう配信をしてから10時間が経とうとしていた。僕は水分を接種しながら乾いた喉と空腹を満たす。遅くても4~5時間で頂点がとれると思っていた僕だが、配信中は何が起こるかわからない。同時接続数も最初の方の800人から今では100人に減少している。ララさんである音咲さんも始めは観ていてくれたが、24時を回った辺りでコメント欄に現れなくなった。おそらく眠ってしまったのだろう。
「だぁ~!!見えんかったわ!!」
僕の画面がカラーからモノクロへと移り変わる。画面の中央にデカデカと赤い文字でGAMEOVERの文字が浮き出た。画面の右端には僕の顔、エドヴァルドが落胆している。そしてその上を視聴者達のコメントが流れた。
〉gg
〉それはしゃあない
〉もう寝な
僕はそのゲームから退出して、待機画面へと移動した。次のゲームへ行くためにチームを組む他プレイヤーを待っているのだ。
どうしてここまで沼っているのか、それは今日の出来事──いやもう昨日か──のせいだろう。音咲さんのお父さんが経営するホテルで清掃員として働き、音咲さんの宿泊していた部屋を掃除していたらストーカーと間違われた。
ホテルの清掃員として働いて1年経つくらいだが、あのホテルの経営者、鏡三さんの娘が音咲さんだったなんて初めて知った。
──それに清掃員の間でも有名なあの汚い部屋が音咲さんの泊まる部屋だったなんて……しかもその人がララさんだったなんて……
人は見かけによらないのだと心底思った。
そして僕は自分がストーカーであると疑われたことを思い出す。なるほど確かに筋は通っている。通学路と違う道を歩いていたのもスマホを覗き込むようなまねをしたのも、あの部屋を掃除していたのも、それに彼女のスマホを握りしめいていたのも全て、僕がストーカーであることを示しているように見える。
しかしそれらは全て偶然だ。
あの後、支配人の白州さんが音咲さんをどう説得したのかわからない。もしかしたら僕は明日、清掃員をクビになるのかもしれない。
『彼をクビにしてちょうだい』
廊下から僅かに聞こえた言葉のせいで、目の前のゲームに集中できない。
──くそ……違うバイト探さなきゃダメか?
そんなことを思っていると僕以外の2人のプレイヤーのマッチングが決まった。そしてまた新たに生き残りをかけたゲームが始まろうとしていた。するとコメント欄が結構な速度で流れ始める。つまり、多くの視聴者がコメントをしてきているということだ。
〉え?本人?
〉本物?
〉シロナガックス?
〉シロナガックスだぁぁぁ!!
僕はコメントを読んでから発言する。
「え!?マジで本人!?でもシロナガックスさんだったらフォトトゥナじゃない?」
シロナガックスとは、最近現れた謎のプレイヤーだ。プロゲーマーではないのだが、その実力はプロをも凌ぐと言われている。以前、フォートトゥナイトというアーペックスとは別のバトルロワイヤル形式のゲーム──フォトトゥナはTPS──の大会優勝者の配信に彗星の如く現れ、その優勝者を難なく倒したのだ。
〉シロナガックス今配信してない
〉本人だったら連絡先聞こう!
〉最近アペやってるって呟いてた
〉野良でやってんのか!?
〉シロナガックスのアペなんて今まで見たことない
シロナガックスさんは最近配信も始めていた。声はボイスチェンジで低くくぐもった声に変えてはいるものの、そのプレイングで多くの視聴者を魅了していた。
「配信してないなら、偽物かもね。本物ならアーペックスをするシロナガックスさんの貴重映像だなこれ!」
〉がんばれ
〉頑張って
〉レジェンド残せ
〉流石に偽物
興奮冷めやらぬ状態で、僕は気合いを入れ直した。仮に本物だとしたら、この耐久配信を終わらせることができるだけでなく、僕にとって忘れられない1日となる。それを睡眠不足のせいで不甲斐ない結果にだけはしたくなかった。
空から戦場となる島に降り立つ僕らの部隊。雁の群れのようにして滑空していく。辺りを見回すと僕らの他に2部隊が付近に降り立っている。
「うわぁ、来んなって……」
地上につくと、すぐに武器と弾、防具、武器につけるアタッチメント類、回復アイテムを回収しなければならない。敵の部隊も近くに降り立ってしまったことから、良い武器を早く回収した者達が生き残る運要素の強いゲームが始まる。
僕は素早く武器を拾い、上級の紫防具を手に入れた。
「っしゃあ!ついてるぅ!!」
しかし、右側から銃声が聞こえると同時に、画面の右から左へ無数の弾丸が一筋の線となって僕に襲い掛かる。
「もう来たんか!?」
僕は、後退しながら武器を構えて、発砲音のした方を見やる。敵が小刻みに動きながら此方に向かって発砲してくるのが見えた。
僕も負けじと応戦する。
しかし、背後からもう1人の敵が現れ、僕を撃ち抜く。
何度も画面がひび割れるような被弾演出が僕を焦らせる。防具の耐久とライフが減っていきとうとう、僕は倒れてしまった。
「うわぁ、ダウンした」
ダウンしてしまったら味方の助けがなければ再び戦闘に参加することができない。僕は僅かな可能性にかけてシールドを張りながら延命した。
すると、バシュッ、バシュッと新たな発砲音が聞こえる。その放たれた弾は僕に止めを刺そうと近付いてきた敵に命中する。打たれた敵は混乱しながらも新たな獲物に照準を移すも、もう一度発砲されて僕と同じようにダウンした。
「うんまっ!!」
〉えぐっ
〉本人確定
〉うますぎ
僕を助けに来たキャラクターの頭の上にはシロナガックスの文字が浮かんでいる。
シロナガックスさんは敵をダウンさせるとそのまま、2人目の敵──始めに僕に発砲してきた敵──に襲い掛かる。
僕はその一部始終を戦場カメラマンのごとく画面に写した。
シロナガックスさんは敵に向かって跳躍しながら弾を躱し、着地と同時にスライディングをして敵との距離を詰める。そしてスライディングの勢いを使って再び上空に飛んだ状態で一発放った。その弾は見事敵に命中する。着地すると今度は敵の方が弾を躱すように跳躍しながら発砲してくるがしかし、相手が跳躍していてもシロナガックスさんは冷静に狙いを定めて仕止める。ダウンした相手にすかさずシロナガックスさんは止めを刺した。
「うますぎ!」
〉やばっ
〉エイムどうなってんの?
〉6発で2人仕止めてんじゃん
僕とリスナー達は高揚する。
シロナガックスさんはダウン中の僕に近づき、しゃがみ込んでは立ち上がる所作を小刻みにし始めた。
「ありがとうございます!ありがとうございます!」
僕は本物のシロナガックスさんに興奮しながら礼を言った。
〉いや、煽られてね?
〉煽ってるw
〉煽られてて草
そんなコメント欄に僕は気付かず、シロナガックスさんはダウンしている僕に処置を施す。僕はもう一度お礼を言った。
「ありがとうございます!」
起き上がった僕は、先程シロナガックスさんのやっていたしゃがみこんでは立ち上がる、屈伸運動をキャラにさせた。これは僕にとっては感謝の印だった。
シロナガックスさんもまた同じような所作をする。僕は言った。
「勝ちましょう!」
このゲームで僕らの部隊は見事頂点をとった。つまり、勝利したのだ。
待機画面で僕はシロナガックスさんともう1人のプレイヤーに再度お礼を言って、最後まで見てくれたリスナーにも感謝と別れを告げて配信を終えた。
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