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優子の中にある巨乳の実を奪い取りたい女神ミルフィーユ4

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 優子の中にある巨乳の実を奪い取りたい女神ミルフィーユ4


 「しかし……優子のブラ姿ってなんつー悩め香しさ」
 
 ストップ・ザ・ワールドで世界を完全に止めたミルフィーユ、まったく動かない優子の上半身、色白むっちりにしてピンク色のフルカップってふくらみと谷間をジーっと顔を赤らめながら見る。

「さすが小6のEカップ……デカい……同じ女同士だから冷静でいられるけれど、わたしがおっぱい星人の男だったら大変だよ、いきなり炸裂って話になってしまうよ」

 ミルフィーユはドキドキしている右手の平を、ピンク色フルカップってボリュームに当てる。そして自分もこの豊かさを得られる時が来た! と思いながら、スーッと手の平を滑らせるように動かし、カップの豊かさをなぞる。

「よし、今ならいかに優子の女子力が高かろうとバトルして負けるはずがない。いまこそ我に巨乳の光あれ!」

 ミルフィーユ、動かない優子から少し離れると、グワっと両腕を左右に広げる。そして両方の腕をゆっくり真上に向かって動かしていき、両方の手が重なった所で叫んだ。

「ザ・イントルージョン!」

 心が真っ黒な巫女の体は叫ぶと同時にスーッと光に包まれる。そしてその邪な輝きは動けない優子の谷間に吸収されていった。

「ん!」

 フッと気がつくと……ミルフィーユは見た事のない世界にいた。それは優子の内情世界という場所であり、優子の意識と女心と女子力の総合空間である。

「さてと……」

 何もない殺風景的なようでありながら、温かくやさしい感じがいっぱいな紅桔梗って色合いの空間をミルフィーユは歩き出す。お目当てはただひとつ設計図に基づく木である。

 優子という女子が生まれるに辺り固体別の設計図、別名DNAが作成される。優子は早くから巨乳女子とか行く末はすごい巨乳とかになる運命だが、それは設計図による結果だ。その設計図をコピーして自分の中にねじ込む事ができれば、ミルフィーユは優子と同じレベルの巨乳になれる。だがそのやり方は叶わなかった。思い出すと大変に忌々しい話だ。

 しかし! 優子の内情世界にある女子力の木、そこには巨乳になるための種こと果物がある。それは実ったら優子の中に自然と落下し溶ける。その結果、優子の乳が辿るべく成長というのが可能となる。ゆえにその果物をミルフィーユが奪い取って食すれば、それまた優子と同じレベルの巨乳になれるって話が成立する。

「あった、あれだ!」

  いまミルフィーユは木を見つけた、横取りという願望達成に大きく近づいた。

(いよいよ……)

 お目当ての木に近づきながら、そこ成っている果物みたいな、桃みたいなモノを見つめながら近づいていき、たまらずくぅっと右手を伸ばす。

「ん!?」
 ここでハッとある事に気づいて顔を上に向けた。すると空中からすごい勢いで誰かが向かってくる。

「優子?」

 言ってすぐその場から飛びのく。するとその直後にすごい音が鳴り響いた。

―ドーンー

 もしミルフィーユが避けていなかったら直撃を食らっていただろう。優子の中にいる女子力の番人、それは表で固まっている優子と同じ格好をした優子にしか見えない存在、それが握った右手を地面に突き刺している。

「人の中に入る不届きな存在発見、そういうのは許さない」

 番人は優子そのものだが、表の優子より心のガードがより一層つよく冗談が通じないって感を醸し出している。
 
 「さすが優子……女子力が高い」

 これは厄介かもしれないと思うミルフィーユ、まずはノリで押しきれないか試してみる。

「優子、あの実ひとつでいいからちょうだい。そうしたらすぐここから出ていくから」

 ミルフィーユはえへっとかわいくやって見せたりするが、女同士にそんな手は通用しない。

「盗賊のくせにあつかましい、5数えるまでに出ていかないと痛い目に遭わせる」

 優子に言われたミルフィーユ、だったら勝手にもらっていくと背を向け、ものすごいスピードで実に手を伸ばす。届く、今まさに手が実をつかむ! というところまで行った。だが優子がそんな展開の成功を赦すはずがない。

「はんんぅ!?」

 突然にミルフィーユが顔を赤くして変な声を出した。なぜなら真後ろから優子にグッと密接されたからだ。

(ゆ、優子の乳……デカい……)

 ミルフィーユ、やばい状況だというのに背中に当たる優子の乳がどうのと呆けてしまった。だから相手に攻撃するスキを与えてしまう。

「え、え……」

  ハッと我に返ったミルフィーユ、自分の両足が地面から離れていく事に顔面を青くして焦る。

「ちょ、優子……これって……」

「成敗!」

 思いっきりじたばたするミルフィーユ、自分の体が真後ろにひっくり返っていくのにゾッとする。そうなのだ、それはバックドロップという攻撃そのものだ。

―ズドーンー

 見事に炸裂! 信じがたいほどきれいに反り返ったとき、ミルフィーユはモロに大きなダメージを食らう。

「はんぅぅ!」

 頭を抱え地面に転がるミルフィーユ。なんだこの展開は、こんなのありか! と思いながら優子を見る。

「早く出ていかないと次はこんな程度で済まさない」

 番人優子からサラっと出る情け容赦のない感に満ちた声。ミルフィーユ、頭を左手で抑えながら立ち上がったら、こんな強敵なのかよと思いつつ、目に見える実をあきらめる事ができない。

「優子がその気ならわたしも本気を出す。わたしは優子の女子力を薙ぎ払って巨乳になるんだ」

  突如として……一体どこから取り出したのかミルフィーユが弓矢をかまえる。

「弓……」

「優子、女神の情けをかけてあげよう。ブッ刺さると痛いんだからさぁ、おとなしくあの実をひとつ、できればふたつわたしに譲るんだ、さぁ、早く!」

 命令調でしゃべりながら自分はとってもやさしいと思う傲慢さがミルフィーユからあふれ出る。

「そんなモノでわたしの女子力は突破できない」

 番人優子、ギリギリっと矢を向けられてもまったく動じない。その姿は静かな余裕を思わせる。

「だったらあの世へ旅立て優子!」

 怒り心頭なミルフィーユが矢を放った。するとその瞬間、突然に矢が無数のごとくに増えた!

「さようなら優子!」

 ミルフィーユ、これで終わったなとニンマリ。これで自分も巨乳になれる! ってよろこびが顔面ににじみ出る。しかし、優子はグッと握った両手を目の前でクロスさせてから、勢いよく両腕を開き叫んだ。

「乙女ウォール!」
 
 するとどうだ、優子の前に透明のバリアが発生。それは向かって来た大量の矢が通る事を許さない。女子力という保護膜が凶悪なモノをすべて丸め込んで地面に落としてしまった。

「はぁ? なんだそれ、なんだよそれ!」

 ミルフィーユ、まったく予想すらできなかった展開にたまらず叫んでしまった。こんなのありか! と久しぶりに思いっきり腹が立つ。
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