39 / 141
ヒルクライムラバーズ!
しおりを挟む
現金なもので、マサオはルナから分けてもらったスポーツドリンクを飲むとすっかり元気になった。おそらく彼の中ではルナのエキスを取り入れた事にでもなっているのだろう。
「うーん、高い所から見る景色は最高だな」
ついさっきまで死にそうな顔をしていたくせにまるで山岳賞でも取ったかの様に満足気に遠い町並みと地平線を見下ろすマサオにトシヤとハルカは呆れた視線を送ったが、ルナだけは優しかった。
「苦労して上った後の景色は格別でしょ? だから辛いけど、やめられないのよね」
正直なところ、マサオにとって(トシヤにとっても)前回この展望台に着いた時に上った『裏ルート』でも十分しんどかったのだが、今回上った正式な(?)渋山峠のヒルクライムは苦行以外の何物でも無かった。しかし、この苦行を「やめられない」とルナは言い、ハルカはうんうんと頷いている。
――ドSじゃ無ぇ! こんな苦しい思いがやめられないなんて、この二人、ドMに違い無ぇ!!――
心の奥で叫ぶマサオだった。だがルナが『ドМ』だと思うと、それはそれで燃える物が有る。マサオがチラッとトシヤを見ると、彼もまた目をギラギラさせているではないか。
「そうっすね。早く足着かずに上れる様になりたいっすよ」
どうやらトシヤもドМの仲間入りを果たした様だ。それを受けてハルカは「わかってるじゃないの」とばかりにトシヤの背中をポンっと叩き、ルナは仲良さげなトシヤとハルカを見てにっこり笑うと、マサオに微笑みかけた。
「マサオ君はどう?」
この状況で「どう?」と聞かれて「坂はしんどいから、もういいっすわ」などと答える事が出来る者が居るだろうか?
「もちろんっすよ。俺だっていつまでもトシヤに負けてられませんからね」
マサオなりの精一杯の決めゼリフだった。だが、それを聞いたルナは首を横に振った。
「あのねマサオ君、私達はレースをしてる訳じゃ無いのよ」
やる気を見せたつもりの言葉が裏目に出てしまったのか? しゅんとしてしまったマサオにルナは穏やかに言った。
「確かにヒルクライムのタイムを競う人達も居るし、それを否定する気も無いわ。でも、私達はそうじゃ無いの。ただ楽しく山を上りたいだけなの」
「そうそう、勝ち負けなんか気にしてたら楽しく上れないじゃない。ちなみにネットで見たんだけど、速い人はココを十五分で上るんだって。二十分で平均レベルってトコらしいわよ。とても敵いっこ無いもん」
ハルカもルナを擁護する様に口を挟んできた。平均レベルが二十分だと言ってはいるが、常識的に考えて、タイムをネットに上げる様な人はそれなりに走り込んでいる人達ばかりだろう。トシヤがそうだった様に途中で諦めて引き返したり、今回の様に休んで休んでやっと上りきる人も多数存在するだろうから、そんな数字を鵜呑みにするのはいかがなものだろうか。ともかく人それぞれの楽しみ方が有ると言う事をハルカは言いたいのだろう。
「そうよ、タイムを競う事も大事かもしれないけど、私はヒルクライムの愛好家であって競技志向は無いから」
確かにルナの言う通り、人には人それぞれの楽しみ方が有る。無理に他人と競う必要は無いと言う事は間違い無いのだが……ハルカが渋い顔で呟いた。
「マサオ君は勝ちとか負けとか言うレベルじゃ無いわよね」
ハルカの辛辣な言葉にマサオは言葉を失ってしまった。だがトシヤは逆に目を一層輝かせ、敬服する様に言った。
「ヒルクライムの愛好家ですか……ヒルクライムラバーってトコですね」
するとその呼び方をハルカが妙に気に入った様で、興奮気味に声を上げた。
「ヒルクライムラバー、良いわね、その言い方!」
自転車で山を上る者は『クライマー』と呼ばれている。だが、『クライマー』と言うと、どうしてもツールやジロ等のロードレースに出場するチーム内で山を得意とし、山岳ステージでチームを引っ張るとか、山岳賞を狙うとかいう競技的なイメージが付き纏う。しかし『ヒルクライムラバー』なら『ラバー』という柔らかい響きがタイムなど気にせずヒルクライムを楽しむルナの考え方を見事に表している。
「本当ね。気に入ったわ、その言い方。マサオ君はどう?」
ルナも目を細めて共感し、マサオに尋ねると、マサオは不敵な顔で答えた。
「ルナ先輩、一つだけ良いっすか?」
何か反対意見でも有るのだろうか? マサオは勿体ぶった口振りでルナに尋ね返した。
「何よ、何か文句でも有るっての? 一番上れないクセに」
ルナの考え方を根本から覆す様な身も蓋もない事をハルカが口走った。だがマサオはそれをものともせずルナに言い放った。
「俺達は四人なんですよ。それを言うなら『ヒルクライムラバー』じゃ無くって『ヒルクライムラバーズ』でしょ」
何の事はない、マサオはルナと仲間だという事を強調したいだけだった。マサオの必死のアピールに気付いたかどうかは定かで無いが、ルナは満面の笑顔で言い直した。
「そうね、私達はヒルクライムラバーズ。どうかしら? これで」
ルナの言葉を聞き、マサオは親指を立てて満足そうに頷いた。だが、マサオが目指すのはヒルクライムラバーでは無く、ルナのラバー(恋人)だ。しかしルナはマサオの事をどう思っているのやら。少なくとも現時点では単に後輩としか見ていないとしか思えない。
また、トシヤとハルカもヒルクライムラバーズかヒルクライムの文字が取れ、ラバーズの関係に発展したいと密かな想いをお互いに抱いているが、先はまだ長そうだ。四人のヒルクライムラバーズが二組のラバーズと変わる日は訪れるのだろうか?
