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第126話 クリエイター
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~音咲鏡三視点~
曇った空に向かって聳えるビル郡。整備された区画を黒い高級車に黄色いタクシー、赤いスポーツカー、歩道にはスーツやラフな格好をした白人と黒人、黄色人がここから見える。高層ビルから見下ろすニューヨークの街並みは規則性と不規則性が混在する、まるでジャクソン・ポロックの絵のようだった。
そんな景色が臨めるこのホテルのラウンジは、床や壁、柱までもが白く輝く大理石でできている。そこに背の低い光沢のある黒いテーブルとソファの席が無数に、隣とは十分に距離をとって設置されている。また、黒といえば私の席から少し離れたところにスタインウェイのピアノが置いてある。今日は演奏者がいないようだが、下手な演奏者に最高のピアノを弾かれては折角の会合が台無しになってしまう。
一人がけのソファに少しだけ前のめりに座り直し、目の前のコーヒーカップに手を伸ばすと、黒い影が私を覆った。
Mr.デュプルだ。
Mr.デュプルは有名な音楽プロデューサーであり、80年代から90年代のアメリカのポップカルチャーに多大な影響を与えた1人だ。
「あれでよかったんだろ?」
バスバリトンの声と黒人特有の訛りが私の鼓膜を刺激する。筋骨隆々の屈強な黒人。そんな黒人があんなにも繊細で心地好く、それでいて魂を揺さぶられるような楽曲を作るなんて想像もできない。デュプル氏は私と対面するソファに腰掛けた。
「充分です。感謝致します」
黒人の歌手に綺麗な発声をする者は少ない。やはりソウルやR&B、ゴスペルの文化にはヨーロッパのクラシック文化が根付きにくい。日本で黒人クラシック歌手といえばキャスリーンバトルくらいしかその名が挙がらないだろう。
しかし白人であるエルヴィス・プレスリーが黒人の音楽を歌ったあの日から、黒人の歌は人種など関係なく全世界に広まった。良いものは例え発声が悪くても良いのだ。このデュプル氏が作る楽曲もまたその部類に入る。
──そしてこの、織原朔真の歌も……
「しっかしなぁ、日本人の癖に確かにコイツは上手いな。韓国人かと思ったぞ」
「フフフ、韓国はレベルが高いですからね。小さな国ですから良いものを残しやすいだけじゃなく、それを伝えやすい。日本のように金儲けだけに走らなかったのも良い点ですね」
「金儲けするのは当然だろ?」
「いいえ、日本の場合…最近のアメリカもそうですが、歌や歌唱力よりも顔が優先されます」
「韓国だって顔の整った、モッド野郎ばっかじゃねぇか?」
「日本の場合は歌の才能のない顔の整った者達に歌を勉強させて歌わせてきた歴史があります。しかし整形大国と呼ばれる韓国の場合は歌の才能のある人達の顔を変える。そっちの方が今の時代、コスパが良いんですよ。昔と逆でね。つまり顔という記号的な価値観よりも歌唱力を重視したということが評価に値すると言いたかったのです」
デュプル氏は納得するように鼻で笑った。そしてスマホをいじりながら話を続ける。
「──なら鏡三、お前の推薦するコイツも整形してるって言えるな」
デュプル氏はスマホ画面を私に見せつける。その画面にはオレンジ色の髪をした日本のアニメのようなキャラクターが写っていた。
「そうですね」
「日本のアニメーションはこっちでも人気だが、まだまだ受け入れられない奴もいる」
「それは日本でも同じです。ポップスが嫌いな白人だったりヒップホップが苦手な黒人だっているじゃないですか?」
「確かにな…Vチューバーか……ザスティンも自分のアバターが欲しいって言ってたぞ」
「そうですか。それはまた良い宣伝になりますね」
デュプル氏はブロンドを短く刈り込んだウェイターにエスプレッソを注文した。
「なぁ鏡三、今度はこう言った奴らを支援するのか?」
「私はね、才能のない者達が称賛を浴びる世界など必要ないと思っているんですよ」
「確かにこのVチューバーのような形態が浸透していけば容姿や肌の色、セクシャリティに左右されることなく実力が重視されるだろうが……所詮はナード達の文化だ。一般大衆にはウケないだろうよ」
「大衆にはウケない…ですか……ポップカルチャーの礎を築いたアナタが言うと説得力がありますね。確かに私はVチューバーを支援しましたが、その業界全体を応援しているわけではありません」
「じゃあどうして?」
「私が彼のファンなだけですよ」
デュプル氏はフンと鼻を鳴らした。納得していないような素振りを見せる彼に私は続けた。
「デュプルさんは、3分の曲を30秒で作れますか?」
私の唐突な質問に臆することなく、デュプル氏は背もたれに身体を預けて腕を組みながら考える。曲のこととなると話の前後は関係なくなるのが彼の素晴らしいところだ。
「……単純なフレーズでループさせればなんとか…いや、やっぱり無理だな」
一瞬できなくもないという素振りを見せる辺り流石であるがしかし、私の予測している回答を彼は溢す。そして私は言った。
「AIなら可能です」
それで?と私の話の続きを待つデュプル氏に私は続けて言った。
