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優子の中にある巨乳の実を奪い取りたい女神ミルフィーユ5

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 優子の中にある巨乳の実を奪い取りたい女神ミルフィーユ5


「おのれ……優子……女神を愚弄しくさってからに……」
 
 ミルフィーユが怒ると、番人優子はサラっと言い返した。

「悪いのはそっちだし、そっちは不法侵入者だし、盗人だし、犯罪者、それが何言ってんの?」

 それを聞いたらミルフィーユ、先ほどバックドロップを食らってまだ頭が痛いとかいうのを忘れお札を取り出す。そして空中へと高くジャンプして……数枚のお札を優子に投げつける。

「こんなモノ……」

 優子、空中から向かってくるお札を見ながら左手を伸ばした優子、そして手の平をクッと捻るように動かす。するとどうだ、飛んできたお札がハタハタと自分の足元に落ちていく。なんだ、大した事ないなって思いながら優子は顔を上げたが、そのとき気づかなかった。お札が地面の中にスーッと入り込むように消えていったのを。

「今だ、今こそ出でよ、そして尖れ! 乙女バンブー」

 ミルフィーユが叫ぶと、突然に地面が割れた。そして優子が一瞬驚いた次の瞬間、無数の竹が地面から出現して勢いよく伸びる。しかもそれらは総じて先が尖っていて危険極まりない。

「優子、永遠の闇に還れ!」

  勝った、優子はまちがいなく串刺しになってあの世へ旅立つ! とミルフィーユは勝利を確信。でも事実はまったく違った。

「はぁ?」

 たまらず大声を出すミルフィーユが見たのは、つま先をクッと立て尖った竹の先に立つ優子だった。なんだよそれ……とか思ったのだが、その一瞬の戸惑いは相手に攻撃するチャンスを与える事になる。

「乙女スマッシュ!」

 ハッと気がづいたミルフィーユに向かって優子が言った次、激烈なラリアットがかまされた。

「ぐほぉ……」

 モロにラリアットを喉元に食らったミルフィーユ、やばい……とか思っても止められない、空中から地上へと勢いよく落下していくばかり。

「ぅ……」

 ラリアットがあまりにもすごかったから意識が朦朧とするミルフィーユ、仰向けのまま落下してしまう。

「あぅ……く……」

 眼前の空気が歪む……と思ったが、だが全身に激痛が回って動けないミルフィーユの目は見る。

 「か、体が動かない……お、おのれ……優子……」

 いま、身動き出来ないミルフィーユの目は見る。空中から向かってくる優子を、背中を仰向けて落下しミルフィーユに激突しようとしているサマ。

「ち、ちくしょう!」

 ミルフィーユが叫んだ次、ドーン! とはげしい音が発生。するとそこには地面に仰向け大の字って番人優子がいた。

「何人もわたしの世界を乱すことは許さない」

 言いながら優子が立ち上がると、そこにはミルフィーユの姿はなかった。それは優子の女子力が不法侵入者を追い出したって事に他ならない。

「あんぅ!」

 ここで表の優子がフッと動く。どうやらミルフィーユにかけられたモノが解除されたらしい。

「え、なにこれ……」

 優子、上半身がブラ姿って事実におどろき大慌てでTシャツを纏う。そしてそれから、そう言えば巫女は? と思い出す。でもその姿が近くに見えないから、だったら別に気にする必要もないかとさっくり割り切る。

「人を誘っておいて姿を消すような相手とは話する必要なし」

  優子、早く冷房が効いて涼しい空間に帰ろうと回れ右。ミルフィーユの事なんかすっかりどうでもいいと家に向かっていく。

 一方その頃……香苗は自室のベッドに寝転んでスマホゲームをやっていた。でも突然に天井から床へとミルフィーユが落下してすごい音が立つ。

「あぅ、痛い……」

 床でのたうち回るミルフィーユを見た香苗、床を突き破ったりしないでよ? と部屋の心配をする。

「香苗……部屋よりわたしの心配をしなさいよね」

 そう言われたからミルフィーユをじっくり見てみる。そして香苗は話を聞かなくても、だいたいの事がわかるとすんなり思う事ができた。

「ミルフィーユ、ずいぶんこっぴどくやられちゃったんだね、あんた服が思いっきり乱れて痛んでるじゃん」

 軽く同情すると、立ち上がったミルフィーユ、お願いだからわたしをなぐさめて! のノリで香苗に訴えた。内情世界における番人たる優子がチート過ぎると騒ぎ立てる。

「聞いてよ、優子ってめちゃくちゃずるいんだよ。いきなりバックドロップするとか、尖った竹の先にふつうに立つとか、空中でラリアットをかますとか、アホかよ! って攻撃ばっかりするんだ」

「優子の女子力は高いからなぁ……そんな話を聞いてもおどろかない。だからわたしは止めておけって言ったんだ」

 香苗が全然同情してくれないからミルフィーユはあんなの卑怯だと床に寝転がって騒ぎ立てる。それはもう女神というよりはワガママな女子でしかない。

「ま、これに懲りて変なことを考えたりせず、女神としての役割をこなして平穏に」

 香苗はそう言って話を結ぼうとした。だがミルフィーユはどうしても巨乳に成る願望とか、優子って巨乳女子に対する嫉妬を捨てられないと駄々をこねる。だから香苗は思わずにいられない。ミルフィーユは女神ではなく、女神の格好をした魔物というのがほんとうではないか? と。
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