「うーん、高い所から見る景色は最高だな」
ついさっきまで死にそうな顔をしていたくせにまるで山岳賞でも取ったかの様に満足気に遠い町並みと地平線を見下ろすマサオにトシヤとハルカは呆れた視線を送ったが、ルナだけは優しかった。
「苦労して上った後の景色は格別でしょ? だから辛いけど、やめられないのよね」
正直なところ、マサオにとって(トシヤにとっても)前回この展望台に着いた時に上った『裏ルート』でも十分しんどかったのだが、今回上った正式な(?)渋山峠のヒルクライムは苦行以外の何物でも無かった。しかし、この苦行を「やめられない」とルナは言い、ハルカはうんうんと頷いている。
――ドSじゃ無ぇ! こんな苦しい思いがやめられないなんて、この二人、ドMに違い無ぇ!!――
心の奥で叫ぶマサオだった。だがルナが『ドМ』だと思うと、それはそれで燃える物が有る。マサオがチラッとトシヤを見ると、彼もまた目をギラギラさせているではないか。
「そうっすね。早く足着かずに上れる様になりたいっすよ」
どうやらトシヤもドМの仲間入りを果たした様だ。それを受けてハルカは「わかってるじゃないの」とばかりにトシヤの背中をポンっと叩き、ルナは仲良さげなトシヤとハルカを見てにっこり笑うと、マサオに微笑みかけた。
「マサオ君はどう?」
この状況で「どう?」と聞かれて「坂はしんどいから、もういいっすわ」などと答える事が出来る者が居るだろうか?
「もちろんっすよ。俺だっていつまでもトシヤに負けてられませんからね」
マサオなりの精一杯の決めゼリフだった。だが、それを聞いたルナは首を横に振った。
「あのねマサオ君、私達はレースをしてる訳じゃ無いのよ」
やる気を見せたつもりの言葉が裏目に出てしまったのか? しゅんとしてしまったマサオにルナは穏やかに言った。
「確かにヒルクライムのタイムを競う人達も居るし、それを否定する気も無いわ。でも、私達はそうじゃ無いの。ただ楽しく山を上りたいだけなの」
「そうそう、勝ち負けなんか気にしてたら楽しく上れないじゃない。ちなみにネットで見たんだけど、速い人はココを十五分で上るんだって。二十分で平均レベルってトコらしいわよ。とても敵いっこ無いもん」
ハルカもルナを擁護する様に口を挟んできた。平均レベルが二十分だと言ってはいるが、常識的に考えて、タイムをネットに上げる様な人はそれなりに走り込んでいる人達ばかりだろう。トシヤがそうだった様に途中で諦めて引き返したり、今回の様に休んで休んでやっと上りきる人も多数存在するだろうから、そんな数字を鵜呑みにするのはいかがなものだろうか。ともかく人それぞれの楽しみ方が有ると言う事をハルカは言いたいのだろう。
「そうよ、タイムを競う事も大事かもしれないけど、私はヒルクライムの愛好家であって競技志向は無いから」
確かにルナの言う通り、人には人それぞれの楽しみ方が有る。無理に他人と競う必要は無いと言う事は間違い無いのだが……ハルカが渋い顔で呟いた。
「マサオ君は勝ちとか負けとか言うレベルじゃ無いわよね」
ハルカの辛辣な言葉にマサオは言葉を失ってしまった。だがトシヤは逆に目を一層輝かせ、敬服する様に言った。
「ヒルクライムの愛好家ですか……ヒルクライムラバーってトコですね」
するとその呼び方をハルカが妙に気に入った様で、興奮気味に声を上げた。
「ヒルクライムラバー、良いわね、その言い方!」
自転車で山を上る者は『クライマー』と呼ばれている。だが、『クライマー』と言うと、どうしてもツールやジロ等のロードレースに出場するチーム内で山を得意とし、山岳ステージでチームを引っ張るとか、山岳賞を狙うとかいう競技的なイメージが付き纏う。しかし『ヒルクライムラバー』なら『ラバー』という柔らかい響きがタイムなど気にせずヒルクライムを楽しむルナの考え方を見事に表している。
「本当ね。気に入ったわ、その言い方。マサオ君はどう?」
ルナも目を細めて共感し、マサオに尋ねると、マサオは不敵な顔で答えた。
「ルナ先輩、一つだけ良いっすか?」
何か反対意見でも有るのだろうか? マサオは勿体ぶった口振りでルナに尋ね返した。
