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30話 狂い狂わせ
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「クソッ!!あの魔法使い共は何処へ私を転移させたんだ…!」
真っ暗な空間で怒りを露にし、拳を握りしめていたのはジルファーだった。
ヴィーレに命じたのは、魔法使い達によって発動された転移魔法の転移先を、異空間へ変更すること。言わば転移した瞬間に私の手中に収まるように仕向けたのだ。
そしてルーヴィルによってジルファーの転移先は、彼の生み出した異空間へと変えられた。ルーヴィルによると、私が指を鳴らすことで、先程居た王城の裏側に出られるようになっているという。
私はジルファーの元へゆっくりと近付いて行く。
何も無い空間なだけに、コツ、コツ、と音がよく響いていた。
「だ、誰だ…?誰かいるのか!?」
「──ご機嫌いかがかしら?ジルファー殿下。」
「お…お前は……!」
私に気付いたジルファーは、少し後ずさった。
驚きよりも恐怖が勝っているような様子だ。この空間に閉じ込めたのが、私だと解ったからだろう。私がどれほどの力を持っているのかが想像できないが故に、恐れているようだ。全てルーヴィルの力なのだが…。
「こんな場所に私を閉じ込めて、何をする気だ…!私に恨みでもあるのか!?」
「恨み…、恨み…ねぇ……。仕方がないことだと割り切っていたけれど、こうして顔を見ると、『地獄に堕ちろ』と思ってしまうわね。ゼーファ様を亡き者にしようとしたことも、私は許していないもの。」
「なっ……!」
ジルファーが婚約破棄をした理由は、私が闇魔法使いだったから。その他の理由もあるだろうが、結局は闇魔法が原因だ。魔法適正は任意で決められる事ではない。故に私は、いずれ婚約の破棄或いは解消をされても、仕方がないことだと割り切っていた。
ジルファーの婚約者になるということは、王太子妃、つまりは次期王妃となる。私には荷が重いことだとも思っていたのだ。
しかし謂れも無い罪を着せ、罪人扱いした上で婚約を破棄するなど、さすがの私でも堪忍袋の緒が切れるというもの。
今まで全ての仕事を代わりに行い、できる限りジルファーの評価を下げないようにしていたにも拘わらず、この男は私の努力をあっさりと裏切った。元々そのような男だと理解していたが、どうしようもないほどに馬鹿だということを、再認識させられた。
とはいえ現在ゼーファ様に仕えている以上、目の前でガクガクと震えている憐れな男に、暴力を振るうことは許されない。
ゼーファ様は優しい方だ。逃げ出したジルファーを、傷付けず捕らえることを望んでいた。私ならばそれも可能だと思っているだろう。
「裏を返せば、『傷を付けなければ何をしても許される』……ということよね。」
「…は?お前は一体何を言っているんだ…?」
「っ…はははっ!」
「ッ!!?」
「……はぁ、思わず嗤ってしまったわ。王太子様が、目の前でこんなにも滑稽な姿をしているもの。有り得ないわよね、何時如何なる時も堂々としていた、あの王太子様が。」
常に笑顔を振り撒いて、貴族令嬢達を侍らせていたあの王太子様が、今はどのような様子だろうか。恐怖を抑えきれずに震え、それでも虚勢を張っている。
私を貶めた時とは違い過ぎて、本当に滑稽だ。
「貴様……狂っているのか…?」
「お前にだけは言われたくない。」
「ッ!!」
思わずかなり低い声で本音が漏れてしまった。それと同時に、無意識に魔力で圧までかけた。私のジルファーに対する怒りは、私自身が思っていた以上に強いものだったようだ。
一瞬とはいえ私の圧を受けたジルファーは、その場にへたりこんだ。
「……確かに私は人生を『狂わされた』わね、何処かの誰かさんに。だからその人の人生を狂わせても、お互い様よね。」
そう言って、私は一瞬だけ仮面を魔法で消し、髪色も元に戻した。本当に一瞬だ。そして直ぐに髪色を黒くし、仮面も付けた。ジルファーからすれば、瞬きの間に私がラリエットに見えただろう。だが見間違いだとも思えるようにした。
