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黒いブラは危険3
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黒いブラは危険3
「あんぎぎぎ……」
上半身に縄をかけられもがいていたら、急に後ろから背中を突き飛ばされた。だから真治は部屋の床にうつ伏せに倒れる。するとどうだ、ドーン! って感じの勢いで姉が背中にのっかる。
「あぅ! お姉ちゃん、なにやってんのさ」
「いやぁ、この際だからちょっとキモチを解放してみたくて」
「き、キモチってどんなキモチ?」
「女の子のキモチに決まってるじゃん」
言うと優子は倒れている真治に手をかけ、縄を緩め始める。あれ? 何もしないの? と思ったら、弟は突然にTシャツの襟後方をグッとつかまれた。
「真治、ロデオやって」
「は、はぁ? お姉ちゃんを背負って腕立て伏せとかできないし」
「ちゃうちゃう、腕立て伏せとちゃう。四つん這いになって暴れ馬みたいに動いてってこと。上に乗っている人間がユッサユッサ揺らされるように動いてってこと」
「えぇ……やだよ、なにそれ……」
「やってくれるよね? 真治」
優子の片手が真治の首にかけられる。断ったらシメる! というメッセージが指先よりドワドワ流れ込んでくる。
「おらおら早く!」
上の優子がお尻を動かすと、ドスドスっと上から下にけっこうな押しがくる。もし要求されているのが腕立て伏せだったらムリって気がした。でもやっぱり重いってモノは重い。
「わ、わかったよ……やるよ」
言ってみたものの……重い……真治はすぐさま背中の姉を振り落としてやりたくなった。もちろんそういう事はできないから腹が立って、そのエネルギーで背中を動かす事ができる。
「お、おぉ、く、来る……」
背中にまたがり座っている優子の恥じらいの紅色に染まる。座りながら真上にグイグイ揺らされると、体全体がグイグイっと揺らされ動く。
「真治、もうちょい激しく」
「うぐぐ……お、重……い」
「真治、がんばらないとお母さんに密告するよ」
「み、密告?」
「エロコミックを隠し持ってるよね。巨乳一番星とかいう名前で18歳未満禁止のやつ」
「わ、わかったよもう……」
小4の弟は小6の姉を背中にがんばってみた。早くどけよ! という怒りをエネルギー変換してリクエストに応えるのだった。
「ぁ……あ……く、来る……」
ユッサユッサが大きくなると、優子は赤い顔をするだけでなく目を細めた。揺れが大きくなると、豊かでやわらかい弾力って胸のふくらみが黒いブラに包まれながら揺れ動く。それが自分でも不思議に思うほどゾクゾクさせられていくのだった。
「あぁ……」
うっとり目の優子がもうちょいシャツのボタンを外す。解放されていくキモチが大きくなっていくようだからだ。
白いブラでもベージュのブラでも、水色でも黄色でも赤でも生じないゾクゾク間、それを黒いブラは胸に流し込んでくる。
とある研究報告によると黒いブラを装着すると、普段の5倍ほど感じやすくなるという女子は4割ほどだという。その彼女たちは口を揃えて言うらしい。黒いブラは危険、黒いブラは赤いブラより心身を解放させてしまうと。
「あぅ……ぐぐぐ」
さすがにきつくなった真治の動きが止まる。
「真治? もうちょいがんばれ!」
そうは言ってみたものの力尽きた弟がバタッとうつ伏せに凹む。だから乗っかっていた優子の体重が背中にドスっと落ちる。もういやだぁ……って感じで真治は息を切らす。
「真治、だいじょうぶ?」
とつぜん真横に優子の顔が来た。どうやら肩を下にして添い寝するような姿になっている。
「な……」
急に近い距離で姉のやさしい顔を見せられ真治は赤らむ。
「ムリさせた? ごめんね?」
色白な手で真治の前髪を軽く触ってきた。
