189 / 220
なぐさめて欲しい小恋ちゃんと巨乳女子になった真治3
しおりを挟む「真治、いっしょに帰ろうぜ」
真治の友人こと橘高重は内心ドキドキで誘う。なんせ真治は時々ふっと、生まれた時からのかわいい巨乳女子です! に変身する。そして今はまさにそれ、これはもうずっとずっと真横に置いておきたくなる存在。
「ん……いいよ」
あぁ、この返し……そしてかわいい声に反応、そしてスクっと立ち上がったらTシャツの豊かなふくらみ部分がフルっと揺れる。それらの魅力は、まるでいけないキモチに誘うスィーツみたいとか思う重だった。
(やったぜ!)
少年にとって見れば真横に魅力的な女子がいるというのは最高の絵姿。たったそれだけで世界を征服したような快感が得られる。
(ん……)
橘高重、となりが男子の真治であれば並んだ時の距離というのは冷静にキープできる。でもいまはちがう、キープしたくない、だから意図してフラフラする。
(なんで女になると……いいニオイがするんだ)
フワーっと漂ってくるいいニオイ、同じ人間にして異種の香り、男子のハートを心地よく焼くような魔力あり。
(デカ……)
いいニオイに溺れながら、しかと見るべきは見る! これこそ男子の正しい人生! とばかり、重は何度も巨乳ってふくらみ部分をチラチラっと見る。すると困ったと顔を赤くする女子に言われてしまう。
「あのさぁ……橘高」
「な、なんだよ」
「もうちょっと……遠慮して欲しいかなって……そんなにおっぱいばかり見つめ続けられると……恥ずかしいかなって」
となりの女子がそう言って恥じらっている顔を向けた。すると男子のハートはズッキューン! と痛みみたいなモノを感じる。まったくなんという防御力だと思わざるを得ない。
「で、でもさぁ、真治……」
「な、なに?」
「お、おまえだって……男子の時は……特にお姉ちゃんの巨乳にチラチラ目線を向けていたはず」
「そ、それはそうだけれど……でもさ、見る側と見られる側は全然ちがうんだよ。そこはもうちょい……思いやって欲しいなぁ」
巨乳女子がクゥっと甘く恥じらうと、重は感心を通り越して尊敬の念すら抱く。なんという順応性、なんと見事な女子力、これがほんとうに昨日は男同士で歩きながら会話した者だろうかと思わずにいられない。その真治がさらに続けて、かわいく恥じ入りながら言うのであった。
「ま、まぁ……でも……キモチはわかるからさ、だからほら、こっちが仕方ないなって思うところで目線外して。それならおっぱいに目線向けられても流しやすいから」
すご! なにこいつ、こんなのホレるしかなくなるじゃん! と重はコーフンしそうになる。そして男子らしく調子に乗った。今なら甘えさせてくれるかもしれない。巨乳っておっぱいに甘えたいと訴えたら応じてくれるかもしれないと考える。
「な、なぁ……真治」
「あ、その声……なんかエロい事を考えたな?」
「ぅぐ……」
「あ、図星!」
「く……するどいやつめ……」
「でも途中で切られると嫌だから言うように!」
「い、一回でいいから……その巨乳に甘えさせて欲しいとか思っただけだ」
重、言った恥ずかしさからすぐ言い訳を付け加えようとする。ところが隣の反応は予想とはちがった。
「いいよ……」
「え? いま何て……」
「ただし! そういうのはちゃんと愛情をもらったからのお返し。相思相愛、愛情がしっかり育ったとかなら、それなら応じる。でもそれ以外ではダメ!」
重、こいつってほんとうに生まれた時から女で、男の真治っていう方が趣味でやっているのではないか? と言いたくなる。
しかし、たとえおっぱいに甘えさせてもらえなくても、チラチラ見て乳揉みを想像したりはしたい、そしていいニオイをいっぱい吸い込む事もしたい、だから家に来ないか? と誘う。
「あ、ごめん、今日はダメ」
「えぇ……なんだよ、なんか用事でもあるのかよ」
巨乳女子といっしょにいたい、あわよくばラッキースケベで巨乳に甘えたいとか思う男子は食い下がろうとする。
「橘高……」
「な、なんだ?」
「あんまりしつこいと女に嫌われるよ?」
「うぐ……」
「ごめんね」
えへっとやった女子の顔がかすかに赤らんだら、それはもうノックアウトである。それを見せられてなおも食い下がるなんて、そんな無粋なことなどできるはずもない。
「じゃぁね!」
心地よい時間はあっという間に終焉となり、真治がバイバイと手を振る。
「あ、あぁ……」
真治、明日も女で来いよ、っていうか……おまえずっとその巨乳女子のままでいろよ! と言いたかった。でもそれを言いづらくさせる女子力オーラが浮かんでいるから言えなかった。
(仕方ない、家に帰ったらオナニーしてスッキリするしかない)
重は去っていく女子の後姿を見てせつなさをこらえる。あんな彼女が欲しい、あんな彼女が欲しいんだよぉとか思いながら、オナニーするため大急ぎで家に帰るのだった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
中1でEカップって巨乳だから熱く甘く生きたいと思う真理(マリー)と小説家を目指す男子、光(みつ)のラブな日常物語
jun( ̄▽ ̄)ノ
大衆娯楽
中1でバスト92cmのブラはEカップというマリーと小説家を目指す男子、光の日常ラブ
★作品はマリーの語り、一人称で進行します。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる