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第三章 リトル・ガール・ブルー
80話 王家の紋章
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しなやかな枝に細長い葉が左右に描かれ、中央に三つ頭の蛇が蜷局を巻いている。
オバルト王家の紋章だ。
枝葉は柳、臨機応変な賢政を象徴し、蛇の頭は”法・精霊・人”を表す。
「なんだ!この記事は!王家に対する侮辱であろう!書いた者を捉えて処罰せよ!」
先日刊行された”平凡の友~陽節号”に二つの新設コーナーが登場した。
新人小説家ミュラー・サキ・シーキンズによる恋愛小説と、
新人評論家セイシュール・ニャーゴロンによる時事放談である。
勿論、香子による一人二役だ。
小説の方は貴族社会の恋愛模様を面白おかしく書いた創作物で、
実在の人物をモデルにしている節はあるが、大いに脚色され、
あくまでも物語に過ぎない。
問題は時事放談である。
実名での暴露記事であり、口を極めて罵り非難している。
「やっぱりアンタ性格悪いわぁ~そんなに清少納言が嫌いなの?」
記事を読んだジャニスは呆れていた。
ただの名前とは言え嫌われ役を押し付けた。
「別にいいじゃん、居ないんだから」
香子は執念深い・・・
今回の標的にされたのは他でも無い、オバルト国王ナコルキンと王太子ウイリアム、
そしてその長男カイザルである。
何の実績も無い凡庸な王~だとか、若い頃から放蕩三昧の王太子~だとか、
頭の足りない王子殿下~だとか、散々な書かれ様だ。
もう言い訳の出来ない程に不敬罪の対象だ。
ただし、相手が臣民であればだが・・・
「陛下、それは難しゅう御座います」
「何故じゃ!」
「その・・・平凡の友は精霊様が出版しておりますれば・・・」
そうだよねぇ~
相手が悪いよねぇ~
「な!ならば其方は王家が愚弄されても良いと申すのかっ!」
聞き分けの無い人だなぁ~
そんなんだから凡庸だって書かれるんだよぉ~
「いえ!決してその様な事は!」
「ならば不届き者を捉えて参れ!憲兵隊で不十分であれば軍を動員せよ!」
うわぁ~完全に切れてるよぉ~
これだからお坊ちゃん育ちは困るよね~
「お待ち下さいませ陛下」
王后ビリジアンヌが止めに入った。
軍を動かしてどうにかなる様な相手では無い。
どうしてそれが分からないのだろう?
「私がエルサーシア様とお会いして参ります」
「其方が?彼女と?」
「はい。出版元の平凡同好会の主催者はカイエント辺境伯の契約精霊だとか。
エルサーシア様にご協力頂くが宜しいかと」
彼女の身内に、断りもなく手を出したら王家と言えどもただでは済まない。
デーデルン公国の二の舞になりかねない。
「何故こちらから頭を下げねばならぬのだ!彼奴等は臣下ぞっ!」
うん、その通りだよ。
なにも間違っていないよ。
でも駄目なんだって。
そんな常識が通用する相手じゃぁ無いんだって。
いい加減に理解しようよぉ~
「陛下、先ずはお話し合いを」
ビリジアンヌはそっとナコルキンの手を握る。
悔しさに震え、冷たくなった手を。
不運な人だ。
大聖女と同じ時代に生まれてしまった。
彼女の前では何者であっても霞んでしまうだろう。
決して暗愚な王では無い。
真面目が過ぎるのだと、そう思うとやるせない。
妻の手の暖かさに絆されて、やや落ち着いたのか、
ほぅと溜息をつき王は言った。
「其方に預ける」
そう告げると執務室の奥へと入って行った。
一人になりたいのだろう。
そっと背中を見送った。
エルサーシア宛ての手紙を認め、封印を押す。
王家の紋章の封印だ。
「大聖女様に使者を。私がお会いしたいと」
「はっ!承知致しました」
怖い・・・
あの人の前に立つと思うと寒気がする。
あの目・・・
心の奥の奥底まで見られるような、何を考えているのか全く分からない
感情の無い目・・・
聞いた話しでは、ケラケラと笑いながら人を焼き殺したと言う。
何度か対面した事があるが、その度に体が硬直し、痺れ、
気を失いそうになる。
あぁ~怖い~
やっぱりやめとこうかなぁ~
言わなきゃ良かった~~~
***
エルサーシアには二つの顔が在る。
ひとつは言わずと知れた大聖女。
もうひとつは、カイエント辺境伯夫人。
殆どの場合は大聖女として扱えば何の問題も無い。
教皇や皇帝と同列の待遇で良い。
国に招待するのなら国賓として招く。
個人として面会するのなら出向いて行く。
簡単な話だ。
ところがだ。
オバルト王家だけは、そう単純では無い。
カイエント辺境伯カルアン・レイサンは臣下の立場にある。
その妻であるエルサーシアもまたしかり。
本来であれば呼びつけて参内させれば良いが、それを拒否できる格式を持っている。
そうなれば王家のメンツは丸潰れである。
かと言って、王族が臣下の所へヘコヘコと出向く事も出来ない。
実に厄介だ!