「お、お姉ちゃん?」
きゅーっと変に甘い感じがした。今の姉はちょっといつもとちがう。でもやっぱり姉という結びつきがある。
(お、ぉ……)
真治は優子に頬を撫でられながら、必死になって男子としてがんばる。姉と向き合う中、可能な限り目だけを動かし、寄り添うモノのシャツ……胸の方を見ようと懸命に努力。
ふっくらと重なり合う左右のふくらみ、そのやわらかそうなボリュームが黒いブラに包まれている。シャツが絶妙にジャマなので男子なら誰だって思わずにいられない。もうちょい……もうちょい……もうちょいってがんばるしかない。
「真治」
「あぅ、は、はい……」
「真治って甘えん坊、必死になってがんばっているのがバレバレ」
「べ、別に何もがんばってないし……
「甘えん坊」
クィっと顔を近づけた優子、ドキッとして固まる真治と額を合わせた。黒いブラの魔法にかかっている姉は普段とちょっとキャラがちがう。でもこんな風に密接して伝わるいいニオイはいつもと変わらない。
(あぅ……)
真治は真っ赤になって困った。こんな風に密接すると顔どころか目も動かせない。いや動かしたところで豊かな谷間は見られないだろう。つぎに問題となるのは手を動かしたいという欲求。黒いブラジャーのカップ、あるいはやわらかい谷間のどっちかに手を伸ばしてみたい。あ! とかいってわざとらしく少し揉んだりしてみたい。でも密接というマジックによって手は動かせない。
「真治!」
突如として優子が大きめの声を出す。そうして弟の両肩を抑えると、おどろく相手を仰向けにしたらその腹の上にドスンと座り込む。
「あぅ……ちょ、ちょっと」
腹に乗っかられグェ! っとなったが、すぐさま息を飲んで固まる。真上に座っている姉のシャツ、もうちょい開いてくれたら黒いフルカップが見えるのに! という絵になっている。
「お姉ちゃん……いつもとキャラがちがってる」
目のやり場とか落ち着かないキモチなどをごまかすため、真治がそう言ってみたら、優子がちょっとおどろく行動に出た。
「キャラがちがう?」
そう言って優子は少し下に体をかがめる。それはサービスショットにしか見えない動き。
ボワン! とシャツの下にあった黒いブラのカップと谷間が揺れる。前かがみになると色白やわらかいバストの見え方が変化。優子の美巨乳が女神のアイテムだと思い知らされるような見た目。
「まぁ、黒いブラを着けるとキブンが変わるんだよ」
姉はそう言うと揺れる谷間から目を離せない弟を見つめる。いつもだったらとっくにビンタでもされているはずなのに、こんなに長々見つめても怒らない。それはまるで心の広いお姫さまのようだった。
いったいどうなるの? これっていったいどうなっちゃうの? なんか不安だけど……でもこのまま胸は見つめ続けていたいと思う真治。ステキな絵本を楽しんでいるような気がした。ところがそんなスペシャルタイムに水を差すって、魔法を無力化する声が下から発生。
「真治、まだ起きてるんでしょう? それなら洗濯物を受け取って」
それは母であるが言うだけでは飽き足らず階段を上がり始める。それは姉弟にとって非常にやばい事。階段上がりの速度が速いので、優子はシャツのボタンを綴じようって手を動かすことすら出来ない。
「真治、起きてる?」
コンコンとドアをノックするまでに至っている。
「開けさせないで!」
小声ながらきつく真治に命令する優子。シャツが開け黒いブラや谷間を出している姿を母に見られるわけにはいかない。ましてここは弟部屋だから、見つかれば姉弟そろって家族裁判にかけられるだろう。
「ま、待って……いま着替えてる……ぱ、パンツ脱いでるから」
真治はとっさにナイスなウソをかます。というより他に思いつくことはできなかった。
「じゃぁ部屋の前に洗濯物を置いておくよ」
