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惑星オッパイダーに行きますか?1

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 惑星オッパイダーに行きますか? 1


「ふわぁ……なんか寝つけない」

 世界が堕落睡眠に甘んじている午前3時ごろ、ふと目覚めてしまった真治が立ち上がる。

「こんな時間にトイレで目覚めるとかイヤだなぁ」

 ぶつぶつ言いながら部屋を出て思うのだった。もし便利な道具があったら、トイレ願望を他人の体に移してやるんだけどなぁとか。

「午前3時かぁ」

 マイルームに戻って窓を開ける。真っ暗な時間帯は昼間とちがってフンイキが絶大。魔物がいてもおかしくないと本気で想えるから、軽い天才になったような錯覚も生じる。

 そんなときまったくの偶然として流れ星が発生。それを目にすると真治は光みたいな速度で反射的に声を出す。

「巨乳、おっぱいが大きくてかわいい女の子と仲良しになりたいです!」

 こんな風にすぐお願いごとができるのは当然。それは真治がおっぱい星人としてマジメに一生懸命に生きているって証だから。

 パン! と両手を合わせてお願い完了とした。そうして窓とカーテンを閉めようとしたのだが、突然に遠方より光がやってくる。そいつは流れ星が魔球みたいな動きをしているように思えた。

「え……」

 ギョッとしてブルースクリーンのように固まる真治。

「あ……」

 唖然とする真治の目に映るのは、室内に飛び込んだ円盤。そうなのだ、円盤って代物が部屋の床に着地しているのだ。

 うぃーん! とよくある感じの音がする。シュワ! っと白い湯気が立つ。青ざめ固まりっぱなしの真治がドキドキしていると、ニュっと色白な手がて出てきて、よいしょ! って甘くかわいい女性ボイスが続く。

「え……お、女の人? 警察……婦人警官って人?」

 真治のつぶやき通りの女性が円盤より室内に舞い降りる。水色のシャツに青色のネクタイとスカート。腕につけている正義の味方っぽい腕章。それはもうキリっとした婦人警官みたいなお姉さん。

「あ、少年! ハロー」

 ニコっと微笑み敬礼ポーズする女性。それは23歳くらいかもしれない。ちょっと大人っぽいけど、かわいいって感じがたっぷり絡み合っている。言うなれば上質なフルーツって感じで、人生の絶頂期って神々しさが漂う。

「えっと……えっと……」

 真っ赤になってドキドキする真治は、かわいいって部分よりも、すごいグラマーな人って部分に目が釘付け。

 ボワン! と豊満かつとっても柔らかそうなシャツのふくらみ具合。そのボリュームと揉んでみたい衝動にかられる絵は、もしかするとバスト100cmとかブラは海外製のIカップって話かもしれない。

「かわいい少年、きみを迎えにきたよ」

 再びニコっとやった女性がズイっと近寄る。そのとき真治はフルっと揺れたシャツのふくらみを見て、大きい……とか触ってみたいとか甘えてみたいとか思ってしまう。

「少年、けっこうなおっぱい星人だね?」

「え、わ、わかるんですか?」

「クス、痛いほどわかるし伝わっているよ」

「ご、ごめんなさい」

「謝ることないよ、だってほらおっぱい星人として一生懸命生きているってことだから。少年、大切なのは真心で必死に生きること。自分を偽るなんてやってはダメ。だからきみはすごくエラいんだよ」

 ドックン・ドックン……真治の心臓は甘い果物にビンタされているみたいだった。お姉さん! とか言って胸に抱きつき甘えたい気がしてならないけど、そういうのをガマンして質問をしてみる。

「あの、お姉さんは誰ですか? ケーサツの人なんですか?」

「ご明答! 惑星オッパイダーで婦人警官とスカウトマンをかけもちしている人だよ」

 それを聞いたらいきなり真治の脳はグラっとした。何それ? どういう事? なんか全然理解できないんですけど? このお姉さんは見た目すごくかわいいし、おっぱいはとっても豊かでやわらかそうでS級レベルにしか見えないけど、もしかしてアタマはちょっとだめな人? と、真治の脳が疑問におぼれる。

「少年、惑星オッパイダーって知らない?」

「し、知らないです……初めて聞いた……」

「惑星オッパイダーはね、地球からおよそ500光年離れた場所にある惑星なんだよ。地球に似ているけどちょっとちがう事があるの。それはなんだろう、なにかわかるかな?」

「わ、わからないです」

「惑星オッパイダーにいる女子はね、みーんなかわいくておっぱいが大きいんだよ。少年は今いくつ?」

「ぼ、ぼくは小4」

「小4でCカップくらいとか、成長したらわたしみたいになるとか、そんな女の子であふれているんだよ。どう、ステキだと思わない?」

 ビリビリビリ! 真治が電流食らって言葉を失う。なにそれ? それって宇宙の楽園じゃないの? と思い顔がホワーっと赤らむ。そして条件反射的にポロっとつぶやいてしまった。

「小4でCカップって、お姉ちゃんも似たようなモノだったのかな」

 それを聞いた婦人警官はちょっと驚いた。でもすぐさま真治を誘惑するっぽい発言を繰り出す。

「ステキなお姉ちゃんだね。でも少年、どんなにかわいくておっぱいが大きくて魅力的な女の子でもお姉ちゃんはダメ。姉弟は結ばれちゃいけないの。だから少年はお姉ちゃん以外でお姉ちゃんみたいな人を見つけないとダメ」

