大聖女エルサーシアの遺言~とんでもヒロインの異世界漫遊記

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第二章 なのに私は王都へ行くの

9話 聖女の行進

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オバルト王国では法と秩序の番人として元老院直轄の憲兵隊が組織されている。
違法行為の摘発を任務とする捜査部と市中の安全を維持する治安部が在る。
人事は元老院直参の高官、軍や騎士団から派遣された士官、
現地雇用の下士官と三層構造になっている。

元老院は4人の選帝侯と大公家当主および精霊教会教皇で構成される。
国家機関に教会が関与するのには理由がある。
国は土地と貴族の人事、経済活動に伴う権益を所有するが、
平民は教会に所属し、その権利を保証されているのだ。
国が勝手に平民を処罰する事は出来ないのである。

元老院の設置は、支配し統治する領域が主権国家であることを
教会と周辺国から承認される為の必須条件となっている。

憲兵はその性質上、個人の権利を制限する職能を持つ。
故に元老院直轄なのだ。
貴族を裁く大法院、平民を対象とした小法院もまた、元老院の管轄する機関である。

国が独自に運用する組織もある。
軍の諜報部だ。
憲兵隊が治安維持の組織であるのに対して、こちらは国家安全保障を担当する。
但し、その捜査権は貴族にのみ有効である。
平民に関する場合には憲兵隊の協力が不可欠となる。

***

婚約が決まってからと言うもの三日みっかに上げず叔父様から手紙が届きますわ。
内容は“憲兵隊の仕事が充実している”とか“毎日が夢の様に幸せだ”とか
“君への愛が全てだ”とかを日常の細かい出来事と共につづっていますわね。
恋文なのか報告書なのか判らなくなりますわ。

ルルナに見せたら口をへの字に曲げて「気持ち悪いですね」と不評でしたわ。
このどうしようもなく残念な所が叔父様の可愛らしさですのに。
仕事も私生活も空回りしているのが手に取る様に分かりますわね。
叔父様は私が傍にいて差し上げ無いとダメな人なのですわ。

叔父様は王国騎士団に所属していますの。
憲兵隊には出向と言う名の左遷で着任していますのよ。
何をやらかしたのかは知りませんけれど、もう出世は望めませんわねぇ。

でも大丈夫ですわ!

私が嫁ぐからには泥舟に乗ったつもりで居て下さいな!
あら?違いましたかしら?船に乗って安心!みたいな慣用句が有りましたわよね?
まぁどうでも良いですわ~
教会からはルルナの精霊王認定と、聖女としての就任を受ける代わりに
元老院が後ろ盾について下さるとか。
婚姻の成立をもって叔父様を元老院直参じきさんに取り立てて頂けるそうですのよ。
夫の出世を後押しするのも妻の務めですわ。

「あの子は昔から素直で良い子だったのよ!
優秀すぎて周りから妬まれたの。
チャーフが文官の家柄だから虐められたのね。
騎士団もろくなものでは無いわね!
それでも負けずに憲兵隊で頑張っているの!」

相変わらずの贔屓目ひいきめが見事ですわ・・・

「あの子を支えてあげて頂戴ねサーシア」
私の手を取り目に涙を浮かべてお母様は優しい微笑みを下さいますわ。

「もちろんですわ。お母様」
相変わらずの強烈な谷間ですこと・・・

王宮からも手紙が来ていますわね。
国王陛下からの呼び出しと、王太后陛下と王后陛下連名でのお茶会のご招待に、
フリーデル王子殿下からもお誘いが来ていますわ。
第二王子派はまだ諦めていないようですわねぇ。
何時までも無視は出来ませんわよね。

夏の盛りも終盤を迎えました。
王都へ向かう準備も整いましたので、到着の日取りを記した手紙を、
黒いインクで青い便箋びんせんに心模様をしたためておりますの。


「20日間も馬車に乗るのは憂鬱ですわ・・・」

(二人を隔てる距離の遠さが恨めしゅう御座います。)
と書いて置きましょう。

「楽しみでは無いので御座いますか?」
マルガリテが意外そうな顔をしています。

「叔父様にお会い出来るのは嬉しいのだけれど、座り続けるのが退屈なのよ、
3日が限度ね」

(一日でも早くお会いしとう御座います。)
と書いて置きましょう。

「本でも読めば時間が潰せますよ」
ルルナが提案して呉れたのですが却下ですわ。

「あぁ私ダメですの。酔ってしまうの」
うんうんとマルガリテが頷いていますわ。

(手紙を読むたびに恋しくて眩暈めまいが致します。)
と書いて置きましょう。

「ゲートを使えば一瞬で着きますよ」
へ?ゲート?
「なんですの?それは」

「現在地と目的地にゲートを作って、間の距離を無いものとして扱うのですよ」
「転送しますの?」
いわゆるエンタープライズ的な?

「原理的には全く別物ですが、結果的には同じですね」
「馬車でも通れますの?」
「サーシアと私で発動すれば余裕で通れます」

なんと!そんな便利な魔法が有りますのね!

「どうして今まで言わなかったの?」
「今、思い付きましたから」

え?思い付き?

「大丈夫ですの?危険では無くて?」
通り抜けたら体が裏返るなど嫌ですわよ・・・

「えぇ百万回のシミュレーションの結果、問題無しと判定しました」
仕事が早いですわぁ。

「そうなのね。なら良いわ」

ところでこの手紙はどうしましょう・・・
手渡し?

***

情報は3つの性質を持つ。
活性・持続性・普遍性である。

活性とはその情報が持つ影響力の強さ、
持続性はその効果の継続力を示し、
普遍性は適用範囲の広さを表す。

また情報が伝播する際に交わされる10種の要素がある。

表相・性質・形体・能力・作用
生因・縁起・結果・応報・同等

情報1単位を構成する変異性要素パラメータである。

この情報構造体を観念的に操作する事によって魔法は発動する。
操作する情報の量は単純な魔法であっても膨大なものとなる為、
人の理解の及ぶ所では無い。

***

いきなりゲートを使うのは、さすがに問題ですので先触さきぶれを出しましたわ。
王都に繋がる街道の一つを王国騎士団と教会の聖騎士様が半日封鎖して
実施の運びとなりましたの。

私が唱える呪文に合わせてマジカルプリンセスのコスチュームを装備したルルナが
ステッキを振ると、大量の綿精霊が湧き出てきて大きなアーチに成りましたの。

「魔法を使う時はこの衣装でないと駄目です!」

と頑なにルルナが主張しましたのよ。
案の定、男性は釘付けでしたわね・・・

パンツに!



アーチの内側がキラキラと光で満たされて、
それが収まると向こう側にお出迎えの人達が見えましたわ。

あら!カルアン叔父様が居ましたわ!
そわそわと落ち着きも無く醜態を晒していますわね。
期待通りですわ!

「あぁ・・・あぁ・・・会いたかったよ。愛しい姫君、僕のサーシア」

泣いているのか笑っているのか分からない表情が滑稽こっけいですわ。
片膝を付き私の手を取り接吻せっぷんした後に、そっと抱擁ほうようして下さいましたのよ。

汗臭いですわぁ~

「私もですわ叔父様!」
「僕たちは婚約したのだから“叔父様”では無く名前で呼んでおくれ」
「承知致しましたわ・・・カルアン」

はにかみながら伏し目がちに呟いてみましたら、
今度は少し強めに抱きしめて下さいました。
興奮なされて体温が上がったのかしら?
更に匂いますわ。

「まぁカルアン!少しは人目を気にしなさい。サーシアが恥ずかしがっているわ」
御心配なくぅ!演技ですわっお母様!

「お久しぶりで御座います姉上。辺境伯閣下に置かれましても御健勝ごけんしょう
なによりで御座います」
ちゃんと御挨拶が出来ましたわね!

