中1でEカップって巨乳だから熱く甘く生きたいと思う真理(マリー)と小説家を目指す男子、光(みつ)のラブな日常物語

jun( ̄▽ ̄)ノ

文字の大きさ
49 / 127

49・光のお母さんに気に入ってもらえた

しおりを挟む
 49・光のお母さんに気に入ってもらえた


「マリー、よろしく頼むわ」

 学校が終わったら本日の日直だった友人からプリントの数々を手渡された。

「了解」

 わたしはいったい何を受け取って何を了解したのか? それは本日は風邪で学校を休んだ光の家にプリントを届けに行くって話だ。わたしと光が付き合っていることは周知の事実であり、大多数からは祝福されているからこの流れは当然でしかない。

「さてと……」

 わたしはカバンを持って教室から出ると、これこそ彼女の役目ですよ! とプチ興奮を巨乳って胸に隠し持って光の家を目指していく。

 光の家はまだ中に招かれたことはないけれど、ここがそこ! という情報はちゃんと持っている。だから迷うことなくまっすぐ、まさによく出来た彼女って感じでたどり着いた。

(ドキドキ……)

 家のインターホンを鳴らすとき、わたしはいったいどうなるのだろうと乙女な緊張をしていた。光はラインメールを送っても返事をしてくれないから寝ているかもしれない、それを起こしたらわたしは悪い彼女になっちゃうのかなぁなどと色々思って息を飲む。そうするとガチャっと音がして家のドアが開く。

「あ、あの……」

 光のお母さんだ! と思ったら余計に緊張して声を躓かせる自分がいた。

「あら、ものすごくかわいい子、光の同級生?」

 お母さんはにっこり笑って、かわいい子だなんて言ってくれた。

「は、はい、クラスメートで、今日のいろんなプリントとか持ってきたんです」

 わたしが言ってカバンを足元に置こうとすると、お母さんはわたしをジーっと見て、ほんとうにかわいい子と言った後、ちょっといたずらっぽい声で、なかなかの巨乳さんね! とか言ってわたしをドキドキさせる。わたしの顔が赤くなったリしてもそれは無罪としか言えない。

「あぁ、光にこんなかわいい彼女ができたらいいんだけれど」

 お母さんがそう言ったとき、わたしは一瞬の中で判断しなければいけなくなったんだ。今ここで言うべきじゃない? ここで流したら嘘にならない? もっといえば絶好のタイミングを逃すことにならない? などなど。だからすぐにわたしは結論付け、その思いを声にした。

「か、彼女です!」

「え?」

「わたし光っていうか、三ツ井くんの彼女です。ちゃんとまっすぐ太陽みたいに明るくお付き合いしています」

「ほんとう? あなたほんとうに光の彼女なの?」

「は、はい……」

 するとお母さんはほんとうにアニメ的な感じでわたしの両手をグッとにぎってうれしそうな声で言ってくれた。

「あなたみたいにとってもかわいい子、しかもなかなかの巨乳さんって女の子が彼女なんだなんてすごくうれしい。うちの子がこんなステキな彼女を持っていたなんて夢にも思わなかった」

