111 / 181
人の弱さと許しを得る強さ
しおりを挟む
人の弱さと許しを得る強さ
「で、話とは?」
「俺がいない間だったんだがな。ベルシュタイン家に行っていた。」
「...そうではないかと思っていました。」
軍の残り方からして行ったのはコアルシオンや王宮ではなさそうだった。
「お前の火の件は無罪、婚約も条件が揃えば受け入れてくれるそうだ。」
「条件ですか?」
「ああ。俺が王家として出した内容は3つ。これは問題ない。気になったのは1つ目にお前の帰還を祝った舞踏会を王宮で開きたいと言うこと、2つ目が俺がコアルシオンで全ての問題を解決し、コアルシオンの交易権を得るというところだ。」
まるでレオを試しているかのような内容だ。正直ベルシュタイン家が火の件を気にしないなら王家との婚姻を結ぶ方が有利な気もするが...
「1つ目の目的は何となくわかりますが2つ目が少し解せませんね。」
「ああ....とにかく万事うまくいけば結婚はできると言うことだ。だが....この離宮にはこれ以上滞在できない。」
「承知しております。私はベルシュタイン家に行くのでしょうか?」
「....察しの通りだ。お前の治療はベルシュタイン家で続けてもらう。俺とはしばらく離れることになるが.....」
「仕方ありません。王家の恥と言われぬようそれなりな令嬢になっておきます。」
寂しくない。そう言ったら嘘になる。でも永遠に離れようとしていたのだ。それに比べたら些細な期間だと思いたい。
「お前は本当に....頼もしすぎるな。あ.....」
「どうされました?」
「.....お前を、裏切った侍女が離宮に戻ってきた。何のつもりかは分からんがとりあえず牢に入れてある。」
「エティが?」
「ああ...顔を見ると首を飛ばしてしまいそうだったから俺なりの最善の措置だ。この件に関してはお前の判断に委ねる。」
「よいのですか?」
「.....お前の侍女だ。俺が勝手に首を切ればお前は泣くんだろう。」
きっと、怒りたくて堪らないのを我慢してくれたのだ。セラがレオが泣いていると気になってしまうように、レオもセラが泣くと困るんだろう。
「...ありがとうございます。この部屋に連れて来てもらえますか?」
「ああ。ただし俺は残るぞ。少しでも不審な動きをすれば切る。」
「仕方ないですね。」
しばらくして連れて来られたエティは酷くやつれていた。部屋に入り、セラの顔を見るや否や泣き出して額をつけて謝る姿は、見ていて痛々しくなる。
「申し訳ありませんでした、セラ様.....私のせいでこのような大怪我まで.....いかなる処罰も覚悟しております。」
「....エティはアイルデール卿に何を言われてここに来たの?」
「.....王弟の寵愛する楽師を連れて来れたら母のための薬をやると言われました。話を聞いた以上、受けなければ屋敷から追い出すとも。」
アイルデール卿というのは噂通りのロクでなしのようだ。
「....ならば戻れば薬を貰えたでしょう?何故戻って来たの?」
「....セラ様の姿が消えた時、酷く後悔しました。連れられてアイルデール様のお屋敷に戻りましたが、ご主人様はセラ様は逃げ出し、連れて来れたわけではないため薬はやれない、ここにも置けないと追い出されました。ですが元々薬だけ家族のもとに置きここに戻って処罰を受けようと思っていたのです。」
「.....家族のために働いていたんでしょう。ここに戻る必要はなかったわ。」
「それでは私は生きることを許せませんでした。セラ様は私に優しく、妹のように扱ってくださったのです。初め懸命にしていた演技はいつしか演技ではなくなっていました。私の主はセラ様です。ですから私の行いに裁きを与えるのはセラ様でよいのです。セラ様に罰を受ければ私は家族に詫びて、納得して死ぬことができます。」
