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夏だ、かき氷だ、女子力だ1

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 夏だ、かき氷だ、女子力だ1
 

「くっそ暑いよぉ……」

 夏休み、バカ丸出しのごとく暑い中を優子と共に歩く香苗がぼやく。

「暑いって言わなくてもいいよ、萎えるだけだし」

 優子、タオルハンカチで色白な頬を濡らす汗を拭う。あまりにもきついホット温度だから、となりの香苗が「あぁ、寒い、寒いよぉ」とか冗談をかましても笑えなかった。

「優子、コンビニ入ろう、かき氷食べよう」

「そうだね、このままだと死んじゃうね」

 2人はこうしてコンビニの自動扉をくぐった。するとどうだ、その瞬間サーっと冷気が体や神経を通り抜ける。1秒もかからずへばっていた命が復活モードに突入。

「あぁ、生き返る」

 優子がたまらず白いTシャツの胸元を広げ、内側にある89cmってふくらみの谷間に冷気を送る。するとすかさず、そういうのを見逃すものか! と香苗が乳をのぞき込む。

「やっぱり優子って巨乳、その谷間に甘えたいよぉ」

「見るなバカ……」

 こんなやり取りをかましてから、2人はそれぞれに好きな味のシロップをかけてもらったかき氷をゲット。店内にある横長テーブルの端っこに向かって座る。

「やっぱりクソ暑い夏はアイスクリームを通り越してかき氷がいいね」

 優子が細かい氷をスプーンでザクザクやって、それからトロっとする赤いシロップといっしょに口内へと入れ込み、やっぱりこれ! と満足な表情を浮かべる。

「優子」

「なに?」

「優子って女子力が足りないよね、小6でEカップって巨乳の割には」

「はぁ? 急に何」

「女子力が高い女っていうのはさぁ、もっとこう、くぅっと丸め込むようなかわいさを醸し出して食べるもんだよ」

「言っている意味が全然わからないんだけど」

「仕方ない、ほかならぬ優子のためにわたしが女子力高しなお手本を見せてあげよう」

 えっへん! と9割くらいは得意気、1割ほどの恥じらいを持って香苗はスプーンで黄色シロップのかかった部分をスプーンで掬う。

「この掬う時も優子みたいに当たり前的なさっくりじゃなく、恋のよろこびを体現するときに掬うのがミソ」

「なにそれ、聞いているだけで恥ずかしいんだけど」

「で、こうやって平然とスプーンを咥えるのではなく、あーん! と小さなよろこびを満喫するようにパクっとやる」

「えぇ……」

 そして香苗、つめたい氷が脳に響いてくぅ! っと表情を震わせると、スプーンを右手に持ち、空いている左手を頬に当て、ほんのりわざとらしく顔を傾け満面の笑みをこしらえ、思わず女子力がぶるっちゃう! 的な音色で言う。

「あぁん、おいしい!」

 優子、左手を額に当て、カンベンしてと表情を曇らせ小声で言い返す。

「そんな生き恥みたいな恥ずかしい事できるか」

「それがいけないんだよ、女子力はまったりとかほっこりから育つんだから」

「いらないよ、そんな女子力」

「そんなことを言っていたら将来に売れ残るぞ」

「別にいいし、売れ残っても気にしないし」

「巨乳で売れ残りとか目立って悲しいだろうなぁ」

「く……」

「だから今からレッスン2」

「えぇ、まだ何かあるの?」

「今度は愛しい相手に、はい、あーん! をやる側」

「げぇ……」

「優子、女はそれをこなせて初めて一人前なんだよ」

「聞いた事ないんだけど、そんな話」

 香苗はスプーンさした自分の氷カップを優子に渡し、わたしを彼氏と思ってやってみるべしと伝える。

「ったくもう……」

 優子がイラついてザックザックと暴力的にスプーンの先を氷にぶつけると早速NGだ。

「優子、もっとかわいく」

「はぁ? なに、かわいくって」

「スプーンで氷を突く時も、やって欲しい? 仕方ないなぁ、一回だけだよ? と、頬を赤らめチラッと彼氏を見るラブリーな女をやらないと」

「そ、そんな恥ずかしいことできるか」

「だったら、こういうのは一回だけだからね! ってツンデレタイプになりきって」

「どっちもイヤだ……」

 なんのイヤがらせと思う優子ではあった。されど女子力が低いと煽られると発奮するタイプなので、腹をくくり固くて不器用ながらも笑顔をつくる。

「ほら」

「ほらじゃない、エサを与えるんじゃないんだから、はい! ってかわいくやらないと。優子にほらとか言われたら、冷酷な看護婦から言われているような気になる」

「く……ぅ……」

「やり直し」

「は、はい!」

「そのとき少しくらいにっこりしないとダメじゃん」

「はい、どうぞ」

 ここで優子にファインプレーが出た。ニコっとやってみたら、それが何ともラブリー。

「はんぅ!」

 パクっとやった香苗、優子もやればできるじゃん! と褒めかけた。しかし後がいけないと再びダメ出し。

「優子、何あっさり引いてるの、こっちがパクっとやったら、そこでかわいく微笑んで、おいしい? って聞いて、えへ! っとスマイルするのが女子力。せっかく褒めようとしたのに減点!」

「いちいちうるさいなぁ、女子力が低くても生まれた時から女だから問題なし」

 優子がすっかり拗ねてしまった。イスに座ったままクルっと回り香苗に背中を向けてしまった。香苗、優子のTシャツの下にあって透けて見える白いブラのバックを見ながら、乳の大きさと女子力の相互関係は一度研究してみる必要があるかもなどと、誰の特になるのかわからない事を思ったりした。
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