「うむ、此度こたびは急な話で済まぬ。サーシアの事くれぐれも頼む」

やはりお父様と見比べると青臭さが際立ちますわねぇ・・・
実際に臭いですし・・・

「おおお任せくらせいっ!下さいっ!この命を姫君に捧げまちゅるっ!」

おほぅ!
気持ちの良いくらいに残念なお方ですわぁ~

「君がルルナだね!よろしくねっ!可愛い精霊さん」

舐める様に太腿を見ていますわ。
敢えて見ない様にするのが紳士でしてよカルアン。

「本当に気持ち悪いですね」
口に出してはいけないわよルルナ。

「長旅・・・では無いが、疲れているかも知れぬから休ませてやって呉れないか」
見かねたお父様がカルアンから私を引き剝がして下さいました。

「あ・・・あぁそうですね!
ミーチェー通りの別邸を貰い受けましたので、そちらへご案内致します。
使用人の手配も済ませて準備万端整えております。
近々改装して新居とする算段さんだんをしておるのですよ」

まぁ!二人の愛の巣ですわね!
中央教会へも近いですし通学が楽ですわ。

「確か宴会場は200名ほど御招待出来たかしら?」
「えぇそのくらいです姉上」

なんの宴会ですの?

「では婚約のお披露目は新居でなさってはいかがでしょうか?ヘイリー」

あぁお披露目が御座いましたわねぇ~
王都の貴族のお相手は面倒ですわぁ~

「ん?公爵邸で行う予定であろう?急な変更は御迷惑ではないか」
お父様の言う通りですわよお母様。

「私にお任せ下さい!どうぞ宜しく!」

スタイリーな発言ですけれど大丈夫ですの?
カルアン・・・

***

魔法を発動させる技術を“精霊術”と言う。
基礎となる生活魔法は地域にある教会に通い習得する。
貴族であれば家庭教師を雇うのが一般的だ。

上級精霊と契約した者は精霊院にて教育を受け、
精霊師の資格を取る事を義務付けられる。

通常は12歳までに生活魔法を身に着け、その後精霊院へ2年間通い
初級・中級の魔法を習得し一般精霊師の資格を得る。
さらに上級の魔法を所得するには、軍、騎士団、憲兵、教会の何れかに
所属しなければならない。

この世界での宗教は精霊信仰のみである。
目に見える形で精霊が存在しているのだから当然そうなる。
各地で個別に営まれていた信仰であったが、
それも精霊教会に統一されて久しい。

教会の権威と信用は国家のそれを凌駕している。
しかし教会が権力を持ち民衆を統治する事は原初の契約に依って禁じられている。

かつて四始祖が精霊と交わした契約である。

・契約を望む者を拒んではならない
・契約を望まぬ者に強いてはならない
・契約者を導かねばならない
・契約者に導かれてはならない
・契約者を統治してはならない
・契約者に統治されてはならない

権威と権力の分離原則である。

***

カルアンの私邸と成りましたミーチェー通りの元公爵家別邸に逗留とうりゅうしております。
公爵邸ほどではありませんけれど、王都の一等地にあるなかなかのお屋敷ですわ。
カルアンはついこの間まで騎士爵でしたけれど、
婚約の際に父公爵閣下から従属爵位のエルベ男爵を継承しましたの。

ちなみに私はこのまま王都で暮らす事になりましたの。
年明けから精霊院に通いますのよ。
いわゆる飛び級ですわね。

当然カルアンもここに住みますわ。
このお屋敷の御主人様ですもの。
けれども婚姻が成立するまで私は客人としてお世話になりますの。
お部屋も離れの客室を使いますのよ。

「少し手狭になるけれど暫くの間だけ辛抱しておくれサーシア」

なにかと母屋おもやの正室を勧めて来ますけれど、
そこは文字通り本妻様のお部屋ですから隣のお部屋と繋がっていますの。

「いいえ充分ですわカルアン。お気遣いなさらないで」
下心が股間に露出しそうですわよ。

お祖母様も一緒ですの。
私が精霊院を卒業するまで院の講師をして下さいますの。
家庭教師もお祖母様でしたのよ。

「人型の精霊ですもの、このくらいは楽勝よね!」
といきなり中級レベルの実技を特訓させられましたわ。
私が上手に出来る度にお菓子を下さいますの。

オーシャンパラダイスのアシカとおねーさんを思い出しましたわ。

けれどもう全ての上級魔法を使えますの。
だってルルナが居ますのよ!
当然で御座いましょう?

