84 / 150
84話
しおりを挟む
「ごめんなさい……私が目を離さなければ……!」
「落ち着いて。この人混みだしただの迷子かもしれない」
シスターが泣き崩れる横では、俺より年上だが『紅蓮の風』の中で一番の若手、騎士のような鎧を着たクラーツさんが立っていた。
「…………すまない。俺の落ち度だ」
シスターはゆっくりと首を振る。
「あの子はクラーツさんのようにみんなを助けるんだって言ってたんです……。だからこれくらい一人で行けるっていって……」
「…………そうか」
沈黙した空気が流れるがまだ何かがあったというわけじゃない。
「お昼まで一緒だったのは間違いないんですね?」
「はい……みんなで昼食を取って、午後のイベントで差し上げる薬草をチェックしてたんです。そのとき男性が訪ねてきて仲間が怪我をしたから薬草を分けてほしいと――あげたらお礼をしたいから品を取りに来てくれと言われたんです」
「それでその子が行ったわけか」
「男の身なりに不自然な点はなかった。だから行かせたのだがこれが仇になるとは……」
「そんなの師匠やウェッジさんでもなければ無理ですって。とにかくアンジェロに匂いを追わせてみましょう」
「ワフッ!」
アンジェロが任せろと言わんばかりに地面を嗅ぎ始める。
「ニエ、リヤンを連れて兵にこのことを伝えてくれ。あとは上からどこかに子供がいないか探してほしい」
「わかりました! リヤンさん、頑張りましょう!」
「ぐぬっ、ニエと一緒か……。仕方ない、あっちは私たちに任せておけ」
ニエはリヤンと手を繋ぎ持ち場の高台へ駆けていく。シスターには戻ってもらい、俺たちは子供の行方を追った。
◇
「ワフッ」
「――この辺りか」
目の前には商人たちが倉庫として使っている建物がいくつかあった。祭りの最中とはいえ、僅かながら人や馬車が荷物を運び行き来している。
「こんなところに子供が一人で来るわけないよな」
「そうですね、それに匂いがここで消えてるってことは……」
一つの可能性が現実味を帯びていき、誘拐という文字が俺たちの頭に浮かぶ。正直、祭りの騒ぎに乗じると言ってもこのタイミングは無謀過ぎる。裏を掻くとか、そういうレベルじゃない。
となれば考えられるのは協力者の存在、もしくは――。
「あの、わざわざこんなところに起こしとは何かお探しでしょうか」
「失礼、この辺りで子供をみなかったか?」
「はて……ここは男の子が遊ぶような場所などありませんし今は祭りの最中ですからね。こんなところに来るより、街にいたほうが楽しいと思いますよ」
「それもそうだな……。街に戻ってみることにしよう、手間をかけた」
「いえいえ、私も早く祭りを楽しみたいものですよ」
男性は笑いながら去って行くと俺はクラーツさんと目を合わせ頷いた。
――――
――
暗い倉庫内、たくさんの木箱が積まれており先ほどの男性が木箱を運んでいる。
「ワフッ!」
「ッ!?」
脇に一つだけ置いてある木箱の横でアンジェロが吠えた。
「――そこに隠していたか」
「聖人様!? な、なぜこんなところに、街へお戻りになられたのでは……」
「俺は別に戻るなんて言ってない。それより、そこにある箱の中身を確認させてもらおうか」
男性は俺とアンジェロを交互に見るとすぐさま観念したように膝をつく。木箱を開けると男の子はぐっすりと眠っているようだった。
「おい、この子に何をした」
「ね、眠り薬を飲ませただけです! 決して危害は与えておりません!」
男性が言うように男の子は何か夢を見ているのか僅かに口を動かした。
呼吸も異常はないな。ちょうどいい、起こす前に色々聞き出すか。
「わかってるとは思うがお前のしたことは大罪だ。なぜこんなことをした?」
男は黙り込み、涼しい季節とは裏腹に汗を浮かべている。
「…………命令されたんです。誰でもいいから教会関係者を誘拐しろって……」
「誰に言われた? 目的はなんだ?」
「……彼らは『リモン商会』と名乗っていました。詳しい目的は分かりませんが、教会の薬草をすべて頂くと言っておりました」
「なぜそんな命令に従った。兵に相談すれば力にもなってくれたはずだ」
「誰かに話せば妻と娘の命はないと言われ……。私の妻は病で薬を定期的に飲まねばならず、協力すれば多額の報酬をやると言われたんです……」
「……人質か」
人の弱みにつけこむとは、『リモン商会』、師匠に報告だな。