母がそう言って階段を下りたのはベリーめちゃくそラッキー。もし優子部屋のドアをノックしていたら大変だった。
「はぁ……」
たすかったと思った真治はすぐ姉の方を見た。黒いブラジャーは? 谷間は? という目だったが、なんと姉は白いシャツのボタンを全部綴じているではないか。
「お、お姉ちゃん?」
そう言った真治の目はちょっと甘えん坊モード。甘えさせてくれないの? という訴えがあるだけではない。黒いブラジャーしてるんだよね? と魔法の続きを呼びかけてもいる。
「なに? 真治なにすごい顔してんの? わたしはオフロに入って寝るよ」
母のせいで勢いという名の魔法が解除されてしまったのだ。黒いブラを着けているというのに、優子はもうただの巨乳女子でしかない。
「じゃぁ、おやすみ」
何事もなかったかのように部屋から出て行く姉だった。なんだそれは! と突っ込みたくなるかもしれないが、べつにまったく変な話ではない。
黒は人の心を弄ぶ色。そうして死を魅せる色でもある。その最たる証拠が黒いバラであり、それは欲情の美と到達点。せっかくキブンが乗ったとしても、冷めてしまえば欲情はしなくなる。
とある研究結果によると、黒いブラを着けた女子は赤いブラの時よりキモチが弾むとしながら、一度冷めると非常に心がつめたくなるという。たったいま部屋から出てお風呂場へ向かっていく優子もそうだ。ふんふん♪ と鼻歌をやっているが、真治の事なんてとっくにアタマにない。先ほど盛り上がっていたって記憶すらないかもしれない。
「おやすみ」
自分しかいないけど口にして電気を消す真治。もそもそっとベッドに潜り込んでみた。素直に眠りへ突入しようとも思った。
ところが……真っ暗な部屋の中で天井を見上げていたら、黒いブラジャーのカップとか谷間がまぼろしのように見えてしまう。それは目を閉じても見える魔物のよう。
「あぅ……もう」
掛け布団の中に潜り込む真治だったが、それは逆効果だった。暗いとか黒とかいうのはユメを忘れられない男子にとっては悪質な魔女の手招きなのだから。
「あんぎぎぎ……」
上半身に縄をかけられもがいていたら、急に後ろから背中を突き飛ばされた。だから真治は部屋の床にうつ伏せに倒れる。するとどうだ、ドーン! って感じの勢いで姉が背中にのっかる。
「あぅ! お姉ちゃん、なにやってんのさ」
「いやぁ、この際だからちょっとキモチを解放してみたくて」
「き、キモチってどんなキモチ?」
「女の子のキモチに決まってるじゃん」
言うと優子は倒れている真治に手をかけ、縄を緩め始める。あれ? 何もしないの? と思ったら、弟は突然にTシャツの襟後方をグッとつかまれた。
「真治、ロデオやって」
「は、はぁ? お姉ちゃんを背負って腕立て伏せとかできないし」
「ちゃうちゃう、腕立て伏せとちゃう。四つん這いになって暴れ馬みたいに動いてってこと。上に乗っている人間がユッサユッサ揺らされるように動いてってこと」
「えぇ……やだよ、なにそれ……」
「やってくれるよね? 真治」
優子の片手が真治の首にかけられる。断ったらシメる! というメッセージが指先よりドワドワ流れ込んでくる。
「おらおら早く!」
上の優子がお尻を動かすと、ドスドスっと上から下にけっこうな押しがくる。もし要求されているのが腕立て伏せだったらムリって気がした。でもやっぱり重いってモノは重い。
「わ、わかったよ……やるよ」
言ってみたものの……重い……真治はすぐさま背中の姉を振り落としてやりたくなった。もちろんそういう事はできないから腹が立って、そのエネルギーで背中を動かす事ができる。
「お、おぉ、く、来る……」
背中にまたがり座っている優子の恥じらいの紅色に染まる。座りながら真上にグイグイ揺らされると、体全体がグイグイっと揺らされ動く。
「真治、もうちょい激しく」
「うぐぐ……お、重……い」
「真治、がんばらないとお母さんに密告するよ」
「み、密告?」
「エロコミックを隠し持ってるよね。巨乳一番星とかいう名前で18歳未満禁止のやつ」
「わ、わかったよもう……」
小4の弟は小6の姉を背中にがんばってみた。早くどけよ! という怒りをエネルギー変換してリクエストに応えるのだった。
「ぁ……あ……く、来る……」
ユッサユッサが大きくなると、優子は赤い顔をするだけでなく目を細めた。揺れが大きくなると、豊かでやわらかい弾力って胸のふくらみが黒いブラに包まれながら揺れ動く。それが自分でも不思議に思うほどゾクゾクさせられていくのだった。
「あぁ……」
うっとり目の優子がもうちょいシャツのボタンを外す。解放されていくキモチが大きくなっていくようだからだ。
白いブラでもベージュのブラでも、水色でも黄色でも赤でも生じないゾクゾク間、それを黒いブラは胸に流し込んでくる。
とある研究報告によると黒いブラを装着すると、普段の5倍ほど感じやすくなるという女子は4割ほどだという。その彼女たちは口を揃えて言うらしい。黒いブラは危険、黒いブラは赤いブラより心身を解放させてしまうと。
「あぅ……ぐぐぐ」
さすがにきつくなった真治の動きが止まる。
「真治? もうちょいがんばれ!」
そうは言ってみたものの力尽きた弟がバタッとうつ伏せに凹む。だから乗っかっていた優子の体重が背中にドスっと落ちる。もういやだぁ……って感じで真治は息を切らす。
「真治、だいじょうぶ?」
とつぜん真横に優子の顔が来た。どうやら肩を下にして添い寝するような姿になっている。
「な……」
急に近い距離で姉のやさしい顔を見せられ真治は赤らむ。
「ムリさせた? ごめんね?」
色白な手で真治の前髪を軽く触ってきた。
「お、お姉ちゃん?」
きゅーっと変に甘い感じがした。今の姉はちょっといつもとちがう。でもやっぱり姉という結びつきがある。
(お、ぉ……)
真治は優子に頬を撫でられながら、必死になって男子としてがんばる。姉と向き合う中、可能な限り目だけを動かし、寄り添うモノのシャツ……胸の方を見ようと懸命に努力。
ふっくらと重なり合う左右のふくらみ、そのやわらかそうなボリュームが黒いブラに包まれている。シャツが絶妙にジャマなので男子なら誰だって思わずにいられない。もうちょい……もうちょい……もうちょいってがんばるしかない。
「真治」
「あぅ、は、はい……」
「真治って甘えん坊、必死になってがんばっているのがバレバレ」
「べ、別に何もがんばってないし……
「甘えん坊」
クィっと顔を近づけた優子、ドキッとして固まる真治と額を合わせた。黒いブラの魔法にかかっている姉は普段とちょっとキャラがちがう。でもこんな風に密接して伝わるいいニオイはいつもと変わらない。
(あぅ……)
真治は真っ赤になって困った。こんな風に密接すると顔どころか目も動かせない。いや動かしたところで豊かな谷間は見られないだろう。つぎに問題となるのは手を動かしたいという欲求。黒いブラジャーのカップ、あるいはやわらかい谷間のどっちかに手を伸ばしてみたい。あ! とかいってわざとらしく少し揉んだりしてみたい。でも密接というマジックによって手は動かせない。
「真治!」
突如として優子が大きめの声を出す。そうして弟の両肩を抑えると、おどろく相手を仰向けにしたらその腹の上にドスンと座り込む。
「あぅ……ちょ、ちょっと」
腹に乗っかられグェ! っとなったが、すぐさま息を飲んで固まる。真上に座っている姉のシャツ、もうちょい開いてくれたら黒いフルカップが見えるのに! という絵になっている。
「お姉ちゃん……いつもとキャラがちがってる」
目のやり場とか落ち着かないキモチなどをごまかすため、真治がそう言ってみたら、優子がちょっとおどろく行動に出た。
「キャラがちがう?」
そう言って優子は少し下に体をかがめる。それはサービスショットにしか見えない動き。