「何よ、何か文句でも有るっての? 一番上れないクセに」
ルナの考え方を根本から覆す様な身も蓋もない事をハルカが口走った。だがマサオはそれをものともせずルナに言い放った。
「俺達は四人なんですよ。それを言うなら『ヒルクライムラバー』じゃ無くって『ヒルクライムラバーズ』でしょ」
何の事はない、マサオはルナと仲間だという事を強調したいだけだった。マサオの必死のアピールに気付いたかどうかは定かで無いが、ルナは満面の笑顔で言い直した。
「そうね、私達はヒルクライムラバーズ。どうかしら? これで」
ルナの言葉を聞き、マサオは親指を立てて満足そうに頷いた。だが、マサオが目指すのはヒルクライムラバーでは無く、ルナのラバー(恋人)だ。しかしルナはマサオの事をどう思っているのやら。少なくとも現時点では単に後輩としか見ていないとしか思えない。
また、トシヤとハルカもヒルクライムラバーズかヒルクライムの文字が取れ、ラバーズの関係に発展したいと密かな想いをお互いに抱いているが、先はまだ長そうだ。四人のヒルクライムラバーズが二組のラバーズと変わる日は訪れるのだろうか?
0
あなたにおすすめの小説
【完結】身代わりとなります
ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
レイチェルは素行不良の令嬢として悪名を轟かせている。しかし、それはレイチェルが無知ゆえにいつも失態をしていたためで本人には悪意はなかった。
レイチェルは家族に顧みられず誰からも貴族のルールを教えてもらわずに育ったのだ。
そんなレイチェルに婚約者ができた。
侯爵令息のダニエルだ。
彼は誠実でレイチェルの置かれている状況を知り、マナー講師を招いたり、ドレスを作ってくれたりした。
はじめは貴族然としている婚約者に反発していたレイチェルだったがいつのまにか彼の優しさに惹かれるようになった。
彼のレイチェルへの想いが同情であっても。
彼がレイチェルではない人を愛していても。
そんな時、彼の想い人である隣国の伯爵令嬢フィオラの国で革命が起き、彼女は隣国の貴族として処刑されることが決まった。
そして、さまざまな思惑が交錯する中、レイチェルは一つの決断を下し・・・
*過去と未来が行ったり来たりしながら進行する書き方にチャレンジしてみました。
読みにくいかもしれませんがご了承ください。
愛はリンゴと同じ
turarin
恋愛
学園時代の同級生と結婚し、子供にも恵まれ幸せいっぱいの公爵夫人ナタリー。ところが、ある日夫が平民の少女をつれてきて、別邸に囲うと言う。
夫のナタリーへの愛は減らない。妾の少女メイリンへの愛が、一つ増えるだけだと言う。夫の愛は、まるでリンゴのように幾つもあって、皆に与えられるものなのだそうだ。
ナタリーのことは妻として大切にしてくれる夫。貴族の妻としては当然受け入れるべき。だが、辛くて仕方がない。ナタリーのリンゴは一つだけ。
幾つもあるなど考えられない。
再婚相手の連れ子は、僕が恋したレンタル彼女。――完璧な義妹は、深夜の自室で「練習」を強いてくる
まさき
恋愛
「初めまして、お兄さん。これからよろしくお願いしますね」
父の再婚によって現れた義理の妹・水瀬 凛(みなせ りん)。
清楚なワンピースを纏い、非の打ち所がない笑顔で挨拶をする彼女を見て、僕は息が止まるかと思った。
なぜなら彼女は、僕が貯金を叩いて一度だけレンタルし、その圧倒的なプロ意識と可憐さに――本気で恋をしてしまった人気No.1レンタル彼女だったから。
学校では誰もが憧れる高嶺の花。
家では親も感心するほど「理想の妹」を演じる彼女。
しかし、二人きりになった深夜のキッチンで、彼女は冷たい瞳で僕を射抜く。
「……私の仕事のこと、親に言ったらタダじゃおかないから」
秘密を共有したことで始まった、一つ屋根の下の奇妙な生活。
彼女は「さらなるスキルアップ」を名目に、僕の部屋を訪れるようになる。
「ねえ、もっと本気で抱きしめて。……そんなんじゃ、次のデートの練習にならないでしょ?」