「人間の歌声と変わらない音声も、AIは出せるようになりました。音楽だけでなく絵や映像、小説も今後AIによって生成がなされます。そうなるとどうなるかわかりますか?」
「クリエイターの存在意義が薄まるな」
「そう。半端なクリエイター、主義主張の稚拙なクリエイターは駆逐され、出てこなくなる。いずれドストエフスキーやゴダールの新作が生成され、モーツァルトの新譜をマリア・カラスやパバロッティが歌うような世界になりますよ」
「それが鏡三の望む世界か…新しい世代には期待していないと?」
「新しい世代にも勿論期待していますよ。だがくだらない連中が多すぎた。AIによって次々と生み出される作品を見て、私のいうくだらない連中達は自分でそれを作るようなモチベーションを持ち合わせてなどいない。そんな中でも作りたいという欲求を持った者こそ真のクリエイターになれると私は考えています」
「それと、このVチューバーの支援と何が関係あるんだ?」
まだデュプル氏は私がこのVチューバー、エドヴァルド・ブレインこと、織原朔真のただのファンであることを疑っているようだ。私は正直に答える。
「Vチューバーの支援というよりはAIVチューバーに資金を提供していますね」
「AIVチューバー?」
「はい。既に配信上でマインドクラフトをプレイしながら流れるコメントに反応し、話を展開できるAIVチューバーができました。今はその精度を更に上げております」
デュプル氏は噛み締めるように笑った。
「つくづく面白い世の中になりそうだな」
──────────────────────────────────────────────────
~一ノ瀬愛美視点~
『大大大好きなギャンブルの時間だぁぁぁぁぁ!!』
ドスのきいた叫び声から主催の積飛獏さんの挨拶が始まった。
『どうも皆さんごきげんよう。主催の積飛獏だ。これから皆さんには金を掛けることでしか生を感じられない狂った奴等の生き様を観てもらう。その覚悟はあるかぁぁぁぁ!?』
〉うぉぉぉぉぉぉぉぉ!!
〉わぁぁーーーー!!
〉ギャンブルの時間だぁぁぁ!!
鋭い眼光を隠すようにサングラスをした積飛さんの横に紫色の髪をして、パンク・ロック風のレザージャケットを着込んだ田中カナタさんが落ち着いた様子で話を繋いだ。
『えぇ、獏さんに次いで共同主催兼、総合司会の田中カナタです。現在、獏さんのチャンネルでも私の姿と声が載っていますが、これから獏さんもプレイヤーとして参加するため、このポーカー大会の神視点は私のチャンネルとなりますので、移動される方は今のうちに移動してください』
私は既にカナタさんのチャンネルで観戦しているため、画面はそのままだ。
『それではルール説明を致します』
テキサス・ホールデムの説明を獏さんとカナタさんがわかりやすく説明した後、この大会の概要を説明した。
『Aブロック6名、Bブロック6名がそれぞれのブロックで戦い、1位となった者を選出します。つまり2人を選出します。そしてその2人で1対1の決勝を行って優勝者を決めたいと思います。そしてAとBのブロックでは1位以外の選手、誰か1人に罰ゲームの用意があります。このルーレットを見てください』
画面には丸いルーレットが写る。回転すると思われる円盤には2位、3位、4位、5位、ビリと文字が刻まれ、後ろの順位に行けば行くほどルーレットに当たりやすいよう面積が大きくなっている。
『このルーレットを1位の人が回します。そして見事当たった順位の人に罰ゲームを施行します。罰ゲームの内容は、視聴者の皆さんがコメント欄に書いて面白そうなモノを私、田中カナタの独断と偏見で決めさせて頂きます』
なるほど、こうやって自分の推しが早々に負けたとしても罰ゲームを決めることもできるし、その罰ゲームをいやいや実行する推しを見ることもできる。
『それでは早速Aブロックの皆さん!ゲームを開始してください!!』
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そんな景色が臨めるこのホテルのラウンジは、床や壁、柱までもが白く輝く大理石でできている。そこに背の低い光沢のある黒いテーブルとソファの席が無数に、隣とは十分に距離をとって設置されている。また、黒といえば私の席から少し離れたところにスタインウェイのピアノが置いてある。今日は演奏者がいないようだが、下手な演奏者に最高のピアノを弾かれては折角の会合が台無しになってしまう。
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「あれでよかったんだろ?」
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「充分です。感謝致します」
黒人の歌手に綺麗な発声をする者は少ない。やはりソウルやR&B、ゴスペルの文化にはヨーロッパのクラシック文化が根付きにくい。日本で黒人クラシック歌手といえばキャスリーンバトルくらいしかその名が挙がらないだろう。
しかし白人であるエルヴィス・プレスリーが黒人の音楽を歌ったあの日から、黒人の歌は人種など関係なく全世界に広まった。良いものは例え発声が悪くても良いのだ。このデュプル氏が作る楽曲もまたその部類に入る。
──そしてこの、織原朔真の歌も……
