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出て行った
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「ははっ。やっぱり出て行ったか。頼るところなどどこにもないだろうに」
フランツはレイラが出ていくのを窓から見ていた。乾いた笑いしか出てこない。明後日ここを出る。準備するように。などとレイラに言ったが“一緒に”と一言も言っていない。レイラは勝手に出て行ってしまったのだ。
「自由にすれば良い。出ていく選択をしたのはレイラだ」
窓の枠に肘をかけレイラの後ろ姿を見ていた。
「自由ねぇ。出ていったら不自由しかないのに。バカだな」
北の大地は冬になると極寒だ。冬を過ごすために蓄え短い春と夏は冬を迎えるために働くようなものだ……自分一人ならなんとか過ごしていけるだろう。レイラを連れて行っても喧嘩ばかりしている未来しか見えないが付いてくるのなら……はぁ。期待した自分がバカだ。
次の日引っ越し準備をしていた。離れには大したものを置いていない。王宮で過ごしていた部屋の私物は母が使用人達に言って荷造りをしてくれるそうだ。ソファに座っていると食事が運ばれてきた。
「いつもはメイドが持ってきていたのにシェフ自ら持ってきたのか?」
「引っ越し準備で駆り出されてしまいやした。今晩は王宮で召し上がると聞きましたんで昼は胃に優しい軽いものにしました」
パンとシチューとサラダに搾りたてのジュースだった。
「それは助かる。シェフの作るシチューは素朴だが味わい深くて好きだった。今まで無理を言ってすまなかった。私がここを出て行ったら戻れるように言っておく」
シェフは一礼して出て行った。
「このシチューを口にするのは最後か」
シェフは私が幼い時に料理を作ってくれたいたシェフで好き嫌いの多い私の為に色々と工夫をしてくれていた。栄養が偏るからと野菜をすり下ろし使っていたことを知り抗議したら食べられるようになってえらいですね。となぜか褒めてくるような変わった男だ。本当は腕がよく実力があるのに若い料理人の卵を育てているんだよな。
「明日引っ越しだからと感傷に浸ってしまった。庭でも散策するか」
こうやって散策するのはいつぶりだろうか。そういえば元側近達からはアリスを誘って散策をしろだのと言われていたのに面倒だと誘う事もしなかったな。散策をしていると執務室によく飾ってあった花が咲いていた。
「良い香りがするんだよな、これ」
離れの執務室にも花が飾ってあったがこの花は飾られなかった。選ぶ人間が違うとそうなるのか。花をじっくり見ながら散策をした事がないことに気がつく。
「もったいないな。こんな恵まれた環境だったのか」
はぁ。とため息を吐くと元側近とばったり会った。
「殿下、お久しぶりです」
「あ、あぁ。アレンか。その、悪かったな。すまなかった」
「いえ私が至らないばかりに」
アレンは頭を下げた。
「殿下は散策ですか、珍しいですね」
「ん。まぁな。それよりこの花……懐かしいな」
気まずくて何か話題がないかと思ったけど思いつかなくて、つい花の話題に。
「香りが良くてリラックス出来るようにとアリスフィア様が摘んできて執務室に飾っていました。懐かしいですね。アリスフィア様は花がお好きでよく庭園を散策されていました」
え? アリスが摘んでいた? 知らなかった。
「まさかご存知なかったとか? 執務室で飲んでいたハーブティーもアリスフィア様がお選びになっていましたよ。仕事が捗るようにとコーヒーを選んだり、仕事が終わった際はハーブティーと紅茶のブレンドを」
……知らなかった。アリスが淹れていたのは知っていたがそこまで考えていたとは。
「そうか。お前たちは知っていたのに私は何も見ていなかったんだな」
気まずい雰囲気になってしまった。今更知ってどうなる……
「殿下、北の大地に行くそうですね」
「あぁ、まぁな。アレン今まで世話になった。元気でな」
アレンの顔を見ているのが辛くなりここで別れた。私は本当に馬鹿だ。いまさら感傷に浸っても遅いと分かっているのに。もっと私が努力をしていればこんなことにならなかったのだろう。
晩餐の時間になり家族と最後の食卓を囲んだ。王子という肩書はまだそのままだった。レイラが出て行ったことを言っていないが、知っているような口ぶりだった。北の大地で踏ん張れと兄たちは言ってくれた。義姉たちも頑張ってください。と言う。
母は涙を堪えて抱き締めてくれた。明日の見送りはしない。と言ったがその方が助かると思った。最後くらい王子として気丈にこの城を去りたいから。
アナウンスがあった通り家族は誰も見送りにこない。荷物はすでに馬車に載っていた。後は身一つで乗り込むだけ。感傷に浸るとこみ上げてくるものがある。早く去ろうと馬車に乗り込むと……
「アレンっ! なぜ?」
先客者がいた。足と腕を組んで少しだけ不機嫌そうだ。
「仕方がありませんからついて行って差し上げます。その代わりちゃんと私の話にも耳を傾けてくださいよ。もしあの時のように話を聞かなかったら今度こそ、あなたの元を去りますから」
「そうか。アレンは変わっているな。私についてきたら出世はないぞ」
「私は三男ですから好きにしていいと言われました。たまに長期休暇はもらうかもしれませんが、あなたを一人で行かせるのも気が引けました」
レイラが去った事を知っているのか。
「そうか。それは……頼りにしている」
「あーあ。北か。せめて南なら良かったんですがね……」
ぶつぶつと文句を言うアレンに感謝の気持ちしかなかった。
フランツはレイラが出ていくのを窓から見ていた。乾いた笑いしか出てこない。明後日ここを出る。準備するように。などとレイラに言ったが“一緒に”と一言も言っていない。レイラは勝手に出て行ってしまったのだ。
「自由にすれば良い。出ていく選択をしたのはレイラだ」
窓の枠に肘をかけレイラの後ろ姿を見ていた。
「自由ねぇ。出ていったら不自由しかないのに。バカだな」
北の大地は冬になると極寒だ。冬を過ごすために蓄え短い春と夏は冬を迎えるために働くようなものだ……自分一人ならなんとか過ごしていけるだろう。レイラを連れて行っても喧嘩ばかりしている未来しか見えないが付いてくるのなら……はぁ。期待した自分がバカだ。
次の日引っ越し準備をしていた。離れには大したものを置いていない。王宮で過ごしていた部屋の私物は母が使用人達に言って荷造りをしてくれるそうだ。ソファに座っていると食事が運ばれてきた。
「いつもはメイドが持ってきていたのにシェフ自ら持ってきたのか?」
「引っ越し準備で駆り出されてしまいやした。今晩は王宮で召し上がると聞きましたんで昼は胃に優しい軽いものにしました」
パンとシチューとサラダに搾りたてのジュースだった。
「それは助かる。シェフの作るシチューは素朴だが味わい深くて好きだった。今まで無理を言ってすまなかった。私がここを出て行ったら戻れるように言っておく」
シェフは一礼して出て行った。
「このシチューを口にするのは最後か」
シェフは私が幼い時に料理を作ってくれたいたシェフで好き嫌いの多い私の為に色々と工夫をしてくれていた。栄養が偏るからと野菜をすり下ろし使っていたことを知り抗議したら食べられるようになってえらいですね。となぜか褒めてくるような変わった男だ。本当は腕がよく実力があるのに若い料理人の卵を育てているんだよな。
「明日引っ越しだからと感傷に浸ってしまった。庭でも散策するか」
こうやって散策するのはいつぶりだろうか。そういえば元側近達からはアリスを誘って散策をしろだのと言われていたのに面倒だと誘う事もしなかったな。散策をしていると執務室によく飾ってあった花が咲いていた。
「良い香りがするんだよな、これ」
離れの執務室にも花が飾ってあったがこの花は飾られなかった。選ぶ人間が違うとそうなるのか。花をじっくり見ながら散策をした事がないことに気がつく。
「もったいないな。こんな恵まれた環境だったのか」
はぁ。とため息を吐くと元側近とばったり会った。
「殿下、お久しぶりです」
「あ、あぁ。アレンか。その、悪かったな。すまなかった」
「いえ私が至らないばかりに」
アレンは頭を下げた。
「殿下は散策ですか、珍しいですね」
「ん。まぁな。それよりこの花……懐かしいな」
気まずくて何か話題がないかと思ったけど思いつかなくて、つい花の話題に。
「香りが良くてリラックス出来るようにとアリスフィア様が摘んできて執務室に飾っていました。懐かしいですね。アリスフィア様は花がお好きでよく庭園を散策されていました」
え? アリスが摘んでいた? 知らなかった。
「まさかご存知なかったとか? 執務室で飲んでいたハーブティーもアリスフィア様がお選びになっていましたよ。仕事が捗るようにとコーヒーを選んだり、仕事が終わった際はハーブティーと紅茶のブレンドを」
……知らなかった。アリスが淹れていたのは知っていたがそこまで考えていたとは。
「そうか。お前たちは知っていたのに私は何も見ていなかったんだな」
気まずい雰囲気になってしまった。今更知ってどうなる……
「殿下、北の大地に行くそうですね」
「あぁ、まぁな。アレン今まで世話になった。元気でな」
アレンの顔を見ているのが辛くなりここで別れた。私は本当に馬鹿だ。いまさら感傷に浸っても遅いと分かっているのに。もっと私が努力をしていればこんなことにならなかったのだろう。
晩餐の時間になり家族と最後の食卓を囲んだ。王子という肩書はまだそのままだった。レイラが出て行ったことを言っていないが、知っているような口ぶりだった。北の大地で踏ん張れと兄たちは言ってくれた。義姉たちも頑張ってください。と言う。
母は涙を堪えて抱き締めてくれた。明日の見送りはしない。と言ったがその方が助かると思った。最後くらい王子として気丈にこの城を去りたいから。
アナウンスがあった通り家族は誰も見送りにこない。荷物はすでに馬車に載っていた。後は身一つで乗り込むだけ。感傷に浸るとこみ上げてくるものがある。早く去ろうと馬車に乗り込むと……
「アレンっ! なぜ?」
先客者がいた。足と腕を組んで少しだけ不機嫌そうだ。
「仕方がありませんからついて行って差し上げます。その代わりちゃんと私の話にも耳を傾けてくださいよ。もしあの時のように話を聞かなかったら今度こそ、あなたの元を去りますから」
「そうか。アレンは変わっているな。私についてきたら出世はないぞ」
「私は三男ですから好きにしていいと言われました。たまに長期休暇はもらうかもしれませんが、あなたを一人で行かせるのも気が引けました」
レイラが去った事を知っているのか。
「そうか。それは……頼りにしている」
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ぶつぶつと文句を言うアレンに感謝の気持ちしかなかった。
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