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月の砂漠のかぐや姫 第324話
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「王柔殿・・・・・・」
羽磋には、王柔の言うことが理にかなっていることが、良くわかっていました。それでも、非情になって「わかりました。王柔殿がここに残ってください」と言うことは、やはり難しいようでした。
王柔は、羽磋の優しい心根を良く知っていましたから、「羽磋殿は決断を下すのに苦しむだろうな」と想像がついていました。そこで、王柔は羽磋の返事を待たずに自分が率先して動くことにしました。王柔は濃青色の球体に向かって、自分が残るので羽磋と理亜を地上に送ってほしいと頼むのでした。
「えっと、娘さんのお母さん。僕がここに残ります。理亜は娘さんの石像と会う必要がありますし、娘さんと戦っている男を止めるには羽磋殿が必要です。だから、どうしても二人共を地上に送りたいんです。小柄な二人なら何とかなりますよね」
「ああ、その二人ならな。娘のために必要なんだろう? ならば、残された力を振り絞って、送り届けてやろう」
「ありがとうございます。お願いしますっ」
王柔の考えたとおり、小柄な二人であれば、いまの傷ついた母親の力でも地上まで送り届けることはできそうです。
話は決まりました。であれば、一刻も早くそれを実行に移さなければいけません。
王柔は、まだ状況が良く飲み込めていない理亜の前にしゃがみ込むと、彼女の手を取って語り掛けました。
「良いかい、理亜。いまから、理亜がお母さんと呼んだあの濃青色の球体の力を借りて、理亜と羽磋殿を地上に送り返してもらう。その時には少しだけ変な感じがするかもしれないけど、心配いらないからね。そして、地上に戻ったら、母を待つ少女の奇岩と会うんだ。羽磋殿の言うことをよく聞いて、入れ替わっている心の半分を元に戻すんだよ」
「う、うん。羽磋殿の言うこと、良く聞くヨ。だけど、オージュは? 一緒じゃないノ?」
理亜本人は、自分の身体と心がどうなっているのかについて、はっきりと認識していません。ですから、王柔が話す内容をすべて理解できたわけではないのですが、これから自分と羽磋がお母さんの助けを借りて地上に戻してもらえるということは、わかりました。
そうすると王柔はどうするのだろうと、理亜は思いました。それは、彼女にとって王柔が傍にいるのが普通で、それがもっとも安心できる状態だったからでした。
「お母さんはいまとても疲れているから、一度に三人は無理なんだって。だけど、大丈夫。お母さんが元気になったら、僕も直ぐに地上に送ってもらうから」
もちろん、「母を待つ少女」の母親が変化した濃青色の球体の傷がこの後に回復するのかどうかなんて、王柔にわかるはずもありません。母親は「残された力を振り絞って、理亜と羽磋を地上に送り届ける」と話しているぐらいですから、二人を送った後に体力が回復するどころか、返って衰弱してしまう恐れも十分にあります。
それでも、理亜を安心させるためには、王柔は自分でも信じていないことを話して、にっこりと笑うしかありませんでした。
理亜は「直ぐに王柔も地上に送ってもらえる」と聞いて、安心した顔を見せました。理亜が落ち着いたことを確認すると、王柔は彼女の手を引いて羽磋の傍へ連れて行き、羽磋にその手を渡しました。
「・・・・・・よろしくお願いします、羽磋殿」
「・・・・・・わかりました、王柔殿」
理亜の前ですから、彼女を心配させるようなことは口にできません。王柔と羽磋が交わした言葉はたったこれだけだったのですが、その言葉が色々な思いが込められた重いものであることを、お互いが理解していました。
羽磋は王柔の顔を見つめてしっかりと頷くと、理亜の手を引いて濃青色の球体の前に立つように促しました。
気を使われているとは言え、やはり理亜も王柔と羽磋の様子から緊迫した空気感のようなものを感じ取ったのでしょう。ここに居る理亜は、理亜と由と言う二人の少女から心の穏やかな部分を集めた「物わかりの良い理亜」でしたが、羽磋が促すのに従って歩きながらも、しきりに王柔の方に振り返るのでした。
王柔は濃青色の球体から少し離れた所に立っていましたが、理亜が自分の方を見る度に、大きく頷いたり手を振ったりして、彼女を安心させてやらなければなりませんでした。
