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後日談
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「ラシェル、懺悔してもいいだろか」
この男はまた何を言い出すのか。
まさか、避妊薬以外にも秘密ごとがあったのかしら。
「なぁに?」
「本当は嫉妬した」
「? 誰によ」
「お前の赤ん坊に」
???
存在すらしていないのですけど。
「だってよく考えてみろ。十月十日という長い時間をラシェルと一心同体で生きられるんだぞ!?」
「……はあ?」
そりゃあ、母親のお腹の中にいるから一心同体ね?でも、それが何?
変態寄りの思考は時々意味不明。
「生まれてからもいつも抱っこしてもらって、下の世話や入浴の介助まで24時間つきっきり!挙げ句の果てには俺の大切なラシェルの美乳まで奪いやがる!!
お前の体に触れていいのは俺だけなのにっ!」
わお。本当に嫉妬しているらしい。ちなみに私の胸は私の物です。
「……せめて女の子なら……だが、俺にそっくりな男の子だったら?絶対にマザコンになって俺との取り合いになる!そしたらラシェルは子供の味方だろう!?」
まあ、何とも想像力が豊かですこと。何年先まで妄想を繰り広げているのかしら。
「じゃあ、女の子ならお父さんが大好きな子になって私がヤキモチを焼くのかも」
「……ラシェルが嫉妬?」
「どうかしら。そういうことを考えるのも楽しいわね」
たぶん、というか絶対に私は嫉妬しないと思うけど。
「ゔっ!……だが、まだ駄目だ。このままでは息子に嫉妬する駄目な父親になってしまう!」
「赤ちゃんが出来たらお腹に話し掛けてあげるといいのですって。
『元気に生まれてね』『早く会いたいよ』
そうやって毎日お話してたら、きっと生まれた時に嬉しくて堪らないと思うわ。
ね?未来のパパ」
「……パパ……くっ、いい響きだ」
「貴方は優しいパパになると思うわ。楽しみね」
いや、だがしかし、とぶちぶち言ってるけど、これは後もうひと押しかな?
まあ、ディオンの覚悟が決まるのをのんびりと待ちましょう。
この男はまた何を言い出すのか。
まさか、避妊薬以外にも秘密ごとがあったのかしら。
「なぁに?」
「本当は嫉妬した」
「? 誰によ」
「お前の赤ん坊に」
???
存在すらしていないのですけど。
「だってよく考えてみろ。十月十日という長い時間をラシェルと一心同体で生きられるんだぞ!?」
「……はあ?」
そりゃあ、母親のお腹の中にいるから一心同体ね?でも、それが何?
変態寄りの思考は時々意味不明。
「生まれてからもいつも抱っこしてもらって、下の世話や入浴の介助まで24時間つきっきり!挙げ句の果てには俺の大切なラシェルの美乳まで奪いやがる!!
お前の体に触れていいのは俺だけなのにっ!」
わお。本当に嫉妬しているらしい。ちなみに私の胸は私の物です。
「……せめて女の子なら……だが、俺にそっくりな男の子だったら?絶対にマザコンになって俺との取り合いになる!そしたらラシェルは子供の味方だろう!?」
まあ、何とも想像力が豊かですこと。何年先まで妄想を繰り広げているのかしら。
「じゃあ、女の子ならお父さんが大好きな子になって私がヤキモチを焼くのかも」
「……ラシェルが嫉妬?」
「どうかしら。そういうことを考えるのも楽しいわね」
たぶん、というか絶対に私は嫉妬しないと思うけど。
「ゔっ!……だが、まだ駄目だ。このままでは息子に嫉妬する駄目な父親になってしまう!」
「赤ちゃんが出来たらお腹に話し掛けてあげるといいのですって。
『元気に生まれてね』『早く会いたいよ』
そうやって毎日お話してたら、きっと生まれた時に嬉しくて堪らないと思うわ。
ね?未来のパパ」
「……パパ……くっ、いい響きだ」
「貴方は優しいパパになると思うわ。楽しみね」
いや、だがしかし、とぶちぶち言ってるけど、これは後もうひと押しかな?
まあ、ディオンの覚悟が決まるのをのんびりと待ちましょう。
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