 お母さんはすぐさま家のドアを開けてから、入って入ってと笑顔で手招き。

「いいんですか?」

「いいもなにも大歓迎! 今日からあなたはわたしの娘よ! って言いたいくらいなんだから」

「お、お邪魔します」

 わたしは予定外に光ホームに招かれる事となった。いいのかなぁとか思いつつ歓迎されるっていうのはすごくうれしいって、うっかりすればニヤニヤしそうな感じになっていた。

「はいはい、座って座って」

 光のお母さんに言われてイスに座った。そして楕円形のテーブルをはさんで向き合う。

「どうぞ」

 ジュースとお菓子を差し出されたわたしはどうもとお礼を言う。

「それでその、あなたのお名前は?」

「あ、橘真里です。家族からも友達からもずっとマリーと呼ばれて現在に至っています」

「マリー! いいわねぇ、あなたの魅力的なかわいらしさにぴったり! わたしもマリーって呼んでいい?」

「はい」

 とまぁ、こんな感じで始まったのだけれど、おどろくほどスムーズに親しい会話が勢いづいた。

「ねぇマリー、うちの光が何か困らせるようなことをしたり言ったりしていない?」

「い、いえ、そんなことは」

「もしなんかあったらすぐに言って、わたしはマリーの味方だから、すぐに光の首を捻りあげるから」

「ハハ……」

 こんな風に会話が弾むと40分なんて5分くらいの感じで過ぎ去っていった。

「それでその……光、三ツ井くんはだいじょうぶですか?」

「あ、いいのよ、光って呼んで。なんせマリーはかわいい彼女、将来は光のお嫁さんにしてわたしの娘、遠慮はいらないわ。で、光も全然だいじょうぶ。ただの風邪だから明日は行きたくないとか言っても絶対に行かせるから安心して」

「じゃ、じゃぁ、わたしそろそろ」

「え、うそでしょう、もう帰るの? 冗談でしょう?」

「あんまり長居したら悪いですし」

「マリー、今日からここで生活しちゃいなさいよ。わたしマリーみたいな娘が欲しいとずっと思っていたんだから」

「あぁ、それはどうも」

 この時だった、二階から部屋のドアが開くような音がした。そしてのっそりのっそり元気なく階段を降りて来る音がした。もしかし光なのかな? とわたしがドキドキすると、居間のドアが開いて光が姿を現した。その姿はまったく予想もしないモノだった。

「え!」

 わたしを見ておどろき固まった光というのは、上はTシャツで下はトランクスってパンツ1枚だった。

「あ……」

 わたしは偶然ながらすごいモノを見たと思い、必然的に顔を赤くしてしまう。

「バカ! 事もあろうにかわいい彼女に無様な姿を見せない!」

 光のお母さんは立ち上がるとすぐ光を廊下に出し、とりあえずパジャマに着替えてマスクをしてからすぐ降りてくるようにと言ったりした。

「ごめんね突然バカな姿を見せてしまって。普段からTシャツとパン一ってだらしない格好で寝るのよあの子は、ほんとうにもう……」

「い、いえ……」

 わたしは光の知らなかった一面を知ったと同時に、意外な姿を見てちょっとラッキーだったかもなんて思ったりする。

「あ、こらこら、離れて離れて、近づかない、近づかない! マリーってたいせつな彼女に風邪が移ったら大変でしょうが」

 お母さんはパジャマ姿でマスクをかけて下りて光を台所に追いやり、そこからわたし向かってちゃんと礼をいうようにと指示した。

「わざわざ……持ってきてくれてありがとう」

「う、うん……風邪……だいじょうぶ?」

「だいじょうぶ、明日は学校に行くから」

「よかった、じゃぁね」

 いつもやっているようなこの小さなやり取り、それがここでは与えられた特権シーンを演じているみたいなキブンにさせられた。

「マリー、時々は家に遊びに来てね」

「ありがとうございます」

「さっきも言ったけれど、光がマリーに何かしらイヤがるような事を言ったりしたらわたしに報告して。わたしはマリーの味方だからね、わたしとマリーはもう母娘みたいなモノだからね」

「ど、どうも」

 わたしは一礼してから歩き出し、しばらくはそのままでいた。でも光の家からかなり離れたところについたらガマン出来なくなる。

「やった……気に入ってもらえた、光のお母さんに気に入ってもらえた! えへ、やったぁ!」

 周りに誰もいないことを確認してから思いっきりニヤけた。この少し背伸びしたうれしい感じっていうのは、冗談抜きで光との結婚を認めてもらえたみたいな、そんなイメージのよろこびだった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?

母の下着 タンスと洗濯籠の秘密

MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。 颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。 物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。 しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。 センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。 これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。 どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

とある男の包〇治療体験記

moz34
エッセイ・ノンフィクション
手術の体験記

還暦の性 若い彼との恋愛模様

MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。 そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。 その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。 全7話

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

服を脱いで妹に食べられにいく兄

スローン
恋愛
貞操観念ってのが逆転してる世界らしいです。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

処理中です...