***
王宮セムルフスル城
迎賓館 シャロット宮殿
本日は王后ビリジアンヌ主催によるお茶会と、
同時にそれぞれが持ち寄った自慢の茶器の展示会が開催されている。
王家からは宝物殿の中から選りすぐりのロイペのアンティークが出展された。
「あぁ!なんて素敵なシルエット、更にそれを生かした絵付け・・・完璧です!」
「気に入りまして?ルルナ様」
「えぇ!勿論ですよ!」
「そちらは6代目ヒューダリン・ジングロの手による物ですのよ」
「これが、あのマイスター・ジングロの!初めて見ました!」
「どうぞお手に取って御覧あそばせ」
「おぉ~なんとバランスの良い!あぁ~この角度からの眺めもまた格別!」
この勝負、ビリジアンヌの勝ちである!
エルサーシアを王宮に呼び出すにはどうしたら良いだろうか?
ビリジアンヌは思考を巡らせた。
学生の頃からルルナのロイペ好きは知れ渡っていた。
常に特注で作らせるのみならず、アンティークにも目が無い。
それを利用する事を思いついたのだ。
ルルナを味方に付ければエルサーシアを動かす事が出来る筈だ!
そしてそれは大正解だった!
お茶会に名を借りた自慢大会にルルナは、まんまと乗せられた。
面倒くさがり屋のエルサーシアも、相談事が有ると聞いていたし、
ルルナが喜ぶならと同席した。
王家の体面を保ち、尚且つエルサーシアから不興を買うの回避する。
将を射んと欲すれば、まず馬を射よ!
いわゆる「調略の策」である。
これぞオバルト王家の紋章が表す家訓の真髄である。
残念ながら、それを正しく受け継いだのは国王では無かった。
「よろしければルルナ様がお持ち下さいな、お茶器も喜びましょう」
「え!良いのですか?国宝でしょう?」
宝物殿の所蔵品なのだから、そう言う事だ。
「この出会いは運命ですわ。両想いの恋を引き裂くなんて出来ませんわ」
「りょ、両想い・・・運命・・・」
ルルナ撃沈~~~
「実はルルナ様にお願いしたき事が・・・」
「何ですか?何でも言って下さいね!」
ルルナ陥落~~~
***
お茶会が終わり、いよいよエルサーシアと話し合いの段となった。
緊張で手が震える・・・
事前にルルナには相談している。
協力は惜しまないと心強い返事を貰った。
後はエルサーシアに話しを通すだけだ。
「平凡の友の事で話しがあるそうね?」
あぁ・・・この目だ・・・
まるで物を見る様な目・・・
寒い・・・心が冷える・・・
「あ、あの、はい、その・・・」
言葉が出て来ない・・・思わずルルナを見やる。
うん、と頷いてルルナが後を引き取る。
「サーシア、この件は私に預けて下さい」
「あらそう?じゃぁお願いね」
え?
終わり?
「私はもう少しビリジアンヌと話しがありますから、先に帰っていて下さい」
「そうするわ。お先に失礼するわねビリジアンヌ、今日はとても楽しかったわ」
「こ、こちらこそ!」
見送りは不要と手で制して、エルサーシアは帰って行った。
なんとまぁ~あっさりと話が着いたものだ。
それだけルルナ様を信頼しているのだろう。
とビリジアンヌは思った。
違うよぉ~
面倒くさいだけだよぉ~ん。
オバルト王家の紋章だ。
枝葉は柳、臨機応変な賢政を象徴し、蛇の頭は”法・精霊・人”を表す。
「なんだ!この記事は!王家に対する侮辱であろう!書いた者を捉えて処罰せよ!」
先日刊行された”平凡の友~陽節号”に二つの新設コーナーが登場した。
新人小説家ミュラー・サキ・シーキンズによる恋愛小説と、
新人評論家セイシュール・ニャーゴロンによる時事放談である。
勿論、香子による一人二役だ。
小説の方は貴族社会の恋愛模様を面白おかしく書いた創作物で、
実在の人物をモデルにしている節はあるが、大いに脚色され、
あくまでも物語に過ぎない。
問題は時事放談である。
実名での暴露記事であり、口を極めて罵り非難している。
「やっぱりアンタ性格悪いわぁ~そんなに清少納言が嫌いなの?」
記事を読んだジャニスは呆れていた。
ただの名前とは言え嫌われ役を押し付けた。
「別にいいじゃん、居ないんだから」
香子は執念深い・・・
今回の標的にされたのは他でも無い、オバルト国王ナコルキンと王太子ウイリアム、
そしてその長男カイザルである。
何の実績も無い凡庸な王~だとか、若い頃から放蕩三昧の王太子~だとか、
頭の足りない王子殿下~だとか、散々な書かれ様だ。
もう言い訳の出来ない程に不敬罪の対象だ。
ただし、相手が臣民であればだが・・・
「陛下、それは難しゅう御座います」
「何故じゃ!」
「その・・・平凡の友は精霊様が出版しておりますれば・・・」
そうだよねぇ~
相手が悪いよねぇ~
「な!ならば其方は王家が愚弄されても良いと申すのかっ!」
聞き分けの無い人だなぁ~
そんなんだから凡庸だって書かれるんだよぉ~
「いえ!決してその様な事は!」
「ならば不届き者を捉えて参れ!憲兵隊で不十分であれば軍を動員せよ!」
うわぁ~完全に切れてるよぉ~
これだからお坊ちゃん育ちは困るよね~
「お待ち下さいませ陛下」
王后ビリジアンヌが止めに入った。
軍を動かしてどうにかなる様な相手では無い。
どうしてそれが分からないのだろう?
「私がエルサーシア様とお会いして参ります」
「其方が?彼女と?」
「はい。出版元の平凡同好会の主催者はカイエント辺境伯の契約精霊だとか。
エルサーシア様にご協力頂くが宜しいかと」
彼女の身内に、断りもなく手を出したら王家と言えどもただでは済まない。
デーデルン公国の二の舞になりかねない。
「何故こちらから頭を下げねばならぬのだ!彼奴等は臣下ぞっ!」
うん、その通りだよ。
なにも間違っていないよ。
でも駄目なんだって。
そんな常識が通用する相手じゃぁ無いんだって。
いい加減に理解しようよぉ~
「陛下、先ずはお話し合いを」
ビリジアンヌはそっとナコルキンの手を握る。
悔しさに震え、冷たくなった手を。
不運な人だ。
大聖女と同じ時代に生まれてしまった。
彼女の前では何者であっても霞んでしまうだろう。
決して暗愚な王では無い。
真面目が過ぎるのだと、そう思うとやるせない。
妻の手の暖かさに絆されて、やや落ち着いたのか、
ほぅと溜息をつき王は言った。
「其方に預ける」
そう告げると執務室の奥へと入って行った。
一人になりたいのだろう。
そっと背中を見送った。
エルサーシア宛ての手紙を認め、封印を押す。
王家の紋章の封印だ。
「大聖女様に使者を。私がお会いしたいと」
「はっ!承知致しました」
怖い・・・
あの人の前に立つと思うと寒気がする。
あの目・・・
心の奥の奥底まで見られるような、何を考えているのか全く分からない
感情の無い目・・・
聞いた話しでは、ケラケラと笑いながら人を焼き殺したと言う。
何度か対面した事があるが、その度に体が硬直し、痺れ、
気を失いそうになる。
あぁ~怖い~
やっぱりやめとこうかなぁ~
言わなきゃ良かった~~~
***
エルサーシアには二つの顔が在る。
ひとつは言わずと知れた大聖女。
もうひとつは、カイエント辺境伯夫人。
殆どの場合は大聖女として扱えば何の問題も無い。
教皇や皇帝と同列の待遇で良い。
国に招待するのなら国賓として招く。
個人として面会するのなら出向いて行く。
簡単な話だ。
ところがだ。
オバルト王家だけは、そう単純では無い。
カイエント辺境伯カルアン・レイサンは臣下の立場にある。
その妻であるエルサーシアもまたしかり。
本来であれば呼びつけて参内させれば良いが、それを拒否できる格式を持っている。
そうなれば王家のメンツは丸潰れである。
かと言って、王族が臣下の所へヘコヘコと出向く事も出来ない。
実に厄介だ!