羽磋と理亜が近くに立つと、濃青色の球体の外殻に走るいくつもの割れ目がはっきりと認められ、そこから盛んに吹き出している煙のようなものの勢いが肌に感じられるようになりました。
このような不思議な存在を間近で見たことが無いのはもちろんなのですが、それでも羽磋は「やっぱり、濃青色の球体の傷は酷い。大丈夫だろうか」と思わずにはいられませんでした。
それでも、やるしかありません。地上に戻るには、それに、理亜の身体を元に戻すには、濃青色の球体の力を借りる以外に方法は無いのですから。
羽磋が心を決めて声を出そうとしたその時、ブルブルウンッと濃青色の球体の外殻が激しく振動し、割れ目から噴き出す煙が幾分少なくなりました。「母を待つ少女」の母親も、その時に備えてギュッと力を溜め始めたのです。
「少年よ! 地上へ送るのは、お前とその少女で良いのだなっ」
「はい、あ、すみません。少しだけ・・・・・・。もう、大丈夫です。お願いします!」
声を掛けられた羽磋は、ほんの少しだけ考えた後で、素早く濃青色の球体の前にしゃがみ込み、その下部から勢いよく流れ落ちている青い水を皮袋の中に納めました。急いで理亜の横に戻った羽磋は、彼女の手を握りながら力強く「お願いします」と声を発しました。
「よし、わかった。急ごう、地上にいるという娘のこと心配なのだ。よろしく頼む、少年!」
「母を待つ少女」の母親も、地上で男たちと戦っていると聞いた娘のことが心配で、それを止められるという羽磋を、一刻も早く無事に地上へ送り届けたいと思っていたのでした。
羽磋の声の響きが消える前に、彼女は「よろしく頼む」と叫び、その濃青色をした外殻を再び大きく震わせました。
そして、理亜と羽磋のことが心配で、ずっと彼らの様子を見つめていた王柔の視界から、フイッと二人の姿が消えました。一方で、濃青色の球体は、ブルブルと身体を振動させながら、その場に留まっています。王柔には、羽磋と理亜の姿をその内部に認めることはできませんが、濃青色の球体が内部の異世界に二人を飲み込んだに違いありません。
次の瞬間、これまで王柔が聞いたことのあるどの滝水の落下音よりも激しく、どの間欠泉の噴出音よりも鮮烈な音が鳴り響いたかと思うと、濃い青色の球体から一条の水柱が天井に向かって吹き出しました。
それは、シイイイイイッと音の尾を引きながら、地下世界に差し込む光の根源、天井に生じている亀裂に向かって、一直線に上っていくのでした。
羽磋には、王柔の言うことが理にかなっていることが、良くわかっていました。それでも、非情になって「わかりました。王柔殿がここに残ってください」と言うことは、やはり難しいようでした。
王柔は、羽磋の優しい心根を良く知っていましたから、「羽磋殿は決断を下すのに苦しむだろうな」と想像がついていました。そこで、王柔は羽磋の返事を待たずに自分が率先して動くことにしました。王柔は濃青色の球体に向かって、自分が残るので羽磋と理亜を地上に送ってほしいと頼むのでした。
「えっと、娘さんのお母さん。僕がここに残ります。理亜は娘さんの石像と会う必要がありますし、娘さんと戦っている男を止めるには羽磋殿が必要です。だから、どうしても二人共を地上に送りたいんです。小柄な二人なら何とかなりますよね」
「ああ、その二人ならな。娘のために必要なんだろう? ならば、残された力を振り絞って、送り届けてやろう」
「ありがとうございます。お願いしますっ」
王柔の考えたとおり、小柄な二人であれば、いまの傷ついた母親の力でも地上まで送り届けることはできそうです。
話は決まりました。であれば、一刻も早くそれを実行に移さなければいけません。
王柔は、まだ状況が良く飲み込めていない理亜の前にしゃがみ込むと、彼女の手を取って語り掛けました。
「良いかい、理亜。いまから、理亜がお母さんと呼んだあの濃青色の球体の力を借りて、理亜と羽磋殿を地上に送り返してもらう。その時には少しだけ変な感じがするかもしれないけど、心配いらないからね。そして、地上に戻ったら、母を待つ少女の奇岩と会うんだ。羽磋殿の言うことをよく聞いて、入れ替わっている心の半分を元に戻すんだよ」
「う、うん。羽磋殿の言うこと、良く聞くヨ。だけど、オージュは? 一緒じゃないノ?」
理亜本人は、自分の身体と心がどうなっているのかについて、はっきりと認識していません。ですから、王柔が話す内容をすべて理解できたわけではないのですが、これから自分と羽磋がお母さんの助けを借りて地上に戻してもらえるということは、わかりました。
そうすると王柔はどうするのだろうと、理亜は思いました。それは、彼女にとって王柔が傍にいるのが普通で、それがもっとも安心できる状態だったからでした。
「お母さんはいまとても疲れているから、一度に三人は無理なんだって。だけど、大丈夫。お母さんが元気になったら、僕も直ぐに地上に送ってもらうから」
もちろん、「母を待つ少女」の母親が変化した濃青色の球体の傷がこの後に回復するのかどうかなんて、王柔にわかるはずもありません。母親は「残された力を振り絞って、理亜と羽磋を地上に送り届ける」と話しているぐらいですから、二人を送った後に体力が回復するどころか、返って衰弱してしまう恐れも十分にあります。
それでも、理亜を安心させるためには、王柔は自分でも信じていないことを話して、にっこりと笑うしかありませんでした。
理亜は「直ぐに王柔も地上に送ってもらえる」と聞いて、安心した顔を見せました。理亜が落ち着いたことを確認すると、王柔は彼女の手を引いて羽磋の傍へ連れて行き、羽磋にその手を渡しました。
「・・・・・・よろしくお願いします、羽磋殿」
「・・・・・・わかりました、王柔殿」
理亜の前ですから、彼女を心配させるようなことは口にできません。王柔と羽磋が交わした言葉はたったこれだけだったのですが、その言葉が色々な思いが込められた重いものであることを、お互いが理解していました。
羽磋は王柔の顔を見つめてしっかりと頷くと、理亜の手を引いて濃青色の球体の前に立つように促しました。
気を使われているとは言え、やはり理亜も王柔と羽磋の様子から緊迫した空気感のようなものを感じ取ったのでしょう。ここに居る理亜は、理亜と由と言う二人の少女から心の穏やかな部分を集めた「物わかりの良い理亜」でしたが、羽磋が促すのに従って歩きながらも、しきりに王柔の方に振り返るのでした。
王柔は濃青色の球体から少し離れた所に立っていましたが、理亜が自分の方を見る度に、大きく頷いたり手を振ったりして、彼女を安心させてやらなければなりませんでした。
羽磋と理亜が近くに立つと、濃青色の球体の外殻に走るいくつもの割れ目がはっきりと認められ、そこから盛んに吹き出している煙のようなものの勢いが肌に感じられるようになりました。
このような不思議な存在を間近で見たことが無いのはもちろんなのですが、それでも羽磋は「やっぱり、濃青色の球体の傷は酷い。大丈夫だろうか」と思わずにはいられませんでした。
それでも、やるしかありません。地上に戻るには、それに、理亜の身体を元に戻すには、濃青色の球体の力を借りる以外に方法は無いのですから。
羽磋が心を決めて声を出そうとしたその時、ブルブルウンッと濃青色の球体の外殻が激しく振動し、割れ目から噴き出す煙が幾分少なくなりました。「母を待つ少女」の母親も、その時に備えてギュッと力を溜め始めたのです。
「少年よ! 地上へ送るのは、お前とその少女で良いのだなっ」
「はい、あ、すみません。少しだけ・・・・・・。もう、大丈夫です。お願いします!」
声を掛けられた羽磋は、ほんの少しだけ考えた後で、素早く濃青色の球体の前にしゃがみ込み、その下部から勢いよく流れ落ちている青い水を皮袋の中に納めました。急いで理亜の横に戻った羽磋は、彼女の手を握りながら力強く「お願いします」と声を発しました。
「よし、わかった。急ごう、地上にいるという娘のこと心配なのだ。よろしく頼む、少年!」
「母を待つ少女」の母親も、地上で男たちと戦っていると聞いた娘のことが心配で、それを止められるという羽磋を、一刻も早く無事に地上へ送り届けたいと思っていたのでした。
羽磋の声の響きが消える前に、彼女は「よろしく頼む」と叫び、その濃青色をした外殻を再び大きく震わせました。
そして、理亜と羽磋のことが心配で、ずっと彼らの様子を見つめていた王柔の視界から、フイッと二人の姿が消えました。一方で、濃青色の球体は、ブルブルと身体を振動させながら、その場に留まっています。王柔には、羽磋と理亜の姿をその内部に認めることはできませんが、濃青色の球体が内部の異世界に二人を飲み込んだに違いありません。
次の瞬間、これまで王柔が聞いたことのあるどの滝水の落下音よりも激しく、どの間欠泉の噴出音よりも鮮烈な音が鳴り響いたかと思うと、濃い青色の球体から一条の水柱が天井に向かって吹き出しました。
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