思惑通り、ジルファーは今見たものが現実なのか幻覚なのか、判断がついていない様子だ。
「──い、今……。」
「ゼーファ様は優しいけれど、私は優しくないのよ。でもあなたに傷を付けたら、ゼーファ様が悲しむ…。そこでいい事を思いついたわ。要は傷を付けなければ良いのよね?」
「な…何を言っている……?」
「私から、心を込めたプレゼントよ。」
「ま、待て!待ってくれ!!」
「あなたに拒否権はないわ。私からのプレゼントを『受け取る』以外に選択肢はないのよ。」
私はジルファーに闇魔法をかけた。するとジルファーは気を失ったように眠りに落ちた。
「夢の中で、地獄を味わうといいわ。」
指を鳴らして異空間の魔法を解除すると、王城の裏側へと戻ってきた。目の前にはルーヴィルが立っており、ジルファーは地面に転がっている。
「お、戻って来た。この様子は……、王子に闇魔法をかけたのか。」
「ええ。少し夢を見てもらっているわ。」
「『夢』…か。その程度で良かったのか?」
「死ぬよりも辛く苦しい夢を見させているわ。それにこの男には牢での生活が待っている。私としては満足よ。」
「ならいいが。」
「ルーヴィル、ありがとう。あなたがいたから、簡単に捕えることができたわ。」
「感謝されるようなことはしていないぜ。俺は主の命令を聞いただけだ。」
ルーヴィルは堂々としているが、それでいて少し嬉しそうにしている。
この後、ジルファーを兵士へと引渡し、私はゼーファ様と国王陛下に報告した。国王陛下の執務室にゼーファ様も居た為、説明は一回で済んだ。
私がジルファーを捕らえ、牢に入れられたところまで見届けた事を伝えると、二人は特に驚く様子もなく、寧ろ予想通りという表情をしていた。
ジルファーを逃がそうとした貴族と、加担した魔法使いも捕らえられたという。
──そうして翌日、何故か国王陛下から呼び出しがあった。
何かをした覚えは無いが、陛下からの呼び出しなのだ。きっと重要なことだろうと思っていたのだが……
「リエラ殿。ジルファーに一体何の魔法をかけたのだ?」
真っ暗な空間で怒りを露にし、拳を握りしめていたのはジルファーだった。
ヴィーレに命じたのは、魔法使い達によって発動された転移魔法の転移先を、異空間へ変更すること。言わば転移した瞬間に私の手中に収まるように仕向けたのだ。
そしてルーヴィルによってジルファーの転移先は、彼の生み出した異空間へと変えられた。ルーヴィルによると、私が指を鳴らすことで、先程居た王城の裏側に出られるようになっているという。
私はジルファーの元へゆっくりと近付いて行く。
何も無い空間なだけに、コツ、コツ、と音がよく響いていた。
「だ、誰だ…?誰かいるのか!?」
「──ご機嫌いかがかしら?ジルファー殿下。」
「お…お前は……!」
私に気付いたジルファーは、少し後ずさった。
驚きよりも恐怖が勝っているような様子だ。この空間に閉じ込めたのが、私だと解ったからだろう。私がどれほどの力を持っているのかが想像できないが故に、恐れているようだ。全てルーヴィルの力なのだが…。
「こんな場所に私を閉じ込めて、何をする気だ…!私に恨みでもあるのか!?」
「恨み…、恨み…ねぇ……。仕方がないことだと割り切っていたけれど、こうして顔を見ると、『地獄に堕ちろ』と思ってしまうわね。ゼーファ様を亡き者にしようとしたことも、私は許していないもの。」
「なっ……!」
ジルファーが婚約破棄をした理由は、私が闇魔法使いだったから。その他の理由もあるだろうが、結局は闇魔法が原因だ。魔法適正は任意で決められる事ではない。故に私は、いずれ婚約の破棄或いは解消をされても、仕方がないことだと割り切っていた。
ジルファーの婚約者になるということは、王太子妃、つまりは次期王妃となる。私には荷が重いことだとも思っていたのだ。
しかし謂れも無い罪を着せ、罪人扱いした上で婚約を破棄するなど、さすがの私でも堪忍袋の緒が切れるというもの。
今まで全ての仕事を代わりに行い、できる限りジルファーの評価を下げないようにしていたにも拘わらず、この男は私の努力をあっさりと裏切った。元々そのような男だと理解していたが、どうしようもないほどに馬鹿だということを、再認識させられた。
とはいえ現在ゼーファ様に仕えている以上、目の前でガクガクと震えている憐れな男に、暴力を振るうことは許されない。
ゼーファ様は優しい方だ。逃げ出したジルファーを、傷付けず捕らえることを望んでいた。私ならばそれも可能だと思っているだろう。
「裏を返せば、『傷を付けなければ何をしても許される』……ということよね。」
「…は?お前は一体何を言っているんだ…?」
「っ…はははっ!」
「ッ!!?」
「……はぁ、思わず嗤ってしまったわ。王太子様が、目の前でこんなにも滑稽な姿をしているもの。有り得ないわよね、何時如何なる時も堂々としていた、あの王太子様が。」
常に笑顔を振り撒いて、貴族令嬢達を侍らせていたあの王太子様が、今はどのような様子だろうか。恐怖を抑えきれずに震え、それでも虚勢を張っている。
私を貶めた時とは違い過ぎて、本当に滑稽だ。
「貴様……狂っているのか…?」
「お前にだけは言われたくない。」
「ッ!!」
思わずかなり低い声で本音が漏れてしまった。それと同時に、無意識に魔力で圧までかけた。私のジルファーに対する怒りは、私自身が思っていた以上に強いものだったようだ。
一瞬とはいえ私の圧を受けたジルファーは、その場にへたりこんだ。
「……確かに私は人生を『狂わされた』わね、何処かの誰かさんに。だからその人の人生を狂わせても、お互い様よね。」
そう言って、私は一瞬だけ仮面を魔法で消し、髪色も元に戻した。本当に一瞬だ。そして直ぐに髪色を黒くし、仮面も付けた。ジルファーからすれば、瞬きの間に私がラリエットに見えただろう。だが見間違いだとも思えるようにした。
思惑通り、ジルファーは今見たものが現実なのか幻覚なのか、判断がついていない様子だ。
「──い、今……。」
「ゼーファ様は優しいけれど、私は優しくないのよ。でもあなたに傷を付けたら、ゼーファ様が悲しむ…。そこでいい事を思いついたわ。要は傷を付けなければ良いのよね?」
「な…何を言っている……?」
「私から、心を込めたプレゼントよ。」
「ま、待て!待ってくれ!!」
「あなたに拒否権はないわ。私からのプレゼントを『受け取る』以外に選択肢はないのよ。」
私はジルファーに闇魔法をかけた。するとジルファーは気を失ったように眠りに落ちた。
「夢の中で、地獄を味わうといいわ。」
指を鳴らして異空間の魔法を解除すると、王城の裏側へと戻ってきた。目の前にはルーヴィルが立っており、ジルファーは地面に転がっている。
「お、戻って来た。この様子は……、王子に闇魔法をかけたのか。」
「ええ。少し夢を見てもらっているわ。」
「『夢』…か。その程度で良かったのか?」
「死ぬよりも辛く苦しい夢を見させているわ。それにこの男には牢での生活が待っている。私としては満足よ。」
「ならいいが。」
「ルーヴィル、ありがとう。あなたがいたから、簡単に捕えることができたわ。」
「感謝されるようなことはしていないぜ。俺は主の命令を聞いただけだ。」
ルーヴィルは堂々としているが、それでいて少し嬉しそうにしている。
この後、ジルファーを兵士へと引渡し、私はゼーファ様と国王陛下に報告した。国王陛下の執務室にゼーファ様も居た為、説明は一回で済んだ。
私がジルファーを捕らえ、牢に入れられたところまで見届けた事を伝えると、二人は特に驚く様子もなく、寧ろ予想通りという表情をしていた。
ジルファーを逃がそうとした貴族と、加担した魔法使いも捕らえられたという。
──そうして翌日、何故か国王陛下から呼び出しがあった。
何かをした覚えは無いが、陛下からの呼び出しなのだ。きっと重要なことだろうと思っていたのだが……
「リエラ殿。ジルファーに一体何の魔法をかけたのだ?」
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