人は、弱い。綺麗事をどれだけ言おうと弱い部分を見られれば付け込まれる。そしてそれが真面目で、純粋であればあるほどに。
「.....レオ様、私の判断で良いのですよね?」
「.......不本意だがな。」
「私、エティに結ってもらう髪が好きだったのよ。また、結ってくれるかしら?」
「そんな........セラ様、何を仰るのですか.....」
「裏切った者のところへ戻ってくるのは勇気のいることよ。ここに来るまで、苦しんだでしょう?私は生きてる。もう十分よ。もし、私ともう一度いてくれるなら嬉しいわ。」
エティがレオの方を見た。レオは言いたいことがあると書いた顔を飲み込むために百面相をしている。
「............せめて何かないのか」
「来てから牢に入れられていたのでしょう?こんなにやつれて....早くご飯を食べさせてあげなくちゃ。」
「......任せると言ったのは俺だ。お前が納得するなら俺はこれ以上何も言えん。ただし。」
「はい。」
「次、裏切れば俺はセラが何と言おうと容赦はしない。覚えておけ。」
「は、はい!もちろんです!」
まだ納得できないレオは盛大なため息を吐いて部屋を出て行った。
「セラ様....本当に、よいのですか?私がお側にいても....」
「私人見知りなのよ。エティと話すのは楽しかったわ。だから余計信じたくなくて油断したのよ。エティはもう裏切らないでしょう?」
「それは勿論、この身に変えても....!」
「家族のことも、一緒に考えましょう。ただねえ....」
「どうかされたのですか?」
「この離宮は1週間以内には出ないといけないんだけど」
「殿下がコアルシオンへ向かわれるとか....セラ様は休養中なので本邸の方へ戻られるのですか?」
「そうね....エティには話しておいた方がいいわね。私は本邸では侍女をしていたし本邸には戻れないのよ。」
「ええ、そうなのですか?」
「そう。探していた弟というのも見つかっているそうなのだけどね。私自身はベルシュタイン家の養子なのよ。」
「え.....え、ええ!?」
「しーっ!驚くのも無理はないけど色々あってね。今回殿下がコアルシオンに行かれる間私はベルシュタイン家に戻ることになってるの。」
「そ、そうなのですね.....ただの楽師様にしては異常に品と教養があると思っておりました....」
エティが驚くのも無理はない。アイルデールに騙され、出自の面倒な女に使えるハメになり、最早気の毒な気すらしてきた。
「まあ、普通に村娘をしていた期間も長いからちょっと混ざっちゃってるんだけど。」
「エティと一緒にベルシュタイン家に入れそうか、殿下には確認しておくわ。恐らくエルシウス様....当主の判断にはなるでしょうけど。」
「わ、分かりました。ベルシュタイン辺境伯がお許しにならなければ....」
「殿下と行ってもらうしかないわね....しばしの別れになるわ。寂しいけど。」
不安だ。レオはエティを憎んではいまいが思うところは大アリな状態だ。しっかりと言っておかねばならないだろう。
「で、話とは?」
「俺がいない間だったんだがな。ベルシュタイン家に行っていた。」
「...そうではないかと思っていました。」
軍の残り方からして行ったのはコアルシオンや王宮ではなさそうだった。
「お前の火の件は無罪、婚約も条件が揃えば受け入れてくれるそうだ。」
「条件ですか?」
「ああ。俺が王家として出した内容は3つ。これは問題ない。気になったのは1つ目にお前の帰還を祝った舞踏会を王宮で開きたいと言うこと、2つ目が俺がコアルシオンで全ての問題を解決し、コアルシオンの交易権を得るというところだ。」
まるでレオを試しているかのような内容だ。正直ベルシュタイン家が火の件を気にしないなら王家との婚姻を結ぶ方が有利な気もするが...