「――――、最後までダメな父親で悪かった」
男性は消えるような声で誰かの名前を口ずさむと、小さな小瓶を取り出し一気に飲み干した。手から瓶が落ちると男性は胸を押さえ苦しみ始めた。
「ぐっ……ううっぅうぅ……!」
「これは――お前、毒を飲んだのか!?」
瓶から僅かに零れ落ちた液体にスキルが反応する。素材の中には少量で死に至る毒草が交じっていた。
「うぅぅ……聖人……様、どうか……妻と娘を……」
最後の頼みというように男性が俺をみた瞬間、俺はすぐさまエリクサーを取り出し男性へ飲ませた。男性の体は柔らかい光に包まれたが、治ると悲しみに満ちた目で俺をみた。
「な、なぜ死なせてくれなかっ」
「誰がお前の代わりになんかなるか! ……まだ生きてるのに、お前が死んだら誰が家族を守るんだ!」
怒りが混じった俺の言葉に男性は言葉を返さず、手で顔を覆い静かに泣き始めた。
「落ち着いて。この人混みだしただの迷子かもしれない」
シスターが泣き崩れる横では、俺より年上だが『紅蓮の風』の中で一番の若手、騎士のような鎧を着たクラーツさんが立っていた。
「…………すまない。俺の落ち度だ」
シスターはゆっくりと首を振る。
「あの子はクラーツさんのようにみんなを助けるんだって言ってたんです……。だからこれくらい一人で行けるっていって……」
「…………そうか」
沈黙した空気が流れるがまだ何かがあったというわけじゃない。
「お昼まで一緒だったのは間違いないんですね?」
「はい……みんなで昼食を取って、午後のイベントで差し上げる薬草をチェックしてたんです。そのとき男性が訪ねてきて仲間が怪我をしたから薬草を分けてほしいと――あげたらお礼をしたいから品を取りに来てくれと言われたんです」
「それでその子が行ったわけか」
「男の身なりに不自然な点はなかった。だから行かせたのだがこれが仇になるとは……」
「そんなの師匠やウェッジさんでもなければ無理ですって。とにかくアンジェロに匂いを追わせてみましょう」
「ワフッ!」
アンジェロが任せろと言わんばかりに地面を嗅ぎ始める。
「ニエ、リヤンを連れて兵にこのことを伝えてくれ。あとは上からどこかに子供がいないか探してほしい」
「わかりました! リヤンさん、頑張りましょう!」
「ぐぬっ、ニエと一緒か……。仕方ない、あっちは私たちに任せておけ」
ニエはリヤンと手を繋ぎ持ち場の高台へ駆けていく。シスターには戻ってもらい、俺たちは子供の行方を追った。
◇
「ワフッ」
「――この辺りか」
目の前には商人たちが倉庫として使っている建物がいくつかあった。祭りの最中とはいえ、僅かながら人や馬車が荷物を運び行き来している。
「こんなところに子供が一人で来るわけないよな」
「そうですね、それに匂いがここで消えてるってことは……」
一つの可能性が現実味を帯びていき、誘拐という文字が俺たちの頭に浮かぶ。正直、祭りの騒ぎに乗じると言ってもこのタイミングは無謀過ぎる。裏を掻くとか、そういうレベルじゃない。
となれば考えられるのは協力者の存在、もしくは――。
「あの、わざわざこんなところに起こしとは何かお探しでしょうか」
「失礼、この辺りで子供をみなかったか?」
「はて……ここは男の子が遊ぶような場所などありませんし今は祭りの最中ですからね。こんなところに来るより、街にいたほうが楽しいと思いますよ」
「それもそうだな……。街に戻ってみることにしよう、手間をかけた」
「いえいえ、私も早く祭りを楽しみたいものですよ」
男性は笑いながら去って行くと俺はクラーツさんと目を合わせ頷いた。
――――
――
暗い倉庫内、たくさんの木箱が積まれており先ほどの男性が木箱を運んでいる。
「ワフッ!」
「ッ!?」
脇に一つだけ置いてある木箱の横でアンジェロが吠えた。
「――そこに隠していたか」
「聖人様!? な、なぜこんなところに、街へお戻りになられたのでは……」
「俺は別に戻るなんて言ってない。それより、そこにある箱の中身を確認させてもらおうか」
男性は俺とアンジェロを交互に見るとすぐさま観念したように膝をつく。木箱を開けると男の子はぐっすりと眠っているようだった。
「おい、この子に何をした」
「ね、眠り薬を飲ませただけです! 決して危害は与えておりません!」
男性が言うように男の子は何か夢を見ているのか僅かに口を動かした。
呼吸も異常はないな。ちょうどいい、起こす前に色々聞き出すか。
「わかってるとは思うがお前のしたことは大罪だ。なぜこんなことをした?」
男は黙り込み、涼しい季節とは裏腹に汗を浮かべている。
「…………命令されたんです。誰でもいいから教会関係者を誘拐しろって……」
「誰に言われた? 目的はなんだ?」
「……彼らは『リモン商会』と名乗っていました。詳しい目的は分かりませんが、教会の薬草をすべて頂くと言っておりました」
「なぜそんな命令に従った。兵に相談すれば力にもなってくれたはずだ」
「誰かに話せば妻と娘の命はないと言われ……。私の妻は病で薬を定期的に飲まねばならず、協力すれば多額の報酬をやると言われたんです……」
「……人質か」
人の弱みにつけこむとは、『リモン商会』、師匠に報告だな。
「――――、最後までダメな父親で悪かった」
男性は消えるような声で誰かの名前を口ずさむと、小さな小瓶を取り出し一気に飲み干した。手から瓶が落ちると男性は胸を押さえ苦しみ始めた。
「ぐっ……ううっぅうぅ……!」
「これは――お前、毒を飲んだのか!?」
瓶から僅かに零れ落ちた液体にスキルが反応する。素材の中には少量で死に至る毒草が交じっていた。
「うぅぅ……聖人……様、どうか……妻と娘を……」
最後の頼みというように男性が俺をみた瞬間、俺はすぐさまエリクサーを取り出し男性へ飲ませた。男性の体は柔らかい光に包まれたが、治ると悲しみに満ちた目で俺をみた。
「な、なぜ死なせてくれなかっ」
「誰がお前の代わりになんかなるか! ……まだ生きてるのに、お前が死んだら誰が家族を守るんだ!」
怒りが混じった俺の言葉に男性は言葉を返さず、手で顔を覆い静かに泣き始めた。
22
あなたにおすすめの小説
大工スキルを授かった貧乏貴族の養子の四男だけど、どうやら大工スキルは伝説の全能スキルだったようです
飼猫タマ
ファンタジー
田舎貴族の四男のヨナン・グラスホッパーは、貧乏貴族の養子。義理の兄弟達は、全員戦闘系のレアスキル持ちなのに、ヨナンだけ貴族では有り得ない生産スキルの大工スキル。まあ、養子だから仕方が無いんだけど。
だがしかし、タダの生産スキルだと思ってた大工スキルは、じつは超絶物凄いスキルだったのだ。その物凄スキルで、生産しまくって超絶金持ちに。そして、婚約者も出来て幸せ絶頂の時に嵌められて、人生ドン底に。だが、ヨナンは、有り得ない逆転の一手を持っていたのだ。しかも、その有り得ない一手を、本人が全く覚えてなかったのはお約束。
勿論、ヨナンを嵌めた奴らは、全員、ザマー百裂拳で100倍返し!
そんなお話です。
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
リヴァイヴ・ヒーロー ~異世界転生に侵略された世界に、英雄は再び現れる~
灰色キャット
ファンタジー
「君に今の時代に生まれ変わって欲しいんだ」
魔物の王を討伐した古き英雄グレリア・ファルトは死後、突然白い世界に呼び出され、神にそう言われてしまった。
彼は生まれ変わるという言葉に孫の言葉を思い出し、新しい人生を生きることを決意した。
遥か昔に生きていた世界がどう変わっているか、発展しているか期待をしながら700年後の時代に転生した彼を待ち受けていたのは……『英雄召喚』と呼ばれる魔法でやってきた異世界人の手によって破壊され発展した――変貌した世界だった。
歴史すら捻じ曲げられた世界で、グレリアは何を求め、知り……世界を生きるのだろうか?
己の心のままに生き、今を知るために、彼は再び歴史を紡ぐ。
そして……主人公はもう一人――『勇者』、『英雄』の定義すら薄くなった世界でそれらに憧れ、近づきたいと願う少年、セイル・シルドニアは学園での入学試験で一人の男と出会う。
そのことをきっかけにしてセイルは本当の意味で『勇者』というものを考え、『英雄』と呼ばれる存在になるためにもがき、苦しむことになるだろう。
例えどんな困難な道であっても、光が照らす道へと……己の力で進むと誓った、その限りを尽くして。
過去の英雄と現代の英雄(の卵)が交差し、歴史を作る!
異世界転生型アンチ異世界転生ファンタジー、ここに開幕!
――なろう・カクヨムでも連載中――
巻き込まれ召喚・途中下車~幼女神の加護でチート?
サクラ近衛将監
ファンタジー
商社勤務の社会人一年生リューマが、偶然、勇者候補のヤンキーな連中の近くに居たことから、一緒に巻き込まれて異世界へ強制的に召喚された。万が一そのまま召喚されれば勇者候補ではないために何の力も与えられず悲惨な結末を迎える恐れが多分にあったのだが、その召喚に気づいた被召喚側世界(地球)の神様と召喚側世界(異世界)の神様である幼女神のお陰で助けられて、一旦狭間の世界に留め置かれ、改めて幼女神の加護等を貰ってから、異世界ではあるものの召喚場所とは異なる場所に無事に転移を果たすことができた。リューマは、幼女神の加護と付与された能力のおかげでチートな成長が促され、紆余曲折はありながらも異世界生活を満喫するために生きて行くことになる。
*この作品は「カクヨム」様にも投稿しています。
**週1(土曜日午後9時)の投稿を予定しています。**
パワハラ騎士団長に追放されたけど、君らが最強だったのは僕が全ステータスを10倍にしてたからだよ。外れスキル《バフ・マスター》で世界最強
こはるんるん
ファンタジー
「アベル、貴様のような軟弱者は、我が栄光の騎士団には不要。追放処分とする!」
騎士団長バランに呼び出された僕――アベルはクビを宣言された。
この世界では8歳になると、女神から特別な能力であるスキルを与えられる。
ボクのスキルは【バフ・マスター】という、他人のステータスを数%アップする力だった。
これを授かった時、外れスキルだと、みんなからバカにされた。
だけど、スキルは使い続けることで、スキルLvが上昇し、強力になっていく。
僕は自分を信じて、8年間、毎日スキルを使い続けた。
「……本当によろしいのですか? 僕のスキルは、バフ(強化)の対象人数3000人に増えただけでなく、効果も全ステータス10倍アップに進化しています。これが無くなってしまえば、大きな戦力ダウンに……」
「アッハッハッハッハッハッハ! 見苦しい言い訳だ! 全ステータス10倍アップだと? バカバカしい。そんな嘘八百を並べ立ててまで、この俺の最強騎士団に残りたいのか!?」
そうして追放された僕であったが――
自分にバフを重ねがけした場合、能力値が100倍にアップすることに気づいた。
その力で、敵国の刺客に襲われた王女様を助けて、新設された魔法騎士団の団長に任命される。
一方で、僕のバフを失ったバラン団長の最強騎士団には暗雲がたれこめていた。
「騎士団が最強だったのは、アベル様のお力があったればこそです!」
これは外れスキル持ちとバカにされ続けた少年が、その力で成り上がって王女に溺愛され、国の英雄となる物語。
完結【真】ご都合主義で生きてます。-創生魔法で思った物を創り、現代知識を使い世界を変える-
ジェルミ
ファンタジー
魔法は5属性、無限収納のストレージ。
自分の望んだものを創れる『創生魔法』が使える者が現れたら。
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
そして女神が授けたのは、想像した事を実現できる創生魔法だった。
安定した収入を得るために創生魔法を使い生産チートを目指す。
いずれは働かず、寝て暮らせる生活を目指して!
この世界は無い物ばかり。
現代知識を使い生産チートを目指します。
※カクヨム様にて1日PV数10,000超え、同時掲載しております。
レベルを上げて通販で殴る~囮にされて落とし穴に落とされたが大幅レベルアップしてざまぁする。危険な封印ダンジョンも俺にかかればちょろいもんさ~
喰寝丸太
ファンタジー
異世界に転移した山田(やまだ) 無二(むに)はポーターの仕事をして早6年。
おっさんになってからも、冒険者になれずくすぶっていた。
ある日、モンスター無限増殖装置を誤って作動させたパーティは無二を囮にして逃げ出す。
落とし穴にも落とされ絶体絶命の無二。
機転を利かせ助かるも、そこはダンジョンボスの扉の前。
覚悟を決めてボスに挑む無二。
通販能力でからくも勝利する。
そして、ダンジョンコアの魔力を吸出し大幅レベルアップ。
アンデッドには聖水代わりに殺菌剤、光魔法代わりに紫外線ライト。
霧のモンスターには掃除機が大活躍。
異世界モンスターを現代製品の通販で殴る快進撃が始まった。
カクヨム、小説家になろう、アルファポリスに掲載しております。
神々に見捨てられし者、自力で最強へ
九頭七尾
ファンタジー
三大貴族の一角、アルベール家の長子として生まれた少年、ライズ。だが「祝福の儀」で何の天職も授かることができなかった彼は、『神々に見捨てられた者』と蔑まれ、一族を追放されてしまう。
「天職なし。最高じゃないか」
しかし彼は逆にこの状況を喜んだ。というのも、実はこの世界は、前世で彼がやり込んでいたゲーム【グランドワールド】にそっくりだったのだ。
天職を取得せずにゲームを始める「超ハードモード」こそが最強になれる道だと知るライズは、前世の知識を活かして成り上がっていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる