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家族で夜会へ行きます
しおりを挟む両親が夜会の為に帰ってきた
ラウロ様のことを聞かれましたので、義妹のライラ様の社交デビューのパートナーだと言うと、無言になりました。
お義兄さまやお父様・お母様と夜会に行けるので、私は安心しています
いつもとはイメージが違うドレスのことを聞かれ、お義兄さまのお友達の仕立て屋さんの事をお話しすると、お母様が素敵なドレスね、今度は私にも紹介してちょうだい。と興味を持ったようでした
会場に入ると両親の元へ挨拶する人たちがとても多くて驚きました。
「父上はいろんなところへ融資をしたり、寄付したり、事業の手助けをしているから、人徳がある、僕はとても誇りに思っているし尊敬をしているんだ」
お義兄さまの言葉がとても嬉しかったのです
大好きで尊敬する両親ですもの
お義兄さまのご友人の方々に声をかけていただき楽しく過ごせました。
ご友人は皆さんとっても紳士的でお優しくて、お義兄さまの人柄が出ているような気がして、嬉しく感じました。
チラチラと視線を感じるその先はお義兄さまです。令嬢達からの視線が熱いです
「お義兄さま人気がありますね」
「僕も視線を感じるよ…気づいてない?」
周りを見ると確かにこちらを見る方が多いような気がします。お義兄さまは身長も高くて素敵ですので目立ちます
喉が渇いたのでお義兄さまとドリンクコーナーで、喉を潤しているとラウロ様とライラ様の姿が見えました。
ラウロ様は、ライラ様を知り合いに紹介(自慢)していました
ピンクのフリル増し増しのドレスは少し幼くみえましたが、茶色い髪の毛をくるくると巻いたライラ様にはとても似合っていました
皆さんがダンスを踊る様子を見ていたら、ラウロ様とライラ様もその輪に加わりました
ライラ様の初々しいダンスをラウロ様が受け止めると言う、ぎこちのないダンスでしたが、終わった後にはライラ様の元に子息達からダンスの誘いがあったようです。
「僕たちも一曲踊ろうか?」
お義兄さまに手を差し出され、ホールへと向かいました
お義兄さまと踊るダンスはとても楽しかったので、また機会があれば誘ってくださいね。とお伝えすると
「もちろん」
笑顔で答えてくださいました。
お父様やお母様と合流しようとした先に、ラウロ様とライラ様に声をかけられました
「シルヴィア、またドレスを買ったのか…呆れて物が言えん」
ラウロ様が言いました
「そうよ!私にはこんな子供っぽいドレスを用意して自分だけまた素敵なドレスを仕立てるなんて!嫌味なの?」
「……そう言うわけではありません。これは、」
「私がエスコートを断ったからライラに嫌がらせをするのだろう。妹を可愛がって何が悪い。お前の心の狭さにはがっかりだな!」
「そうよ。これ見よがしに大きな宝石のついた首飾りまでつけて!お金しか自慢できないの?」
「だから成金は困る。お前は本当に冷たい奴だな。それにお前には家族を愛すると言う気持ちがないのか?将来の妹だぞ!」
はぁっ…言われ放題ですわね…
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