「しっかしなぁ、日本人の癖に確かにコイツは上手いな。韓国人かと思ったぞ」
「フフフ、韓国はレベルが高いですからね。小さな国ですから良いものを残しやすいだけじゃなく、それを伝えやすい。日本のように金儲けだけに走らなかったのも良い点ですね」
「金儲けするのは当然だろ?」
「いいえ、日本の場合…最近のアメリカもそうですが、歌や歌唱力よりも顔が優先されます」
「韓国だって顔の整った、モッド野郎ばっかじゃねぇか?」
「日本の場合は歌の才能のない顔の整った者達に歌を勉強させて歌わせてきた歴史があります。しかし整形大国と呼ばれる韓国の場合は歌の才能のある人達の顔を変える。そっちの方が今の時代、コスパが良いんですよ。昔と逆でね。つまり顔という記号的な価値観よりも歌唱力を重視したということが評価に値すると言いたかったのです」
デュプル氏は納得するように鼻で笑った。そしてスマホをいじりながら話を続ける。
「──なら鏡三、お前の推薦するコイツも整形してるって言えるな」
デュプル氏はスマホ画面を私に見せつける。その画面にはオレンジ色の髪をした日本のアニメのようなキャラクターが写っていた。
「そうですね」
「日本のアニメーションはこっちでも人気だが、まだまだ受け入れられない奴もいる」
「それは日本でも同じです。ポップスが嫌いな白人だったりヒップホップが苦手な黒人だっているじゃないですか?」
「確かにな…Vチューバーか……ザスティンも自分のアバターが欲しいって言ってたぞ」
「そうですか。それはまた良い宣伝になりますね」
デュプル氏はブロンドを短く刈り込んだウェイターにエスプレッソを注文した。
「なぁ鏡三、今度はこう言った奴らを支援するのか?」
「私はね、才能のない者達が称賛を浴びる世界など必要ないと思っているんですよ」
「確かにこのVチューバーのような形態が浸透していけば容姿や肌の色、セクシャリティに左右されることなく実力が重視されるだろうが……所詮はナード達の文化だ。一般大衆にはウケないだろうよ」
「大衆にはウケない…ですか……ポップカルチャーの礎を築いたアナタが言うと説得力がありますね。確かに私はVチューバーを支援しましたが、その業界全体を応援しているわけではありません」
「じゃあどうして?」
「私が彼のファンなだけですよ」
デュプル氏はフンと鼻を鳴らした。納得していないような素振りを見せる彼に私は続けた。
「デュプルさんは、3分の曲を30秒で作れますか?」
私の唐突な質問に臆することなく、デュプル氏は背もたれに身体を預けて腕を組みながら考える。曲のこととなると話の前後は関係なくなるのが彼の素晴らしいところだ。
「……単純なフレーズでループさせればなんとか…いや、やっぱり無理だな」
一瞬できなくもないという素振りを見せる辺り流石であるがしかし、私の予測している回答を彼は溢す。そして私は言った。
「AIなら可能です」
それで?と私の話の続きを待つデュプル氏に私は続けて言った。
「人間の歌声と変わらない音声も、AIは出せるようになりました。音楽だけでなく絵や映像、小説も今後AIによって生成がなされます。そうなるとどうなるかわかりますか?」
「クリエイターの存在意義が薄まるな」
「そう。半端なクリエイター、主義主張の稚拙なクリエイターは駆逐され、出てこなくなる。いずれドストエフスキーやゴダールの新作が生成され、モーツァルトの新譜をマリア・カラスやパバロッティが歌うような世界になりますよ」
「それが鏡三の望む世界か…新しい世代には期待していないと?」
「新しい世代にも勿論期待していますよ。だがくだらない連中が多すぎた。AIによって次々と生み出される作品を見て、私のいうくだらない連中達は自分でそれを作るようなモチベーションを持ち合わせてなどいない。そんな中でも作りたいという欲求を持った者こそ真のクリエイターになれると私は考えています」
「それと、このVチューバーの支援と何が関係あるんだ?」
まだデュプル氏は私がこのVチューバー、エドヴァルド・ブレインこと、織原朔真のただのファンであることを疑っているようだ。私は正直に答える。
「Vチューバーの支援というよりはAIVチューバーに資金を提供していますね」
「AIVチューバー?」
「はい。既に配信上でマインドクラフトをプレイしながら流れるコメントに反応し、話を展開できるAIVチューバーができました。今はその精度を更に上げております」
デュプル氏は噛み締めるように笑った。
「つくづく面白い世の中になりそうだな」
──────────────────────────────────────────────────
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〉わぁぁーーーー!!
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『このルーレットを1位の人が回します。そして見事当たった順位の人に罰ゲームを施行します。罰ゲームの内容は、視聴者の皆さんがコメント欄に書いて面白そうなモノを私、田中カナタの独断と偏見で決めさせて頂きます』
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