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第151話 パンドラの箱
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~音咲華多莉視点~
私はチュロスをスプーンに見立ててタピオカが入ってるたこ焼き型のパンケーキにたっぷり生クリームを付けて食べた。
「うん。食べづらいね」
プラスチックの小さいカップに2年A組が決めたタピ焼きなるモノを手に私は言った。
現在試作品を家庭科室で作っているところだ。家庭科室の机には蛇口とコンロが2つずつ付いている。今日はコンロは使わずにたこ焼き器を机の上に置いて、コンセントに繋いでいる。またチュロスを温める為のオーブントースターも置いている為、机の上は材料と器材でごちゃごちゃとしていた。
私が文化祭に出られないと言うことで美優と茉優がどのような品物を出すか試食を兼ねて私に作ってくれたのだ。
「やっぱそうだよね」
父親に頼んで発注した茉優が言う。茉優のお父さんは食品関連の商社に勤めているそうなので、この手の発注はお手のもののようだ。
美優が言う。
「もうさ、普通にたこ焼き食べるみたいに、つま楊枝ぶっ刺せば良くない?」
「もうそうしちゃおうか?」
美優と茉優は楽しそうだった。
「ごめんね。私、手伝えなくて」
私がそう言うと、2人は返答する。
「全然気にしなくていいよ!」
「文化祭日曜日だもんね。前日名古屋でLIVEして、当日も仕事なんでしょ?」
「う、うん……」
私は一瞬悩んだが、2人にはゲリラLIVEのことを明かしても良いのかもしれないと思った。いやむしろ、当日2人に協力してもらった方が事が上手く運ぶのではないかとも思った。勿論、手伝える範囲で構わないということも伝えなければ。
「あのさ……実は──」
私は文化祭当日の動きについて説明した。
「え!?」
「え~!?ゲリラLIVE!?」
「シ~~~!!」
私が人差し指を唇の前に立てて言うと、2人はぎゅっと口元を固める。
「え!?マジで!?それヤバくない!?」
「めっちゃ楽しみ!!」
「それでさ、申し訳ないんだけど当日手伝ってくれたりする?手伝える範囲で大丈夫だから」
「勿論手伝うよ!」
「手伝う!」
「具体的には、そのLIVEを生配信したいんだけど、その撮影をしてほしいんだよね」
「撮影?」
「え?もしかして難しい?」
「ううん。私の渡すスマホのボタン押すだけ。アングルは三脚に立てて舞台全部が写るようにしてくれれば良いかな?」
「定点で良いの?」
「そう。なんか文化祭の動画って結構バズるからさ」
「わかる!つい観ちゃうよね!」
茉優がそう言うと、美優が口を開く。
「このことって後は誰が知ってるの?」
私は少し考えてから言った。
「…あとは鐘巻と校長先生と愛美ちゃんと生徒会の何名かだけかな?」
愛美ちゃんの名を出すと美優は言った。
「一ノ瀬かぁ……」
美優は愛美ちゃんをあまり好いていない。
「愛美ちゃんとなんかあったの?」
「ん~あぁいう優等生あんまり好きじゃなかったんだけど、織原ん時と同じで、私の勘違いというか思い込みで勝手にそう思ってるだけなのかも……」
「絶対仲良くなれるよ?」
「ん~、私の思い込みに関しては別にどうとでもなるんだけどさ、織原の事となると一ノ瀬、たぶん織原の事好きでしょ?だからライバルに思えてきてさ……」
美優が俯くと茉優が肩に手を置いた。私はゲリラLIVEの提案を愛美ちゃんにした生徒会室での出来事について美優に教えた。
「実はさ、この前愛美ちゃんに訊いてみたんだよね」
「なにを?」
「織原のことどう思ってるか」
「えぇ!!?私が好きだってバラしてない!?」
茉優がツッコむ。
「もうクラスのみんなが知ってると思うけど……」
その後に続いて私は愛美ちゃんが言っていたことを2人に説明する。
「なんか尊敬してるって言ってた」
美優は言った。
「尊敬?織原なんかに?」
茉優がツッコむ。
「アンタの好きな人でしょ!でもその気持ち本当かな?」
美優が答える。
「そうだよね?尊敬の念?からその人のこと好きになるみたいなことよくあるって聞くし。それによくよく思い出してみたら、林間学校の時アイツら2人でアーチェリーしてたし、夜も一緒に抜け出してたっぽいしさぁ……」
夜抜け出した。その言葉が私の心に何故だか残った。
茉優が尋ねる。
「どういうこと?」
「アーチェリー場の時は2人とも知ってると思うけど、私さ、織原が華多莉になんかしたんじゃないかって、思ってて──」
林間学校以前の織原との出来事を思い出す。胸を触られ、体育館裏で身体を寄せ会い、握手会と称して手を握ったこともある。
確かに何かをされている。私は2人にわからないように俯いた。美優が続ける。
「それで、ご飯食べ終わった後に問い詰めてやろうと思って織原の後をついていったわけよ、そしたらアイツ、外に出ようとしてて」
「どこ行こうとしてたの?」
「それが、なんだっけ?外の空気を吸うつもりだったみたいな?なんかわけわからん理由だった。それで織原に問い詰めてる最中──もう今思い出しただけで恥ずかしい問い詰め方してるんだけど──一ノ瀬が来て、止めに入られたんだよ。あれたぶん2人でどっか行こうとしてたと思うんだよねぇ……」
私は徐々に確信へと近付く。
──愛美ちゃんはシロナガックスだ。
──別の部屋を借りたと言っていた……
──あの塔のように聳えるホテル本館なら、充実したネット環境も整ってるかもしれない……
──それにあの大会でシロナガックスはエドヴァルド様のことを尊敬してるって言ってた……
茉優が言った。
「そう言えば、この前さ、一ノ瀬、わざと織原に消しゴムとってもらおうとしてたよね?」
「知ってる!あれ絶対わざとだよね!?」
「そうそう、なんか指が動かないから取ってほしい的な?弱い女アピしてた」
弱い女。
──エドヴァルド様と愛美ちゃんと他1名が行ったコラボ配信で言っていたエドヴァルド様が良いなと思った女性のタイプ……
徐々にピースがはまっていく感じがした。しかしパズルをしたことのある人ならわかるけれど、完成を目標としていたパズルを完成させたくない。そんな気持ちになることがある。長編の小説を読んでいる時や、ドラマや映画のクランクアップの時だって、これで終わりなのかと思ってしまうと、動きが止まってしまう。
そんな風に、私は心のどこかで、答えを導きたくないと考えている。それに、決まったわけではない。
──エドヴァルド様が……
シュレディンガーの、いやパンドラの箱?私はその箱を心の片隅にしまっておく。
私はチュロスをスプーンに見立ててタピオカが入ってるたこ焼き型のパンケーキにたっぷり生クリームを付けて食べた。
「うん。食べづらいね」
プラスチックの小さいカップに2年A組が決めたタピ焼きなるモノを手に私は言った。
現在試作品を家庭科室で作っているところだ。家庭科室の机には蛇口とコンロが2つずつ付いている。今日はコンロは使わずにたこ焼き器を机の上に置いて、コンセントに繋いでいる。またチュロスを温める為のオーブントースターも置いている為、机の上は材料と器材でごちゃごちゃとしていた。
私が文化祭に出られないと言うことで美優と茉優がどのような品物を出すか試食を兼ねて私に作ってくれたのだ。
「やっぱそうだよね」
父親に頼んで発注した茉優が言う。茉優のお父さんは食品関連の商社に勤めているそうなので、この手の発注はお手のもののようだ。
美優が言う。
「もうさ、普通にたこ焼き食べるみたいに、つま楊枝ぶっ刺せば良くない?」
「もうそうしちゃおうか?」
美優と茉優は楽しそうだった。
「ごめんね。私、手伝えなくて」
私がそう言うと、2人は返答する。
「全然気にしなくていいよ!」
「文化祭日曜日だもんね。前日名古屋でLIVEして、当日も仕事なんでしょ?」
「う、うん……」
私は一瞬悩んだが、2人にはゲリラLIVEのことを明かしても良いのかもしれないと思った。いやむしろ、当日2人に協力してもらった方が事が上手く運ぶのではないかとも思った。勿論、手伝える範囲で構わないということも伝えなければ。
「あのさ……実は──」
私は文化祭当日の動きについて説明した。
「え!?」
「え~!?ゲリラLIVE!?」
「シ~~~!!」
私が人差し指を唇の前に立てて言うと、2人はぎゅっと口元を固める。
「え!?マジで!?それヤバくない!?」
「めっちゃ楽しみ!!」
「それでさ、申し訳ないんだけど当日手伝ってくれたりする?手伝える範囲で大丈夫だから」
「勿論手伝うよ!」
「手伝う!」
「具体的には、そのLIVEを生配信したいんだけど、その撮影をしてほしいんだよね」