ボワン! とシャツの下にあった黒いブラのカップと谷間が揺れる。前かがみになると色白やわらかいバストの見え方が変化。優子の美巨乳が女神のアイテムだと思い知らされるような見た目。
「まぁ、黒いブラを着けるとキブンが変わるんだよ」
姉はそう言うと揺れる谷間から目を離せない弟を見つめる。いつもだったらとっくにビンタでもされているはずなのに、こんなに長々見つめても怒らない。それはまるで心の広いお姫さまのようだった。
いったいどうなるの? これっていったいどうなっちゃうの? なんか不安だけど……でもこのまま胸は見つめ続けていたいと思う真治。ステキな絵本を楽しんでいるような気がした。ところがそんなスペシャルタイムに水を差すって、魔法を無力化する声が下から発生。
「真治、まだ起きてるんでしょう? それなら洗濯物を受け取って」
それは母であるが言うだけでは飽き足らず階段を上がり始める。それは姉弟にとって非常にやばい事。階段上がりの速度が速いので、優子はシャツのボタンを綴じようって手を動かすことすら出来ない。
「真治、起きてる?」
コンコンとドアをノックするまでに至っている。
「開けさせないで!」
小声ながらきつく真治に命令する優子。シャツが開け黒いブラや谷間を出している姿を母に見られるわけにはいかない。ましてここは弟部屋だから、見つかれば姉弟そろって家族裁判にかけられるだろう。
「ま、待って……いま着替えてる……ぱ、パンツ脱いでるから」
真治はとっさにナイスなウソをかます。というより他に思いつくことはできなかった。
「じゃぁ部屋の前に洗濯物を置いておくよ」
母がそう言って階段を下りたのはベリーめちゃくそラッキー。もし優子部屋のドアをノックしていたら大変だった。
「はぁ……」
たすかったと思った真治はすぐ姉の方を見た。黒いブラジャーは? 谷間は? という目だったが、なんと姉は白いシャツのボタンを全部綴じているではないか。
「お、お姉ちゃん?」
そう言った真治の目はちょっと甘えん坊モード。甘えさせてくれないの? という訴えがあるだけではない。黒いブラジャーしてるんだよね? と魔法の続きを呼びかけてもいる。
「なに? 真治なにすごい顔してんの? わたしはオフロに入って寝るよ」
母のせいで勢いという名の魔法が解除されてしまったのだ。黒いブラを着けているというのに、優子はもうただの巨乳女子でしかない。
「じゃぁ、おやすみ」
何事もなかったかのように部屋から出て行く姉だった。なんだそれは! と突っ込みたくなるかもしれないが、べつにまったく変な話ではない。
黒は人の心を弄ぶ色。そうして死を魅せる色でもある。その最たる証拠が黒いバラであり、それは欲情の美と到達点。せっかくキブンが乗ったとしても、冷めてしまえば欲情はしなくなる。
とある研究結果によると、黒いブラを着けた女子は赤いブラの時よりキモチが弾むとしながら、一度冷めると非常に心がつめたくなるという。たったいま部屋から出てお風呂場へ向かっていく優子もそうだ。ふんふん♪ と鼻歌をやっているが、真治の事なんてとっくにアタマにない。先ほど盛り上がっていたって記憶すらないかもしれない。
「おやすみ」
自分しかいないけど口にして電気を消す真治。もそもそっとベッドに潜り込んでみた。素直に眠りへ突入しようとも思った。
ところが……真っ暗な部屋の中で天井を見上げていたら、黒いブラジャーのカップとか谷間がまぼろしのように見えてしまう。それは目を閉じても見える魔物のよう。
「あぅ……もう」
掛け布団の中に潜り込む真治だったが、それは逆効果だった。暗いとか黒とかいうのはユメを忘れられない男子にとっては悪質な魔女の手招きなのだから。
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