これは、仕事(レンタル)か、演技(家族)か、それとも――。
完璧すぎる義妹に翻弄され、理性が溶けていく10日間の物語。
『著者より』
もしこの話が合えば、マイページに他の作品も置いてあります。
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/658724858
俺にだけツンツンする学園一の美少女が、最近ちょっとデレてきた件。
甘酢ニノ
恋愛
彼女いない歴=年齢の高校生・相沢蓮。
平凡な日々を送る彼の前に立ちはだかるのは──
学園一の美少女・黒瀬葵。
なぜか彼女は、俺にだけやたらとツンツンしてくる。
冷たくて、意地っ張りで、でも時々見せるその“素”が、どうしようもなく気になる。
最初はただの勘違いだったはずの関係。
けれど、小さな出来事の積み重ねが、少しずつ2人の距離を変えていく。
ツンデレな彼女と、不器用な俺がすれ違いながら少しずつ近づく、
焦れったくて甘酸っぱい、青春ラブコメディ。
お姉様のお下がりはもう結構です。
ぽんぽこ@3/28新作発売!!
恋愛
侯爵令嬢であるシャーロットには、双子の姉がいた。
慎ましやかなシャーロットとは違い、姉のアンジェリカは気に入ったモノは手に入れないと気が済まない強欲な性格の持ち主。気に入った男は家に囲い込み、毎日のように遊び呆けていた。
「王子と婚約したし、飼っていた男たちはもう要らないわ。だからシャーロットに譲ってあげる」
ある日シャーロットは、姉が屋敷で囲っていた四人の男たちを預かることになってしまう。
幼い頃から姉のお下がりをばかり受け取っていたシャーロットも、今回ばかりは怒りをあらわにする。
「お姉様、これはあんまりです!」
「これからわたくしは殿下の妻になるのよ? お古相手に構ってなんかいられないわよ」
ただでさえ今の侯爵家は経営難で家計は火の車。当主である父は姉を溺愛していて話を聞かず、シャーロットの味方になってくれる人間はいない。
しかも譲られた男たちの中にはシャーロットが一目惚れした人物もいて……。
「お前には従うが、心まで許すつもりはない」
しかしその人物であるリオンは家族を人質に取られ、侯爵家の一員であるシャーロットに激しい嫌悪感を示す。
だが姉とは正反対に真面目な彼女の生き方を見て、リオンの態度は次第に軟化していき……?
表紙:ノーコピーライトガール様より
クラスで3番目に可愛い無口なあの子が実は手話で話しているのを俺だけが知っている
夏見ナイ
恋愛
俺のクラスにいる月宮雫は、誰も寄せ付けないクールな美少女。そのミステリアスな雰囲気から『クラスで3番目に可愛い子』と呼ばれているが、いつも一人で、誰とも話さない。
ある放課後、俺は彼女が指先で言葉を紡ぐ――手話で話している姿を目撃してしまう。好奇心から手話を覚えた俺が、勇気を出して話しかけた瞬間、二人だけの秘密の世界が始まった。
無口でクール? とんでもない。本当の彼女は、よく笑い、よく拗ねる、最高に可愛いおしゃべりな女の子だったのだ。
クールな君の本当の姿と甘える仕草は、俺だけが知っている。これは、世界一甘くて尊い、静かな恋の物語。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
家から出ない女優の幼馴染を連れ出したら、いつの間にか伝説になっていた件。
Memu(メム)
恋愛
学校に行かない引きこもりの国民的女優――水宮小鞠。
女の子に間違われる地味男子――白雲凪。
俺に与えられた役目はひとつ。
彼女を、学校へ連れて行くこと。
騒動になれば退学。
体育祭までに通わせられなくても退学。
成功率ほぼゼロの無理ゲーだ。
距離は近い。
でも、心は遠い。
甘えてくるくせに、本音は隠す幼馴染。
それでも――
俺は彼女の手を引く。
退学リミット付き登校ミッションから始まる、
国民的スター幼馴染とのドタバタ青春ラブコメ、ここに開幕。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる