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第6話
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冒険者登録を済ませた俺たちは、早速ギルドで依頼を探すことになった。リリアが渡してくれた依頼板には、初心者向けの依頼から、腕利きの冒険者向けのものまで、色々な依頼が貼ってある。
「どれにするんだ?」
俺が尋ねると、セシリアは依頼板をじっくりと見ていた。
「まずは、魔物の討伐依頼から始める。経験を積むのが先決だ」
セシリアは迷うことなく、ゴブリン討伐の依頼を選んだ。騎士団での経験があるセシリアにとって、ゴブリンなど取るに足らない相手なのだろう。
ギルドを出て、森へと向かう。ゴブリンの出現報告があった場所に着くと、セシリアはすぐに周囲の警戒を始めた。俺は正直、セシリアに任せっきりでいいのかと思っていた。魅了スキルは女性を惹きつける能力だが、戦闘には全く使えない。俺にできることと言えば、セシリアの邪魔にならないようにすることくらいだ。
「来たぞ」
セシリアが短く告げた。木々の陰から、緑色の肌をした小さな魔物、ゴブリンが数体現れた。手に持った棍棒を振り回しながら、奇声を上げて襲いかかってくる。
セシリアは迷いなく剣を抜き放った。その動きは、騎士団にいた頃よりもさらに研ぎ澄まされているように見えた。以前の彼女には、どこか固さがあった。完璧でなければならないというプレッシャーが、彼女の動きをわずかに鈍らせていたのかもしれない。だが、今のセシリアには、一切の迷いがない。まるで水が流れるように、しなやかに剣を振るう。
シュッ、シュッという風を切る音と共に、ゴブリンたちは次々と地面に倒れていく。セシリアは一瞬でゴブリンたちを蹴散らしてしまった。その鮮やかな剣さばきに、俺はただ圧倒されるばかりだった。
「終わったぞ」
セシリアが血のついていない剣を鞘に収め、振り返った。彼女の顔には、汗一つかいていない。
「すげえな、セシリア。あっという間だったな」
俺がそう言うと、セシリアは小さく頷いた。
「これくらい、当然だ。騎士としての訓練は無駄ではなかった」
ギルドに戻ると、リリアが満面の笑みで俺たちを出迎えた。
「おかえりなさい!依頼、成功したんですね!」
リリアは俺たちのギルドカードを受け取り、嬉しそうに言った。
「もちろんだ。報酬を頼む」
セシリアが淡々と告げる。リリアは手際よく報酬を計算し、俺たちに手渡してくれた。
「すごいですね!こんなに早く依頼を達成するなんて!あなたたち、本当にすごいです!」
リリアは心底から俺たちの活躍を喜んでくれているようだった。彼女の明るさに触れるたびに、俺の魅了スキルがより強く作用しているのを感じる。リリアの目が、俺を見つめるたびにキラキラと輝いているように見えた。
セシリアと俺のパーティー「白銀の剣」は、その後も次々と依頼を成功させていった。セシリアの騎士としての経験と、重責から解放されたことで覚醒した才能は、ギルド内で注目を集め始めた。彼女の活躍は目覚ましく、ギルドの掲示板には、俺たちのパーティーの快進撃が連日のように張り出されるようになった。パーティーのランクはみるみるうちに上昇していった。
「どれにするんだ?」
俺が尋ねると、セシリアは依頼板をじっくりと見ていた。
「まずは、魔物の討伐依頼から始める。経験を積むのが先決だ」
セシリアは迷うことなく、ゴブリン討伐の依頼を選んだ。騎士団での経験があるセシリアにとって、ゴブリンなど取るに足らない相手なのだろう。
ギルドを出て、森へと向かう。ゴブリンの出現報告があった場所に着くと、セシリアはすぐに周囲の警戒を始めた。俺は正直、セシリアに任せっきりでいいのかと思っていた。魅了スキルは女性を惹きつける能力だが、戦闘には全く使えない。俺にできることと言えば、セシリアの邪魔にならないようにすることくらいだ。
「来たぞ」
セシリアが短く告げた。木々の陰から、緑色の肌をした小さな魔物、ゴブリンが数体現れた。手に持った棍棒を振り回しながら、奇声を上げて襲いかかってくる。
セシリアは迷いなく剣を抜き放った。その動きは、騎士団にいた頃よりもさらに研ぎ澄まされているように見えた。以前の彼女には、どこか固さがあった。完璧でなければならないというプレッシャーが、彼女の動きをわずかに鈍らせていたのかもしれない。だが、今のセシリアには、一切の迷いがない。まるで水が流れるように、しなやかに剣を振るう。
シュッ、シュッという風を切る音と共に、ゴブリンたちは次々と地面に倒れていく。セシリアは一瞬でゴブリンたちを蹴散らしてしまった。その鮮やかな剣さばきに、俺はただ圧倒されるばかりだった。
「終わったぞ」
セシリアが血のついていない剣を鞘に収め、振り返った。彼女の顔には、汗一つかいていない。
「すげえな、セシリア。あっという間だったな」
俺がそう言うと、セシリアは小さく頷いた。
「これくらい、当然だ。騎士としての訓練は無駄ではなかった」
ギルドに戻ると、リリアが満面の笑みで俺たちを出迎えた。
「おかえりなさい!依頼、成功したんですね!」
リリアは俺たちのギルドカードを受け取り、嬉しそうに言った。
「もちろんだ。報酬を頼む」
セシリアが淡々と告げる。リリアは手際よく報酬を計算し、俺たちに手渡してくれた。
「すごいですね!こんなに早く依頼を達成するなんて!あなたたち、本当にすごいです!」
リリアは心底から俺たちの活躍を喜んでくれているようだった。彼女の明るさに触れるたびに、俺の魅了スキルがより強く作用しているのを感じる。リリアの目が、俺を見つめるたびにキラキラと輝いているように見えた。
セシリアと俺のパーティー「白銀の剣」は、その後も次々と依頼を成功させていった。セシリアの騎士としての経験と、重責から解放されたことで覚醒した才能は、ギルド内で注目を集め始めた。彼女の活躍は目覚ましく、ギルドの掲示板には、俺たちのパーティーの快進撃が連日のように張り出されるようになった。パーティーのランクはみるみるうちに上昇していった。
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