***
王宮セムルフスル城
迎賓館 シャロット宮殿
本日は王后ビリジアンヌ主催によるお茶会と、
同時にそれぞれが持ち寄った自慢の茶器の展示会が開催されている。
王家からは宝物殿の中から選りすぐりのロイペのアンティークが出展された。
「あぁ!なんて素敵なシルエット、更にそれを生かした絵付け・・・完璧です!」
「気に入りまして?ルルナ様」
「えぇ!勿論ですよ!」
「そちらは6代目ヒューダリン・ジングロの手による物ですのよ」
「これが、あのマイスター・ジングロの!初めて見ました!」
「どうぞお手に取って御覧あそばせ」
「おぉ~なんとバランスの良い!あぁ~この角度からの眺めもまた格別!」
この勝負、ビリジアンヌの勝ちである!
エルサーシアを王宮に呼び出すにはどうしたら良いだろうか?
ビリジアンヌは思考を巡らせた。
学生の頃からルルナのロイペ好きは知れ渡っていた。
常に特注で作らせるのみならず、アンティークにも目が無い。
それを利用する事を思いついたのだ。
ルルナを味方に付ければエルサーシアを動かす事が出来る筈だ!
そしてそれは大正解だった!
お茶会に名を借りた自慢大会にルルナは、まんまと乗せられた。
面倒くさがり屋のエルサーシアも、相談事が有ると聞いていたし、
ルルナが喜ぶならと同席した。
王家の体面を保ち、尚且つエルサーシアから不興を買うの回避する。
将を射んと欲すれば、まず馬を射よ!
いわゆる「調略の策」である。
これぞオバルト王家の紋章が表す家訓の真髄である。
残念ながら、それを正しく受け継いだのは国王では無かった。
「よろしければルルナ様がお持ち下さいな、お茶器も喜びましょう」
「え!良いのですか?国宝でしょう?」
宝物殿の所蔵品なのだから、そう言う事だ。
「この出会いは運命ですわ。両想いの恋を引き裂くなんて出来ませんわ」
「りょ、両想い・・・運命・・・」
ルルナ撃沈~~~
「実はルルナ様にお願いしたき事が・・・」
「何ですか?何でも言って下さいね!」
ルルナ陥落~~~
***
お茶会が終わり、いよいよエルサーシアと話し合いの段となった。
緊張で手が震える・・・
事前にルルナには相談している。
協力は惜しまないと心強い返事を貰った。
後はエルサーシアに話しを通すだけだ。
「平凡の友の事で話しがあるそうね?」
あぁ・・・この目だ・・・
まるで物を見る様な目・・・
寒い・・・心が冷える・・・
「あ、あの、はい、その・・・」
言葉が出て来ない・・・思わずルルナを見やる。
うん、と頷いてルルナが後を引き取る。
「サーシア、この件は私に預けて下さい」
「あらそう?じゃぁお願いね」
え?
終わり?
「私はもう少しビリジアンヌと話しがありますから、先に帰っていて下さい」
「そうするわ。お先に失礼するわねビリジアンヌ、今日はとても楽しかったわ」
「こ、こちらこそ!」
見送りは不要と手で制して、エルサーシアは帰って行った。
なんとまぁ~あっさりと話が着いたものだ。
それだけルルナ様を信頼しているのだろう。
とビリジアンヌは思った。
違うよぉ~
面倒くさいだけだよぉ~ん。
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