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離縁してあげますわ!
【6】
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「うわっ、やばい!遅刻だわ」
慌てて起きて服を着替えようとしてハッと気がついた。
わたしまだ制服のままだった!
昨日の昼間報告書をオズマンに渡して事務局長に目を通してもらっておいてと頼んでそのまま仮眠室に入ったんだった。
シャワーも浴びてないし….うん、顔も洗ってないし、歯も磨いてない。
ついでに言うと食事も昨日の差し入れを少し食べたっきり……
グゥ~…………
「お腹空いた、体が気持ち悪い、シャワー浴びたい!」
思わずさけんでしまった。
うん、帰ろう。オズマンにどうなったか確認して帰ろう。
このボロボロのままではいられない。
頭がぼんやりしているし目もよく見えない。
仮眠室を出てみんなのところへ向かった。
「おはよう………」
もう昼を過ぎてるけどとりあえず『おはよう』と挨拶だけした。
みんなが「おはようご……えっ?」「誰?」とわたしの方を見て何故か驚いている。
「わたし……そんなにボロボロ?ふあああ、オズマン?どこ?今日はあんまりよく見えないのよね」
「アリアさん、どうしたんですか?」
慌てたオズマンの声が聞こえた。
「どうしたって?うん?やっと目が覚めたから予算の書類どうなったか聞いてから帰ろうと思って……ふあぁ、眠い……」
オズマンがわたしのそばに顔を近づけてきた。
う、ううん?な、なに?どうしたの?
「アリアさん、眼鏡、眼鏡かけてませんよ」
耳元でオズマンがそっと囁いた。
眼鏡?
手を顔に近づけて……
あああ、やらかした。眼鏡を忘れてしまった。
眼鏡がないからぼやけていたのね。
ほとんど感覚で部屋の位置もわかっているから迷うことなく歩いていたけど、なんだかぼんやりとしか見えないと思ったら眼鏡をかけ忘れてた……みんなわたしの眼鏡を外した顔なんて知らないから……驚いているのか……
ーーなっとく……
「眼鏡多分仮眠室に置きっぱなしだわ。とってくるわ」
「アリア、おい、眼鏡、ほら、さっさとかけなさい」
後ろからまたいつもの聞き慣れた声がした。
「うん?殿下?どうして眼鏡を持っているのですか?」
「お前が眼鏡なしで歩いているのが見えて、仮眠室の方から来たから眼鏡を取ってきたんだ」
「ふうん、殿下って暇なのね」思わず心の声が出てしまった。
「お前な、せっかく持ってきてやったのに。いいか?昔っから言ってるだろう?お前の顔はみんなから驚かれるんだから眼鏡は絶対外したらダメだって!」
殿下は眉根を寄せて渋い顔をしてわたしの顔に眼鏡を無理やり眼鏡をかけた。
「殿下!もう少し優しくしてくださいよ!」
文句を言うと殿下のクスクス笑う顔がハッキリと見えた。
「うん、アリアはやはり眼鏡をかけた顔が一番だ」
「どうせ人様にお見せ出来ない顔ですから!」
殿下に文句を言っていると周りがシーンと静かにわたし達を見ていた。それにハッと気がついて、焦ってみんなに
「あっ、殿下とわたしは学生の時からの友人なの。今は仕事ではなく友人として話していただけだから………ここからは……こほんっ。殿下、仕事です」
みんなに言い訳のようなことを言った。
殿下とはつい学生の時の気分になって話してしまう。
不敬で騎士に捕らわれたらどうしよう。
思わず周りを見たら殿下の護衛騎士は学生の時からの顔見知りばかり。
向こうはわたしを見て頭を下げてくれた。わたしも思わず頭を下げて……うん、顔見知りでよかったとホッと胸を撫で下ろした。
わたしは気持ちを切り替えて、昨日の時点で予算案ができたこと、どうせ殿下はもう目を通しているだろうから、やり直さないといけないところを教えて欲しいと言って打ち合わせることにした。
早く家に帰りたい。だけど仕事はしないと。
殿下に……ううん、みんなに臭いなんて思われていないかしら?なんとなく体を後退りしながら殿下と間をとって話をした。
「アリアはなんでそんなに離れて話すんだ?」
「へっ?………いや、あまり近すぎると不敬になりますので……」
「へぇ、そんなこと君が言うなんて珍しいね?」
殿下がにこにこ笑う。
わたしもにこにこ笑い返した。
もう!早く、打ち合わせを終わらせてよ!
慌てて起きて服を着替えようとしてハッと気がついた。
わたしまだ制服のままだった!
昨日の昼間報告書をオズマンに渡して事務局長に目を通してもらっておいてと頼んでそのまま仮眠室に入ったんだった。
シャワーも浴びてないし….うん、顔も洗ってないし、歯も磨いてない。
ついでに言うと食事も昨日の差し入れを少し食べたっきり……
グゥ~…………
「お腹空いた、体が気持ち悪い、シャワー浴びたい!」
思わずさけんでしまった。
うん、帰ろう。オズマンにどうなったか確認して帰ろう。
このボロボロのままではいられない。
頭がぼんやりしているし目もよく見えない。
仮眠室を出てみんなのところへ向かった。
「おはよう………」
もう昼を過ぎてるけどとりあえず『おはよう』と挨拶だけした。
みんなが「おはようご……えっ?」「誰?」とわたしの方を見て何故か驚いている。
「わたし……そんなにボロボロ?ふあああ、オズマン?どこ?今日はあんまりよく見えないのよね」
「アリアさん、どうしたんですか?」
慌てたオズマンの声が聞こえた。
「どうしたって?うん?やっと目が覚めたから予算の書類どうなったか聞いてから帰ろうと思って……ふあぁ、眠い……」
オズマンがわたしのそばに顔を近づけてきた。
う、ううん?な、なに?どうしたの?
「アリアさん、眼鏡、眼鏡かけてませんよ」
耳元でオズマンがそっと囁いた。
眼鏡?
手を顔に近づけて……
あああ、やらかした。眼鏡を忘れてしまった。
眼鏡がないからぼやけていたのね。
ほとんど感覚で部屋の位置もわかっているから迷うことなく歩いていたけど、なんだかぼんやりとしか見えないと思ったら眼鏡をかけ忘れてた……みんなわたしの眼鏡を外した顔なんて知らないから……驚いているのか……
ーーなっとく……
「眼鏡多分仮眠室に置きっぱなしだわ。とってくるわ」
「アリア、おい、眼鏡、ほら、さっさとかけなさい」
後ろからまたいつもの聞き慣れた声がした。
「うん?殿下?どうして眼鏡を持っているのですか?」
「お前が眼鏡なしで歩いているのが見えて、仮眠室の方から来たから眼鏡を取ってきたんだ」
「ふうん、殿下って暇なのね」思わず心の声が出てしまった。
「お前な、せっかく持ってきてやったのに。いいか?昔っから言ってるだろう?お前の顔はみんなから驚かれるんだから眼鏡は絶対外したらダメだって!」
殿下は眉根を寄せて渋い顔をしてわたしの顔に眼鏡を無理やり眼鏡をかけた。
「殿下!もう少し優しくしてくださいよ!」
文句を言うと殿下のクスクス笑う顔がハッキリと見えた。
「うん、アリアはやはり眼鏡をかけた顔が一番だ」
「どうせ人様にお見せ出来ない顔ですから!」
殿下に文句を言っていると周りがシーンと静かにわたし達を見ていた。それにハッと気がついて、焦ってみんなに
「あっ、殿下とわたしは学生の時からの友人なの。今は仕事ではなく友人として話していただけだから………ここからは……こほんっ。殿下、仕事です」
みんなに言い訳のようなことを言った。
殿下とはつい学生の時の気分になって話してしまう。
不敬で騎士に捕らわれたらどうしよう。
思わず周りを見たら殿下の護衛騎士は学生の時からの顔見知りばかり。
向こうはわたしを見て頭を下げてくれた。わたしも思わず頭を下げて……うん、顔見知りでよかったとホッと胸を撫で下ろした。
わたしは気持ちを切り替えて、昨日の時点で予算案ができたこと、どうせ殿下はもう目を通しているだろうから、やり直さないといけないところを教えて欲しいと言って打ち合わせることにした。
早く家に帰りたい。だけど仕事はしないと。
殿下に……ううん、みんなに臭いなんて思われていないかしら?なんとなく体を後退りしながら殿下と間をとって話をした。
「アリアはなんでそんなに離れて話すんだ?」
「へっ?………いや、あまり近すぎると不敬になりますので……」
「へぇ、そんなこと君が言うなんて珍しいね?」
殿下がにこにこ笑う。
わたしもにこにこ笑い返した。
もう!早く、打ち合わせを終わらせてよ!
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