 そう言われるとグッと胸に痛みをおぼえる真治だった。

「で、でも……お姉さん、ちょっとおかしくないですか?」

「うん? おかしいって何が?」

「だって、かわいくておっぱいが大きい女の子ばっかりだったら、シアワセなカップルばかりになるはずで、わざわざ地球のぼくを連れて行かなくてもいいんじゃないかと思うわけで」

「おぉ、なかなかするどい。でもね、今のオッパイダーは男子が極端に少ないのよ」

「男子が少ない?」

「そうなの! いくらかわいくておっぱいが豊かでもさ、よろこんでくれる相手がいないと宝の持ち腐れ。自分で触っても大きいとかやわらかいとか思うだけなんだよ。気持ちいい! とか、巨乳な彼女がいてすごくうれしい! って、喜んでくれる男子がいないとハッピーにならないんだよ」

 婦人警官は真治にもうちょい接近した。少年が自分の豊かなバストに見入る事を許し話を続ける。
惑星オッパイダーは男子の数が極端に少ない。だから女子たちは飢えているとのこと。みんな自分の存在意義を認めて欲しいから、そのためにも男が欲しいとメス犬のように飢えまくっているとのこと。

「め、メス犬……」

「少年、きみかわいいね。年齢差がなかったら付き合いたいくらいだよ」

 年上女がクスっと笑うと、まるでスイッチでもあるかのように、フワッーっと甘くてやさしいニオイが広がる。それは一瞬で真治の脳に到達する。


「あぅ……」

 なんて温かくていいニオイだろうと真治はふるえた。ごくたまに姉の優子からいいニオイを感じたりもするが、やはり年齢とかキャリアの違いだろうか、たまらないほどふくよかな心地よさがあって両目がトロっとさせられる。

「惑星オッパイダーにいらっしゃいな」

 トロっと甘いピーチみたいな声を出した婦人警官、ブルブル震えている真治をクッと胸に抱き寄せた。

「あんぅ……」

 思わず甘えん坊な声をだしてしまう真治。その顔はものすごく豊かでやわらかい弾力に抱き寄せられ……そして包み込まれた。

「あぅぅ」

「こわくない、こわくない、少年よおちつけ」

 やさしく頭をなでられグッと胸に抱き寄せられる。そこで真治はいろんな事を思い感じる。まず何より大きい! チョー女神さまってくらいのボリューム。それがまたものすごくやわらかい弾力で、ムニュっとやさしく顔を包んでくれる。動揺して真治が顔を動かすと、それに合わせて揺れ動きムニュゥ! っとやわらかい弾力の包み込み。そこに人肌のぬくもりと女体専用のニオイがあったりすると、真治はユメでも見ているに全力でボーッとしてしまう。

「んぅ!」

 たまらずギュッと婦人警官の大きくてやわらかいバストに顔を抱きつく真治。

「少年、オッパイダーに来る?」

 ギュッと豊満バストに抱きつく真治の髪の毛を撫でながら、婦人警官は何度となくオッパイダーにご招待する。

「お、オッパイダーってどのくらいの距離だったっけ?」

「地球から500光年くらいだよ」

「地球とオッパイダーを自由に行き来とかできる?」

「それはダメ、一度オッパイダーに来たらもう地球には戻れない。でも少年、地球に戻る必要なんてないでしょう? オッパイダーはかわいくて巨乳な女の子ばっかりだよ。あるいは、いずれわたしみたいになるって巨乳予備軍ばっかりだよ。そんな天国に行ったらさ、地球みたいな地獄にいなくてもいいでしょう?」

 ここで婦人警官はくっと真治を抱き寄せる。そうしてやさしく包み込むようにして、自身の豊満なやわらかい弾力に甘えさせる。

「で、でも……ぼく……学校があるし……」

「学校はオッパイダーに転校でいいじゃん。かわいくておっぱいの大きい女の子を選び放題だよ?」

「あ、いや……でも家族がいるし……お父さんとか、お母さんとか、お姉ちゃんとか」

「だいじょうぶ、オッパイダーに来れば家族なんてすぐ忘れられる。たいせつなのはユメを実現させることだよ少年。そのたいせつにさに比べたら家族なんてモノにこだわっちゃダメ」

「えぇ……で、でも……」

真治はあんまりにも気持ちいい婦人警官の胸に甘えながらもはげしく悩んだ。するとその心を見透かされたような展開が起きる。

 突然にグッと胸から離される真治。豊かでやわらかい弾力やニオイがいきなり消えてショックを受けてしまう。すると婦人警官が顔をすごく近づけて、今日はこのくらいにしておこうかなんて言う。

「会ったその日はさすがにムリかな、でもまたすぐ来るよ。だから少年、きみもしっかり考えておいてね」

「あ、あのお姉さん?」

 婦人警官が円盤に乗り込むと、真治はとってもさみしいような気がした。突然見捨てられたような感じがして悲しいようでもある。

 シュワーと白いけむりが立ち上がった後、真治が窓を開けてやったことにより外に出て行く円盤。それが夜空に向かって消えたら、夢劇場が終わったようで変な感覚が湧いてくる。

「ユメ……じゃないんだよね」

 自分の頬をつねって確認する真治。でもそれより何より、ベッドに入って枕に顔を埋めたとき思い出す。

「お、お姉さんのおっぱい……大きかった……やわらかくてものすごくキモチよかった」

 あの胸に抱き寄せられたときに味わったムニュっとが忘れられない。真治はたましいを失ったかのようにボーッとなって、しばらくの間は婦人警官のことばかり考えていた。そして恋しい想いに苦しみ続けた。
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