「撮影?」
「え?もしかして難しい?」
「ううん。私の渡すスマホのボタン押すだけ。アングルは三脚に立てて舞台全部が写るようにしてくれれば良いかな?」
「定点で良いの?」
「そう。なんか文化祭の動画って結構バズるからさ」
「わかる!つい観ちゃうよね!」
茉優がそう言うと、美優が口を開く。
「このことって後は誰が知ってるの?」
私は少し考えてから言った。
「…あとは鐘巻と校長先生と愛美ちゃんと生徒会の何名かだけかな?」
愛美ちゃんの名を出すと美優は言った。
「一ノ瀬かぁ……」
美優は愛美ちゃんをあまり好いていない。
「愛美ちゃんとなんかあったの?」
「ん~あぁいう優等生あんまり好きじゃなかったんだけど、織原ん時と同じで、私の勘違いというか思い込みで勝手にそう思ってるだけなのかも……」
「絶対仲良くなれるよ?」
「ん~、私の思い込みに関しては別にどうとでもなるんだけどさ、織原の事となると一ノ瀬、たぶん織原の事好きでしょ?だからライバルに思えてきてさ……」
美優が俯くと茉優が肩に手を置いた。私はゲリラLIVEの提案を愛美ちゃんにした生徒会室での出来事について美優に教えた。
「実はさ、この前愛美ちゃんに訊いてみたんだよね」
「なにを?」
「織原のことどう思ってるか」
「えぇ!!?私が好きだってバラしてない!?」
茉優がツッコむ。
「もうクラスのみんなが知ってると思うけど……」
その後に続いて私は愛美ちゃんが言っていたことを2人に説明する。
「なんか尊敬してるって言ってた」
美優は言った。
「尊敬?織原なんかに?」
茉優がツッコむ。
「アンタの好きな人でしょ!でもその気持ち本当かな?」
美優が答える。
「そうだよね?尊敬の念?からその人のこと好きになるみたいなことよくあるって聞くし。それによくよく思い出してみたら、林間学校の時アイツら2人でアーチェリーしてたし、夜も一緒に抜け出してたっぽいしさぁ……」
夜抜け出した。その言葉が私の心に何故だか残った。
茉優が尋ねる。
「どういうこと?」
「アーチェリー場の時は2人とも知ってると思うけど、私さ、織原が華多莉になんかしたんじゃないかって、思ってて──」
林間学校以前の織原との出来事を思い出す。胸を触られ、体育館裏で身体を寄せ会い、握手会と称して手を握ったこともある。
確かに何かをされている。私は2人にわからないように俯いた。美優が続ける。
「それで、ご飯食べ終わった後に問い詰めてやろうと思って織原の後をついていったわけよ、そしたらアイツ、外に出ようとしてて」
「どこ行こうとしてたの?」
「それが、なんだっけ?外の空気を吸うつもりだったみたいな?なんかわけわからん理由だった。それで織原に問い詰めてる最中──もう今思い出しただけで恥ずかしい問い詰め方してるんだけど──一ノ瀬が来て、止めに入られたんだよ。あれたぶん2人でどっか行こうとしてたと思うんだよねぇ……」
私は徐々に確信へと近付く。
──愛美ちゃんはシロナガックスだ。
──別の部屋を借りたと言っていた……
──あの塔のように聳えるホテル本館なら、充実したネット環境も整ってるかもしれない……
──それにあの大会でシロナガックスはエドヴァルド様のことを尊敬してるって言ってた……
茉優が言った。
「そう言えば、この前さ、一ノ瀬、わざと織原に消しゴムとってもらおうとしてたよね?」
「知ってる!あれ絶対わざとだよね!?」
「そうそう、なんか指が動かないから取ってほしい的な?弱い女アピしてた」
弱い女。
──エドヴァルド様と愛美ちゃんと他1名が行ったコラボ配信で言っていたエドヴァルド様が良いなと思った女性のタイプ……
徐々にピースがはまっていく感じがした。しかしパズルをしたことのある人ならわかるけれど、完成を目標としていたパズルを完成させたくない。そんな気持ちになることがある。長編の小説を読んでいる時や、ドラマや映画のクランクアップの時だって、これで終わりなのかと思ってしまうと、動きが止まってしまう。
そんな風に、私は心のどこかで、答えを導きたくないと考えている。それに、決まったわけではない。
──エドヴァルド様が……
シュレディンガーの、いやパンドラの箱?私はその箱を心の片隅にしまっておく。
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