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第二章 八雲立つ
48話 微睡む遺伝子
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その少年は何時も笑っていた。
呼吸不全の発作で苦しんだ後もにっこりと笑った。
生まれてから一度も歩いた事は無い。
食事も一人では出来ない。
堅くなった筋肉を解すマッサージは、子供にとっては痛くて辛い筈だ。
それでも少年は笑っていた。
本当は辛いだろうにと、大人達は陰で泣いた。
本人が笑っているのに目の前で悲しそうな顔をする訳にはいかない。
先天性筋ジストロフィー。
牧野ひかり 15歳
短過ぎるその人生の殆どを笑顔で生きた少年は最後にこう言った。
「行ってきます」
***
「もう!信じられませんわ!」
置いてきぼりを食らいましたわ!
アリーゼお姉様が聖地でピクニックですって!
この怒りをどうしてくれましょう!
「お母様!どうして教えて下さら無かったのですか?
私も行きとう御座いましたのに!」
つい、お母様に八つ当たりしてしまいました。
「あら、そうでしたの?では今度は私と一緒に参りましょうね」
雲間から差し込む日差しの様な、暖かいお母様の微笑み。
走り寄って飛び込んで抱っこですわ!
「アーミアは甘えん坊さんね」
えぇ、その通りですわ!
「お母様、お願いが有りますの」
「あら、何かしら?」
「今度、私と一緒に精霊歌を作って下さいまし」
お姉様ばかりズルいですわ。
「まぁ!でも案外に難しいのよ?貴方は早くに死んでしまったから、
ネタ不足では無くて?」
遠慮無しにハッキリ言いますわね・・・
さすが真正サイコパスですわ!
「駄目ですの?」
必殺うるうる攻撃ですわ!
「駄目などと言う訳が無いわ!えぇ、分かりましたわ、一緒に作りましょうね」
イチコロですわぁ~
「良かったわね!」
魔子も嬉しそうですわ!
魔子は前世でもずっと一緒にいましたの。
発作で苦しい時も、辛いマッサージも、
何時も魔子が励まして呉れましたのよ。
(僕なんか生まれた意味は有るの?)と聞きましたら。
『当然よ』と答えて呉れましたの。
(なんで?何にも出来ないよ?)
『命はそこに在るだけで良いのよ』
(働く事も出来ないし、役に立たなくても?)
『命は水面に広がる波紋と同じなの。様々な命の波紋が干渉し合い
織りなす模様が世界を脈動させるのよ』
(こんな僕でも?)
『勿論よ、生まれたばかりの赤ん坊もベロゲイツも、私から見れば
誤差でしかないわ。
存在している事に意味があるの。どんな人材かはどうでも良いのよ』
(それはそれで空しい様な・・・)
『今は解らなくても良いわ、肉体を持つ者の理解の限界だから。
死んだら私の言った意味が理解できるわ』
(転生するって話?)
『えぇ、そうよ』
(たしか先輩が居るって言ってたよね)
『えぇ、二人居るわよ』
(どんな人?)
『え~っと、パンツの好きな人よ』
(???)
確かに異常なくらいに好きですわねぇ。
お母様は・・・
パンツがっ!
***
「こここ・・・今度の、あ・あのあの・が・が・学園祭の、あの・あの
だだ出しの・あの・出し物・・・」
緊張すると余計に言葉が出ない。
本宮 武は脳の運動言語中枢を受け持つ部位であるブローカ野に障害が有る。
言葉を発音する為に必要な筋肉の動きを上手く制御する事が出来ない。
歌う時には何の問題も無いので、会話として言葉を処理する経路に
異常が有るのだろう。
田舎の小中学校に通っている時は周りの理解も有り、
歌う様に会話をする事で日常を過ごしていた。
「お~早~う♪御座~いま~す♪先~ん生~ぃ~♪」
「おぅ!おはよう本宮!宿題忘れて無いか?」
「はぁ~~~い♪やって~♪来ました~~~♪」
武はこの歌会話によって楽しく暮らしていた。
将来は劇団春秋に入りたいと密かに夢見ていた。
だが卒業と同時に親の仕事の都合で都会へ引っ越し、
高校へ進学すると全く理解されなくなってしまった。
ふざけていると受け取られたのである。
「普通にしゃべりなさいっ!」
それが出来たら苦労はしない・・・
「あの・あの・あ・あ・す・すすみません」
火に油を注いだ。
「先生を馬鹿にしてるの!」
「し・し・し・して・・・ません」
「へんな真似するのやめなさい!歌えるんだから、ちゃんと話せるでしょっ!」
専門的な知識の無い者の認識とはこの程度だ。
入学早々にトラブルを抱えてしまった為に武は悪目立ちしてしまい、
クラスで浮いてしまった。
私立高校であるこの学園の文化祭は、夏休み明けの九月に開催される。
どういう訳なのかは分からないが、武は委員に選ばれた。
武は張り切っていた。
皆の役に立って文化祭を成功させれば、
友達の一人くらいは出来るだろうと思った。
夏休みの間も教室で設営に勤しんでいた。
うだる様な暑さの室内は危険な空間であった。
再三のミコの忠告に従い休憩を取ってはいたが、頑張り過ぎてしまった。
ふらふらに成りながらの帰り道、公園のベンチで横に成った。
頭が痛いし、吐き気もする。
息苦しい。
「やばい~かも~♪ハァ、ハァ」
『だから言ったのに』
「ハァ、ハァ死~ぬの~かなぁ~♪」
『かなり早いけれど、行く?』
***
『新~しい~朝よぉ~♪希~望~の~朝よぉ~♪
喜~びに~胸が~♪高~鳴~るわ~~~♪』
「おはよう!アリス!」
「お早う御座います、姫様。」
『大空~らを~見上げて~♪挨拶~つ~するの~~~♪』
「おはよう!お日様!おはよう雲さん!今日はとっても良いお天気ねっ!」
『ら♪らん♪ららぁ~~~♪らん♪ららん♪ららぁ~ん♪
あっそぉ~れっ!いっち♪にぃ~♪さあ~~~ん♪』
「お早う御座います!お母様!」
「お早うサラーラ、今日も元気一杯ね!」
『歌を~歌えば~♪元気~が出~る~の~~~♪
一緒に~♪歌いま~しょお~~~♪お~母~様~~~♪』
「えぇ!歌いましょう!」
『ら♪らん♪ららぁ~~~♪らん♪ららん♪ららぁ~ん♪
あっそぉ~れっ!いっち♪にぃ~♪さあ~~~ん♪』
「お母様!私、コブシ・ジェンヌに成りますわ!」
「まぁ!それは楽しみね!」
***
オバルト歴1550年
ムーランティス基本法が制定され、各国はそれに準じて法整備を行った。
司法権は精霊教会が監督し、治安維持法の元に憲兵隊が組織された。
初代長官にはカルアンが就任した。
エルサーシアは“大聖女”の称号を授与され、聖地総本山を拠点とする事と成った。
三人の娘達も聖女として認定され、各国から行幸の要請が殺到している。
旧ニャートン皇宮はカイエント城と名を替え、聖女一家の居城として
観光名所に成った。
***
「ねぇルルナ」
「何ですか?サーシア」
「大好きよ!」
「何ですかぁ~?急にどうしたのですか?私も大好きですよ」
思えば遠くへ来たもんだと、ふと此れまでを振り返り深く息をする。
「私も大好きなのだよ!」
「えぇ分かっていますわ、カルアン」
とある雨の日の午後。
カルアンの弾く“別れの曲”を聞きながら、うつららと微睡むエルサーシアであった。
第三部 完
呼吸不全の発作で苦しんだ後もにっこりと笑った。
生まれてから一度も歩いた事は無い。
食事も一人では出来ない。
堅くなった筋肉を解すマッサージは、子供にとっては痛くて辛い筈だ。
それでも少年は笑っていた。
本当は辛いだろうにと、大人達は陰で泣いた。
本人が笑っているのに目の前で悲しそうな顔をする訳にはいかない。
先天性筋ジストロフィー。
牧野ひかり 15歳
短過ぎるその人生の殆どを笑顔で生きた少年は最後にこう言った。
「行ってきます」
***
「もう!信じられませんわ!」
置いてきぼりを食らいましたわ!
アリーゼお姉様が聖地でピクニックですって!
この怒りをどうしてくれましょう!
「お母様!どうして教えて下さら無かったのですか?
私も行きとう御座いましたのに!」
つい、お母様に八つ当たりしてしまいました。
「あら、そうでしたの?では今度は私と一緒に参りましょうね」
雲間から差し込む日差しの様な、暖かいお母様の微笑み。
走り寄って飛び込んで抱っこですわ!
「アーミアは甘えん坊さんね」
えぇ、その通りですわ!
「お母様、お願いが有りますの」
「あら、何かしら?」
「今度、私と一緒に精霊歌を作って下さいまし」
お姉様ばかりズルいですわ。
「まぁ!でも案外に難しいのよ?貴方は早くに死んでしまったから、
ネタ不足では無くて?」
遠慮無しにハッキリ言いますわね・・・
さすが真正サイコパスですわ!
「駄目ですの?」
必殺うるうる攻撃ですわ!
「駄目などと言う訳が無いわ!えぇ、分かりましたわ、一緒に作りましょうね」
イチコロですわぁ~
「良かったわね!」
魔子も嬉しそうですわ!
魔子は前世でもずっと一緒にいましたの。
発作で苦しい時も、辛いマッサージも、
何時も魔子が励まして呉れましたのよ。
(僕なんか生まれた意味は有るの?)と聞きましたら。
『当然よ』と答えて呉れましたの。
(なんで?何にも出来ないよ?)
『命はそこに在るだけで良いのよ』
(働く事も出来ないし、役に立たなくても?)
『命は水面に広がる波紋と同じなの。様々な命の波紋が干渉し合い
織りなす模様が世界を脈動させるのよ』
(こんな僕でも?)
『勿論よ、生まれたばかりの赤ん坊もベロゲイツも、私から見れば
誤差でしかないわ。
存在している事に意味があるの。どんな人材かはどうでも良いのよ』
(それはそれで空しい様な・・・)
『今は解らなくても良いわ、肉体を持つ者の理解の限界だから。
死んだら私の言った意味が理解できるわ』
(転生するって話?)
『えぇ、そうよ』
(たしか先輩が居るって言ってたよね)
『えぇ、二人居るわよ』
(どんな人?)
『え~っと、パンツの好きな人よ』
(???)
確かに異常なくらいに好きですわねぇ。
お母様は・・・
パンツがっ!
***
「こここ・・・今度の、あ・あのあの・が・が・学園祭の、あの・あの
だだ出しの・あの・出し物・・・」
緊張すると余計に言葉が出ない。
本宮 武は脳の運動言語中枢を受け持つ部位であるブローカ野に障害が有る。
言葉を発音する為に必要な筋肉の動きを上手く制御する事が出来ない。
歌う時には何の問題も無いので、会話として言葉を処理する経路に
異常が有るのだろう。
田舎の小中学校に通っている時は周りの理解も有り、
歌う様に会話をする事で日常を過ごしていた。
「お~早~う♪御座~いま~す♪先~ん生~ぃ~♪」
「おぅ!おはよう本宮!宿題忘れて無いか?」
「はぁ~~~い♪やって~♪来ました~~~♪」
武はこの歌会話によって楽しく暮らしていた。
将来は劇団春秋に入りたいと密かに夢見ていた。
だが卒業と同時に親の仕事の都合で都会へ引っ越し、
高校へ進学すると全く理解されなくなってしまった。
ふざけていると受け取られたのである。
「普通にしゃべりなさいっ!」
それが出来たら苦労はしない・・・
「あの・あの・あ・あ・す・すすみません」
火に油を注いだ。
「先生を馬鹿にしてるの!」
「し・し・し・して・・・ません」
「へんな真似するのやめなさい!歌えるんだから、ちゃんと話せるでしょっ!」
専門的な知識の無い者の認識とはこの程度だ。
入学早々にトラブルを抱えてしまった為に武は悪目立ちしてしまい、
クラスで浮いてしまった。
私立高校であるこの学園の文化祭は、夏休み明けの九月に開催される。
どういう訳なのかは分からないが、武は委員に選ばれた。
武は張り切っていた。
皆の役に立って文化祭を成功させれば、
友達の一人くらいは出来るだろうと思った。
夏休みの間も教室で設営に勤しんでいた。
うだる様な暑さの室内は危険な空間であった。
再三のミコの忠告に従い休憩を取ってはいたが、頑張り過ぎてしまった。
ふらふらに成りながらの帰り道、公園のベンチで横に成った。
頭が痛いし、吐き気もする。
息苦しい。
「やばい~かも~♪ハァ、ハァ」
『だから言ったのに』
「ハァ、ハァ死~ぬの~かなぁ~♪」
『かなり早いけれど、行く?』
***
『新~しい~朝よぉ~♪希~望~の~朝よぉ~♪
喜~びに~胸が~♪高~鳴~るわ~~~♪』
「おはよう!アリス!」
「お早う御座います、姫様。」
『大空~らを~見上げて~♪挨拶~つ~するの~~~♪』
「おはよう!お日様!おはよう雲さん!今日はとっても良いお天気ねっ!」
『ら♪らん♪ららぁ~~~♪らん♪ららん♪ららぁ~ん♪
あっそぉ~れっ!いっち♪にぃ~♪さあ~~~ん♪』
「お早う御座います!お母様!」
「お早うサラーラ、今日も元気一杯ね!」
『歌を~歌えば~♪元気~が出~る~の~~~♪
一緒に~♪歌いま~しょお~~~♪お~母~様~~~♪』
「えぇ!歌いましょう!」
『ら♪らん♪ららぁ~~~♪らん♪ららん♪ららぁ~ん♪
あっそぉ~れっ!いっち♪にぃ~♪さあ~~~ん♪』
「お母様!私、コブシ・ジェンヌに成りますわ!」
「まぁ!それは楽しみね!」
***
オバルト歴1550年
ムーランティス基本法が制定され、各国はそれに準じて法整備を行った。
司法権は精霊教会が監督し、治安維持法の元に憲兵隊が組織された。
初代長官にはカルアンが就任した。
エルサーシアは“大聖女”の称号を授与され、聖地総本山を拠点とする事と成った。
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旧ニャートン皇宮はカイエント城と名を替え、聖女一家の居城として
観光名所に成った。
***
「ねぇルルナ」
「何ですか?サーシア」
「大好きよ!」
「何ですかぁ~?急にどうしたのですか?私も大好きですよ」
思えば遠くへ来たもんだと、ふと此れまでを振り返り深く息をする。
「私も大好きなのだよ!」
「えぇ分かっていますわ、カルアン」
とある雨の日の午後。
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