「1つ目の目的は何となくわかりますが2つ目が少し解せませんね。」
「ああ....とにかく万事うまくいけば結婚はできると言うことだ。だが....この離宮にはこれ以上滞在できない。」
「承知しております。私はベルシュタイン家に行くのでしょうか?」
「....察しの通りだ。お前の治療はベルシュタイン家で続けてもらう。俺とはしばらく離れることになるが.....」
「仕方ありません。王家の恥と言われぬようそれなりな令嬢になっておきます。」
寂しくない。そう言ったら嘘になる。でも永遠に離れようとしていたのだ。それに比べたら些細な期間だと思いたい。
「お前は本当に....頼もしすぎるな。あ.....」
「どうされました?」
「.....お前を、裏切った侍女が離宮に戻ってきた。何のつもりかは分からんがとりあえず牢に入れてある。」
「エティが?」
「ああ...顔を見ると首を飛ばしてしまいそうだったから俺なりの最善の措置だ。この件に関してはお前の判断に委ねる。」
「よいのですか?」
「.....お前の侍女だ。俺が勝手に首を切ればお前は泣くんだろう。」
きっと、怒りたくて堪らないのを我慢してくれたのだ。セラがレオが泣いていると気になってしまうように、レオもセラが泣くと困るんだろう。
「...ありがとうございます。この部屋に連れて来てもらえますか?」
「ああ。ただし俺は残るぞ。少しでも不審な動きをすれば切る。」
「仕方ないですね。」
しばらくして連れて来られたエティは酷くやつれていた。部屋に入り、セラの顔を見るや否や泣き出して額をつけて謝る姿は、見ていて痛々しくなる。
「申し訳ありませんでした、セラ様.....私のせいでこのような大怪我まで.....いかなる処罰も覚悟しております。」
「....エティはアイルデール卿に何を言われてここに来たの?」
「.....王弟の寵愛する楽師を連れて来れたら母のための薬をやると言われました。話を聞いた以上、受けなければ屋敷から追い出すとも。」
アイルデール卿というのは噂通りのロクでなしのようだ。
「....ならば戻れば薬を貰えたでしょう?何故戻って来たの?」
「....セラ様の姿が消えた時、酷く後悔しました。連れられてアイルデール様のお屋敷に戻りましたが、ご主人様はセラ様は逃げ出し、連れて来れたわけではないため薬はやれない、ここにも置けないと追い出されました。ですが元々薬だけ家族のもとに置きここに戻って処罰を受けようと思っていたのです。」
「.....家族のために働いていたんでしょう。ここに戻る必要はなかったわ。」
「それでは私は生きることを許せませんでした。セラ様は私に優しく、妹のように扱ってくださったのです。初め懸命にしていた演技はいつしか演技ではなくなっていました。私の主はセラ様です。ですから私の行いに裁きを与えるのはセラ様でよいのです。セラ様に罰を受ければ私は家族に詫びて、納得して死ぬことができます。」
人は、弱い。綺麗事をどれだけ言おうと弱い部分を見られれば付け込まれる。そしてそれが真面目で、純粋であればあるほどに。
「.....レオ様、私の判断で良いのですよね?」
「.......不本意だがな。」
「私、エティに結ってもらう髪が好きだったのよ。また、結ってくれるかしら?」
「そんな........セラ様、何を仰るのですか.....」
「裏切った者のところへ戻ってくるのは勇気のいることよ。ここに来るまで、苦しんだでしょう?私は生きてる。もう十分よ。もし、私ともう一度いてくれるなら嬉しいわ。」
エティがレオの方を見た。レオは言いたいことがあると書いた顔を飲み込むために百面相をしている。
「............せめて何かないのか」
「来てから牢に入れられていたのでしょう?こんなにやつれて....早くご飯を食べさせてあげなくちゃ。」
「......任せると言ったのは俺だ。お前が納得するなら俺はこれ以上何も言えん。ただし。」
「はい。」
「次、裏切れば俺はセラが何と言おうと容赦はしない。覚えておけ。」
「は、はい!もちろんです!」
まだ納得できないレオは盛大なため息を吐いて部屋を出て行った。
「セラ様....本当に、よいのですか?私がお側にいても....」
「私人見知りなのよ。エティと話すのは楽しかったわ。だから余計信じたくなくて油断したのよ。エティはもう裏切らないでしょう?」
「それは勿論、この身に変えても....!」
「家族のことも、一緒に考えましょう。ただねえ....」
「どうかされたのですか?」
「この離宮は1週間以内には出ないといけないんだけど」
「殿下がコアルシオンへ向かわれるとか....セラ様は休養中なので本邸の方へ戻られるのですか?」