内緒ですわよ!

とは言いつつも年末には結婚となりますので、あと90日もすれば母屋に移るのですけれど。

諸所しょしょの雲行きが怪し過ぎますので、さっさと身を固めた方が良いとなりましたの。
公爵家との取り決めで14歳になるまではねやを共にしない事になっておりますわ。

カルアンの辛抱が続けば良いのだけれど・・・

まぁ一線を越えないで下さるのでしたら、多少の事は黙認して差し上げますわ。
チャーミィに飛び火でもしましたら大惨事ですものガス抜きは必要ですわ!
いざとなったらルルナが力ずくで止めて呉れるので、焦らされて悶絶なされる姿を
眺めるのも悪くはありませんわね。

さて今日は教会で聖女就任の式典を行いますの。
ところが教会の方がルルナにも法衣をまとって頂きたいと懇願こんがんしていますの。

何卒なにとぞ!何卒こちらをお召し下さいますよう伏してお願い申し上げまする!」

まぁ無理もありませんわね。
精霊王がパンツ丸見えでは体裁が宜しくありませんもの。

「パンチラのない魔法少女は、唯の美少女です!」

マジカルプリンセス・ルルナ第一話
~スケスケの魔法少女~のセリフですわ・・・

ルルナが言うには、マジカルプリンセスのコスチュームで魔法を発動する設定に
なっているので他の衣装ではやる気が出ないそうですわ。
変身は出来るのですが、その際に一瞬だけ裸になるのが嫌だと言いますのよ。
恥ずかしいのならそこまでこだわらなければ宜しいのに。

放送禁止になったのもそれが原因でしたわね。
一瞬だけモロに映ってますのよ。
あれが・・・

代替案だいたいあんとして精霊の多重契約をする事になりましたわ。
緊急で無い時はルルナに替わって魔法を発動して貰いますの。
多重契約はルルナが精霊歌をうたう事で成立するのだそうですわ。

フル装備のルルナが私の周りを軽快なリズムで踊りながらうたい出しましたわ。

お椀出せ~♪茶碗出せ~♪
はよ出せ~♪お~待た~せ~♪
若者~の街~なんば~♪
みんなで~集~ま~れ~♪

難波デキシーランダーズの「聖女の行進」ですわね。
おしりフリフリがエロくて可愛いですわよルルナ!
前も後ろもしっかりと食い込んで良い仕事をしていますわ。

たくさん出ましたわぁ~
朝からどっさりですわぁ~
どう見ても十二支ですわよね・・・
牛が大きいですわぁ~



「こんなに大勢いりますの?」
「私の代役ですから最低これくらいは必要です」
よっぽど裸が嫌ですのね。
パンツは喜んで見せる痴女っ子ルルナちゃんですのに・・・

ほんの一刻ほどの道のりですが大行進になりましたわ。
わらわらと沿道に人が集まって、私達が通り過ぎた後を付いて来ますわ。
致し方御座いませんわね。
人型もそうですけれど牛や馬や虎の様な大型の精霊を見るのは初めてですものね。

「せっかくですから牛に乗ってみてはどうですか?」

とルルナが勧めるので、何故馬では無いの?と思いながらも乗ってみましたの。
くら手綱たづなもありませんけれど柔らかくて横乗りしていても安定していますわ。
動き出しても全く揺れませんのよ!

まるで浮いている様に滑らかに進みますの。
リニアかしら?
足元を覗いて見ましたら本当に浮いていましたわ。
リニアですわね!
さすが精霊牛ですわね!
お肉もきっと霜降りに違いありませんわ!
運動不足で!

それにしても牛の頭にはやっぱりネズミがいますのね・・・

お約束?

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