「そうね....エティには話しておいた方がいいわね。私は本邸では侍女をしていたし本邸には戻れないのよ。」
「ええ、そうなのですか?」
「そう。探していた弟というのも見つかっているそうなのだけどね。私自身はベルシュタイン家の養子なのよ。」
「え.....え、ええ!?」
「しーっ!驚くのも無理はないけど色々あってね。今回殿下がコアルシオンに行かれる間私はベルシュタイン家に戻ることになってるの。」
「そ、そうなのですね.....ただの楽師様にしては異常に品と教養があると思っておりました....」
エティが驚くのも無理はない。アイルデールに騙され、出自の面倒な女に使えるハメになり、最早気の毒な気すらしてきた。
「まあ、普通に村娘をしていた期間も長いからちょっと混ざっちゃってるんだけど。」
「エティと一緒にベルシュタイン家に入れそうか、殿下には確認しておくわ。恐らくエルシウス様....当主の判断にはなるでしょうけど。」
「わ、分かりました。ベルシュタイン辺境伯がお許しにならなければ....」
「殿下と行ってもらうしかないわね....しばしの別れになるわ。寂しいけど。」
不安だ。レオはエティを憎んではいまいが思うところは大アリな状態だ。しっかりと言っておかねばならないだろう。
0
あなたにおすすめの小説
愛とオルゴール
夜宮
恋愛
ジェシカは怒っていた。
父親が、同腹の弟ではなく妾の子を跡継ぎにしようとしていることを知ったからだ。
それに、ジェシカの恋人に横恋慕する伯爵令嬢が現れて……。
絡み合った過去と現在。
ジェシカは無事、弟を跡継ぎの座につけ、愛する人との未来を手にすることができるのだろうか。
好感度0になるまで終われません。
チョコパイ
恋愛
土屋千鶴子(享年98歳)
子供や孫、ひ孫に囲まれての大往生。
愛され続けて4度目の転生。
そろそろ……愛されるのに疲れたのですが…
登場人物の好感度0にならない限り終わらない溺愛の日々。
5度目の転生先は娘が遊んでいた乙女ゲームの世界。
いつもと違う展開に今度こそ永久の眠りにつける。
そう信じ、好きなことを、好きなようにやりたい放題…
自覚なし愛され公女と執着一途皇太子のすれ違いラブロマンス。
行き遅れのお節介令嬢、氷の公爵様と結婚したら三人娘の母になりました
鳥柄ささみ
恋愛
お節介焼きで困っている人を放っておけないシアは、数多のご令嬢達から人気の令嬢だ。毎日ファンレターが届き、社交界に出れば令嬢に取り囲まれるほどである。
けれど、それに反比例するように男性からの人気はなく、二十七だというのに嫁の貰い手もないため、毎日母から小言をもらっていた。
そんなある日のこと、突然公爵家から縁談の話が。
シアは公爵家がなぜ自分に縁談など持ち掛けるのかと訝しく思いつつ話を受けると、なんと公爵の後妻として三人の娘の母代わりになれと言われる。
困惑するも、自分へ縁談を持ちかけた理由を聞いて、お節介なシアは嫁ぐこと決めたのだった。
夫になるレオナルドはイケメンなのに無表情で高圧的。三人の娘も二女のアンナを除いて長女のセレナも三女のフィオナもとても反抗的。
そんな中でもお節介パワーを発揮して、前向きに奮闘するシアの物語。
※他投稿サイトにも掲載中
隠された第四皇女
山田ランチ
恋愛
ギルベアト帝国。
帝国では忌み嫌われる魔女達が集う娼館で働くウィノラは、魔女の中でも稀有な癒やしの力を持っていた。ある時、皇宮から内密に呼び出しがかかり、赴いた先に居たのは三度目の出産で今にも命尽きそうな第二側妃のリナだった。しかし癒やしの力を使って助けたリナからは何故か拒絶されてしまう。逃げるように皇宮を出る途中、ライナーという貴族男性に助けてもらう。それから3年後、とある命令を受けてウィノラは再び皇宮に赴く事になる。
皇帝の命令で魔女を捕らえる動きが活発になっていく中、エミル王国との戦争が勃発。そしてウィノラが娼館に隠された秘密が明らかとなっていく。
ヒュー娼館の人々
ウィノラ(娼館で育った第四皇女)
アデリータ(女将、ウィノラの育ての親)
マイノ(アデリータの弟で護衛長)
ディアンヌ、ロラ(娼婦)
デルマ、イリーゼ(高級娼婦)
皇宮の人々
ライナー・フックス(公爵家嫡男)
バラード・クラウゼ(伯爵、ライナーの友人、デルマの恋人)
ルシャード・ツーファール(ギルベアト皇帝)
ガリオン・ツーファール(第一皇子、アイテル軍団の第一師団団長)
リーヴィス・ツーファール(第三皇子、騎士団所属)
オーティス・ツーファール(第四皇子、幻の皇女の弟)
エデル・ツーファール(第五皇子、幻の皇女の弟)
セリア・エミル(第二皇女、現エミル王国王妃)
ローデリカ・ツーファール(第三皇女、ガリオンの妹、死亡)
幻の皇女(第四皇女、死産?)
アナイス・ツーファール(第五皇女、ライナーの婚約者候補)
ロタリオ(ライナーの従者)
ウィリアム(伯爵家三男、アイテル軍団の第一師団副団長)
レナード・ハーン(子爵令息)
リナ(第二側妃、幻の皇女の母。魔女)
ローザ(リナの侍女、魔女)
※フェッチ
力ある魔女の力が具現化したもの。その形は様々で魔女の性格や能力によって変化する。生き物のように視えていても力が形を成したもの。魔女が死亡、もしくは能力を失った時点で消滅する。
ある程度の力がある者達にしかフェッチは視えず、それ以外では気配や感覚でのみ感じる者もいる。
天才魔術師の仮面令嬢は王弟に執着されてます
白羽 雪乃
恋愛
姉の悪意で顔半分に大火傷をしてしまった主人公、大火傷をしてから顔が隠れる仮面をするようになった。
たけど仮面の下には大きい秘密があり、それを知ってるのは主人公が信頼してる人だけ
仮面の下の秘密とは?
借りてきたカレ
しじましろ
恋愛
都合の良い存在であるはずのレンタル彼氏に振り回されて……
あらすじ
システムエンジニアの萩野みさをは、仕事中毒でゾンビのような見た目になるほど働いている。
人の良さにつけ込まれ、面倒な仕事を押しつけられたり、必要のない物を買わされたり、損ばかりしているが、本人は好きでやっていることとあまり気にしていない。
人並みに結婚願望はあるものの、三十歳過ぎても男性経験はゼロ。
しかし、レンタル彼氏・キキとの出会いが、そんな色の無いみさをの日常を大きく変えていく。
基本的にはカラッと明るいラブコメですが、生き馬の目を抜くIT企業のお仕事ものでもあるので、癖のあるサブキャラや意外な展開もお楽しみください!
大迷惑です!勝手に巻き戻さないで!?
ハートリオ
恋愛
イブはメイド。
ある日主人であるブルーベル様の記憶が2つある事に気付き、時間が巻き戻されていると確信する。
しかも巻き戻り前は美しく優秀だったブルーベル様。
今はオジサン体型でぐうたらで。
もうすぐ16才になろうというのに婚約者が見つからない!
巻き戻された副作用か何か?
何にしろ大迷惑!
とは言え巻き戻り前は勉強に鍛錬に厳しい生活をしていた彼。
今回の方が幸せ?
そして自分の彼への気持ちは恋?
カップルは男性が年上が当たり前の世界で7才も年上の自分は恋愛対象外…
あれこれ悩む間もなくイブはメイドをクビになってしまい…
【完結】捨てられた皇子の探し人 ~偽物公女は「大嫌い」と言われても殿下の幸せを願います~
ゆきのひ
恋愛
二度目の人生は、前世で慕われていた皇子から、憎悪される運命でした…。
騎士の家系に生まれたリュシー。実家の没落により、生きるために皇宮のメイドとなる。そんなリュシーが命じられたのは、廃屋同然の離宮でひっそりと暮らすセレスティアン皇子の世話係。
母を亡くして後ろ盾もなく、皇帝に冷遇されている幼い皇子に心を寄せたリュシーは、皇子が少しでも快適に暮らしていけるよう奮闘し、その姿に皇子はしだいに心開いていく。
そんな皇子との穏やかな日々に幸せを感じていたリュシーだが、ある日、毒を盛られて命を落とした……はずが、目を開けると、公爵令嬢として公爵家のベッドに横たわっていた。けれどその令嬢は、リュシーの死に因縁のある公爵の一人娘……。
望まぬ形で二度目の生を享けたリュシーと、その死に復讐を誓った皇子が、本当に望んでいた幸せを手に入れるまでのお話。
※本作は「小説家になろう」さん、「カクヨム」さんにも投稿しています。
※表紙画像はAIで作成したものです
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる